四国タイムズ  
『へらこい県民性会議』
浜田恵造会長に香川県知事をやめてもらいましょう
小川和彦氏に県人事委員をやめてもらいましょう
水本勝規氏に県会議員をやめてもらいましょう
西川昭吾氏に県会議員をやめてもらいましょう
財団法人 日本武道振興会
青少年育成活動・更生保護事業・難民救済活動
もう一度その芽をのばすやさしい目
ふれあいと対話が築く明るい社会
協同組合香川県健全企業振興会
株式会社 郷水工業
もうひとつふるさと見つけた森と湖
地球環境の保全をみんなで考えよう

脱税の宗教法人から 浜田知事が選挙資金を捻出か?

凄腕オペレーションがついに解明した、前そして現首長の最大のアキレス腱!
本紙だけが知り得た、首長と前代未聞の新興宗教との癒着をここに暴く!

先月号で報じた、我が讃岐の前そして、現首長による、いわゆるタカリ≠フ構造には、大きな反響が寄せられてきた。

いうまでもなく、新興宗教と宇宙真理学会との癒着の件である。前代未聞の問題、といわざるを得ない。

真鍋武紀前知事 香川県庁 浜田恵造知事しかしながら、知事就任のいわば、祝儀≠よりによって『問題アリ』といわれても致し方ない新興宗教団体から押し戴く、いやいやもっと踏み込んでいえば、たかる、という行為は如何なるものなのか?この信じがたい癒着関係が、本紙によって反響を呼んだのはむしろ当然だったかもしれない。

さて、ここで宇宙真理学会を理解するのには、さらなる解釈が必要であろう。そこで、以下のような引用を試みることとした(※ウイキペディアほかより)。
宗教法人の宇宙真理学会を脱法に悪用した小松商店のラブホテル【宇宙真理学会】
(うちゅうしんりがっかい)は、香川県仲多度郡多度津町に本部がある新宗教の一つ。本尊は大宇宙生命光元神。活動目的は、「宇宙の真理の教義を広める」ことである。1983年に香川県丸亀市で設立された同会は、1994年頃まで休眠状態であった。
【宗教法人を悪用した脱税疑惑報道】

長野県千曲市にあるキノコ・野菜類加工販売会社に買収された同会は、その買収後、所得隠しに悪用され、ラブホテルを買収しながら規模の拡大を行っていた、と報道された。なお、買収した会社は1968年頃からホテル事業に乗り出していた。

長野県、新潟県、群馬県、静岡県、岐阜県で、ラブホテル23軒を経営。宿泊料の5000円前後のうち2000円などをお布施に充てていた。このことについて、関東信越国税局の税務調査により、7年間で14億円の申告漏れがあると指摘されたが、宇宙真理学会側はこれを不服とし、異議を申し立てている。
(ここより引用後半部)

「宇宙真理学会」なんてほとんどの人が知らないだろう。
1983年に設立された香川県仲多度郡多度津町に本部がある宗教法人で、本尊は大宇宙生命光元神である。しかし、今回の事件でだいぶ名が売れてしまったようだ。

この教団はその存在をあまり世間に知られたくないという変わった考えを持っている。
本部は多度津町にある10階建てマンションの一室だが、ここ20年間人の出入りはない。
宇宙真理学会は、長野、群馬、新潟、岐阜、静岡の5県で、少なくてもラブホテル23店舗を経営している。
特に布教活動をしているという情報はないので、この宗教法人の活動はラブホテルの経営が中心であると思われる。

ただし、実質的に運営しているのは長野県千曲市のキノコ・野菜類加工販売会社の前社長(71)である。

登記簿などによると、同会は設立後休眠状態となり、94年にこの食品会社に買収された。食品会社は68年ごろからホテル事業に乗り出している。
会社の関係者は「取材には応じたいが、今、コメントができない」と話している。

ラブホテルを新築するわけではなく、老朽化したラブホテルを買い取って系列化する手法をとっているようだ。
老朽化しているので料金も格安である。
「休憩3時間3000円・宿泊5000円」の統一料金らしい。
ラブホ休憩料を「お布施」に宗教法人14億円所得隠し
長野市の繁華街の一角にあるラブホテルは、玄関前には大きな観音像と「喜捨をお願いします」や「世界の恵まれない子供たちに手を差し伸べ、少しでも多くの幼い命を救うために」などと記されたプレートもある。

室内にも、寄付を募る張り紙やお金を入れる箱が設置されているという。
室内にはおわんが置いてあって、そこに寄付のお金を入れてくれと張り紙されており、実際に月に200〜300円くらいの寄付も集まっているらしい。

ホテル従業員は「フロントの奥の方に、奥さんとか今の会長さんが来ると、線香上げていく仏像があるので」と話した。

宇宙真理学会の登記簿の法人の目的欄には、「宇宙の真理の教義をひろめ、儀式行事を行う」などと記載されている。この宗教法人宇宙真理学会が経営する系列ラブホテルは施設が古くさいにもかかわらず、料金の安さが受けて結構地元では評判がよろしかったようだ。

しかし、ホテルの宿泊料など収入の一部を非課税のお布施と装って計上したなどとして、関東信越国税局から2010年2月期までの7年間に約14億円の所得隠しを指摘されてしまった。公益法人に当たる宗教法人は実質的な税率が低いので、追徴税額も重加算税を含めて約3億円程度で済む。しかし、同学会は異議を申し立てている。

争点は、宿泊料などの6割前後を売り上げとして計上し、残りは利用客からのお布施として収入から除外していた点にある。

同国税局は、「非課税となるお布施を装った法人税逃れの行為と判断した」と見られる。同法人はあくまで「お布施である」と主張するつもりであろう。

宇宙真理学会の理念はなかなか崇高である。実質的に経営している食品会社に勤めている社員も、得度して給料を放棄し、「お布施」として受け取れば、世俗の税金から逃れられる極楽人生が開けるかもしれない。

上記引用の後半部分は、ネット上の、「家族を新興宗教から守ろう」という表題を持ったサイトからのものである。
紙面の都合上、多くを端折ってしまったが、宇宙真理学会を知る上で最も良きテキストだといって差し支えないものである。

宇宙心理学会へのネガティヴな関心は非常に高く、その証拠にこのサイトには、現時点で、80万近くのヒットを見ている。新興宗教批判のサイトで、それも有名な人物が主宰するものではないものが、これほどのアクセス件数を誇る例は、これまでに稀有といって差し支えない。それほど、宇宙真理学会に対する関心(それも、)批判的関心)が定着している証左であろう。

しかし、このサイトに系統立って記されている宇宙真理学会の実態というのは、常識的な範疇からかなり逸脱している、といっていいであろう。

おわかりいただけたであろうか。少々くどい説明と思われた方もおられるであろう。しかし、客観的に見て、あるいはジャーナリスティックに見て、この新興宗教団体の実態をここまで正鵠に描いている記述は他に見当たらない。
故にここにおおいに引用させてもらったわけであるが、さて、ここで大いに問題となってくるのは、もちろん、このような異形(いぎょう)の宗教団体に、ただ単に地元だからという表向きの名目だけで、献金を迫った、前並びに、その前の傀儡とも言うべき現首長のことである。

「いくら、晴れて首長になったからといって、あんなところ(いうまでもなく、宇宙真理学会のこと)に、乞食のように無心に行かなくともいいのに…」。

同じ四国の別の県の元首長が、先月号の本紙記事を見て早速、連絡してきた。
この元首長も呆れてしまっていた。
「四国タイムスががんがん実態をすっぱ抜くので、香川県がいかに首長らによって蹂躙されてきていたか分かったつもりでいたが、それにしても、この新興宗教依存、癒着問題はひどいね」。

さらに、こう言う。
「本人に真偽のほどをお聞きしようと思いましたが、四国タイムス前号の記事中に、(前並びに現首長が)実際に作って出した、おねだり≠フ用紙が出ていたので、確認するまでもなく事実だな、と思い、それだけは思いとどまりました。
政治にお金はかかる、しかし今の時代に、ここまで露骨なことは誰もせん(※しない)でしょう。しかもその相手が、新興宗教の、それも社会的に問題となっている、ともなればねえ…」。

この元首長はここでとうとう口をつぐんでしまった。これ以上は、もうなにをか況んや、といった具合であった。

捜査関係者首脳の一人は、

「何でもありの時代といったって、このような蛮行が明るみになるとは、驚かない方がおかしいよね、捜査するわれわれだって、実際びっくりしているんだ」、などと、ついつい嘆き節というか呆れ極まったのを口にするものすらいるのだ。

同じ行政の長として、批判する声が出るのも、また、嘆き節を口にするようになるのも、これはまさしく無理からぬところといっていいであろう。

そして本紙は、前号に出した、タカリ≠フ証拠以外に、もうひとつの同様の証拠を入手している。
ここにそれを公開することとする。

この資料は、先に公開した資料とは、いわゆる、対、をなすものと思ってもらっていいものである。

作成、伝達されたのが、平成2×年×月×日。現首長が晴れて、最大候補に名乗りを上げたその日のことである。

『宇宙真理学会御中』。

その資料には、まずこのようにハッキリと、宇宙真理学会の名が大きく書かれている。

そして、本論が続く。

『別紙の通り、香川県知事へのご寄付のお願いをご送信させていただきます』。

簡潔であるが、されど率直な要求がそこに記されていた。
前号で紹介した、献金要請の資料のさらなる催促の意味を持った資料がこれなのである。前も現いずれもよほど焦ったに違いない。あるいは、よほど献金に枯渇していたのか、あるいは、予期せぬ大臣就任で図らずも舞い上がってしまった結果か、それらのいずれでもあろうが、こういう少々はしたないとも思えるような要求を二度も行っているのだ。くどいようであるがその相手は、社会的にいろいろと取り沙汰されている新興宗教団体なのである。先の自民党代議士達の嘆きが実感を伴って聞こえてくるようである。

この資料の最後には、

『香川県知事○○ 担当:××』、などとご丁寧に記されている。

このいわば、知事就任のご祝儀@v求意は、さらなるオチ≠ェある。ただでさえ宗教団体から(それも社会的批判を浴びている)の献金については様々な議論がある上に、それをダメ押しするような事態が発生しているのだ。

「四国タイムスの記事を見て改めて、(前並びに現首長の)政治資金報告書を精査してみましたが、この宇宙真理学会からの寄付というか献金については、ついぞ記載が見当たらないのですよ」。

このように首を傾げるのは、県の良識職員の一人。

これが事実ならば、大問題であることはもうここで説明の要はないであろう。
問題が少なからずある新興宗教団体からの献金というだけでもいかにもグレーの印象を禁じ得ないのに、それを目下、注目の政治資金報告書に記載が見られないとは、これは如何に!

最後に、当の宇宙真理学会の関係者の話をここに記しておかなければなるまい。

「前あるいは現首長への献金は、実際のところ、(宇宙真理学)会から相当額行っているはずです。そのボリュームは、かなりあります。数百万というような単位ではありませんが、逆に詳細はいえません…」。

かりそめにも首長のポストにあった(ある)人である。この一件について、納得できる説明を伺いたいものである。

しかし、現段階では、宇宙真理学会、前も現もいずれの首長からも、なんの釈明もない。釈明などできようもないはずだが…。

「お賽銭泥棒」から馬脚

真鍋・浜田両知事が墓穴を掘る!

香川県内全域を対象に、先月1日から7日まで「交通死亡事故多発全県特別警報」。

その最中の5日午後6時ごろ、観音寺市本大町の県道で、道路を横断していた田中利子さん(76)が観音寺市池之尻町の森本勝さん(69)運転の軽乗用車にはねられ死亡。この調子だと香川県は交通死亡事故率ワースト最悪の地位は当分続きそうだ。

浜田知事の出身地での死亡事故は、「へらこい県民性」の必然現象なので香川県の死亡事故日本一は今後も揺るがないのではあるまいか。

浜田恵造知事 浜田候補と真鍋知事 真鍋武紀前知事さて先月28日、無所属新人4人で争った岡山県知事選が投開票され、前百貨店社長の伊原木隆太氏(46)が初当選。同日には富山県知事選も投開票され、現職の石井隆一氏(66)が3選を果たした。

また東京都の選挙管理委員会は、石原知事の辞職表明に伴う知事選挙を12月16日に行うことを決めた。

年内にも衆議院の解散総選挙が行われるのではとの状況下、是非ともこの際、香川県知事選挙も同時に行ってもらいたいものである。

なぜなら香川県知事が、脱税の宗教法人に「たかる」ような「へらこい」県民性会議の浜田会長では、香川県民が恥ずかしく悲しいからである。
要は、辞めろということだ。

「へらこい県民性」浜田会長 香川県知事の宿舎は大成建設の寮

本紙の一面記事は、東京のジャーナリストから送られてくる原稿をそのまま流し込んでの紙面構成である。本紙川上は、見出し以外の原稿には一行たりとも手を加えていない。

そこを押さえて、本紙のバックナンバーを読み直し、香川の今後を占って欲しい。いや、占うではなく県民総意で香川の将来を築いて行こうではないか。

宇宙真理学会の本部宗教法人宇宙真理学会の代表役員は小松登志子さん。長野県千曲市の小松商店の監査役である。父の小松富喜氏は小松商店の代表取締役ではあるが、宗教法人には他人の名義借りをしても名を連ねていない。

明らかに、税法に精通している人物が裏で指南しているのではないかと想像するほど脱税の手口が巧妙である。

長野県の農産物を加工販売する小松商店は、農水省キャリア真鍋武紀前知事の管轄。

香川県多度津町に本部を置く宗教法人宇宙真理学会の脱税疑惑は、財務省の税務大学校長であった浜田恵造知事の専門分野だ。

こうなれば、真鍋前知事と浜田現知事が二人して、非課税のお布施で脱税させた「おさい銭箱」に手を突っ込んだ「お賽銭泥棒」と同じではないのか。そのお賽銭泥棒が、二代も続き香川県知事となれば、本紙川上としても黙っているわけにはいかない。

「香川県民に代わって両知事を成敗致す」、だ。

知事の宿舎コンフォート高松ここで2年余り前の、浜田知事就任に遡って平成22年9月号本紙に目を通してみよう。いかに本紙が真鍋前知事と浜田現知事の正体を見抜いていたかが判るはずだ。
「真鍋知事のゼネコン癒着は浜田氏に 大成建設が単身赴任高級宿舎を提供」
《浜田氏の出身は財務省で旧大蔵省、真鍋前知事の出身は農水省だ。

浜田氏の経歴に目を通すと、大蔵省主計局時代には農水省の担当で予算を組む仕事、前知事の真鍋氏は農水省で予算に関わる経済局長などを歴任している。

要は、公金を提供する側と公金を受け取る側に従事していたということだ。

世論をにぎわせた住専問題のときには、真鍋氏は農水省の経済局長として農協債務を銀行側に押し付けて国会答弁を切り抜けた。真鍋氏が香川の知事選挙に出馬した時、香川県農協が資金面や選挙運動を組織的に展開したのはその借りを返したとも言えるのではなかろうか。

また、真鍋氏が農水省時代から癒着していた日本ハムの大社(おおこそ)会長に、選挙資金3000万円の提供を受けて選挙をスタートさせたことは本紙既報の通りで、知事当選後もサンポートのシンボルタワー、国の合同庁舎、それに渇水対策の宝山湖建設では「大成建設」との疑惑記事についても本紙既報の通り。

さて、本題の浜田氏の話に移ろう。

本紙川上が気になるのは、浜田恵造氏の高松の宿舎だ。

高松市図書館の真北に、「コンフォート高松」という有楽土地鰍ェ運営する高級マンションがある。玄関前の看板にこう書いている。

「法人向単身赴任者用・高級賃貸マンション」

カラクリを記そう。有楽土地鰍ヘ、大成建設が全株保有する子会社。浜田氏夫人がパーキンソン病なので、単身赴任の浜田知事に大成建設が幹部高級宿舎を提供した。

これって便宜供与なの?》

どうであろう、これは繰り返すが2年余り前の本紙記事。いまだに浜田知事の公的宿舎の所在は大成建設の単身赴任用高級マンションである。

もっともその後、本紙の
「浜田知事夫婦は同居せよ」の追及キャンペーンに屈したのか、紫雲町に隠れマンション「ステージワン」を妻用に借りた。

コンフォート高松の南で、知事官舎の西の交叉点だ。

特捜の再生は三井逮捕が起点

原田元検事総長は最後の御奉公を

検察再生への道筋を模索する検察内部からの方向性を示す認識は、ある程度、おぼろげながら見えてきたのではあるまいか。ただ、肝心の部分である三井逮捕の真相解明である起点を除いては…。

と言うのは、この部分に触れることが検察の再生には不可欠だからだ。

原田元検事総長ここで、ジャーナリストの青木理氏が、問題部分を見事にあぶり出しているので、週刊毎日の「狂った牙」短期集中連載の第4回特別編から引用させてもらおう。

《 〜つまり、組織的問題があったと。
「私はそう思います」

予想外に素直な心情を吐露した松尾氏は、インタビューの最中、同じ台詞を何度も繰り返した。特捜検察の持つ権力はあまりに強大すぎるのではないか、と問い質した時のことである。
「その怖さを特捜の総体としてもう一度再認識することだと思います。謙虚さを欠くと暴走する。謙虚さというものがないと、権力そのもののマイナス面が出てしまう。それだけの力を持っているから、謙虚さを人一倍持つべき組織なんです……」
(中略)検察が前代未聞の批判に晒されている中でインタビューに応じ、それなりに素直な心情を吐露してくれた4人に、私はそうした非難を投げつけるつもりはない。いくらインタビューを申し入れても逃げ回り、果てはまるで他人事かのように「今の人たちが頑張る話でしょ」と言い放った検事総長経験者すらいたのだから、むしろ4人の検察OBには敬意すら覚える。》

どうであろう。

青木氏のインタビューを逃げ回っていた検事総長経験者こそ、本紙川上が検察再生には欠かせない人物と断言する原田明夫元検事総長に違いないはずだ。

原田元検事総長は、検察再生のためにも最後の御奉公を是非とも果たしてもらいたいものだ。なにしろ、検察の暴走はそこが起点なのだから。

香川県警の捜査放棄と冤罪捜査(その115)

公訴時効の撤廃が威力を発揮する日

「殺人未遂事件の時効は15年なので…。あの事件が、犯人に繋がるまでに至らなかったので、明日、高松地検に時効送致します」

先月25日午後2時30分、高松北警察署の刑事官室で本紙川上は岡田喜代茂調査官兼刑事2課長からこう説明された。

同席していた刑事官が、時効の1ヵ月前までに警察の捜査が(逮捕に)及ばなかったら、検察の方に捜査資料を送らなければならない決まりがあるので…、と気遣いながら補足してくれた。

川原が使用した同型トカレフ 川原豪の名刺 二代目若林組篠原組長本紙川上は、こう答えた。
「板挟みでつらい立場ですね。川原豪が実行犯と判っていても、腐敗した先輩たちの力関係の中で捜査できないとは…。でも、貴重な経験は今後に活かして、健全な香川県警を目指しましょう」。

あの事件とは、平成9年11月29日夜、若林組組員の川原豪が本紙川上の自宅に向けて拳銃トカレフを5発も発射した事件を指す。もっとも5発目は暴発して川原豪の右手首を損傷させたので、正確に言えば、自宅に着弾したのは4発である。
「あの事件は、もう時効になる」と川原が夜の街で吹聴していたのが具体化しただけだ。

腐敗警官と暴力団の結託 暴排条例への流れはこの事件から

高松北署は、この流れからして10月26日に川原豪の発砲事件を高松地検に時効送致したはずだ。

ここで、香川県警の実態が確定された。すなわち、香川県警の改革を進める途上において、現時点での組織の構造的な腐敗箇所が特定されたということである。

月刊「ピン」 若林組の資金源・広告代理店健全な組織に潜り込んだ腐敗部分を浮かび上がらせるには、言い訳ができない痕跡を明確にさす作業がどうしても必要であったのではないかと本紙川上は推測する。

いや、推測ではないはずだ。日本の捜査機関は、香川県警腐敗組を見逃し許すほど甘くはないということである。

ぜひ、香川県警腐敗組と結託した六代目山口組の関係者は、本紙の7月号「公訴時効の撤廃!オペレーションが大英断を下す」に目を通してもらいたいものである。

さて、本紙の使命である事件の解決に力を注ごう。

まず今から2年前の本紙・平成22年11月号
【若林組の安定資金源は広告風俗情報誌ピンで「みかじめ料」】

10月25日号週刊実話から 六代目山口組司忍組長(前略)平成9年11月の拳銃発砲事件、すなわち本紙川上宅を襲撃した実行犯・川原豪を逮捕するヒントが記されている。この記事をヒントに、川原豪・若林組幹部を逮捕し、13年前の殺人未遂・拳銃発砲事件の全容解明に繋げようではないか。

《指定暴力団山口組系の組幹部らが風俗情報誌の出版社を設立し、愛知、静岡両県の風俗店数十店から2年間で、広告料として1億円近くを売り上げていた疑いがあることが、愛知県警への取材でわかった。県警は、広告料が事実上の「みかじめ料(用心棒代)」だったとみている。県警は県迷惑防止条例違反(迷惑ビラの配布)の疑いで組幹部らを逮捕するなど調べを進めている。

風俗店を紹介する情報誌やインターネットのサイト、街頭の無料案内所の一部は、広告料が暴力団の資金源になっていると指摘されてきたが、実態が明らかになるのは極めて異例だという。》
【川原豪・逮捕のヒント】

指定暴力団山口組系二代目若林組の川原豪本部長補佐が、風俗情報誌「月刊pingピン」の香川正規代理店・グローバルメディアを設立し、香川県の風俗店から広告料と称して実質「みかじめ料」を…。

どうであろう、この記事は2年前の11月。その後、指定暴力団山口組系の組幹部らの風俗情報誌の事件は、24年3月に犯罪収益の風俗広告料として、会社社長ら2人を逮捕。

そして先(10)月4日、大阪府警が山口組弘道会の資金源として会社法違反容疑で出版社「○○○○○○○○」会長ら5人を逮捕した。

なぜ香川県警は、大阪府警が弘道会の「○○○○○○○○」を摘発したように、二代目若林組の「グローバルメディア」を摘発しないのか。

二代目若林組を偽装除籍された川原豪が平成22年12月からグローバルメディアの代表取締役に就任しているのにだ。

それにしても、二代目若林組篠原重則組長を優遇する山口組六代目の司忍組長は、篠原を庇い、優遇すればするほど本紙川上殺害の共謀共同正犯が疑われるのを気付いていないのだろうか。

いや失礼、気付いていても篠原を優遇して幹部にでも昇格させざるを得ない事情なのかな。ここは、直参篠原を排除して組織を守るべきだ。

田岡満氏と盛力会長の縁

山口組三代目組長の下で男を磨く

先(10)月8日の夜、本紙川上が東京行のサンライズ瀬戸の寝台車に乗り込んで一息ついたところに、平川徳盛・少林寺グループ会長から電話があった。
「満(みつる)ちゃんが亡くなった。明日の9日が仮通夜で10日が本通夜、…11日が本葬儀なので約束がかなわなくなった…」。「…、…」。

平川徳盛会長 田岡一雄三代目組長平川会長が満ちゃんと言ったのは、三代目山口組田岡一雄組長の長男である田岡満氏のことである。

本紙川上からすれば、言葉が出ない。と言うのは夏ごろ、本紙川上から平川会長に田岡満氏との見舞いを兼ねた面談をお願いし、病院の検査が終わり退院すれば会いましょうとの約束を得て、心待ちにしていた矢先の訃報だったからである。

本紙川上の空手の師匠は、郷土香川のご出身である神道自然流空手術の初代・小西康裕宗家である。そして、田岡満氏も、慶応大学時代には小西先生の門下生であったので本紙川上とは偶然にも同門であったということだ。

少林寺グループの平川徳盛会長も任侠道では三代目山口組田岡一雄組長の一番弟子であった山本健一若頭の山健組に籍を置き「男を磨いていた」というから世の巡り合わせの縁とは不思議なものだ。

本紙川上は、「国家社会の興隆に貢献」という山口組の綱領が大好きである。

前・現の長尾支部長に注目

大政建設と山政建設は暴力団の系譜

(10)月号本紙の「暴力団と決別宣言山西支部長が公的ポストを辞任」が、反響を呼んだ。

松岡前支部長 山西現支部長読者から匿名で問い合わせもあり、次の長尾支部の支部長に誰がなるかに関心が寄せられているようだ。
「長尾支部には人材がいない。タイムズが山西支部長を辞めさせても、前支部長の松岡ではダメでしょう。松岡(大政建設社長)は高木茂(高木産業会長)のダミーで、松岡が復帰すれば長尾支部はもっと悪くなる。

あんたも、暴力団のこと書くなら大政建設の事情も知っとるやろ…」

なるほど、もっともだ。

しかし、ここでハッキリとさせておきたいことがある。

大政建設の本社タイムズが山西支部長を辞めさせたのではない。タイムズは、あくまでも公的な建設業協会長尾支部の支部長としての立場にスポットを当て追及しているだけなので、辞任するとの意思表示をしたのは長尾支部の山西正数支部長自身である。暴力団組長との親密さを、公共事業の場に持ち込んでいた山西支部長が考え判断した結果であったということを改めて明確にしておきたい。

さて、大政建設社長の松岡善樹・前長尾支部長の話に入ろう。

なるほど、山西支部長が辞めて大政建設の松岡社長が長尾支部長に復帰すれば、元の木阿弥ではないかとの指摘も頷ける。

確かにそう言われれば大政建設は、任侠ヤクザの太政官大政組の佐藤勝組長が社長を務めた会社だ。ヤクザの親分が実質経営、いや、実体として所有していた会社である。

実質経営と実体所有との違いは、事業運営は別会社の高木産業である高木茂(当時は寒川町議長)会長が担当し、大政建設の佐藤勝(大政組組長)社長を裏方で全面支援していたというのが実態のようだ。

これは昔の話。では、今はどうなのか。

時間の経過はあるものの、構図的には当時と変わりなく大政建設の佐藤勝社長が亡くなると、高木茂・高木産業会長は警察OBの松岡善樹氏を社長に据えた。

その後、大政建設の松岡社長が建設業協会の長尾支部支部長に、後任で山政建設の山西社長が支部長にと代替わりして現在に至るのである。

それにしても、高木茂・高木産業会長は凄腕だ。

Aランクの大政建設と高木産業の二つの会社を受け皿に、公共工事を欲しいままに受注させるとは以ての外だ、

阪大微研の寄生虫

礒野英親副本部長の暴挙は許されず

「他県で逮捕、さぬきで目こぼし許される。ほんに香川はいいとこだ、いいとこだ」

アルファロメオ・イメージこれは歌の文句ではない。浜田香川県知事が力を注ぐ「うどん県」の実態だ。

本紙8月号に掲載されたこの四面記事を読んだという人から電話があった。
「うどん県の浜田知事にぴったりの歌詞ですね。ついでに歌詞に合った振付も考えたらどうですか」

いやーまいった。
「他県で逮捕、さぬきで目こぼし許される。ほんに香川はいいとこだ、いいとこだ」が気に入ったと、読者から電話を掛けてくるとは…。

本紙川上からすれば喜んでいいのか、悲しむべきなのか、やはり悲しむべきでしょうね。

さて、本題に入ろう。

公務員か準公務員かで犯罪容疑を扱う捜査機関の判断が大きく左右する。

阪大微研の礒野副本部長が、準公務員でもないので業者からバックマージンを取ろうが、不正採用させようが、女子社員に手をつけようが許される、
と考えているのなら、それは大きな勘違いであろう。

国からの助成金・補助金を受け入れている阪大微研には公的な使命を背負った職責がある。職場をかき乱す言動だけでも本紙からの追及は避けられないのだ。

遅ればせながら8月号の続き この事態放置は監督官庁の責任

《この男は、御社の記事がなければすっかり安心していい気になり、次々と卑劣な蛮行に歯止めが効かないことはお伝えしている通りです。

またしても、9月号に掲載がないことを知るなり、とんでもないことをやりました。

阪大微研瀬戸センター礒野は管理本部の副本部長であり、直轄部署は管理本部企画室というところです。その企画室は、独身女性5人に既婚者1人の女性だけの部署です。普通の会社では、企画室というと経験豊富な優秀な人材が配置されるはずです。それが若い女性だけというと、それだけでも異常なのに、10月1日から既婚の女性を他の部署に移し、今年4月に入社したばかりの新人女性2人を配置し、若い女性だけの7人の部署にしたのです。

まさに「微研の大奥」です。これは、この男の長年の夢だったのです。次の狙いは「大奥」を拡充させ、微研をお気に入りで牛耳ることです。狡猾で大胆にその狙いを加速してきました。

研究費不正使用の謝罪今年4月に約150人の非正規社員を正社員にしました。もちろんその中には、この男の知り合いや縁故が大勢含まれています。もちろん謝礼を受けるものですから、S・Kへのアルファロメオなんて安いものです。それとは別に呆れたことに、親族を入れ始めたのです。甥を紛れ込ませました。これくらいのことはするだろうと思っていましたが、次は息子を入れる工作をしているのです。

この男にも大きな悩みがあります。ひとつは御社の記事で、もう一つは嫁の口です。これまで、嫁は「理事たちが頼りないので、仕方なく旦那が微研をやりくりしている」と、いたるところで自慢していました。これは自分も嬉しいのと、嫁に頭が上がらないので認めていましたが、さすがに息子の入社については決まるまで黙るよう口止めしていましたが、抑えきれず息子も一緒になってぽろぽろ漏らし始めました。会社の海外出張に付いていくぐらいの嫁ですから仕方ないと思います。そのうち息子が入社してくるのでしょう。

さらにさらに去年のこの男の卑劣な蛮行は、自分の気に入らない人たちを押し込めるのだとうそぶいて、それは巧みに大阪と観音寺に部署を新設させました。狡猾さ本領発揮です。

その瞬間、男は周辺に権力を誇示するように「見せしめ」と叫び、手下に「豚箱」と呼ばせました。それ以来そこに配置された人たちは悶々とした日々を送っています。気の毒です。会社を牛耳るための工作は着々と進んでおり、そのうち親族とお気に入りで埋め尽くすつもりです。普通の会社では、一人の男がこれほどのことができるはずがないのに、なぜできるのでしょうか。

心臓病を抱えた70歳の高齢な本部長の上司と大阪大学医学部名誉教授で80歳の超高齢な理事長がこの男のいいなりだからです。そのほかの理事も似たり寄ったり。

この男の横暴にストップをかけられるのは御社の記事しかありません。「我がペンはひるまずまっすぐに」を信じています。私たちはこの男の卑劣な蛮行があるたびにトコトン忠実に御社にお知らせします。どうか、助けて下さい。》

どうであろう、この阪大微研の実態と、改革を求める職員の叫び。

本紙からのお願い。
「是非、礒野副本部長・本部長・理事長の顔写真(記念スナップ)をお送りください」

恵済団と「阪大微研」が符合

礒野副本部長が大阪大医学部で暗躍

まず、10月6日付の四国新聞から。

10月6日付四国新聞《大阪大が自動販売機や売店用の場所を貸し付ける際、物品販売会社との間に大学OBが理事を務める一般財団法人を随意契約で介在させ、本来大学に入るはずの約6300万円が財団法人の収入になっていたことが5日、会計検査院の調べで分かった。
(中略)大阪大は2011年度までの2年間に医学部と併設する大学病院の建物の一部をテレビのプリペイドカードや飲料水の自販機などの設置用として元大学職員2人が理事を務める一般財団法人「恵済団」に約400万円で貸し付けていた。(中略)

恵済団は大阪大から場所を借り受けて売店や食堂を直営するほか、自販機の設置・運営や理美容事業を業者に委託する一般財団法人。大阪大学名誉教授が理事長、元職員らが理事を務めている。》

「恵済団」と「阪大微研」は同じ腐敗構造。いや同じではなく、阪大微研の方が悪質。
会計検査院はこの際、礒野英親副本部長への裏ガネの流れを調べるべきである。

取り戻そう教育の原点

四国学院附属香川西高の誕生を目指せ

《香川県内の公立中学校で昨年度の不登校生徒(年間30日以上欠席)が生徒千人当たりで前年度に続き全国ワースト2位だったことが、県教委の調査で明らかになった》

これは、10月4日付の産経新聞である。

北井秀忠校長なるほど、香川県内の公立中学校なら年間30日以上欠席なら不登校扱いか。ならば、本紙が連載している「香川西高」の100日欠席はどう解釈すればいのだろう。北井校長の方針で、水増し単位認定の偽装までして一部の学生を進級・卒業させるとは、教育者として不適格と断言せざるを得ない。真面目に勉学に励む学生たちに対して、「香川西高」全体のイメージを貶める許し難い行為ではないのか。

さて、香川西高の教師や生徒のためにも問題点を掘り下げてみよう。要は、改革を断行することだ。
【サッカー部事件関係】
10月号の内容:大浦元寮監がいつの間にか学校法人の事業職員に戻っている〉

この記事について早速保護者から指摘が入った。大浦元寮監は事業職員だけではなく、体育の教師として授業に入っているというのである。

昨年の事件直後、北井校長は巧みな話術で加害者のコーチと寮監をクビにする条件で警察沙汰を押さえこんだだけでなく、被害者両親や教職員が気づかないのをいいことに大浦元寮監だけを復職させ、さらには教壇に立たせていたのだ。

事件被害者の学年はまだ3学年在学中で、一部始終を目撃した者もいる。サッカー部員全員には箝口令が敷かれたていたが徹底せず、事件直後は教職員より先に生徒の間に事件の噂が広まった。まさに職員の犯罪行為の隠蔽を生徒に見せつけたようなものであり、教育に与える悪影響は計り知れない。
【志満秀関係】

志満秀会長の島一氏は浜田知事の後援役員、そして志満秀社長は香川西高校同窓会長で今年までPTA会長も務めていた。生徒募集で中学校回りの時期になると校舎内には志満秀の段ボール箱が並んでいたというから、志満秀と香川西高校の親密ぶりが伺える。

志満秀社長の息子は香川西高に在学中であるが、欠席と問題行動などで本来進級すらできなかったはずで、さらにはこの息子君と取り巻きによる嫌がらせを受けて登校できなくなり、学校を去った同級生すらいたという。

それでも学校を続けていられるのは会長・社長から北井校長に卒業依頼があり、欠席を誤摩化すために補助金詐欺まがいの履修不正が重ねられていると推測がつく。

もはやこの際、統廃合を進めて四国学院附属香川西高校の誕生しかあるまい。






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