四国タイムズ  
被爆国の日本だからこそ
『原発ゼロ』
原発利権を貧るは
『亡国への道』
『へらこい県民性会議』
浜田恵造会長に香川県知事をやめてもらいましょう
宮本欣貞氏に県会議員をやめてもらいましょう
水本勝規氏に県会議員をやめてもらいましょう
西川昭吾氏に県会議員をやめてもらいましょう
財団法人 日本武道振興会
青少年育成活動・更生保護事業・難民救済活動
もう一度その芽をのばすやさしい目
ふれあいと対話が築く明るい社会
協同組合香川県健全企業振興会
株式会社 郷水工業
もうひとつふるさと見つけた森と湖
地球環境の保全をみんなで考えよう

現政権の百地三太夫  我が国の“黒幕”は麻生太郎

悪の枢軸六人衆、そのひとりは、あえなく陥落した。
誰あろう、世耕官房副長官、その人だった!
世耕官房副長官は、我がタイムズの前に、『戦意喪失』!


 これまでは、一番、気勢をあげていたのが世耕官房副長官であった。

  曰く、
『私にとって、(四国)タイムズは恐るるに足らず! いつでもかかってきなさい』、といって、ひとり挑発を仕掛けてきた。

また、本紙がすっぱ抜いた、官邸におけるNHK有名キャスター呼びつけ恫喝事件においては、籾井NHK会長がキャスターを怒鳴りつける、というか恫喝している氏に、キャスターに向けて不敵な笑いを浮かべていたのが、他ならぬ、世耕官房副長官なのである。さらには、こんな暴言ともいうべき言葉すら吐いているのだ。

リオンの咆哮 小泉純一郎元首相 小泉進次朗衆院議員『リオンがなんぼのものなのかな? 今の我が政権には向かうということがどういうことなのか、長い間政界を離れていたから判らなくなっているんじゃないですかね? 

いやいや、錆び付いては、いかに怜悧な名刀でもこれ、役立たず、ってなもんでして(笑)』、ときた。
身の程知らずというべきか、これはいけない、完全にアウト! であろう。
ここまで傍若無人だった、世耕官房副長官が、まるで人が変わったように豹変してしまった。
今やこんなことを口走っているという。

『ああ、タイムズ恐るべし! タイムズの長い歴史の重みを私は甘く見ていたようだ。
私の政治歴よりも長いタイムズ、あの切れ味抜群の名刀に逆らいとうない…』、隣で借りてきた猫のような状態になっているという。

このいきなりの変わりように誰もが、ビックリすると共に、呆れてもいるようだ。
「安倍総理と」二人三脚で頑張ります!といっていたのは、誰だったのか、聞いて呆れるぜ」、とこんな声が与党からも上がってきているのだ。

「これは、タイムズの情報力に世耕官房副長官が完全に舌を巻いたということです」、 と語るのは、政界事情通。

政界事情通は、ハッキリとこういう。
「リオンの立ち上がりは、もう目前、そう、タイムズだけには漏らした新党旗揚げにしても、もう目前なんです!どえらいサプライズ。この勢いともう一方で見せつけられるタイムズの千里眼に、完全に打ちのめされた感じですね!」。

この見方は、まず間違っていないであろう。現実そのものをズバリ言い当てているといっていい。そこで世耕官房副長官は、このところ落ち着かなく、本紙が鋭く言い当てた『悪の枢軸六人衆』、からも、一歩退くような状況になっているという。

悪の枢軸最右翼、そして先鋒の気は完全にそがれた!

政界事情通が言うように、リオン党の結党はもはや目前となっている。
(※この記事が読者のもとに届く頃には、その世紀のサプライズはすでに現実のものになってるかもしれない)これは本紙のみぞ知る、大変な事実なのだ。
いや、本紙だけに赦された報道といってもいい。それは当然なのだ。

「リオン党というのは、いわば、サムライ川上氏との連携があって初めて成り立つ政党だからです  これまでリオンやジュニアの肉声がリアルタイムで掲載せられてきたのは、タイムズだけ! それができたのはなぜか、リオンが吾が組むことのできる男は、サムライのみぞ! と宣言しているからなんです。
これぞ神髄!」。

政界事情通はいう。
それも実に客観的に、である。その通りなのだ。
「このリオン党結党も、世耕官房副長官にとっては大きな大きな自信喪失の原因なんです!」(同)。

なるほど、リオン、サムライ、そして本紙、この一大勢力の動きを、世耕官房副長官はしっかりと認めたに違いない。そして、目先を見るのに機敏な人である、その世耕官房副長官は目敏く、もう負けだ!=Aと悟ったに違いないのである。
 
その証拠は確かにあるのだ。
「あるとき、世耕官房副長官は、『完敗だ、サムライの持っていた名刀は決して錆びちゃいなかった、そして、そのサムライと全面的信頼関係にある、リオンは、本気で新党を立ち上げる…。サムライとリオン――。 これには完敗だ、今の我々の布陣では必ず負ける…』、と漏らしたのです。それをしかと聞いたものがいるのです」(政界事情通)。

ここに、悪の枢軸六人衆の一角、それも最右翼が崩れた!

世耕官房副長官を継ぐ、杉田氏!自ら買って出た先鋒
『命をかけてこの役をやり遂げます!』

しかし、だからといって、悪の枢軸がこのまま、はい、降参=Aとばかりに白旗を揚げるわけではない。一筋縄ではいかないのが、この悪の枢軸の悪の枢軸たるゆえんなのだ。

世耕官房副長官が、これまでは、悪の枢軸を引っ張る先鋒だったわけだが、それが崩れた。そうなると、これからは誰がその先鋒を務めて斬り込んでいくのであろうか?杉田官房副長官 安倍晋三首相 麻生太郎副総理

「それは、杉田官房副長官なのです。杉田氏は、世耕官房副長官が事実上、折れてしまったのを受けて、自ら先鋒を志願しました。

『この杉田、世耕副長官の仇を取り、さらに先鋒を務めさせて戴きます!』、
と、立候補したのです。まるで、在りし日の特攻隊のように、自ら手を挙げて、あの誰にも知られない官邸内の秘密の小部屋で、このように志願したのです。
杉田氏はこうも言ったのです。

『私はこの役を務めさせて戴くために、この命を今、ハッキリと総理と副総理に捧げることを誓います!』、
端で聞いているのが恥ずかしくなるような時代的な台詞ですが、この言葉を杉田氏が発した直後、悪の枢軸六人衆の間には、盛大な拍手が起きたのです! 
いくら秘密の小部屋といっても、その盛大な拍手の音は、外に漏れ伝わりました。そして、官邸にいた首相番記者は、その拍手の異様な音にしばらく茫然自失としていたのです。

杉田氏は、最後にこう結んでいます。
『四国方面は私にまかせてください。いや、是非任させて欲しい。
あのサムライの、あのサムライの、KUBI≠討ち取るのは私しかできません。
(四国)タイムズにガサをかけてやりますよ!一気に!そして、サムライを私の掌に乗せてやります!』、こう言って怪気炎を上げているのです。なんとも生々しい話ですが、彼らはこれくらいに、いま、焦りに焦っているのです」(政界事情通)。

ああ、悪の枢軸は、今や本当の悪魔になって、我が国の背骨を曲がるところまで曲げようとしているのだ!

不気味で過激な事件が相次ぐ! 杉田先鋒のなりふり構わない奇襲に屈するな!
真の黒幕は誰か? ああ、やんごとなきお方にまでその魔手を伸ばすか!

首長の逮捕、そして、リオン政経研究所の立ち上げ、そして、リオン党の結党、立ち上げ、政界に打って出る!
 
これが、リオン、サムライ黄金ラインのいわゆる黄金律≠ネのである。この黄金律を悪の枢軸は完膚なきまでに叩きつぶそうとしているのだ。
そしてその先鋒に新しく、世耕官房副長官の代わりに、杉田氏を起用した。杉田氏は警察庁上がりである。警察権力を使った強引な腕力はお手の物であろう。

「警察権力を使ってならば、なんでもやるよ、と、杉田氏はいつも言っているそうです。
世耕官房副長官はそのような手を使わなかっただけに、杉田氏の動きは確かに要注意ですね。 杉田氏が先鋒を務めるようになってからというもの、過激な事件が相次いでいることは確かです。

たとえば、リオンのお膝もと、横須賀における、リオン関係の極秘会談の真っ最中、タイムズ既報のM者という男が、いきなり中型の単車で、治外法権地域に突っ込んできたという事件が起きました。
この事件はあえて表向きにはしませんでしたが、突っ込んできたMは、捕縛されたとき、おもむろに自分の舌を噛み切ろうとした、というこんなとんでもない場面まであったのです。

また、これは絶対に先書きしておかなければならないのですが、高松にある、コーエイ≠ネる会社は、杉田支配下における国のキリングマシーン(殺人機械)カンパニー≠ナす。

サムライのお膝元にこんな会社があるとは!
悪の枢軸の抵抗は、ここまで醜悪でしかもなりふり構わないのです。これではやんごとなきお方も嘆いておられます」(政界事情通)。
本紙も、サムライも、またリオンも悪の枢軸のいいようにはさせるつもりはない!
「黒幕は麻生太郎です。麻生太郎はついに、やんごとなきお方にまで、その魔の手を伸ばしつつあるのです!」、その山場は、ズバリ昭和の日、つまり、天皇誕生日だという。本紙は、この山場を超えたところで発刊することになるのだ。

さあ、ついにその姿を全貌を見せた悪の枢軸、もう我々は後ろを見ない!

『核廃棄物処理の島』

〜直島と寺島〜(短期連載そのV)

(――前号からの寺島&ィ語――)

三菱グループは、いつの時代においても、我が国の原子力事業の核を担っている。特に、三菱原子力工業や先に登場した三菱原子燃料などは、その枢軸である。

原子力発電所のプラントメーカーとしては、東芝、日立製作所、あるいは米国GE社などが有名であるが、昨年(二〇〇四年)死亡事故が発生した関西電力美浜原発3基や、四国電力伊方原発3基など、全国で実に23基ものプラントを稼働させている(二〇〇五年五月時点)。この数は、全く莫迦に出来ない。

原発イコール悪、という短絡は極力しないようにしているつもりであるが、少なくともイコール危険(を孕む)物(もの)、という考え方については、よしんば、これまでの原発に関わる典型的事例を持ち出したとしても、なんら妨げるものは、ない。

そこで、我が国に23という数を擁しているのである。これはある意味、原発に対する、三菱(スリーダイヤモンド)のアッピールほかならない、と私は思った。
それだけ、この分野に力点を置いている企業グループが、これを手掛ける上で最も厄介なプロセスに対してなんら手を打たないはずはないのである。それはつまり、使用済み核燃料の廃棄、というプロセスのことである。

そして件の直島精錬所の主たる三菱マテリアルの如きは、グループ内で唯一、環境・エネルギー研究所なる核燃料がらみの部署を持っており、そこではなんと、『燃料加工、放射性廃棄物の処理処分など原子燃料リサイクル分野全般の研究開発を行っています』(※三菱グループにおける原子力事業についてのホームページから引用)という記述があるのだ。

実はこの、原子燃料リサイクル分野全般の研究開発=Aなる極めて局地的で、専門性の高い、狭隘なる事業セグメントを担っているのは、雲の如き巨大なる三菱グループのなかにおいても、同社同部署だけなのである。
この事実は俄然、注目に値する。だからこそ、この直島、イヤイヤ、正確に指摘するならば、直島の癌=Aもしくは、直島の胎児=Aコト、寺島を、その特異な事業を行う起点として、泥金粉をタップリ塗した白羽の矢を突き立てた!

「人でなしの計画や、儂の愛した島は、もはやゴジャになって(出鱈目な状態になって)しもうたんや…」。兼元氏は虚空を見つめながら呟いた。その人でなしの業をわざわざ意図的に看過したのが、他ならぬ、婿、一口に婿と言ったって、我が国の権力の頂に佇立する人物である。言葉を換えれば、ほんの僅かな人間だけが登攀できるピークを征服してしまった人物なのである。

松尾邦弘元検事総長平成十五年の師走のある日、松尾氏は、義父にこう言った。
その日、松尾氏は、本当に久方ぶりに妻の実家、つまり、直島に渡っていた。ただ、本人にとっては決して愉しい帰省ではなかったはずである。これまで、幾度となく聞かされた、義父が体を張った提言=Aには、意図的に耳を塞ぎ、一方では、苦心惨憺して書き上げた訴状には、敢えて目を閉じた。
もちろん、それらに対しての意見など述べることなく、終止、この問題については口を瞑ってきた。つまりは、露骨なる無視を決め込んでいたのである。


この余りにも明確な婿の行為に、敏感な義父が気付かないわけはない。しかし、松尾氏は、身内の地元に対する衷情などよりも、我が職掌が常日頃から遵守せねばならない、図抜けた大義名分、国体の護持=Aを優先させなければならなかったのだ。

『しょうがなかったのだ…』。
松尾氏は、擦れたような、声ともつかない空気の振動を漏らした。

『それでも、最後に言っておかなければならない…』。
松尾氏は、決意のほどを隠そうともせずに、今度は兼元氏を真正面から見つめた。
「…足かけェ、そうですね、四年近くなりますか? フン、フン…」。一人頷きながら、話し出した。こうして、合点を繰り返しながら話すのが、松尾氏の癖なのだ。

「お義父(とう)さん、長きに渡って本当にご苦労なことだったと思います…。私の方は、結局、全然力になれなくて…」。

こう言いながら、松尾氏は、もう半世紀も前のことを、まるで脳髄が突然、フラッシュバックを発生させたかのような感覚を伴いながら、思い出していた。そのフラッシュの中の松尾氏は、三年の間着古した中学校の詰め襟制服を着ていた。顔、体躯共に細身なのはその時から変わらないが、頭(髪型?)の方はいわゆる、ボウズ刈り=Aだった。特段珍しくもない。当時の中学生男子は皆、この頭だったのだ。松尾少年は、神妙な顔をしてこう切り出した。
『叔父さん、長い間、とはいっても、ボクにとってはあっという間でしたが、とにかく有難う御座いました…』。

この台詞に相手が何と言い返したか…、恐らく、『高校になってもがんばれよ』、などという常套句か、或いは、『私達が何かをした、というわけじゃない。頑張ったのは邦ちゃんじゃないか…』などという謙遜した言い回しを言われたのだとは思うが、それは定かではない。そういうことはどうでもいいのだ。問題なのは、相手の返答などではなく、その時、松尾少年の心の片隅に痼ってさらにこびり付いていた悔恨の思いであった。

『しようがなかったのだ…』。
少年は、その痼りを、この先々も敢えて無視することに決めた。無視でもしなければ、いつまで経ってもこの鬱陶しい悔恨の念想など消え去りはしないはずなのだ。その痼り、というのは何であったか?当時、都内において、公立ではあるが、優秀なること群を抜いていたのが目黒第二中学という目黒区内の中学校であった。

いまでこそ優秀中学というのは、私立(これは、都内など大都市圏に限ったことなのかもしれない)、だと、相場は決まっているようであるが、当時(昭和三〇年前半)は、慶応や、学習院などのほんの一握りの私学中学を除いて、その優秀さにかけては、公立中学の方が圧倒的に格上だったようである。戦後十年足らずで、義務教育の中学において、すでに優秀だの、そうではないとの、格差=Aがあったというのは驚きであるが、各小学校の、出来る子=Aは挙って優秀といわれる公立中学で学びたい、と思っていたようである。

松尾少年もその、出来る子=Aのうちの一人だった。そのうえ、その、出来る子′Qのなかでも、優秀中学に入って、レベルの高い勉強をしたいという思いを最も強く持っている一人であった。つまりは、その頃から、この少年は、ある意味での、エリート意識=Aを申し分のない程度に具備していたと思われる。

ただ、松尾少年の、このエリート意識=Aを満喫させるためには、その時点では障壁があった。自分が住んでいた地域(学区)には、優秀なる中学校がなかったのである。一番近い優秀校が、その当時、都内で最も優秀だといわれていた目黒第二中学だった。松尾少年は、この中学に絶対に入学しなければならない、と思った。しかし、学区という、線引きが厳然たる壁となって立ち塞がっていた。

『目黒二中なんて、ここ(上馬)からだったら、いくらでも通える距離なのになァ…』。少年は、納得度の低いお仕着せのその学区なる制度を憎悪した。大袈裟ではなく実際に憎悪したのだ。類い希なエリート意識と共に、自分にとって理不尽だと思われることに対しては、絶対に従わない、それどころか、その在り方を憎みさえする。この、検事(検察官)が絶対に備えなければならない、二大要素を、松尾少年はこの頃から過不足なく体得していた。

そして最終的に、そこから、目黒二中への越境入学、という一本のバイパスを見出し、早速それを疾走することに決めたのだ。つまりは、『偽装越境』、を考案して、さらにそれを実行することによって同中学に通うこととしたのだ。

エリート意識、自己中心的な観点から導き出された理不尽な現象に対しての嫌悪(憎悪)、これを検事を構成する二大要件だとするならば、これらを無敵なまでに強化するために必要なのが、目的を達成するための飽くなき追究と眼前に迫った隘路を抜けきるためのティクニックの考案、捻出ということになろう。

夥しい形容句を並べ立ててしまったが、松尾少年のこの時における、『偽装越境』こそ、まさしく検事としての二大要件、を強化するための条件を体現した行為であったといえる。松尾少年の自宅は、同中学の学区とは全く異なる世田谷区上馬にあった。松尾少年は、如何なることがあっても目黒二中に通いたかった。

それで、たまたま目黒区内に済んでいた叔父の、養子=Aに成りすまして、胸を張って、念願の目黒第二中学校生となったのである。

私は、この挿話をある関係者や松尾少年の同級生から聞いて、思わず唸ってしまった。中学入学といえば、一五才である。その年から、全て自分の判断で、『偽装越境』、のプランを立て、それを実行する、というのは、ナカナカできるものじゃない。

検事という人種は、『言い換えると、策士、もうちょっと踏み込むと、ペテン師、になる』、といって、一人笑?しながら、私に話してくれた検事がいたが、まさしくそれだ、と思った。言い得て妙で、面白い表現であるが、聞いたときは、さすがに、『極端過ぎやしないかね?』、と内心、首を捻っていた。しかし、この松尾少年の話は、その検事が言った指摘そのものだと思った。この歳でこれだけの芸当が出来るのだから、彼は、年少時より、検事になるべくしてなることが定められていたのだな、と思ったりもした。

松尾少年は、目黒第二中学に進学したが、それでも在学中から、多少の後ろめたさは残っていた。目的達成のためならなりふり構わずにそれに向かって邁進する、それはそれでいい。しかし、そのために自分は、自宅やアイデンティティーまで、『偽装』、してしまった。それが彼の心の痼りとなってやがては宿ってしまった。その痼りの存在を決定的にしたのが、中学三年の時に務めた生徒会副会長の時に言われた言葉である。

「オマエは、入学したときから、法を犯しているな」、冗談交じりでそう言われた。その言葉を投げつけたのは、会長を務めていた齋藤博だった。齋藤は、特段、松尾少年に悪意があってそう言ったわけではなかった。「ただの冗談」のはずだった。しかし、松尾少年には、その指摘が、殊更、傷みを伴って響いた。

『法を犯した…』。その台詞の持つ殺傷力は、予想以上に強かった。
松尾少年の心の中の痼りは、その時、ひとつの翳となって着床してしまった。
しかし、中学生活はもう後半のまた後半にさしかかっていた。
今さらどうにもなるものでもない。

『仕様がなかったんだ…』。
松尾少年は、それから、これも都立の名門、戸山高校に進学した。

寺島を候補地にセレモニー 直島の核燃廃棄最終処理に軸足

セレモニーの意味とは?
「規模は小さくても良いから、形だけでもすませる儀式」
と、ヤフー知恵袋にある。

麻生副総理の念願である原発再稼働が、いよいよ具体化にさしかかった。

まず、4月28日付四国新聞から真相を確かめてみよう。

《原発から出る核のごみ(高レベル放射性廃棄物)に関し、政府が政策を直接説明し、早期に最終処分場を建設する必要性を国民に訴えるシンポジウムを、5〜6月に原発を持つ電力9社の本店がある全国9都市で開催することが27日、関係者への取材で分かった。

7月以降は、少人数制の対話形式で意見を聞く機会も検討している。
政府は5月中に最終処分に関する国の基本方針を改定。
将来的には「科学的な有望地」を提示した後、全国の複数の候補地に調査の受け入れを要請する方針で……》

浜田知事の出番である。

香川県警の捜査放棄と冤罪捜査(その145)

〜記事削除〜



醜き検察の実態を曝く!  極秘文書入手! シリーズV

極秘文書入手! シリーズV ああ、ブラックとはこのことか!
ある文書に、あの佐々木元検事のことが記されていた!

鈴木芳夫元検事長 佐々木茂夫元検事長 三井環元公安部長これは、ある『極秘文書』からの抜粋である。
ここで極秘文書の正体を明かすわけにはいかない。
しかし、この内容はどうだ。すでにいわゆる検察の闇を見事についているではないか!



【溺れたプライド 佐々木茂夫大阪地検検事正の場合】

(解説)佐々木氏は、三井環元大阪高検公安部長の事件における主任検事である。
同事件については後の章において私の目から見たところから詳細を綴りますが、コトこの佐々木氏の場合は同事件の中でも異形の動きを見せたのでここに独立して記します。  

疑惑の佐々木茂夫氏の大豪邸三井氏の場合は事件をでっち上げられた部分が多いのですが、そのでっち上げの指示をこの佐々木氏がしていたことがまず判っている。

その上に、佐々木氏は、でっち上げに荷担した暴力団(!)を通じて資財を貯め、故郷は香川県香川町に両親が住む大きな邸宅を建築した。



【みなと横浜、前任地に残してきた禍根 鈴木芳夫高松高検検事長の場合】

(解説)上記、鈴木芳夫氏が横浜地検検事正だった2004年2月、地元葉山町で『下水道疑獄』なる事件が発生した。有力な告発があり、都心に近い高級リゾートで知られる葉山町の役場ぐるみの利権狩猟が明るみになりそうになったが、この事件を受けた横浜地検はどういうわけかこれを封印してしまった。これは同地検の主席であった鈴木検事正の指令=Aであったことが事件当事者の証言から判明した。

何故、有力地検の検事正ともあろう人物がそこにある行政悪を闇に葬ったのか?その探索の結果、この事件を闇に放り込まなければならない、検事正の事情が浮かび上がってきた。


【賄い付きの権力 〜「花月会」での宴〜】

(解説)知る人ぞ知る検察という特殊な業界の最大のタニマチがこの花月会なるものだ。花月というのは、大阪は御堂筋のど真ん中にある小料理屋。

ここに毎日、検察官が集う。そして夕餉の膳を食い荒らす。
一兵卒の時代からここでの賄い≠ノ慣れきり、そこは恰も彼らの下宿のようである。しかしここの小料理屋の正体はもっと凄まじい。歴代検事総長候補者が無警戒に集まっては事件の匙加減まで鳩首会議をする、恐るべき彼らのサロンなのだ。歴代の検察主流派はみなここの賄いの世話になっている。

そしてここの費用を受け持っているのが、実は住友グループという仮面を被ったアングラ人脈だった。費用を受け持った一人は、「ここは検察官の無警戒ぶりを肌で感じられる唯一無比の場所」と言った。

「核兵器」と「原発」の違い

「原発テロ」は原子爆弾モンスターと同じ

《米ニューヨークの国連本部で開かれている核拡散防止条約再検討会議で1日、広島市の松井一実市長と長崎市の田上富久市長が演説し「核兵器廃絶に向けて前進を」と各国政府に訴えた。》 これは5月2日付四国新聞。

そして、「金正恩氏私邸近くにミサイル施設」「自ら発射指揮を意図が」と見出しの記事が5月5日にあった。  戦後70年を迎えた四国新聞の記事である。  

また四国新聞の5月4日付には、こんな記事もある。
《政府は今月、原発から出る核のごみ(高レベル放射性廃棄物)の最終処分に関する基本方針を7年ぶりに改定する。これまでは公募方式で、自治体が処分地に名乗りを上げても住民の反対で頓挫した経験を踏まえ、政府が「科学的有望地」を示した上で、全国の複数の自治体に調査を申し入れる仕組みを導入する》

なんのことはない、「原爆の核兵器」も「発電用の原発」も原料は同じ放射能だ。

安倍首相の黒幕に注目 麻生副総理とモンスターの存在

さらに、四国新聞の5月4日付を続けてみよう。
《処分地探しは、電力会社でつくる原子力発電環境整備機構に任せきりで見つからず、原発は「トイレのないマンション」と批判されてきた。夏以降に再稼働を控え、国主導で候補地選びを加速させる》

とうとう、「原発モンスター」の全容が現れそうである。 実弟の麻生泰氏 麻生太郎副総理 

ここで、原発再稼働を企てる麻生太郎副総理の真の姿を浮かび上がらせてみよう。

本紙川上は本気である。  一度の命、後藤健二さんではないが殺される前にやることはあるはずだ。

インターネットで、こんな記事を見つけた。

「異例人事! 麻生財務相の実弟が九州財界会長に就任の舞台裏」
《黒いボルサリーノの帽子と黒のロングコート姿で外交に臨み、「ギャングスタイル」と海外メディアを驚かせた麻生太郎・副総理兼財務相(72)。

こんどは、実弟が九州財界のトップに座ることになり、またまた世間を騒がせた。 九州・山口地区の地方経済団体である九州経済連合会の次の会長に、麻生太郎氏の実弟で麻生グループ代表の麻生泰氏(66)が就く。

2009年から会長の椅子にあった松尾新吾・九州電力相談役(74)は退任する。
6月の総会で正式に決定する》

そうなのか、麻生太郎氏と九州経済連合会の会長に6月の総会で就任する麻生泰氏は、兄弟だったのか。本紙の追及に、焦りに焦った原発モンスターが、全容の構造的姿を現すはずだ。

本紙川上は、原発モンスターの関係者にも言いたい。

「鹿児島・川内原発近くで数か月内の大規模地震を懸念」と東大村井名誉教授が見通した。また、5月6日夜には「箱根山では、大涌谷から神山付近の浅い場所を震源とする火山性地震が先月以降、150回近く観測されています」とのNHKニュースも流された。  

要するに、日本本土はユーラシア大陸から火山活動しながら移動しているのである。  
ここで落ち着いて想像してみてください。現実にドローンが官邸の屋上に落下していた事実を認め、イスラム国がドローンを悪用してテロを断行したイメージを。

平成27年4月8日付東京新聞さて、イメージを深めるため用意した平成27年4月5日付東京新聞を注意深く読んで欲しい、理解できるはずだ。

「原発攻撃被害 84年に極秘研究」
「被ばく死 最悪1,8万人」
「外務省 反対運動恐れ公表せず」

《国内の原発が戦争やテロなどで攻撃を受けた場合の被害予測を、外務場が一九八四(昭和五十九)年、極秘に研究していたことが分かった。


三菱マテリアルの直島・寺島原子炉格納容器が破壊され、大量の放射能物質が漏れ出した場合、最悪のシナリオとして急性被ばくで一万八千人が亡くなり、原発の約八十六`圏が居住不能になると試算していた。

研究では東京電力福島第一原発事故と同じ全電源喪失も想定していたが、反原発運動が広がることを懸念し公表されなかった》

防災工事のダンピング?!

佐々木施工管理士会長の適格を問う

平成4年1月に創刊した四国タイムズのデビュー戦は、何といっても「白鳥町談合事件」である。 香川県警のU警備部長が、「談合金の流れない談合は、捜査に着手しない統一見解が日本にはあるのですよ」と教えてくれたので、本紙川上は高松地検に告発状を提出した。平成5年4月に三井環氏が高松地検次席で着任。

4カ月後の8月19日、高松地検は白鳥町の公共事業について談合の疑惑で土建業七社の経営者や幹部の九名を逮捕した。

その後、事件は波及し町職員や庵治町の町長までもが逮捕された。 この事件を境に、日本の公共工事発注の姿勢が大きく変わって行くことになった。 さてここで、先(3)月29日付朝日新聞の「入札不成立3年弱で962件 人手不足、予定と実勢価格に格差」に目を通そう。

《(前略)高松市の業者は「規模の小さい業者には、資格を持っている人がいない。
公共工事の削減と不況で人が減り、休みもとれず、給料も上がらない状況が続いて、若い人が建設業界にこなくなった。自治体がいくら金額を上げても人がおらん。 こうした状況は、しばらく続く」》  

いやぁー、まいった。 本紙が追及してきた談合体質業界が、こんなにひどい格差を生んでいたのか。 公共工事に携わる建設業界の人達は、仕事に誇りを持って、適正価格で公共施設の工事に打ち込んでもらいたいものである。  

佐々木正富会長東讃建設の佐々木正富社長は、香川県土木施工管理技士会会長で全国中小建設業協会の常任理事。

この立場でダンピングをやっちゃいかんでしょう。

南海トラフ巨大地震に備えた防災の高潮対策第一工区でダンピングなら、黄綬褒章も返還ものではないか。

業界を束ねるには佐々木正富会長は不適格だ。

NHK籾井会長「殺すぞ!」

「国民の生命」憲法13条を無視

まず、平成27年3月号の本紙を押さえて欲しい。

《ある有名なキャスターは、その日の番組で、我がタイムズを取り上げ、『ここまで満身創痍になりながら、それでも正義を貫くためにたゆまぬ努力を続ける新聞とその発行人』、今の安倍政権の醜い実情と悪魔のプランの暴露、そしてプラン阻止への呼びかけをするべく準備していた。その日、2月17日、午後1時を過ぎた頃、そのキャスターは、突然官邸に呼ばれた。

籾井勝人NHK会長 後藤健二さん そこには、隠し砦の三悪人=Aそして、籾井氏がいた。籾井氏は、挨拶もしないで突然訊いた。

『困るね、一人で暴れては、判っているんだよ、今日の番組中に何をするのか』、不意を突かれて、答えに窮するキャスター。

三悪人はいたぶるようにそんなキャスターを眺めている。

これではまるでリンチである。
かつて、『イスラム国』にオレンジの妙な衣服を着けさせられ、ナイフを突きつけられた、後藤さんや湯川さんを思わせるような場面だった 。
安倍首相に到っては、妙な薄笑いを見せている。 とどめを刺すように、籾井氏が言った。

『(そのようなことをすると)殺すぞ!』。 まさに、『イスラム国』そのもの!》


後藤さんの殺害場面 これは2月17日に、首相官邸で起きた出来事。

この後、そのキャスターは3月末で異動になり番組から姿を消した。  

本紙の2月号で取り上げた「後藤健二」さんは5月3日、日本外国特派員協会から「殉職した英雄賞」が贈られる。  
シリアで取材中にISIL(イスラム国)に拘束され、安倍首相が「ISIL と戦う国のためにと」数億ドルの支援を約束した数週間後に斬首された後藤健二さんに、である。さすがは日本外国特派員協会だ。

この後藤健二さんを掲載した「安倍政権・危機管理の矛盾」「後藤さんの本意の覚悟を汲み取れ」の拡大版四国タイムズのパネルが、NHK会長の籾井勝人によって切り裂かれ、さらされた。

四国タイムズは本紙川上の分身。憲法13条で保障された「国民の生命」を無視する籾井会長を本紙川上が成敗する。

特報版 東京四国タイムズ

なんと暴力団が厚生労働省の公認で?病院を乗っ取り!
その黒幕は、本紙川上を亡き者にしようと企んだ、あの組!

 神奈川県厚木市に二〇一五年四月に、堂々開院する、と謳っているホームページ。

平成27年4月に神奈川県厚木市において認知症専門病院(180床)を開院するにあたり、病院設立のご挨拶を申し上げます。

〜中略〜
やまゆり会「神奈川中央病院」は、患者さんの人権を尊重し、ご家族並びに地域の皆様に安心して利用いただける医療サービスを提供して、地域社会に貢献できる病院作りをめざします。  以上は、そのホームページからの抜粋である。具体的には、医療法人社団やまゆり会「神奈川中央病院」理事長兼院長の舘哲朗東海大学教授の『病院設立のご挨拶』となっている。満を持して新病院を立ち上げる、という意気込みが伝わってくる。  

しかしながら今現在、すでに、開院予定の平成二七年四月は、終わりを告げはじめているにもかかわらず、この病院、すなわち、認知治療専門病院、神奈川中央病院は開院していない。  厚木市の東部にあたり、相模川に沿った場所に、その神奈川中央病院は建てられている。かつて、そこには、昭和音楽大学という単科大学があった(※現在、同学は、川崎市北部の新百合ヶ丘に移転している。うちのそばです)。

大学の跡地に、この病院は建てられた。ホームページのパースを見ても、また、実際にその場所に行ってみても、なかなか立派で清潔そうな病棟が建てられている。ホームページもいっている。

  『新病院のオープンに伴い新しい仲間を募集しています! 私たちと働きませんか? 各職種随時募集中』。  

繰り返すが、このホームページは四月は過ぎ去ろうとしている今でも、抹消なり変更なりされていない。すると、もし今、この募集に応募したとするならば、それなりに応じて戴けるのであろうか?予定通り開院されていない病院のスタッフにどうしてなれるのであろうか?  こんな状態がそこここに見られるにもかかわらず、どうして、この病院は開院に到らないのか?疑問符ばかりが縷々並ぶが、まずは、当の病院はこんなことをいっている。

  「開院?できませんね、この四月?ああ、そういう予定でしたがね、まだです。え?理由、いえませんな。県庁に聞いてみてくださいよ」。  まるで他人事のように話すが、悪びれた様子もない。挙げ句は、開院できないのは、自分たちによるものではなく、県庁にあるとでもいいたげなニュアンスである。

名指しされた県庁に聞いた。
「会員の許可はとうにおりていますがね、施設の使用許可がまだおろせないのですよ。その具体的中身については、個別の事案なんでね、お伝えできません、あしからず。ええ、しかしながら、その条件といいますか、そんなところがクリアになればいつだって開院はできるのですよ。

しかし、私どもが、開院の妨げになっているというような言い方は、正直、好ましくないですな。私どもは健全な病院の運営を県民のために、いつだって粛々と監督というか、指導しておるのでしてね、それを、あたかも恣意的に開院させないようにしているというニュアンスのことを対外的いうとなれば誤解を生みかねないですよ…。心外ですな」(神奈川県保健福祉局保健医療部医療課)。  どちらの言い分もなんとも消化不良で、一体、この病院をめぐって、今、何が起きているのか、やっぱりのみ込まないことにはかわりない。  この認知症治療専門病院、神奈川中央病院については、今からさかのぼること、三年前に突然、厚木市にその建設計画が出されたことがコトの始まりだという。

  最初に、その当時の地元コミュニティー紙の記事を見てみよう。  先日今後の土地利用方針が発表された市内関口の昭和音楽大学跡地。その一部について、市内中町に本社を置く(株)オーイズミ(大泉政治代表取締役社長)が土地を取得したことを発表した。  同社が取得したのはもともと校舎があった部分の約3300坪。

  用途については8月に厚木市が発表した通り、認知症専門の病院(約170床)や高齢者向けの主要診療所を集めた3階建てのクリニックモール、4階建てのサービス付き高齢者向け賃貸住宅を3棟、デイサービスや訪問看護施設などとしている。このうち病院に関しては、現在都内にある医療法人との交渉を進めており、すでに仮契約を結んだ状態。同社では「中身については今後詰めていくが、10月には詳細を発表できると思う」としている。

〜中略〜
現地では、8月末から既存の建物の解体作業が始まった。
現在はまず建物内部の解体や足場の設営を行っている。

〜中略〜
年内には解体作業を終え、再来年の2014年1月から7月の間での施設開業を予定している。(タウンニュース厚木版2012年9月21日号より引用抜粋)  さらに、これに続いて次のような業界紙の報道があった。 永潤会 厚木に新病院 年内に施工者選定 【厚木】医療法人社団永潤会(東京都新宿区西新宿2ノ4ノ1)は、厚木市の旧昭和音楽大学厚木校舎の跡地に病院を建設する。

年内に指名競争入札で施工者を選定し、年明けの着工を予定している(建通新聞神奈川2012年10月26日付記事より引用)  まずは、オーイズミという公開企業が今、神奈川中央病院が建つ土地を病院経営の目的で取得した。

そこは昭和音楽大学の跡地で同学校舎の解体も同社が行った。  さらに、建設予定の病院の運営を永潤会という医療法人社団が行うこととなり、病棟建設の業者を同社団が選定することとなった。  なるほど、ここまでは判った。この過程の中身にはいくつか、ん? という疑問符も投げかけざるを得ない点(たとえば、この事業主であるオーイズミは、パチンコ・スロット関連機器の製造販売であり、病院経営などはずぶの素人(未経験)、ということなど)もあるが、病院建設までの流れはまあ、明確ではある。  

ところがそのすぐあとに、看過できない陳情≠ェ厚木市に対して出されている。  

陳情文書表 陳情第22号 
平成24年11月26日受理 件名 病院建設に反対する陳情

陳情者 厚木市山際×番地 ××
厚木市山際××番地× ××
厚木市山際×××番地 ××
××外1、127人付託委員会 都市経済常任委員会 《陳情の趣旨》

今回の計画は厚木市が平成24年8月23日にメディアを通じて発表してから始まった話です。

〜中略〜
永潤会は、平成18年8月に東京都新宿区に内科クリニックとして設立されているが、ここ数年活動実績もなく、事実上休眠法人であった事実を後日知らされた地元住民からは、反対も多く、こんな状態では、万一病院が建設されても住民とのコミュニケーションは全くとれないと思います。

〜中略〜 《陳情の項目》
1 医療法人社団永潤会が旧昭和音楽大学跡地に建設を計画している病院について、建設を取りやめさせるよう陳情します。

2 厚木市が率先して住みよいまちづくり条例を遵守し、指導すること。

3 地元住民に事前に説明した内容と異なる病院建設を強く反対するとともに近隣説明、周知を再度徹底させること。

4 開発行為の一団地の取り扱いを明確にすること。(文中×印は筆者) 以上のように、これらはすべて三年前の出来事である。特に、この陳情がその後どうなったかは不明であるが、ほぼ、現実問題最初の予定通り、病院建設と開院予定日の設定までは大きな変動はなく今日に到った、ということになる。 さて、今、である。

なぜ、この病院はいきなり寸前になって開院がストップしてい待ったのか。 「まず、この先、この病院は開院できないでしょうよ。いや、それはね、とんだ重大な問題があるのですよ、この問題はずっと前から引きずっているし、この先にしたってね、食いついたスッポンのようにはなれないのです」。

こういうのは、横浜に本拠のある暴力団の現役幹部である。病院の問題に、暴力団幹部とはこれまた面妖な取り合わせだが、真相を知っている数少ない関係者のひとりが、この幹部だからそれは仕方ないところである。 「3年前に厚木の住民から出された陳情書にちゃんとヒントが書かれているんだけれどもね、それはですね、永潤会という医療法人社団のことなんですな。確か陳情文書には、『事実上休眠法人であった事実』とカッ枯れていると思うがね、この休眠も事実、もっと大変な事実があるんですわ」(同)。

休眠法人というだけでも大きな問題であろうがさらに、大変な事実、となると何か?、これはすこぶる興味をそそるところである。

六代目山口組司忍組長 「ズバリ言いますとね、この医療法人社団の実質オーナーというか持ち主いいますのが、山口組のあのトップの出身の組なんですよ。
もちろんカモフラージュは十分してましたが、こともあろうに、内紛を起こしましてね、ええ開院前にです、もったいないことですね、それで、せっかく集めたスタッフ、特に、人ですよ、看護師だとかそんな人らが、一斉に辞めてしまったんですね。
いや、ヤクザということがわかって辞めたんじゃありませんよ。
内紛があって、一方の勢力が、まあ開院させないように無理やり辞めさせてしまったんです」(同)。

まったくもって呆れた話だが、そうだとすると、先の県庁医療課の話も十分に頷けるのだ。
開院に必要な設備などが十分ではない、という点である。これはむろんのこと人的設備についても該当する。 この幹部が言うのは、先の建通新聞の記事に出ていた永潤会なる医療法人社団のことである。

この社団の実質オーナーが、広域暴力団であるとは、さすがに驚きである(※現在は、医療法人社団やまゆり会と名前を変えている。登記の場所も神奈川中央病院が建つ厚木市関口に移転している)。 しかしながら、山口組トップの出身の組といえば、東京に大きな勢力を張る広域指定暴力団である。これが、医療法人社団の実質オーナーであるとは、世も末としかいいようがない。いうまでもないが、主務官庁の県医療課はそのようなことは露ほども知らない。知る由もないのだ。

しかもその人こそ、本紙社主川上を亡き者≠ノしようとした、その人ではないか! この一件を含め、警察庁は反社会的勢力の根絶に躍起になっている。こういう病院と反社との蜜月についても今後盛んに膿が出されてくることは必至である。

参考までに同日出された次の記事を見てもらいたい。この記事には今後に続くとても大事なメタファーがあるのだ。 一つ目の記事はこれだ。

米財務省、弘道会を金融制裁 「山口組で最も暴力的」 米財務省は21日、指定暴力団山口組弘道会(本部・名古屋市)と竹内照明会長を、金融制裁の対象にすると発表した。米国内の資産を凍結し、米国民との取引ができなくなる。

発表文は弘道会について「日本最大の暴力団山口組の主要な下部団体で、山口組のなかでも最も暴力的な組織」としている。

米財務省によると、今回の制裁を含め、山口組、住吉会、稲川会など日本の暴力団5団体と13人の幹部が金融制裁の対象となっている。(朝日新聞2015年4月22日付記事より引用) これで、ある意味、すべての方向は決まった!

本紙から明るみになった、本富士警察署内の死亡事件続報!
なんと死亡者の父親が、突然の転居!
警察からの指令なのか?どえらいウラが隠された死亡事件の真相はいかに!

本紙3月号『取調室で死亡「容疑者の死因』記事で報じた、警視庁本富士署容疑者署内死亡(事件?)がどうにも妙な動きになっている。
「(警視)庁内は、あの記事で持ちきりだったよ、詳しくはいえないがね…」(警視庁関係者)。

とにもかくにもおかしな事案であることには違いない。  

Iが死亡した本富士署本富士署におけるさらなる詳細が判ってきた。
事情が明らかになればなるほど、本紙記事が、先の警視庁関係者の言葉の通り、本紙記事が庁内で話題になっているのも無理はないこともわかってくる。
数時間前まで元気いっぱいだった若者(I君)が、署内での取り調べの最中に突然、『気分が悪くなった』、といって、苦しみだし、まずはお隣の東大病院に行った。 I君と共に、大麻不法所持で逮捕された二人の若者は、その時は共に取り調べを受けていた(※先月号記事参照)。

もっともそれは同じ部屋で受けていたわけではなく、同じフロア(同署二階)の取調室にそれぞれ別々に入れられ、個別に聴取されていた。 「I君は、なにもしていないのに(警察署には)泊まりたくない!≠ニ、多少声高に言っていました。それはかなり切実な叫びという感じでしたよ。そりゃそうでしょう、私たち三人は(※同時に逮捕された三人)、大麻不法所持の現行犯といわれましたけど、今では誰もそんなものを使ってはいませんし、数年も前の滓のようなブツがたまたま出てきただけなんですよ。(本富士)署では、さまざまな検査をされましたが、なにも出てきませんでした。

もう無実は明白で、それでも警察は、強引に、泊まってもらう=Aですから、私だって、I君のように、声を荒げて、どうして泊めることになるんだ≠ュらいのことは言いましたよ。

つまり、I君は、私と同じくらい元気だった、ということですよ。それが、I君の声が急に聞こえなくなった。取り調べの係官に聞くと、(I君は)気分が悪くなったので、病院に連れて行ったよ=Aというのです。その時からおかしいな、とは思っていたのですがね…」(I君と共に逮捕されたA氏)。

取調室は違うものの同じフロアで別の部屋での聴取だっただけに、お互いの声はちょっと高めたら聞こえる。A氏は、それでI君の切実は叫び≠聞いたのだ。それは同じく逮捕された女性Bさんも聞いている。

「はい、I君は元気で、気分が悪くなったなんて、にわかには信じられませんでした」(Bさん)。  
一旦病院に行って、I君は、再び本富士署の取調室に入れられ、事情聴取を受ける。  
その間に弁護士が接見に来る(※先月号記事参照)。

「I君は、とにかく若いですからね、まさに血気盛ん、といった感じでしたよ。先生、これじゃあ、あんまり理不尽だ、ぼくはここに泊まりたくない≠ネどと元気に申し立てておりましたよ」(接見した弁護士)。これが夕刻までのこと。事情聴取は、さらに続く。  

逮捕された三人はいずれも大麻など使用していないのだから、いきおい聴取も空疎になってきていた。  

9時を回る頃、A氏は、I君が再び気分が悪くなり、東大病院に担ぎ込まれたことを聞かされる。 
「何が原因で気分が悪くなったのか、全然からりません。その日の朝からI君が何を食べたかは知っていました。決して変なものは口にしていない。それだったら私もBさんも同じように気分が悪くなるはずです。二度も病院に行かなくてはならないなんて、ただ事じゃない。I君は、そんなにヤワな身体じゃないですしね。訳がわかりませんでした」(A氏)。  

そして、その病院でI君は息を引き取ることになるのだ。

A氏、Bさんさん、並びに弁護士がそれを聞かされるのは、翌2月12日になってからだった(※先月号参照)。
「まったく信じられなかった」(A氏)。  
「悪い冗談かと思いました」(Bさん)。  

「瞬間的に制圧(※厳しい取り調べが昂じた上での死。換言すれば拷問死)≠ニ感じましたね」(弁護士)。 そのあと、I君の亡骸が、大塚の東京都医療監察院において、行政解剖を受けたことは本紙3月号で既報の通り。 警察は、遺族には、薬物の濫用が原因での死亡≠ニ伝えている。 「明確に薬物が原因≠ニ(警察は)父親には伝えています」(弁護士)。I君の遺族は、福岡県に在住している。そこでも実におかしな動きがあった。  

長年住み慣れたマンションを、I君の死亡後、わずか二週間で引き払ってどこかに移転してしまったのだ。 「まるで鳥が飛び立つような感じで越されましたよ」(同じマンションの住人)。 福岡ではI君の死亡は誰も知らない。

ではなぜ、遺族は住所を移転したのか?「警察の指導、という説が有力」(I君の遺族の知人)。  

この説が事実ならば、なぜ、警察がそこまで遺族に介入せねばならなかったのか?
死亡前も後も、何もかも謎に満ちた事案である。果たして真相が明るみになる時は来るのだろうか?来なければ、不意に死亡したI君が浮かばれない。

芦屋学園問題追及 連載第四弾
本紙追及の『芦屋大学問題』、続々と後追い記事が!
今後、本格的に追及される、前代未聞の10年間で90億円の不透明費消
疑惑――

本紙が文字通り火をつけた形の、『芦屋学園公費消失』問題――。  

この問題ははや、広がりを見せてきている。
本紙は本年年初より連載を開始、本号ですでに連載4回目になるが、さまざまな媒体で、この問題を取り上げてきている。もはや、芦屋学園における公金費消問題は、大きな社会問題として取り上げられ始めたのである。

いくつかの媒体の中でも、非常にまとまりある記事をここに紹介しておこう。
長くはないので全文を引用させてもらうこととする。

関西随一の高級住宅街である兵庫県芦屋市の六麓荘。ここに広大なキャンパスを有し、大学院、大学、短期大学から高校、中学、さらに幼稚園まで経営する芦屋学園が放漫財政によって存続の危機に瀕している。六麓荘に隣接する立地のため、有力企業経営者の子女らも多く通学することで知られ、80年近い歴史がある芦屋学園に何が起きているのか――。

芦屋学園の内部関係者らによると、同学園には2005年度決算時点で総額103億円もの現預金、有価証券の保有資産があった。

しかし、8年後の13年3月時点では、保有資産の90億円以上が不透明なかたちで喪失してしまったというのだ。 前理事長は昨年3月、「体調不良」を理由に突然辞任した。

背任疑惑の大八木淳史理事長前理事長の招聘で芦屋学園中学・高校の校長を務めていた、ラグビー元日本代表としてマスコミにもよく登場する大八木淳史氏が現在は理事長を務めている。

関係者が語る。
「事態を憂慮した学園の教職員たちが、不透明な学園経営について理事会に『公益通報書』を提示し、雲散霧消してしまった100億円近い保有資金の巨額喪失について説明を求めていますが、理事会側は明確な回答をしていないようです。

さらに所管官庁の文部科学省も事態を察知したようで、学園に対し『経営改善計画書』の提出を求めたという話も流れています」  しかし、依然明確な経営改善の方向性は教職員側に示されていない模様で、卒業生や教職員たちは告発の動きを進めているようだ。

「さらに内部文書などによると、芦屋学園は資産喪失の状態であるにもかかわらず、学園の土地を担保に5億円の借り入れを昨年度に行っているというのです。
教職員らはこれも問題視して交渉を再三求めていますが、理事会側は頑として応じず、学園内は紛糾状態に陥っています」(同)

ちなみに本件について芦屋学園へ取材を申し込んだところ、期日までに回答を得ることはできなかった。  芦屋学園が運営する芦屋大学には、臨床教育学部と経営教育学部があり、短期大学と合わせて学生数は1000人程度。高校には800〜900人程度、中学には130人程度の生徒、幼稚園には140人程度の園児がそれぞれ在籍しており、合計2000人以上が通う学舎である。

刷新求められる芦屋大学放漫経営の「被害者」となるのは学生、生徒、園児たちであるのはいうまでもない。

経営改善をめぐる早急な手立てが必要といえよう。

(ビジネスジャーナル2015年3月24日号記事より引用)
いい記事である。問題点を的確に突いている。

手前味噌になることを承知の上で、あえて書かせてもらうが、この問題は、本紙が独自に追及を開始したものである。

このような形での反響というべき記事がそこここで見受けられることは、実に嬉しいことである。 芦屋学園の抱えている問題は実に奥深く、また、深刻である。 この問題追及のパイオニアとして、本紙は今後もこの問題を追及していく。

人の振り見て我が振り直せ
「広島女子学院」と「芦屋学園」

先(3)月30日の産経に、 「広島女学院、関連団体の使途不明金は2億2400万円、賠償求め元役員を提訴 刑事告発も検討」を見つけた。

さっそく目を通してみよう。

刑事告発の広島女学院 《大学などを運営する学校法人広島女学院(広島市)の関連団体で多額の使途不明金が見つかった問題で、広島女学院は30日、不明金が約2億2400万円に上ると明らかにした。同日、関連団体の会計事務を担当していた学校法人の元役員で事務局長だった男性(80)に不明金と同額の損害賠償を求め、広島地裁に提訴した。
広島女学院によると、既に広島県警の捜査に協力しており、今後、刑事告発する方針。》



1936年10月26日に芦屋高等女学校は認可され、その後、今の「芦屋学園」となり幼稚園、小学校、中学校、高等学校、大学を運営する学校法人になった。

芦屋学園の不正疑惑を連載して今回が、追及第4弾。
「人の振り見て我が振り直せ」。教育の原点はここだ。












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