四国タイムズ  
『へらこい県民性会議』
浜田恵造会長に香川県知事をやめてもらいましょう
小川和彦氏に県人事委員をやめてもらいましょう
水本勝規氏に県会議員をやめてもらいましょう
西川昭吾氏に県会議員をやめてもらいましょう
財団法人 日本武道振興会
青少年育成活動・更生保護事業・難民救済活動
もう一度その芽をのばすやさしい目
ふれあいと対話が築く明るい社会
協同組合香川県健全企業振興会
株式会社 郷水工業
もうひとつふるさと見つけた森と湖
地球環境の保全をみんなで考えよう

真鍋前知事の買春 暴力団に依頼して恐喝逃れ

ついに明らかになった、オリーブ・オペレーションが手掛ける第1号事件、
その内容! そこまでやっていたのか!とんでもない事実が明らかになった!

「ここまで来たら具体的な事件の内容もそのさわりというか、そんなところをチラッと開陳すべきかとも思いましてね。他ならぬ(四国)タイムズさんですからね、いつもいっていますが、タイムスの川上(道大・本紙社主)氏は、私たちのいわば、先達≠ナあり、手本≠ナあり、また、最高のよき同志≠ナすからね。川上氏がいなければ、私たちはない。ということは、ここで、川上氏率いるタイムズさんだけには、事件のさわりをお伝えしておかなければならないか、と。まあ、それらはこんなものなのです」。

その内容たるや、驚くべきものであった。また、ここまで具体的になっておれば、あとは逮捕、そして本格的な事件化あるのみ、というところであろう。

ふたつの極秘で進行している事件について、警察首脳の話を中心に、改めてレポート風にまとめた。

とんでもない上乗せ$V設の塩江小・中学校工事

【事件@】

うつむく真鍋前知事高松市立塩江小・中学校というのは、目下、全面建て替えの真っ最中。高松空港からほど近い、いわば郊外に造る小学校中学校の公立一貫校である。

この学校が、どのような経緯をたどって、全面建て替えとなったか、あるいは、何故、小・中学校という形式になったのかなどについては、本稿においてあまり意味がないのですべて省く。

とにかく、二〇一五年四月開校を目指して、新築工事が急ピッチで進行している、という現状だけを記すに留めておこう。

さて、この大規模な工事は、平成二一年に業者の決定を見た上で(むろんコンペによるものであった)、着工となった。

この工事は、一見順調に進行しているかに見えるが、実はその中途になんとも奇妙な事実が浮かび上がったのである。但し、その事実は、今だ、どこにも知られていない。

まずは、次の複数の業界紙記事のダイジェストを読んで欲しい。

塩江小中学校新築工事11月頃の着工を予定廃棄物処理に約10億円を追加
《塩江小中一貫校の建設予定地である塩江中学校グラウンドから基準値を上回る濃度の鉛の溶出などが確認されたことを受け、高松市教育委員会は施工計画等を見直し、22年9月より予定していた着工が約2ヵ月遅れ、11月頃から着工し、竣工期限も15日間延期することとなる。〜中略〜

土壌処分費用の10億2032万7000円を増額した請負金額の変更を求めるほか、竣工期限も15日間延期した27年3月15日までへと契約変更する。市教委の担当者は「今回の件による本体施設の設計変更等はない」としている。〜後略〜》

この記事ひとつで、塩江小中学校における工事の規模はほぼ網羅できる。

さて、この物件における問題は、工事の受注、あるいは、金額の多寡のことではないのだ。

実はここで、なんとも首を傾けたくなるような問題が発生しているのだが、その問題点について、地元高松の業界事情通(実は、オペレーションの捜査上に参考人として訊いた地元事情通)が分かり易く解説してくれる。

「これら業界紙の記事もハッキリ出ていますね?
『建設予定地の塩江中学校グラウンド(※塩江小・中学校はこの上西小学校など三校ほどが合併されて新たに新設される)から基準値を上回る濃度の鉛の溶出などが確認された……。これに伴い、土壌の処分に約十億円増額の四六億円に請負金額を変更する……』、こういうことです。

これ、なんとなく読んでしまえば、まるでなんともない話のように見えますが、実は、そうではないんです。

有り体にいいますと、この土壌汚染が見つかった、という話の以前に、この土地は、おんなじ土地ですよ、そこで、遺跡の発掘調査をやって、そこから弥生時代やその前の縄文時代の土器の欠片や出ていますんや。おかしな話とは思いませんか?

弥生時代の遺跡が出てきた同じ土地で、そのさらに下層部から今度は、鉛の溶出などが確認されたというのです。その汚れた土壌を、全部、掘り返さないかんから、一〇億円を工事費に上乗せして、工期も延長するというのです。一体、これどういうことだと思います?

弥生時代の土器の前に、鉛などという現代の有害物質が埋められていたんですよ。こんなことが本当にあるのですか?いくら考えても判らない話ですわ」。

確かに指摘されなければ判らないことだが、この話が事実だとすれば、実際に大変なことであろう。弥生時代の土器の欠片が発見されたその下の地層から現代でしか使用されていないはずの鉛の溶液がわき出ているというのだ。するとこれは弥生時代の前の時代にすでに人類は鉛の溶液をなにかに利用していたということになるわけだ。弥生時代の前に人類が、鉛を使った時代があったことがこの土地で証明されれば、これは、歴史的大発見には違いない。

しかし、現実に、そんな土壌となっていて、実際にその土壌改良のために一〇億円もの税金がこの工事に追加という形で流されているのだ。

実際に同地で、弥生時代の土器の欠片を掘り出したというある財団法人の幹部がこういう。

「確かにその土地で、弥生時代のものと思われる土器の欠片がかなりの量発見、発掘されました。私たちがそれをしたのですから、間違いありません。ええと数年前の話ですかね。

え?その下に、鉛の溶液が湧き出していることが発見されたって?それはなにかの間違いでしょう(苦笑)。

間違いでなかったら、それは、そうですね、弥生時代のずっと前に宇宙人がどこかの星から飛来して、そこで鉛を使ったのと違いますか?(笑)」。

実際には笑い事などではないのだ。現実、一〇億円もの追加予算が拠出されているのである。ちなみに、同財団法人が、数年前に行ったという埋蔵物の発掘にかかった経費は、わずかに一千万円ほどだという。

「高松というのは、これまで、こと公共工事に関しては全部こういう、デタラメな状況なんですね。お手盛りというか、一部の者が好き放題に税金を使いよる。まったくややこしい土地なんです。

その一部の者の横着というか、横暴を市長や助役は見て見ぬふりをする。それは明らかに上位に立つものですからね、それをやっている黒幕というのが。そしてここ(高松)は、いつの時代もこれが通ってきているんです」(前出事情通)。

それにしても、デタラメとも思える追加工事に一〇億円とは―。

一方、この事情通が語る一部の者≠ニいうのは、一体、誰のことか。

それはもうここでは言うまでもないことであろう。

オペレーションのターゲットはもう随分前から決まっているのだ。その具体的事案のひとつが、この塩江小・中学校の新設、ということなのである。

暴力団に蝕まれてた前首長 人知れずとんでもない事件が!

【事件A】。

何を隠そう、問題を抱え込んでいるのは、オペレーションがターゲットとしている、前首長なのである。

さて、それはどのような問題なのであろうか?

元風俗業者のX氏が語る。
「わたしと前首長が知り合って、もう二年以上になります。ええ、わたしがある女性を、前首長に紹介したのがきっかけになって、お互い知り合いました。まあ、ウマが合ったというのかな、ずっといい関係でいましたがね。その間?言うまでもありませんよ、女性を紹介していました。それがその時のわたしの仕事だったからですよ」。

需要あれば供給あり、それがたとえ女性という商品≠ナあったにせよ、そこには市場があり、売り手も買い手も存在するわけだ。

前首長は、最初から、自分の立場やアイデンティティーのようなものをX氏に披露していたのであろうか?
「通常はほとんど偽名だったりしますが、この人だけは、かなりあけすけでしたね。なにしろ、役所の名前まで言っていましたからね」(X氏)。

なんとも脇が甘いというしかないが、ご自身には罪悪感がないと言うところかもしれない。そのような感情がなければ、人間というのは、ほぼこの時の前首長のように無防備になるであろう。

その状態が長く続けばよかった。

ところがその市場は、一年も経過してこれば、好ましからざる方向にパイ≠広げて行くことになってしまっていた。

首長はその間、曰く言い難い、複数の事件≠起こした模様である。

それらを闇から闇に葬り去らねばならない。当然であろう。そして、それにも資金力がものをいう。その時には、実に、数千万円もの金が前首長側から出されることとなったという。
「ええ、数千万円で、内分に済ます、という形で両者の折り合いが着いたわけです。これは、恐喝そのものですが、これは前首長の方から表沙汰には絶対出来ない性質のものでした。(恐喝側は)そこをついたんですね」(同)。

その数千万円の受渡しの日が、ある年の3月28日で、その場所は、岡山市内のシティホテルの一室だった。しかし、そこにいたのは、当の前首長だけではなかったという。実に意外な人物が、前首長に立って同席していたのだ。

真鍋前知事と一蓮托生の浜田知事「わたしが行ってみると、Nと名乗る一見してヤクザとわかる男が前首長と一緒にいました。他にも見知らぬ人物の顔がありました。そして、前首長は、わたしが部屋に入ると、あとはよろしく=Aと言って、部屋からさっさと出て行ってしまったのです。

Nという人物は、名刺を切りました。その名刺には、Y組Y組 などと書かれていました。現役の暴力団の幹部だったのです。Nという男は、ほとんど有無もいわさず、そこに前首長が持ってきていたスーツケースに入っていた1億円を、当たり前のように持って行ってしまったのです。そして、そのうちのほんの一部をわたしにご苦労やったな≠ニいって渡しました。それきりです、何もかも。要するに、最初からヤクザ幹部を使って恐喝を切ってしまおうということだったのです」(同)。

暴力団排除条例、暴排条例が施行されてまだ二ヶ月程度だが、この関係が明るみに出れば前首長の立場は直ちに司直の手に落ちることであろう。なにしろ暴力団を使って、恐喝を封じ込める、というのだから。

事実は小説より奇なり、というがまさしくこのことである。

以上がふたつの事件のあらましである。

しかし、いずれの場合も、あまりにもとんでもない事件だけに、にわかには信じがたいが、これもオペレーションの努力の成果。ここまでのことがわかっているのだから、あとは、すべてが変わるだけであろう。

確かに讃岐は大きく変わろうとしている。

「川上氏が変えたのですよ…」。

警察の首脳はこう独りごちる。まさしく至言。

年を越して、ついに出てきた具体的案件。

本紙は、今年も川上の采配の下、これまでと同じように全力で邁進していく。

四国タイムズの20周年記念に

真鍋前知事逮捕なら浜田知事は辞任を

新年、明けましておめでとうございます。

今年は辰年、昇り龍の年。県民期待の知事選挙の年に!

昨年は3・11東日本大震災や台風12号の大水害などで、我々日本人は未曾有の事態を経験しました。

この経験を日本の将来に教訓として活かさなければ、被害者の方々に対して申し訳が立たないではないでしょうか。

おかげさまで本紙川上も、暴力団から拳銃などで幾度も襲撃されましたが命を落とさず満20歳を迎えました。これも一重に同志や隠れ支持者様のおかげです。それに愛読者からの熱い思いの賜物です。

ここで、初心を忘れないよう、原点を確認するために20年前の平成4年1月号の挨拶をそのまま記します。

平成4年1月号の本紙【平成4年1月号】

「ごあいさつ」

《明けましておめでとうございます。
…西讃の人々に親しまれてきた「新日新聞」の編集、発行を平成三年十二月、柏田次郎社長から引き継ぎました。

この「新日新聞」の飛躍を図るために「新日新聞」を「四国タイムズ」に改題して、紙面の刷新と内容を図ることになりました。…》

20年前と言えば、本紙川上も齢43。振り返ってみればまさか20年も四国タイムズを発行し続けられるとは夢のよう。

本当に感謝なことです。

改革にはまず香川の歴史を 悪しき慣行の名残を断ち切れ

当時の本紙を続ける。

原点からのブレ位置を確認するには、創刊時の紙面を読み返すことが一番だ。

《現在、皆様もご存じのように政治のありかたは必ずしも正しいとは申せません。地方自治体の行政ミスや不手際、議員や公務員などの不法行為、また、それにまつわる経済界の不正が続出しております。それらの疑惑にメスを入れて調査、追及し、正しく報道することにより地方政界の正常化や浄化に資することも、本社の使命の一つでございます。
…なお、新聞は、皆様の温かいご支援、ご協力をいただかないと維持することはできません。

真鍋武紀前知事 浜田恵造現知事どうぞ、何分にもよろしくお願い申し上げます。
平成四年一月
株式会社四国タイムズ社
社長川上道大》

「我がペンはひるまずおくせずまっすぐに」

いやー、実に新鮮な気持ちだ。40歳代を迎えた若かりし頃の、血気に逸る当時の気持ちが蘇ってくるではないか。

香川県知事・平井城一氏からの原稿は「新しい年を迎えて」、高松市長・脇信男氏は「創造と活力」。衆議院議員の大野功統自民党香川県連会長は「新春のごあいさつ」と紙面にはある。

2月号は「幹部の不評高まる市政に真に役立つ人を」の見出しで、当時の鎌田忠、高松市の助役を辞任に追い込んだ。

本紙創刊当時の記事3月号は「白鳥町長の職権乱用土地売買に疑惑?百十四銀行も協力か」で田中豊市、白鳥町長の次期選挙出馬を断念させた。

4月号は「山の中に毒物を埋めたのか三本松・帝国製薬の無法ぶり」「毒物、劇物に時効はない健康をそこなう元凶をさぐる」を掲載。

そして、翌年平成5年に白鳥町談合事件に発展する「白鳥町これはたいへん指名入札にからくり」もこの4月号だ。

特に、「中小検察の独自捜査」の端緒として捉えれば、この記事は非常に本紙川上にとっては思い出深い意味深な紙面である。

なにしろ、大阪地検特捜部の大坪弘道・元特捜部長逮捕の源流は、さかのぼればこの「白鳥町指名入札にからくり」に行き着くからだ。

それはそうであろう。

平成5年4月に高松地検次席として就任した三井環氏と本紙川上の出会いは、この記事が元になったのだから。

さて、20年前の初心を確認したところで本題に入ろう。

本紙の先(12)月号を世に出し、改めて報道の役割は大きいと感じさせられた。

というのは、山口県の女性から本紙川上に問い合わせが来た。「東部農協事件を教訓に再生を JA香川県農協の改革は不適格者の排除」の記事を読んだという人である。
「府中支店の職員が横領したとありますが、山口県農協でも同じような横領がありました。集金した金を長くカバンに入れたままでというところまで同じです。告発について教えて下さい…」

本紙川上は「頑張ってください」と激励して、先月号を3部お送りした。

そうこうしている矢先の先月30日、読売新聞にこんな記事を見つけた。

《JA香川県は29日、由佐支店(高松市)の男性職員(39)が顧客の定期積金49万円を着服していたとして、懲戒解雇にしたと発表した。同JAでは11月に職員3人(いずれも懲戒解雇)による計約2500万円の着服が明らかになったばかり。記者会見した田辺広理事長は、担当役員の辞任や幹部職員の処分も併せて発表し「対策が不十分で申し訳ない」と改めて陳謝した》

JA香川県農協の不祥事は、構造的な問題。繰り返し事件が発生するのは、経営側の立場にあった人物の事件隠しや目溢し、擁護してきた悪しき慣行の名残だといえる。

要は、池田長義元県議長や水本勝規県副議長への不正融資の解明、特に、巨額な債権放棄・カラクリの解明が必要なのである。

なぜなら、この問題を曖昧にして隠蔽するJA香川県農協の経営体質を、不祥事を引き起こす部下の職員は見習うからである。

また突き詰めれば香川県行政の問題。要は、農林官僚出身の真鍋前知事の体質が農協にまで及び、それも後継者の浜田知事も受け継いでいるから事態は深刻ということだ。

解決は事件化しかあるまい。

繰り返し浜田知事に告ぐ

香川県民のために夫婦は同居せよ

浜田知事と当選を祝う朋子夫人本紙の先月号で「汚職体質は同じ穴のムジナ 真鍋前知事と浜田現知事は同根」と掲載したところ、多くの人たちから賛同の電話を頂いた。
「そのとうりだ」と。

浜田知事も、朋子夫人も本紙の記事をインターネットで見ているとも聞くので、なんとも厚かましい夫婦ではないか。リストラ対策で失業中の主人を香川県の知事に送り込むとは以ての外。

さて、気になる記事を見つけたので紹介する。

平成23年12月27日付朝日。

《新東名高速道路の用地買収をめぐり、交渉先の業者から受け取った2億4000万円余りの所得を隠し約9000万円を脱税したなどとして、所得税法違反などの罪に問われた元中日本高速道路(名古屋市)社員山田真己被告…起訴内容を認めた》

浜田知事の宿舎平成23年12月30年付の産経。
「酒に酔ってむらむら」女性の太もも触る中日新聞社員を逮捕警視庁

《電車内で女性の太ももを触ったとして、警視庁葛飾署は、東京都迷惑防止条例違反の現行犯で、中日新聞社員、瀬戸輝彦容疑者(37)を逮捕した。同署によると、容疑を認め、「酒に酔っていた。むらむらしてやった」と供述している》

どうであろう、この二つの記事。中国上海航路の開設や公共工事発注の裁量権を持つ浜田知事。

業者からの誘惑の手や「酒に酔ってむらむら」の条件はすべて揃っていると断言する。
「浜田知事夫妻は、県民のためにも同居すべきである」

香川県警の捜査放棄と冤罪捜査(その105)

危機管理なき六代目山口組の現状と行方

12月に入って、二代目若林組松下浩文舎弟頭が会長を務める、日本士道会の街宣活動がにわかに活発化し始めた。
あの日本皇民党の街宣車も目にした。

街宣内容を通りすがりに聞いたところ、どうも暴力団排除条例を批判しているようだ。

六代目山口組司忍組長 二代目若林組篠原組長5人の公安委員が片手間で決めたのではとか、昔からある村八分を皆さん知っているかとか、国民の絆を切り裂くのかと、要するに暴排条例を条例ではなく国会で審議を尽くせ、見なおせ、ということであったようだ。

本紙川上からすれば、チャンチャラおかしい。

それはそうであろう。暴排条例の見直しを迫る二代目若林組が、ある意味で暴排条例の生みの親とも言えないこともないからである。

平成18年3月7日夜、本紙川上の殺害を実行に移したのは、街宣活動をしている二代目若林組の組長秘書役森裕之幹部。

加害者が、六代目山口組二代目若林組。被害者は本紙川上ということである。

要するに、加害者と被害者が共にいる事件発生の地で、当事者の加害者が暴排条例を批判するのは筋違いということだ。

司忍組長の共謀共同正犯 暴排条例の端緒は本紙川上への襲撃

本紙川上が真相という事実をいぶし出す手法は点描。

黒川・元刑事部長 川元・元刑事部長知り得た情報を丹念に配置し、ジグソーパズルのピースを連載という時間軸の流れで描いていくというものである。

さて、平成18年3月の本紙川上殺人未遂事件に迫ってみよう。修正、修正を重ねて真相に迫れば、必ずや事件解明に繋がる筈である。

先月、週刊大衆の1月2日号に「六代目山口組新年度組指針の全容」を見つけた。

1月2日付 週刊大衆いつまた狙われるかもわからない状況下、本紙川上の全神経は研ぎ澄まされ真相解明につながるピースを正確にキャッチしたようだ。

大見出しにはこうある。

最新情報 司忍六代目体制初の「事始め」で発表された
山口組2012年度組指針は「心機を転ず」。

司忍六代目の今の心境を反映したのが「心機を転ず」ということか。この凝縮された言葉は何を意味するのか、ジックリと文面に目を通そう。
《それは「心を新たに、積極的に行動すること」という意味が込められているという。「心機一転と似たような意味だが、こうした世情だからこそ、積極的に任侠道の原点に立ち返り、揺るぎない信念をもって行動しよう、という思いが込められているようだ」

山口組の組指針は、田岡一雄三代目の時代から、四字熟語で発表されてきた。
それ以外の言葉は初で、司六代目の組織改革への思いを垣間見ることができる》

森が使用した回転式拳銃 実行犯の森幹部うーん、司六代目の心は乱れている。田岡一雄三代目への原点回帰を掲げながら、原点回帰の路線からとんでもない方向に逸脱した現状に、司六代目自身が気付いて一人悩んでいるのではないかと本紙川上はみた。

なにしろ、本紙川上は六代目体制に一度殺されかけた男であるから分かるのだ。

この週刊大衆から真相解明に繋がるピースがまだ二つある。一つはこれ。
《…12日付で決定した佐達秀正・三代目大野一家総長の除籍が発表された。(中略)
「除籍の理由は不明だが、六代目体制になって“総本部当番責任者”を務めるなど、若手のホープとして期待されていただけに、残念なこと…》

この箇所から読み取れるのはこうだ。

理由もなく直参を除籍させる司忍六代目体制が、なぜ二代目若林組の篠原重則組長に限り除籍させないのか。除籍させられない何か特別な理由があるのか。という疑念が本紙川上の心の奥底にフッフッと湧いてきた。

そうか、そうだったのか。

篠原組長を山口組から除籍にすれば、本紙川上殺害の謀議が捜査関係者に喋られると恐れたのか。なるほど、それなら司六代目が篠原組長を除籍できないはずだ。まさか、今この時期、篠原組長を口封じのために殺すわけにもいかないし。

もう一つは写真。

説明書きにこうある。
《事始めを終えた中山和廣・三代目矢嶋組組長(手前)…》

矢嶋組といえば三菱銀行を思い出す。それに、平成18年3月7日に本紙川上が拳銃で襲撃される前、香川県警の黒川元刑事部長他一名が打ち合わせに訪ねた組ではないか。

事実は、時間の洗礼を受ければ必ず姿を現す。

7年前、本紙川上は盛力健児会長にこう言った。
「若林組の犯人に腐敗警官を抱いて自首させて下さい」と。

四国時報の木下発行人から抗議文

山口組直参飯田会長の香川進出許さず

本紙先月号の「飛んで火に入る夏の虫 山口組倭和会が香川に」が、反響を呼んだ。
読者から、激励や本紙川上の身を心配した電話などが10件近くもあったのだ。

飯田論功会長ところがである。記事中の当事者である木下俊明氏からは、脅しともとれる抗議文が書留内容証明郵便物として本紙川上に送り付けられたのである。
《四国タイムズ社 川上道大殿 抗議文

平成23年12月5日発行の貴社中に掲載された小生に関する内容は事実に著しく反しておるので厳重に抗議する。

以後事実に反する報道ある時は、不本意ながら相当の対応をせざるをえません。
平成23年12月8日
四国時報発行編集人木下俊明》
「不本意ながら相当の対応をせざるをえません」とはどういうことなのか。

本紙川上への抗議文まさか、六代目山口組直参の倭和会(やまとかい)飯田倫功会長に言いつけて、本紙川上を亡き者にするため拳銃で襲撃させると言っているのではないでしょうね。

それにしても「四国時報」の木下俊明編集発行人が、この時期、六代目山口組直参の飯田倫功会長を香川に迎え入れようと画策するとは以ての外だ。本紙川上がやっと二代目若林組を追い詰めたのに、一方で倭和会を手引きするとは何ごとだ。

なお「四国時報」本社ビルの建築では、7千万もの支払いを踏み倒し、請負の白川工務店社長が自殺したとも聞けば看過できないではないか。

田岡組長は治安維持の協力者

司忍六代目の原点回帰が暴排条例に

昨年の4月9日、六代目山口組司忍組長が府中刑務所から出所した。年も移り、すでに9ヵ月も経つが、本紙川上には何の音沙汰もない。

田岡一雄山口組三代目 司忍山口組六代目司六代目と盃を交わした子の二代目若林組篠原組長の不始末を、親である六代目は知らぬ存ぜぬで押し通すつもりなのだろうか。子を真にかばうのがヤクザであるとの信念は崩れてしまったのだろうか。

まさか、篠原組長をかばうためには、山口組の組織がどうなってもいいという訳ではないでしょうね。

いやはや、本紙川上の任侠道ヤクザのイメージが壊れそうだ。

もう一度、本紙川上自身の気持ちを確認するため、司忍六代目が収監中に発行した平成18年6月号から抜粋する。
《六代目山口組司忍組長にお願いがあります。

国の根本的な危機に面した時は、敵も味方もないはずです。日本の背骨である公務員が腐れば国はなくなります。

テロや戦争がないからヤクザ稼業も成り立つのではないでしょうか。

戦後の混乱期、三代目山口組田岡一雄組長は、神戸の水上警察署の一日署長を務めて治安維持で警察に協力したと聞いたことがあります。

ここ一番という時には、警察もヤクザも協力して国を守らなければならない、ということではないでしょうか。

本紙川上は、今、命を落とすわけにはいきません。お察し頂ければ幸いです。

一面識もない者の、身勝手なお願いをお許しください。

平成18年6月4日

四国タイムズ川上道大

六代目山口組  司忍組長様

三代目山口組への原点回帰。暴力団ではない任侠道ヤクザ。掟にこだわる本物のヤクザを、是非、目指してもらいたい。

素人に手をつける暴力団を排除して本物のヤクザにだ》

どうであろう。これは5年半余り前の本紙の記事。

司忍六代目は、田岡一雄三代目への原点回帰を目指していると聞くので、それを期待して本紙川上が司六代目にメッセージを送った紙面なのである。
「戦後の混乱期、三代目山口組田岡一雄組長は、神戸の水上警察署の一日署長を務めて治安維持で警察に協力」とあるが、山口組の原点はここだ。

司忍六代目は警察に敵対、田岡一雄三代目は治安維持で協力。暴力団排除条例の施行を一番悲しんでいるのは田岡一雄三代目ではなかろうか。

産廃不法投棄の告発が迷走

不法投棄や暴力団は真鍋知事の名残

本紙の先月号「産廃不法投棄・告発の深層 顔なし原告と弁護士の陰に暴力団か」が反響を呼んだ。
「顔なし原告の名前は?被告の産廃処理業者は?暴力団とは?情報源は誰ですか?」などの問い合わせが多数寄せられた。

なぜ、この種の問題が繰り返し起きるのかと考えざるを得ない。

真鍋前知事 浜田現知事やはりというか、なるほどというか、香川県の産廃行政のケジメをつけられない体質が真鍋知事から浜田知事へと受け継がれ、浜田恵造知事が「へらこい県民性会議」の会長に就任したので、妙に納得ができる。

具体的な事例は「豊島の不法投棄」。この問題は解決どころか新たに隠れ産廃が発覚し、県民への負担は底なし状態に陥っている。

真鍋知事から県政を引き継いだ浜田知事は、なんと、この真鍋前知事に豊島不法投棄の解決に貢献したとして叙勲を申請したのである。

情報源は安戸組の元従業員 産廃業者は偽計業務妨害で逆告訴か

本紙が言いたいのは、産廃不法投棄にまつわる諸問題が繰り返し発生するのは、これまでの香川県行政の産廃対応にあったということ。

要するに、特定業者の不法投棄や暴力団関与を容認して(正確には関与)きたツケが今、回ってきたということだ。

平成23年10月26日付朝日新聞さて、読者の質問に答えよう。
▼告発者は、香川新聞の大竹公明氏の相棒だった横内氏。
▼被告の産廃処理業者は、村上組グループの潟Gムケーインデクト。
▼暴力団は、山口組中津川のM幹部と親和会のE幹部。
▼情報源は、安戸組(牟礼)の元従業員。

ただ、暴力団の恐喝の方は未遂どころか恐喝対象者に手も届かなかったというのが実情のようだ。

なにしろ、安戸組の元従業員の情報もあいまいで、不法投棄の現場の調査確認をせずに見切り発車したのが今回の朝日新聞の不法投棄騒動ではなかろうか。

エムケーインデクトの許可証本紙川上は、4、5年前にこの情報を得て取材し、本紙では紙面化する内容ではないと判断した経緯がある。

ただ、安戸組元従業員の情報がすべて間違っていたかというとそうでもない。間違っていたのは、不法投棄と認定される産廃を埋めた場所だ。

要するに今回の朝日新聞の不法投棄騒動は、暴力団も報道関係者も調査や取材もしなかった早とちり的行動であったということだ。

この騒動での一番の被害者は、産廃処理業者の潟Gムケーインデクト。現実に営業に悪影響が出て受注量も減少したので、偽計業務妨害の告訴も検討しているとの話も納得できる。

では、間違いでなかった安戸組元従業員の話に戻ろう。

まず、発端となった10月26日付朝日新聞。
《県東部の産業廃棄物処理会社が敷地内に産廃を埋めて違法に処理したとして、善通寺市の男性(67)が、同社に対する廃棄物処理法違反(不法投棄)容疑の告発状を高松地検に提出した。

掘り返した不法投棄産廃男性と弁護士2人が25日に会見で発表した。

告発状によると、同社は木くずや廃プラスチュクなどの産廃を残土処分場に運び、掘った穴に捨てて土で覆った疑いがある、としている。

男性と弁護士は、同社の元従業員から内部告発を受けたとしている》

弁護士、告発、新聞報道。

ここまで事態が動けば行政も看過できない。

12月5日、安戸組元従業員の立会で不法投棄したという現場を掘り返した。出るは出るはコンクリート殻やナイロンの切れ端がテレビを通じて放映されたのである。

早とちりは、ここで明らかになった。不法投棄された現場の土地は、潟Gムケーインデクトではなく、すぐ近くの農家の畑下であったのだ。

五色台生コン・浅田稔社長

生コン組合の理事長が暴排条例違反

先月27日昼休み、本紙川上は朝日町の新県立中病院建設の作業所を訪ねた。もちろん、作業所の責任者である坂本勇所長に取材するためである。

浅田稔社長というのは、昨年の12月に入って、一時なりを潜めていた五色台生コンの浅田稔社長が、暴力団排除推進条例に違反する営業を坂本勇所長にしているとの情報を得たからである。

さすがに本紙を気にしてか、浅田社長は、自らが理事長を務める東部生コン組合や商社の菱光建材の名を語りながらの営業であったようだ。

本紙川上が注目したのは、浅田社長が東部漁協の片岡組合長と菱光建材の名前を織り交ぜながら、暗に二代目親和会会長や若林組が後ろに控えていることを臭わしながらの交渉であったという点である。

片岡組合長と二代目親和会吉良会長との蜜月は、出所時にベンツの贈呈や二代目襲名披露時にも出席していたという話は余りにも有名だ。

新中央病院の現場ただ、坂本所長からの返事は、「ウチは、あくまでも菱光さんとの話…。組合がバラバラでは話になりません…。要は単価と、プラントの能力ですね。暴力団の話は出ていません…」。

【利益の供与の禁止・条例】
《暴力団の威力を利用する目的又は威力を利用したことの見返りに、暴力団員等に対して金品を渡すなどの利益の供与をしてはならない》

どうであろう。若林組による本紙川上への拳銃襲撃が暴力団自身の首を絞めているとは言えないだろうか。

藤井学園寒川高校の暴力沙汰

隠蔽工作は改革無視の補助金目当て

四国タイムズも今月5日で満20歳。新年の辰年を迎え、気持ちも新たに頑張りますのでよろしくお願い申します。
どうぞ、香川が昇り龍に相応しい年になりますように!

藤井睦子理事長 浜田恵造知事さて、まず1月1日付の四国新聞に目を通そう。
ほっとけない香川「誇り」を後世に「交通事故や子供の暴力…ワーストから脱却へ」

続けて同じく12月4日付。
《香川県内の児童生徒の暴力行為に歯止めがかからない。国公私立の小中高校が把握した千人当たりの暴力件数は2007年度に全国ワースト1位となって以降も、(中略)

浜田恵造香川県知事もこの問題を重視し、新しい県総合計画の中で、15年度に千人当たりの件数を5件に減らすことを目標に掲げた。知事の号令を受けた県教委の取り組みの成果が注目される》

練習後の宮武学監督 川田千秋校長本紙川上が、ハッキリ言う。浜田知事がいくら問題を重視して号令しても、老人の交通事故や子供の暴力はワーストから脱却できない、と。

なぜなら、本紙が瀬戸内学院の香川西高校や、藤井学園寒川高校の暴力事件を繰り返し掲載しても放置したままではないか。

浜田知事自らが「へらこい県民性会議」の会長を務める限り、教育問題の解決はできないと断言する。要は、「へらこい県民」の象徴的な浜田恵造知事の性格では改革は無理ということである。

本紙の平成23年10月号に掲載した「藤井学園寒川の拝金と暴力教育理念『真の人間教育』から逸脱」がまったく学校側に無視され、いや、隠蔽工作など新たな犯罪の展開が繰り広げられているようだ。

本紙が記事化した、野球部員による盗撮や、野球部指導者の金銭にまつわる不祥事などの事件は、学校側の隠蔽対応によってテニス部の暴行事件へと発展したではないか。

このテニス部の暴行事件は、さぬき署が粛々と捜査して書類送検から今は家庭裁判所である。

香川県は職務怠慢なのか不作為なのか、問題は深刻だ。






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