四国タイムズ  
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もうひとつふるさと見つけた森と湖
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愛読者の皆様へ

本紙の6月号が遅れましたことを、深くお詫び申し上げ、なぜ遅れたかについてご報告いたします。

一言で申し上げますと、時の政権からと思われる「ガサ入れ」です。

6月号発行直前の「6月2日朝9時前」。

突然、本紙の事務所ほか関係先(高松が5カ所、東京方面が3カ所)にも一斉に「ガサ入れ」が決行されたのです。

ただ、このガサ入れは146回目を迎えた「香川県警の捜査放棄と冤罪捜査」の警察権力腐敗組の「究極の姿」と本紙川上は理解・認識しています。

このガサ入れの事実から、警察の「在るべき姿」である良識派の勢力が、ピンチをチャンスにと警察組織の改革に取り組んで頂けるよう切に願っております。

本紙のバックナンバーから確認して欲しいのですが、

本紙川上が平成9年に家族団欒の部屋へ「川原豪」から拳銃発砲で襲撃された事件。
平成12年に家族同乗の車を覆面した「山中敏勝」に鉄パイプで襲われた事件。
平成18年3月にも帰宅した本紙川上に銃弾3発を発射した「森裕之」の単独犯にすり替えた事件。

これら本紙川上の未解決の事件を真相解明するには、今回の「ガサ入れ」を糸口に警察組織(適格人事)の改革を断行することで達成できると、本紙川上は期待しています。

※安倍政権の杉田和博(昭和16年4月22日生)内閣官房副長官・警察庁出身。本紙の5月号に「ガサ入れの予告」あり。

高松地検の事件処理後、政権から本紙川上潰しの手が今までにも増して繰り広げられるでしょうが、困難を試練に、ピンチをチャンスにと頑張ってまいりますので、今後とも、ご理解とご支援をよろしくお願い致します。

                               
                                       平成27年6月13日  
                                          川 上 道 大

国滅ぶとも正義は行おべし ガサ!本紙6月号の発行直前

6月2日、8時45分。
「山に渋谷さん他9人の方が来ています。」

9時12分。
「至急連絡下さい。」

9時30分。
「押収物を持って帰られますが、そちらには立ち会ってください。30分くらいで持って帰ります。」

これが、妻から本紙川上の携帯に入ったメールである。

 メールとは別に、携帯の着信音が鳴った。

「8時42分」非通知
「8時43分」本紙川上の妻
「8時44分」非通知
「8時45分」090・8972・99○○
「8時51分」本紙川上の妻
「8時54分」本紙川上の娘
「8時56分」ライターのA
「8時59分」本紙川上の妻
「9時05分」本紙川上の娘
「9時11分」090・8972・99○○

その後も本紙川上の妻から、
「9時13分」「9時20分」「9時51分」「10時05分」

本紙川上の6月2日の朝は、高松地検の捜索・ガサ入れから始まった。
この日、本紙川上は偶然にも6月号の原稿や編集を終わらせるため、ホテルに陣とっていたのである。

いま、振り返ってみると「天のお導き」としか、いいようがない。
兎に角、逮捕を目論んだガサ入れと察した本紙川上は一切、メールにも電話にも応じることはなかったのである。

だってそうでしょう。

本紙川上は、高松地検の渋谷検事と6月2日午後1時30分に出向きますと約束していたのだから。

平成9年には香川県警腐敗組と若林組の拳銃発砲事件。平成12年には香川県警腐敗組と若林組の鉄パイプ襲撃事件。

そして、平成14年4月22日には、本紙川上が逮捕されることなく大阪高検公安部長であった三井環氏だけが「検察の調査活動費の口封じ」で逮捕された。

さらに平成18年3月7日夜にも、香川県警腐敗組と若林組が放ったヒットマン森裕之が至近距離から本紙川上に3発の銃弾を発射した事件も「天の助け」か、右踵を損傷しただけで命だけは拾った。

そして今回の四国タイムズ潰しの「ガサ入れ」、しかも、6月号発行の直前を狙った悪意を持った「ガサ入れ」だ。

これだけ命に関わる体験をした本紙川上からすれば、危機管理能力も、それなりに身に付けたということではないだろうか。

権力の悪用は許されるものではない。

川内原発再稼働阻止への焦り ガサは杉田官房副長官の指揮か?

本紙川上は高松地検の渋谷検事と約束した13時30分より10分早く13時20分に到着した。

というのも、この日、本紙川上は渋谷検事と午後1時30分に高松地検に行く約束をしていたからである。

一階の受付から検察事務官に案内された所は、合同庁舎の東通用口から入って右側にある見覚えのある部屋である。

平成15年の秋、特別刑事部の徳久部長が、香川県警の捜査で犯人の替え玉をでっち上げ事件を一件落着させていた鉄パイプ襲撃事件の真相を解明するために、本紙川上を招き入れてくれた部屋だったのだ。  

勧められた椅子に座ると、机の向こうにいる中山特別刑事部長から言われた。

「渋谷検事は今、(ガサで)高松町の(あなたの)事務所にいるので、今からそちらの方に行って押収物の立会をしてくれますか」  

本紙川上。 「行きません。渋谷検事とは13時半に私が高松地検に来ると約束していたのです。
私が告発していた高松市役所の投票用紙の(増減罪)不正問題を、渋谷検事が熱心に取り組んでくれたので信頼しています。(※衛藤晟一参議院議員の投票ゼロ事件) その渋谷検事が、私と約束して日時を決めた昼からを反故にして、私の事務所をガサ入れしたのなら信頼関係は損なわれます。  

私は逃げも隠れもしません。ここで渋谷検事が帰ってくるのを待ちます」

待っている間に本紙川上は中山特別刑事部長にこう言った。
「組織に務める人は、個人的には私の取り組みを理解してくれていても、組織の一員として政権から指示されると不本意ながらも指示に従わざるを得ないのですよね。
だからこそ、政権という立場に立つ人、権力を運用する人は、相応しい人でなければならないのですよ。」  有り難いことに、中山特別刑事部長も私の言ってることに耳を傾けてくれた。

部長の指示で、検察事務官がコンビニで買って来てくれたお結び2個とお茶で昼食を終わらせ、しばらくした15時過ぎごろ渋谷検事が部屋に入ってきた。  
本紙川上は渋谷検事に愚痴りらしき言葉は吐いたが、捜査には真相解明に向け全面協力である。ただ、報道の本質から外れるような、政権から報道封鎖の檻に引っ張り込まれるのだけは、なんとしても避けなければならない。  

そして、ガサ入れの令状が出ていた屋島東町の事務所で16時30分に落ち合う約束をして一旦、別れた。  

約束通り、屋島東町の事務所に行くとワゴン車とバンがすでに着いていた。

総勢6人。 門扉の鍵をあける前に、本紙川上が平成18年3月7日夜に六代目山口組二代目若林組の森裕之幹部から拳銃で襲われた状況を渋谷検事らに説明。
それから本紙川上が何年間も入ったことのない、入り口が蔦で絡まった事務所ドアのカギを開けたのである。

この6月号では、高松地検のガサ入れの状況からして、本紙の記事にも捜査上の制限もあり詳細は記せないが、異常な捜索であったのではないかとの思いはぬぐえない。  

というのも先月の5月号、 『(中略)あのサムライの、あのサムライの“KUBI”を討ち取るのは私にしかできません。(四国)タイムズにガサをかけてやりますよ! 一気に! そして、サムライを私の掌に乗せてやりますよ!』 が、本紙川上には気になって仕方がないからだ。

だってそうでしょう。 この記事の翌月、6月2日に、この記事にある杉田和博官房副長官の発言通り四国タイムズの事務所にガサが入ったのだから。それも東京を含めて10カ所近くも。 本紙の役割は、暴走する現政権への覚醒を求めて、いや、惰眠する国民に目を覚まして欲しいと本紙ならではの記事を配信することである。

日本国は国土あっての国民で、国土をないがしろにしてカネカネカネの儲け優先主義では日本の将来が危ぶまれるということだ。  

四国タイムズの事務所にガサ入れした真の狙いは、本紙川上の身体の拘束だろう。 ガサ入れ(捜索)に参加したのは高松地検6人、香川県警(?)からは3人。  

この3人のうち一人は98sもある巨漢で、上着の下の腰に手錠をはさんでいたというから、その場に本紙川上がいたら間違いなく逮捕を狙っていたと容易に察しがつく。  

この異常なガサ入れに抗議でもすれば「公務執行妨害」で逮捕ということだ。

鉄パイプ襲撃や8発の発砲からも一命が救われた本紙川上からすれば、4度目の危機も「天から守って頂いた」と言わざるを得ない。

天命に耳を傾け、本紙ならではの役割を、より一層担っていく覚悟である。

『核廃棄物処理の島』 〜直島と寺島〜(短期連載そのW)

『あの時と同じだ…』、そう思いながら、松尾氏は我に返って義父の顔を見た。あの時は、叔父の顔を見ながら、自分の心の中に定着した痼りを無理に無視するようにして、ニセ養子=Aのお礼をしたものだ。今、その相手は義父になっている。

松尾邦弘元検事総長『イヤイヤ、私は邦弘さんの立場だって痛いほど判っておる。
そんなに恐縮することもありません…』。
義父である兼元氏は、無理矢理作った笑いを浮かべて、そう答えた。
真実そう思っていないことはその表情が語っていた。
法を犯して≠ナも入った中学…。

国体の護持=Aという大義名分を固守するために、義父の戦いに水を差してしまった、 法の適用=c。


それでも二人の、理解者=Aは、自分を糾弾することなく力のない笑いを浮かべ、聴許してくれた。

『あの島はやがて、核燃料廃棄物の処理を担うかもしれません…』。松尾氏はやっとの思いでそれだけ伝えた。これで、自分に宿っている、痼り=Aが溶解していくとは思っていなかったが、それでも、この国家の極秘計画を伝えないよりは伝えた方がまし、だと思った。

三菱グループの大幹部等から、予め接待を兼ねた強い懇願があったことはさすがに伏せた。

兼元氏が、婿からそのショッキングな話を聞いたのはそれが最初で最後である。その話を打ち明けたとて、それが直ちに松尾氏の義父に対する贖罪になるわけでもない。
むしろ、兼元氏の頭を混乱させることになるだけであろう。

松尾氏は、いつもそこまでは計算しない。それも彼の(特)色なのだろうと思われる。それは、中学の時のように、結局、『偽装越境』において、叔父に対してほとんど礼節を尽くさず、その後、却って、反噬してしまったことと、なんら変わるところはなかった。

その証拠に、その後、目黒二中に、松尾氏を模倣した、『偽装越境』が増加した。松尾氏は図らずも悪しき習慣を作ってしまったのだ。

寺島における、核燃料廃棄物ゴミ箱′嚼ンプランは、兼元氏在りし日に、松尾氏がフト漏らした一節を裏付けるように、着々と進行している。

私は、兼元氏という(三菱マテリアルの、イヤ、引いては原子力行政における)ネックが、その志を身内によって手折られてからの当事者達から出るはずの、発表=Aや、行動=Aに注目していた。そして、それは全く時間をおかずして表出してきた。

それも何食わぬ顔をしながら…。

例えば…。
二〇〇四年十一月三十日に、電機連合・機関連合・電力総連のいわゆる産業三労連による「四国の環境エネルギーを考える会」なる任意の集まりがあり、同会主催の「環境・エネルギー施設見学会」を催した。その場所こそ、直島なのである。当の見学会の模様を記した些細な記事があるので、まずは、紹介しておこう。

三労連:四国の環境とエネルギーを考える会の環境・エネルギー施設見学会が、(二○○四年)十一月三十日(火)を香川県の直島町で開催された。施設見学の前段には、高松市で「プルサーマル学習会」も開催され、環境とエネルギーに関係する産業別労働組合(電機連合・基幹労連・電力総連)相互の共通認識を図った。

環境・エネルギー施設見学会は、三労連:四国の環境とエネルギーを考える会(代表幹事:村上静人会長)の活動の一環として開催されたもので、三労連(電機連合・基幹労連・電力総連)の役員約二〇名が参加した。第一部として、ホテルクレメント高松の会議室において「プルサーマル学習会」が開催された。

講師として、電力総連社会・産業政策局の高島正盛部長に参加いただき、CO2等の炭酸ガス削減に向けた取り組みの中における原子力発電の位置付けや、原子力長期計画での原子燃料サイクルの論議内容、そして今後のプルサーマルの必要性などについて、わかりやすく講演いただいた。

第二部は、高松港から直島に渡り、まず香川県直島環境センター「中間処理施設」の見学を行った。当センターは、豊島に不法投棄された産業廃棄物を処理するための施設であり、豊島の産廃物の処理と同時に直島町の一般廃棄物も処理している。処理された廃棄物の大半は、隣接する三菱マテリアル(株)直島精練所で再利用されている。

続いて、三菱マテリアル(株)直島精練所の有価金属リサイクル施設等を見学した。ここでは、香川県直島環境センターで処理された廃棄物の中から、有価金属の回収、コンクリート用骨材等の土木材料としてのリサイクル事業を展開している。〜以下後略〜
(四国電力総連ホームページより抜粋。文中数字は漢数字に切り替え、傍点は筆者)

さらにこの四国電力総連の活動報告の直前には、次のような恐ろしいレポートが原発事業の中核組織、電力中央研究所から出されている。
引用が重なるが、このレポートには是非、目を通して戴きたい。

原子力発電所の解体に伴って発生する廃棄物のリサイクルシステム確立のためのエコタウン事業に関する調査 (廣永 道彦、西内 達雄、尾崎 幸男、山本 公夫)

内容梗概 背 景

三菱の迎賓館・関東閣原子力発電所の廃止措置・解体撤去に伴って発生する解体廃棄物(コンクリート、金属類)のうち、約 九五%はクリアランスレベル以下、すなわち産業廃棄物と同等に取り扱うことができる。
そのため、クリアランスレベル以下の解体廃棄物(以下「解体廃棄物」と記す)を、産業廃棄物と同様に処理・処分・再利用することが本来合理的である。

しかし、クリアランスレベル以下のものであっても、原子力発電所から発生した廃棄物ということで、即座に一般社会に受け入れられることは困難であることが十分予想される。
そのため、解体廃棄物に対して、有効なリサイクルシステムを確立し、再利用できるものは極力再利用し、且つ一般社会にもその価値を認知してもらうことが重要となる。

一方、産業廃棄物でも同様に廃棄物のリサイクルが課題となっているが、昨今の国の施策による「エコタウン事業」の推奨によって、国内の自治体でリサイクル事業が推進されている。

エコタウン事業は、地元経済活性化のために有効と考えられ、各自治体が地域特性を踏まえつつ実施されている。

そのため、原子力発電所の解体廃棄物の再利用システムを構築する上で、有効な検証事例と考えられ、調査することとした(後略)

国の「シンポジウム」はセレモニー 核のゴミ・科学的有望地は「直島・寺島」

9年前の平成18年、高レベル廃棄物最終処分地を探す「放射性廃棄物地層処分シンポジウム2006IN四国」が高松サンポート開かれた。

三菱マテリアルの直島・寺島高松が全国で第一回目の会場に選ばれ、横井聡(かがわ産業支援財団副理事長兼専務理事)さんや、鴨居真理子(西日本放送アナウンサー)さんら7人がパネリストだった。

横井さんは、香川県を退職後、三菱マテリアル直島の顧問を経て香川県産業廃棄物協会の会長だった時、本紙川上にこう言った。



「核燃料最終処分を直島の三菱マテリアルが扱う話、誰から聞いたの? 
そんな話は直島で顧問をしている私の耳にも聞いたことがないのに…」
「横井さんは、知っていても口が裂けても言えんわねー。

本当に横井さんが知らないのだったら、東京本社の偉い人達が、まだ現場の横井さんには話してないのかも知れんわね…」と本紙川上は答えた。

ちなみに横井さんは、真鍋武紀前知事夫人の高松高校時代の同級生。亡くなられて三木町で葬式があったので本紙川上も参列、真鍋知事夫妻を確認した。(※現・かがわ産業支援財団の理事長は、副知事に代わって真鍋武紀知事の汚れ裏方を務めた中山貢氏)

さて、先月30日13時30分から始まる、全国シンポジウム「いま改めて考えよう地層処分」in高松、に本紙川上も報道の立場で出席した。

質問に答える多田明弘氏前半の講演が終わり15時からパネルディスカッション。

パネリストは、谷口学(共同通信社元論説委員)、佐藤正知(北海道大学名誉教授)、 多田明弘(経済産業省・資源エネルギー庁電力・ガス事業部長)、近藤駿介(原子力発電環境整備機構理事長)。

前回のコーディネーターは、四国新聞社編集局次長兼論説委員の中野等さんであったが今回は、東京大学教養学部客員准教授の松本真由美さんが務めた。

ここで、翌31日付朝日新聞「原発ごみどこへ 処分地選定巡りシンポ」から引用する。
《(前略)国は地方自治体の立候補を待つ方式から、国主導で「科学的有望地」を提示する方式に転換することを22日に閣議決定。

資源エネルギー庁の多田明弘電力・ガス事業部長は、「火山や活断層、土地の隆起など社会的観点から、有望地を地図上で提起することを想定している」と説明した。

配布された資料では、四国には火山がなく、活断層が少ないことが読み取れ、市民からは「(有望地の)可能性があるところで開いて」などの意見が出た。(後略)》
  実は、この意見を出したのは本紙川上である。

補足すると、配布された資料「数百万年程度の期間、火山ができる位置はほとんど変わっていません」の欄に、日本列島で過去に活動した火山の分布位置図を見つけた。

なんと、この資料からすると四国と紀伊半島辺りを除いて、すべて過去に火山が活動していた。紀伊半島南部にも火山作用があるので、実際には核燃料最終処分地は瀬戸内海の「直島・寺島」に国はすでに決定している。

というわけで、「国は9カ所でシンポジウムを開くそうだが、可能性のない場所は避けて、過去に火山の活動がなかった四国に集中してシンポジウムを開くべきでは」と皮肉を言いたかったのである。

香川県警の捜査放棄と冤罪捜査(その146)

山口組六代目と国家社会への貢献

山口組は侠道精神に則り国家社会の興隆に貢献せんことを期す。

一、内を固むるに和親合一を最も尊ぶ。
一、外は接するに愛念を持し、信義を重んず。
一、長幼の序を弁え礼に依って終始す。
一、世に処するに己の節を守り譏を招かず。
一、先人の経験を聞き人格の向上をはかる。

この5か条の「綱領」は田岡三代目時代に制定されたもので、定例会などの行事の際に唱和される。

本紙川上が、ウィキペディアで「山口組の綱領」を検索すると、ここにヒットした。

「国家社会の興隆に貢献せんことを期す」

まず、国土を守る。

その国土で国民が健康で精神的に生き生きと生活する。

仕事で経済を活性化させ国民の生活を向上させ幸福を追求する。

ここで本紙川上が言いたいのは、カネ儲けの経済よりも、経済のベースにある国土を、まず守ることを最優先するべきであるということだ。

カネ儲け主義の経済を優先し原発が国土を汚し壊すことにでもなれば、国家が滅亡の危機に陥り国民のためにはならないということだ。



日本の歴史文化の在り方! 本家へのガサで任侠ヤクザは覚醒を

ここで、山口組六代目の記事を週刊実話(5月28日号)に見つけたので紹介する。

5月28日号の週刊実話「兵庫県警の“裏事情”山口組六代目の自宅に突如ガサをかけた」

《名古屋市にある司六代目の自宅(山口組本家)に、兵庫県警が家宅捜査に入った。

山口組のGW休暇中に“不意打ち”したのである。
しかも、捜索容疑は司六代目とは無関係。異例の「本家ガサ」の裏には、いったいどんな理由が隠されているのか。》

続けて、本紙の平成15年9月号も。

《私はヤクザではありませんが、日本で精神的な面がおろそかにされている今、この綱領を読んで感銘を受けております。ヤクザはアウトローを承知で人生を生き抜いている。そこには抗争や、刑務所務めのリスクを負うことも納得しているはずです。しかし、警察官は犯罪を取り締まる側で生活は保障され、国家を支える重要な役割を担っているはずです。》

どうであろう。
これは12年前の記事。平成9年、家族団欒に向け銃弾が5発(最後の1発は暴発)、さらに平成12年には家族同乗の車を鉄パイプで襲撃された後に掲載した本紙の記事なのである。

この二つの事件は未解決。

なぜなら、山口組の若林組と結託した香川県警腐敗組が事件解決を阻止していたからである。

さて、この連載も146回を迎えた。12年余り続けて、やっと裏社会(ヤクザ)のトップとも言える山口組六代目司忍組長が本紙川上の気持ちに気付いてくれたようだ。いや、気付いてほしいものである。
本紙川上が一貫して主張しているのは、ヤクザはヤクザらしく、警察官は警察官らしくである。

すなわち、それぞれの分野で「在るべき姿」で生きていこうということである。肉食動物は肉食動物らしく、草食動物は草食動物らしく、雑食動物は雑食動物らしく。
ところが、山口組直参の若林組は香川県警の腐敗組と組んで、本紙川上を何度も繰り返し拳銃や鉄パイプで襲撃しているではないか。それも家族までも巻き込んで。

二代目若林組篠原組長 六代目山口組司忍組長平成16年秋、
本紙川上が五代目山口組渡辺組長を含め二代目若林組篠原組長らを神戸地裁に「使用者責任」で提訴した際、五代目渡辺組長の裁判を取り下げる交渉に来た山口組直参盛力会の盛力健児会長にこう言ったのである 。


「(香川県警)腐敗警察官と組んで、報道関係者である川上を殺害しようと拳銃や鉄パイプで襲撃する若林組は、山口組の直参には相応しくありませんよ。相応しくない者を直参にすれば結局、先で山口組本家の首を絞めることになるのではないでしょうか。

汗をかいて血を流した直参組長が担いでいる山口組という菱のお神輿を、若林組篠原組長だけがぶら下がっているようなものではないですか」と。

それが、とうとう現実になってきたように感じてならない。

だってそうでしょ。

山口組五代目当時、平成9年の川原豪による拳銃発砲事件、平成12年の山中敏勝による鉄パイプ襲撃事件。

そして、山口組の代が五代目渡辺組長から六代目の司忍組長に変わった後、平成18年3月7日夜の本紙川上を至近距離から発砲した二代目若林組森裕之幹部による襲撃事件。
それも、六代目山口組本部と直参若林組が綿密に謀議を重ねての襲撃。使用者責任を逃れるために、ご丁寧にもヒットマンの森裕之幹部には襲撃1カ月前の2月6日付で二代目若林組から「破門状」まで出す周到ぶりである。

ここまでやれば、「偽装破門」はバレバレである。

こうしたバカげた襲撃を繰り返す香川県の若林組篠原組長が、いまだに六代目山口組の直参で、まして慶弔委員という重責を六代目誕生以来からずっと現在も務めているという不自然さである。 

暴力団を取り締まる「暴力団対策法」とは別に、日本の各地域によって暴力団の性格が違うということで新しく暴力団を取り締まる「暴力団排除条例」が施行された事実を、しっかりと六代目山口組司忍組長は認めて、今後の山口組にどうこの事実を活かしていくかである。

五代目当時に、本紙川上が言った「相応しくない者を直参にすれば結局、先で山口組本家の首を絞めることになりますよ」を、是非、六代目山口組司忍組長は思いだしてもらいたいものである。

要するに本紙川上が追及する対象は、暴力団に刃向かっているのではなく、日本の背骨を歪めている不良公務員に対してである。

ここで六代目司忍組長が、直参二代目若林組篠原組長に命じて、本紙川上を襲撃した時に幇助した香川県警の腐敗警官を抱いて自首させてもらえば、本紙川上の本懐は遂げられるのである。

本紙川上からすれば、《名古屋市にある司六代目の自宅(山口組本家)に、兵庫県警が家宅捜査に入った》の週刊実話記事が気になるところだ。


麻生太郎の野心が日本国を危機に 口永良部島の噴火は川内原発への警告

《再稼働の前に必要となる検査が進められている鹿児島県にある川内原子力発電所1号機は、設備などの検査に時間がかかるため、来月下旬としていた再稼働の時期がさらにずれ込み、8月中旬以降となる見通しになったことが分かりました。(中略)

川内原発1号機の再稼働の時期は、当初は来月初旬とされていましたが、準備不足などでたびたび遅れているうえ、今後、重大事故を想定した訓練を行って規制委員会の検査を受ける必要があり、再稼働にはさらに時間がかかる可能性があります。》

これは、6月1日のNHKニュース。その一日前の5月31日の夜9時から始まった
「NHKスペシャル 戦後70年・日本の肖像 バブルと失われた20年」も本紙川上は見た。
▽株価急騰なぜ起きた 
▽明かされる日米攻防 
▽企業トップ語る決断 
▽経済復活に向けて

当時のトップたちが語ったのは、危機的状況を無視してブレーキとハンドルという方向転換の決断ができなかった「悔やみ節」ばかりだ。

「即原発ゼロ」に舵を切れ 決断の時期はスピディーに

暴走する安倍政権の応援団長である籾井勝人NHK会長は、このNHKの番組「戦後70年・日本の肖像 バブルと失われた20年」を見たのであろうか。

見たのであるなら、安倍総理や麻生副総理にも、じっくりと繰り返し録画を見せて、原発の再稼働を即、止めさせるべきではないのか。

当時のトップたちの「悔やみ節の姿」を見ると痛々しく感じ情けなくなってくる。
NHKの番組では、「我々は(バブルの)戦犯だ」と反省の色を示していたが、戦争を止められなかった責任と、バブルを止められなかった責任とが重なり、同じ過ちであったと後悔し口からほとばしったのであろう。

「重大事故を想定した訓練を行って規制委員会の検査を受ける必要がる」なら、まず謙虚に、5月29日に噴火した口永良部島を重大事故に繋がると想定してみるべきである。

川内原子力発電所から口永良部島までの距離は海を隔てた真南に150キロ、まして活火山で噴火中の桜島までは52キロしかないではないか。 

原発再稼働は狂気としか言いようがない。

本紙告発から逮捕の顛末

高松市の選管委員長が公職選挙法違反

《2013年7月の参院選を巡り高松市選管職員らが票を不正操作した事件で、公職選挙法違反(投票増減)罪と刑法の封印破棄罪に問われた元市選管事務局長の山地利文被告(60)の公判が27日、高松地裁(野村賢裁判長)であった。検察側は「民主制の根幹の選挙の公正をないがしろにした」として懲役2年を求刑した。判決は7月17日。》これは、先(5)月27日付の毎日新聞。

そうか、投票ゼロ問題を大西高松市長が真相解明せずに幕引きしたので、本紙川上が検事総長に告発したのが、ここまできたということなのか。

さて、教訓はいかに。

先(5)月28日に届いた投書を紹介する。

「平成25年の参議院議員選挙で組織ぐるみの不正開票事件をおこした高松市選管で今度は委員長自らが公選法違反」
《今年4月に行われた高松市議会議員選挙において、古高松地区から立候補し見事初当選した坂下氏の選挙に絡んで、村井浩治高松市選挙管理委員会委員長が選挙管理委員(長)としてあるまじき行動に出ていた。

古高松地区からは故菰渕市議が地元からの推薦を受け長期間市議会議員を務めていたが、任期半ばにして病死し、後継者を擁立すべく地元自治会やコミ協を中心に新人候補の発掘を行っていた。

そんな中、市職員労働組合による新人候補が同地区から擁立されることを知った村井氏を中心とするコミ協役員等は、村井氏が選管委員長であり、公職選挙法により選挙運動が禁じられているにもかかわらず、坂下氏の擁立の中心を担い、地元への働きかけだけでなく、元県議の木村嘉美氏へあいさつに連れて行き、自民党公認の働きかけをするほか、市労働組合の候補者への妨害をはじめ、公選法で禁じられている事前運動を陰から指示していた。

村井氏は古高松地区のコミ協の会長であるが、不正開票事件により棚ぼたで選管委員から委員長になっただけの人格も見識も備わっていない人物である。

不正開票からの信頼回復を目指し、公正な選挙の管理執行を行うべき選管の委員長が候補者の擁立から後援会の設立、政党への根回しや事前運動を行っている。

選挙管理委員長は公選法により選挙運動が禁止されているだけでなく、公職選挙法を順守し選挙が正しく行われるように管理すべき組織のトップである。

このような人物が委員長の高松市選管では今後も公正な選挙の管理が行われることは期待できないだけでなく、今回の市議会議員の効力さえ疑わしいものである》
どうであろう。

検察側から懲役2年を求刑された事件。

高松市選管委員会の体質は、性懲りもなく、また繰り返されるのであろうか。


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