四国タイムズ  
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真鍋武紀氏に暴力追放センター会長をやめてもらいましょう
木村義雄氏に衆議院議員を落選しました
小川和彦氏に県人事委員をやめてもらいましょう
水本勝規氏に県会議員をやめてもらいましょう
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時代の変革を貫徹 オペレーションの断固たる昂進

すでに着手!オリーブ・オペレーション、全方位体制で臨戦。
「意外なところから、意外な展開が起こってくるかもしれませんよ」

「このところは、やはり静観していました」。

こう状況を語るのは、司直の首脳である。もう説明の余地のないと思われるが、すなわちオリーブ・オペレーションの担い手である。首脳が言っているのは言うまでもなく、新政権の行方についてである。

真鍋・香川県知事 木村・元厚労副大臣「政権が交代したところで、われわれの進行にいささかの変化もありませんが、ただ、ターゲットの方はそうは捉えないでしょう。政権が変わったことで、もしかするとわれわれが方向転換をするのではないか、そんな安易な安堵感を抱くことは容易に想像されることです。実際、われわれにもそんな声≠ェ届いてきています。残念なこととしか言いようがありませんが、それだけターゲット側に、いわゆる、意識≠ェないのでしょう。このことはやはり由々しきことです」。

確かに今回の政権の大きな転換が、司直そのものに与える影響というものは少なからずあろうことはこれまでの例を見てもないとはいえない。逮捕寸前で風前の灯火だったはずの大物政治家やそれまで強大な力を持っていた財界人などが、政治の状況が変わった時(※これまでに真意の政権交代はなかった。この場合正確に言うとすれば、政治上のパワーバランスが変わった、というべきであろう)、彼らはまるでゾンビのように息を吹き返して、以前以上の勢力を持つに至った、そんなケースは枚挙に暇がない。

「それだけに、今回も我がオリーブ・オペレーションが同じようになってしまうのではないか、あるいは失速してしまうのではないか、そのように不安を抱く方もおられるかもしれませんね。過去の例に囚われるとそれはやはりそんな不安は払拭できないかもしれません。出来ない方が自然ともいえるでしょう」。

香川の改革を望む本紙としては、確かにこのように不安を喚起されることによる焦燥感は出てこよう。実際、オペレーションの帰結はもう眼前に迫っていたのだ。逆転サヨナラ劇が喝采を浴びるのは、野球のなかだけでいい。

「ああ、野球の話だったら、そりゃ劇的でいい話ですね。私の好きな高校野球でそういう試合を見たら感涙にむせんでしまいますね。まあ、冗談はこのくらいにしておきましょう。まずズバリ、そんな劇的な話は我がオペレーションにおいては100%起こり得ません。ご心配なく。もっともそのことは四国タイムズの愛読者の方ならばお判りいただけましょう。それは信じています。

実際、ここでハッキリさせておかなければならないのは、(四国)タイムズ社主である川上(道大)氏は、われわれオペレーションのなかにおける認識は、すでに、一員≠ナあるということです。もっともこのことについては、『意識的』には、すでに同胞ということでお互いに認識していたところはあるのですが、もう今のような状況からいって、『意識的』というのは、通り越していますからね。『実質的』に、見なければいけません。それ、すなわち、一員、ということなんですね。

この『実質的』認識を新たにして、今の広汎の状況と照らし合わせてみましょう。その時に果たして、政権が代わったからといって、われわれオペレーションの体制が崩れるなどということがあるでしょうか?考えてもみてください。それは、まずあり得ないところでしょう?」。

オペレーションの一員≠ニ、サポーター

『実質的』なところでの認識で、すでに一員という意識がある時、周りの状況変化で方向性が変わるというのは確かに考えにくい。この明確な行動姿勢の顕示は、非常に重い上にこれまで、あるいはこれからの香川における動きにとって非常に重要な大きな意味をなすものであろう。

「そう、確かに重要極まりないですよ。われわれオペレーションは、川上氏と共に香川を変えていきます。劈頭からの表明通り、香川から改革をしていく。その基本姿勢に変わりはまったくありません。ただ、その進捗度が時間を刻むことによって加速されていることは確かです。

実は政権交代はその進捗度の加速にさらにアクセルを掛けることとなったのです。一件停滞していたかのように見えますが、それは見せていただけ、です。それがある意味、向こう¢、に、一種の油断を生じさせることにもなるのです。実際にその、油断が出始めています。なにしろ、(四国)タイムズ読者の方々すらも気を揉むような停滞≠選挙の間は見せていたのですから。ここに空くべきして空いた間隙が生じた。ここがわれわれの狙い目なのです。

おそらく、この間隙に一番最初に気付いたのは、川上氏だったのではないか、そう思っています。まあ、ご本人はそのようなことはまったく気付かない振りをなさっていらっしゃるでしょうが…(苦笑)。ただ、肌で感じる、そういう言葉では言い難い実感≠ヘ、押さえていらっしゃると思います。ここまで執拗にお伝えしておけば、多少は、お認めになっていただけるだろうと…。何故、ここまでアピールをしていくのか。それは、先にも申し上げたように、オペレーションの一員=Aこれがわれわれが強調したいところであると共に、もうひとつ、川上氏の後ろにいらっしゃる(四国)タイムズ読者、すなわち、たくさんのタイムズサポーター、ここ香川に改革を求める方々の熱い気持ちもここで、ひとつにしたい、と思っているからです。オペレーションを実行しているのは確かに私たちですが、それはそれ以上にそんな方々の熱い気持ちがあるからこそなのです。その総意≠ェなければ、わたしたちは単なる意志のない駒≠ノ過ぎません。ここは非常に大事なことなのです。そして、今は非常に大事な時なのです。これからすぐにでも起きる、それも次々に起きる大きな変革の波に私たちも共に乗っていきたい、そういう気持ちがあるからこそ、ここに、川上氏が一員≠ナあることを改めて表明し、また、タイムズ読者という日本中どこよりも熱い変革を期待しているサポーターの方々のポジションを確認しておきたかったのです。

そう、担い手は実はみなさんなのです。選挙の常套句ではありませんが、『川上氏と共に私たちオペレーションも走っています。応援、宜しくお願い致します!』、といったところです(笑)」。

様々な修羅場を乗り越えてきた、百戦錬磨の捜査関係者大幹部がまるで初めて選挙に出る新人候補者のような表情を浮かべて長々とその真情を吐露している。その姿は確かに人の心を打つものである。

疑惑の首長や古い権力勢力、そして、矮小な禍根を引きずる司直≠轤一斉に掃除!

「人の心を打ったのは、私らではありません。そう、どのような妨害を受けてもここまで人の心を牽引してきた川上氏ですよ。われわれはこれまでの一回の襲撃を受けただけでそれまでの主張を翻してしまった人を何人も見てきています。それがいけない、というわけではない。そうなってしまう気持ちだって判らなくはない。

しかし、川上氏は、確かに満身創痍になってしても、その主張は止めていない。如何なる妨害にも挫けていない。だからわれわれの心も動かしたのです。そして多くのサポーターの心も掴んだ。これがその地域、やがては国そのものをいい方向に変えていく核≠ノなるのです。いや、それしか核≠ノなり得ない。

かの大リーグのイチロー選手が言っていたではありませんか。『(大記録は達成するということは)小さいことをコツコツ積み上げることしか為し得ません』と。まったくその通り。これは至言です。このイチロー選手の至言はいわば、四国タイムズで毎号毎号コツコツと主張をしていくことと同意です。その主張が、時には言語道断の襲撃事件を産むこともある。それでも主張を積み上げることは決して止めることはなかった。それはこれからもないでしょう。これが大きな波を産んだのです。このことは香川から発進して全国の行政や捜査史に永遠に刻まれるでしょう。今が大事な時なのです。しかしなんですな、この号ではどうも私の野球好きが露呈してしまいましたかな(苦笑)」。

そして、これからの方向性に話は動いていく。

「これまでの方針に大きな変化はありません。首長から始まって、それはむろん、小さい行政区の同じ立場の者も同じです。その具体的事案については、これまで、いやこれからも綴られていく(四国)タイムズ紙上で指摘されていることだと考えて戴いていいのです。方向性の間違いは一切ありません。

それともうひとつ大事なのは、政権交代があって、逆に進行していく事案のことです。これまで権勢を奮っていた勢力に大鉈が振るわれることはまず間違いありません。既存の勢力であぐらをかき続けていた勢力も同様です。

それと肝心なのは、わずかですがいまだに司直のなかに残る悪質な勢力ですね。これは例えば逆恨み、であるとか、積年の意味のない勝手極まる禍根を引きずっている者が残っている、ということです。この根絶には、やはり最後の切り取りをしなければなりません。これはまた肝心なことなのです」。

首脳はその決意をキッパリと語った。

オペレーションの断固たる昂進を阻む者はもはやないといってもいい。むろん、そこに平行してタイムズもこれまで通りの方針を貫徹していく。

大きな変革はもう来ているのだ。

「全精社協」&「凛の会」は同根

「口利きコンビ」木村元副大臣と塩田元部長

政権交代から1ヵ月が過ぎた。確実に世の中が節目に入ったことは間違いない。古い悪習は新陳代謝によって洗い流そうではないか。

さて本紙も、改革を阻止する動きには細心の注意を払って目を光らそう。

9月30日付読売の記事に目が留まった。
《丸亀市議が、衆院選香川2区で落選した自民党前議員の木村義雄氏への投票依頼に支援者に飲食接待をしたとされる公職選挙法違反事件で丸亀署などは29日、市議の高橋等し容疑者を同法違反(事前供応買収など)の疑いで地検に書類送検した。(中略)

宮本和人元市議 Mの三笠市議 Kの木村・元副大臣県警の衆院選違反取締本部は29日までに公選法違反容疑で計30人を書類送検し、捜査を終了したとして、同日解散した。…》

本紙の目からすれば、この選挙違反の幕引き捜査終了解散は異常に早すぎる。なぜなら、木村義雄氏への選挙違反捜査が早々に打ち出された裏には、改革を阻止する勢力がいまだに潜んでいるということに他ならない。

香川2区、東半分(東かがわ・さぬき)の警察の動きが怪しい。

それはそうであろう。

木村派の幹部・田中貞夫氏の料亭「松本」での飲食接待、それに、6000円の夕張メロン2個を買収目的で配った事実は捜査済みでないのか。

事実を歪めて捜査を終了させる勢力、すなわち癒着した当時の警察幹部や弁護士の影響力が残念ながらいまだにあるということだ。最後の足掻きとはこのことか。

「高松さんさん荘」を糸口に 請託の常習疑惑は時系列で解明を

さて、事件の本質に迫るには、心を研ぎ澄まして声なき声に耳を傾けてみよう。必ずやその声は聞こえるはずである。

平成17年7月1日付 四国 カネの分配を示すメモ「塩田幸雄塩田幸雄塩田幸雄……男として、上司として、これほど最低な唾棄すべき男を見たことがない」

インターネットでこれを見つけた。

女性だ。よっぽど悔しい思いをした人に間違いない。塩田幸雄を憎んでいる人に間違いあるまい。

この女性の恨み節をたどって当時の上司、厚労省の塩田幸雄(58)元障害保健福祉部長に迫り、そしてそこから木村義雄・厚労省元副大臣の「補助金・口利き請託事件」の真相解明を目指していこう。

本紙の7月号。
《「凛の会」&「高松さんさん荘」木村義雄代議士と塩田幸雄元部長の共謀

本紙の追及から端を発した特養「高松さんさん荘」の汚職事件は、平成18年2月22日、当時の高松市助役らの逮捕に発展。その捜査の影響は、増田・高松市長、それに中條・東かがわ市長両氏の市長選辞退にまで及んだ。

9月26日付朝日新聞これらの火種は、3年余りを経過して、先月14日に村木厚子厚労省局長の逮捕にまで類焼したのである。

火種の元は、木村義雄元厚労副大臣と、塩田幸雄元部長の共謀以外なにものでもない。…》

これを押さえて、「凛の会」郵便制度の悪用事件を追ってみよう。

要するに、「凛の会」の倉沢邦夫氏が厚労省に働きかけたラインは二つあったということ。

すなわち、民主党の石井一副代表から塩田幸雄元部長に働きかけた線と、木村義雄から塩田幸雄を使った線ということだ。

当時の厚生労働省・塩田幸雄障害保健福祉部長は、大阪地検特捜部の任意の事情聴取に、「民主党の国会議員から電話で凛の会への対応を頼まれた」という趣旨の供述をしているが、なるほど、これはこれで、事実なのである。

しかし、村木局長(当時企画課長)に偽の証明証を作成させる実効を上げたのは、木村義雄元副大臣から塩田幸雄元部長というもう一つのルートであろうことは、本紙川上にはハッキリと声なき声で聞こえてくるのである。

この筋を間違えて捜査に突入すれば、木村義雄と塩田幸雄の思う壺ということになる。

非常に複雑なる人間関係をここで整理しておこう。

民主党の副代表であった石井一衆議員の私設秘書には、倉沢邦夫氏という全精社協の顧問がいる。また、石井一衆議員の弟で石井一二参議員の私設秘書には、平山正昭氏という外国人技能者支援事業協同組合の理事長がいる。

二人の政治力発揮活動拠点は東京日本橋茅場町の事務所。
そのKKビルの一室には電話が5、6台も設けられ倉沢氏と平山氏が共同で使っていたというから、厚労省の利権に喰い込んだコンビ的な間柄といっても過言ではなかろう。

ここで注目すべきは、平山正昭氏が木村義雄副大臣や塩田幸雄元部長と同郷ということ。すなわち3人とも香川県出身ということだ。

平成20年9月3日、平山氏が理事長を務めている外国人技能者支援事業協同組合が、外国から人材を受け入れる事業の人材派遣業の認可を日本で最初に取得した。もちろん厚労省の木村義雄元副大臣や塩田幸雄元部長の口利きがあったことは容易に察しがつく。

それにしても、政治を志して口利き利権を覚えた人は数多いるだろうが、木村義雄元副大臣のように、口利き利権にあこがれて政治に進んだ人は少ないのではあるまいか。

木村元副大臣の関与 時系列で紐解く口利きの実態

石井一・民主副代表それでは、木村義雄元副大臣と塩田幸雄元部長の「口利きコンビ」が厚労省で関与した疑惑を時系列と次の記号で示す。

■=高松市の関連
◆=外国人協・平山正昭氏が理事長
▼=凛の会・倉沢邦夫氏が主要メンバー
▽=全精社協の関連

【平成15年】
■「一宮の里」と「高松さんさん荘」の汚職事件

【平成16年】
▼2月下旬倉沢邦夫氏が村木厚子厚労省企画課長と面会

【平成17年】
■「あかね荘」の認可疑惑

【平成18年】
◆7月技能者組合が神戸で認可

【平成19年】
▽4月ハートピアの運営のみを破産した財団から引き継ぐ

【平成20年】
▽7月ハートピアの施設を4200万円で買収
▽5月補助金交付1次審査
▽6月1次審査は不交付決定
◆9月3日外国人の人材派遣業の認可。日本で第一号。
▽9月補助金交付2次審査
▽10月不正経理について内部調査を開始
▽11月2次審査で交付決定(補助金1980万円)
▽11月経理担当の五月女定雄次長が退職

【平成21年】
▽2月不正経理が内部調査で発覚
◆▼2月23日倉沢氏と平山氏が日本橋事務所を最後に分かれ、平山氏は逃走か。
▼4月16日倉沢邦夫氏の逮捕
▼5月27日郵便制度の悪用で厚労省を家宅捜査
▼6月14日村木厚労省局長の逮捕
▽9月24日大阪地検が五月女定雄元次長の逮捕

さあ、今後この時系列がどう伸びていくのか期待したい。

「障害者福祉は社会福祉の原点」

木村元副大臣が悪用した自民党機関紙

民主党主導の政権交代が現実のものとなった。

野に下った自民党がどう立ち直るのか否かは、現状に陥った総括が必要であることは明らかだ。

さて、危機管理のない自民党の組織機能が硬直している姿を紹介する。

岩永・元農水相 木村・元厚労副大臣全精社協の補助金事件に発展していく裏付けともいえる状況が、なんと、自民党のホームページに未だに削除されずに残っているではないか。

それも、宗教法人「神慈秀明会」からの献金6000万円を岩永峰一・元農水大臣側が不記載にしていた記事を、本紙が平成21年3月号に掲載した後であるにも関わらずだ。

さて、その自民党のホームぺージ「平成19年2月26日」を見てみよう。 《機関紙「自由民主」の対談企画「議員にクリック」が26日行われ、木村義雄衆院議員と岩永峯一衆院議員が障害者関係3団体と障害者自立支援法について意見交換を行った。

自民党の機関紙をも悪用対談に参加したのは、日本身体障害者団体連合会常務理事の森祐司さん、全国精神障害者家族会連合会専務理事の江上義盛さん、全日本手をつなぐ育成会常務理事の松友了さん。各団体からは予算措置を評価する一方、3年後の見直しに向けて今後もわが党のリーダーシップに期待するとの声とともに、特に小規模作業所の運用面での要望などについて率直な意見が寄せられた。同委員会委員長を務める木村議員は、「障害者福祉は社会福祉の原点という思いで、障害者とその家族の皆さんの不安を解消するため取り組んでいきたい」と約束。障害者の小規模作業所を支援する議員連盟の会長を務める岩永議員は、「末端の事業所と手をつないでいけるように、…》

近々逮捕かもという木村元厚労副大臣の状況証拠が、自民党のホームページに未だ残っているとは驚きだ。

香川県警の捜査放棄と冤罪捜査(その78)

指定暴力団トップの使用者責任が真相解明の鍵

柳俊夫検事長平成9年11月29日夜、山口組若林組の川原豪が本紙川上の家族に向け拳銃を発射した事件から来月で12年が経つ。

実行犯の川原豪・二代目若林組組員はいまだに逮捕されていない。

さて、9月28日付四国新聞、高松高等検察庁・柳俊夫検事長の「月曜随想『法の日』に寄せて」が、事件の解決を切望する被害者である本紙川上の目に留まったので引用する。
《…この裁判員制度の実施により、国民が裁判員として、刑事裁判に参加することによって、国民の感覚がより裁判に反映されることに(中略)

また、こうした裁判員裁判を通じて、検察の活動が国民の目に触れる機会が増えることにより、検察の活動内容についても、理解がより深まると期待している…》

高松高裁が証人採用 若林組長の側近が事件の真相を陳述

そうである。

検察の活動が国民の目に触れる機会が増えることによって、検察の活動内容が国民の理解を得、一部悪質な弁護士の法解釈を歪めた恣意的な働きかけをも遠ざけるのである。

二代目若林組篠原組長 若林組の広沢要は、司法が国民の信頼を得る「在るべき姿」に立ち戻って欲しいということ。

さて、六代目山口組司忍組長や二代目若林組篠原重則組長ら計10名を提訴していた本紙川上の裁判が、9月14日午後2時から高松高裁であった。

原告側席には原告と代理人弁護士が2名。被告側席には、六代目山口組組長や二代目若林組関係者の代理人弁護士、それに襲撃を主導した広沢(黄津一)の総勢8名が座った。

平成16年秋の神戸地裁から始まった山口組への使用者責任を問う裁判も、いよいよ大詰めを迎えたようだ。

というのも、提訴から5年を経たこの高松高等裁判所の法廷で、杉本正樹裁判長や2名の裁判官が新たに証人採用を認めてくれたからである。

被告側席の弁護団や広沢がパニックに陥ったのは言うまでもない。傍聴席には二代目若林組篠原組長や、平成9年に発砲した実行犯の川原豪が座っていたのでなおさらだ。

証人採用された安西氏の陳述書をここに記す。

《陳述書

私、安西邦治は、平成3年3月から若林組の先代・若林ワ組長の舎弟でした。

当時の私は、舎弟という立場でしたが、ヤクザというよりも日本士道会の会長としての右翼活動が主です。

そんな私でしたが、若林組長は、常々、組の運営やら問題についても私に意見を求めてきていました。多くの場合、組長に対する組員の報告も組長の横で聞いていました。それが当時の状況です。

それでは、当時、私が若林ワ組長や広沢から直接に聞いた話をします。

◆(第一の事件)平成9年11月29日夜に発生した発砲事件に関して。
聞いた場所は、ビジネス企画事務所(高松市御坊町)です。
その場にいた関係者は、若林組長、安西、広沢、石井(若林組長の実弟)、田中、川原豪です。

事件から2日ほど経った午後2時ごろでした。

若林組長:「広沢のガキはあんなおもちゃみたな(改造)拳銃を使わせやがって、最後に暴発したちゅやないか。もっとええもん(真正拳銃)持たしてやらんかい。格好がつかんわのう、安西。」

それから4〜5日して、ビジネス企画の事務所で、川原豪が右腕に風呂敷のようなものを巻きつけていた姿を見た。そのとき川原にどうしたんやと聞くと、いや、ちょっと…と言って、川原は出て行った。

その後1週間ほど後に、親分から、川原がやったということを聞いた。

それで、広沢の命令で川上を撃った川原の改造拳銃が暴発し、射手である川原豪が右腕を負傷したことがわかりました。

◆(第二の事件)平成12年1月19日夜に発生した鉄パイプ襲撃事件に関して。
聞いた場所は、ビジネス企画事務所(高松市御坊町)です。

その場にいた関係者は、安西、広沢、石井です。

事件発生から2、3日経った日でした。

広沢:「(山中は)“おじきすんません”言うて謝ってきた。山中は、最初の一撃の時に、(川上の)息子の顔がひきつっとったんで、腰が引けてしもうた言うんや。山中の野郎、ドジ踏みやがって(失敗)・・・」
という広沢の報告を聞きました。

これを聞いて、第二の事件は、広沢が命じたことが判りました。

私は平成3年3月から舎弟でしたが、先代の若林ワ組長が亡くなった後、私が二代目若林組とは盃を交わしていません。平成15年6月4日の夜、二代目若林組の関係者から私自身が鉄パイプで襲撃されるという事件が発生しました。

翌5日の早朝、当時敵対していたはずの四国タイムズの川上さんが、日赤の救急医療室に横たわっていた私を見舞いに来てくれたのです。私と四国タイムズの川上さんとの付き合いは、まさにここから始まったのです。

私も、私の元気なうちに、若林組との事件を清算しなければならない、という気持ちになり、私自身の鉄パイプ襲撃事件にもケリを付けなければならない気持ちになりました。

そこで、第一、第二の事件の真相について、私の知る限りのことを川上さんに言って、川上さんにも協力しようとする気になったのが、この書面です。
以上
平成21年9月14日
安西邦治》

高松高裁への陳述書B

六代目山口組・使用者責任の今

(前号から続く)
佐藤勝検事正 堀井茂弁護士平成9年11月29日夜、原告は何者かによって銃弾4発を子供勉強部屋に2発、家族4人が団欒している部屋に2発を撃ち込まれました。当然、原告は、発行している四国タイムズで真相を浮かび上がらせ、犯人の逮捕に結びつけるため、四国タイムズの平成10年1月号で「大林頭取側が殺人依頼の疑いも」「実行犯は若林組か」と見出しして掲載しました。

なぜなら、2、3ヵ月前から香川銀行が若林組の企業舎弟である井坪建設に不正融資をした情報を得、原告が本格的に調査や取材を開始していたので、原告と若林組との関わりや、推移、状況から、自信を持って掲載していたからです。

ところが、この見出しで香川銀行の大林頭取から名誉毀損で高松地検に刑事告訴され、起訴されたのです。

これは、起訴された直後の香川県弁護士会会長の就任パーテーで当時の佐藤勝検事正が挨拶で「弁護士さんの顔を立ててある男を起訴した」との発言でもあきらかです。

現実は、若林組が拳銃を発射したのですが、若林組や香川銀行と癒着していた香川県警腐敗組は、捜査を歪めて推し進め、また、若林組の裏顧問であった佐長弁護士や香川銀行の顧問弁護士である松本弁護士と佐藤勝検事正との付き合いから高松地検に誤った判断をさせたのです。

神戸地裁で第一回公判が始まる前、五代目山口組渡辺組長の提訴は取り下げました。

それは、原告が、襲撃に直接携わった関係者である二代目若林組の執行部を提訴することから真相を解明したいという思いからでした。

山口組本家は原告に危害を加えることせずに、腐敗警官と二代目若林組の癒着状況を白日の下に浮かび上がらせ、事件を解決したいという思いからです。

一審の時、原告が二代目若林組の篠原組長に質問をしたとき、篠原組長の代理人弁護士ではなく、六代目の代理人である谷野弁護士が、
第一の事件と第二の事件は、神戸地裁で確定していると、原告の質問を遮った。
これは、五代目の取り下げ時、真相を明らかにするから、本家は見守るという約束で取り下げをした約束に反する。

神戸地裁での判決後には大阪高裁に控訴していた。その後、この控訴していた2審に、第三の事件を加えて2審を進めれば、一、二、三の事件の経緯から真相が浮かび上がると期待していたのです。

それを、六代目の弁護士が遮った。明らかに山口組は男同士の約束違反である。

国連保から嬉しい便り

独占・富士通インフォテックから開放

四国タイムズから愛読者の皆様にお詫び。本紙川上は国保連のO氏から昨年の1月に刑事告訴(名誉棄損)され、今年5月から9月9日まで高松地検特刑部の取り調べを受けました。これらの事情(起訴かも)によりO氏の刑事告訴対象の記事は、暫く、差し控えますのでご理解下さい。

なお、対象外の事実や、悪質弁護士の追及は今後も続けますのでご期待ください。

大山・国保連理事長さて、国保連の公益内部情報提供者から投書が二つあったので紹介する。
《四国タイムズが富士通と国保連合会の癒着を叩きだしたおかげで、他社参入しだしました。富士通インフォテック一色だったのが、みずほ総研が一部参入。富士通しか知らなかった連合会は、他社の優れたプログラムやエンジニアに驚愕です。もっと早くに参入してほしかった、これほど素晴らしいのなら。

民主党が政権をとり、無駄な公法人刷新を掲げてるので、連合会はどうなっていくのだろうか。殆どの職員は真面目にやっています。ふざけてるのは、威張り大王の三谷。天下り甘い汁吸い三人衆の丸岡、遠藤、小松。厚顔無恥の…。おかしいのは奴らで、他の職員はいい奴ばかりです。そこは、分かってください。》

《またまた、三谷健一常務と近藤高行局長の俺様振りが勃発。岡山の連合会との人事交流との名目で、岡山と香川の若手職員を1、2年交換する俺様企画だ。人事交流とはいうが、両県の職員は地元で就職したいが為に採用試験を猛勉強した者がほとんどで、採用条件には岡山、香川共に他県出向の説明はない。結婚適齢期の者も多く、既に結婚話が進んでいる職員もいる。既に家庭を持ち、子持ちの職員や、妊娠予定の職員までもが対象だ。そんな若手職員の幸せぶっ壊し計画には…》

瀬戸内学院の迷走E

四国学院の支援の覚悟を問う!

先月25日の午後、正確に言えば13時30分、本紙川上は瀬戸内学院の支援合意契約を締結している善通寺の四国学院を訪ねた。アポなしの訪問であったため、あいにくの会議で宮脇賢一常務理事も赤沢正士理事にも会えなかった。

再生計画の記者会見 清水邦夫理事長本紙川上は、総務課の職員にこういう趣旨を告げた。
「四国学院が支援する瀬戸内学院の情報を提供させてください。本気で四国学院が瀬戸内を支援するなら、瀬戸内の現状を正しく捉えていなければ四国学院のためにもなりませんよ。瀬戸内の破綻に至る事実解明を怠っては、瀬戸内学院の再生はできません。

決して誤解のないように、四国学院に正しい判断をしてもらいたい為にやって来たのですから…」

帰り際に、四国タイムズと名刺を手渡し、後日、宮脇常務理事の都合で連絡をもらえるようお願いした。

情報を活かす四国学院の本気度を是非確認したいものだ。

県組合元委員長が組合潰し 清水理事長は教育界には不向き

瀬戸内学院の民事再生に関して、8月25日に東京地裁で開かれた債権者集会で再生計画案が可決され、同地裁もこれを認可したというが、多くの問題が山積していると本紙は指摘してきた。先月号でも述べたが、担保付債権についてのスポンサーとの合意や組合潰しや事実の隠蔽のために退職させられた職員との労働問題が、今後の大きな問題になりそうである。

再生計画中の瀬戸内学院その根本的な原因は本紙が追及を続けている石川元本部長にあるが、その疑惑をスポンサーである四国学院にも隠そうとした県や市にも大きな責任がある。そして、正しい学院再建を阻む張本人は、清水理事長(元副市長)と三豊市の一部の市会議員であることが明らかになった。ずさんな政務調査費問題でも三豊市は新聞を賑わしているが、この瀬戸内学院問題の前に、旧寿工芸跡地への誘致(マルナカ→イオン→夢タウンへの変遷)に絡む複雑な人間関係もある。しかし、ここでは瀬戸内学院に焦点を絞る。

支援契約を締決した四国学院昨年より県職員や学院関係者等から、本紙が総力をあげて取材した清水理事長のデタラメぶりの一部を本紙の読者に紹介しよう。

【問題の清水理事長の言動】

@昨年6月に副市長という立場を利用し、高瀬町自治会連合会長や経営者協会会長を使い、PTAや職員の反対を押し切り、香川西高等学校存続のための嘆願書に署名を画策、学院にその指示を出す。各方面からの批判が出たため、「学校が勝手にやっている」と知らん顔。

A昨年9月12日、短大職員が募集停止の書類発送の準備をしていたところ、清水副市長から、「市が支援策を考えているので募集停止は待て」と指示。結局、先延ばしにしただけで、短大は募集停止となり、受験生や各高校を混乱させた。

B昨年9月16日、副市長という立場で、借入金未払金残高一覧表を石川元本部長から入手し、退職金が振り戻されている事実を知った。そこで、組合潰しの片棒をかついだ宝城議長、疑惑の富士建設の下請会会長でもある真鍋市議会議員らを引き連れて、「短大存続は三豊市6万5千人構想では非常に重要となる。短大を残すならば、市は5、6億円を出す用意はある」と学院に伝え、思わせぶりな発言をして再建の時期を遅らせた。

また、県に対しては、「県が補助金を出してくれたら、市も支援するから短大を残せる」と清水副市長が県庁で無理難題を言って帰った。

借入金未払い金残高一覧表C昨年10月、斎藤県議に県議会で質問させ、「退職金は全額支払った」などと県民を騙して県の補助金交付をさせた。それを受けて、三豊市議会全員協議会で、「県が学校を潰さないために補助金を出すのだから、三豊市も何とかしなければいけない。4千万円程の補正予算を検討したい」と清水副市長が提案したが、良識ある議員や銀行の反対でボツとなった。(この時期、三豊市議会議員団のバイオガス化ゴミ焼却施設に関わるヨーロッパ研修視察が行われ、なぜか真鍋知事と癒着した増田県議も参加した。これも県の補助金交付と関係があるのか否かは現在調査中)

三豊市は6百万円の調査費を補正で決めて、監査機関に学院の財務状況を調べさせる予定であったが、県から「既に市に渡しているのに、改めて市が監査する必要はない」と反発されて清水副市長の愚策は再度ボツとなった。

D昨年12月、三豊市議会全員協議会で、清水副市長が「17日に県から1億円の補助金が出たが、弁護士費用などいろいろな支払いに使って殆ど残っていない。市が学院を支援しなければ年明けには潰れてしまう。きちんと調査をするから、支援する方向で考えて欲しい」と議員に説明。

県がエデュースに作らせた平成20年9月16日現在の借入金未払金残高一覧表を、副市長と関係の深い特定の議員にだけ見せている。

また、清水理事長は、

「今回のシナリオは県の中山総務部長と松尾課長が作り、補助金のうち2千3百万円を渡辺(光夫)弁護士に振り込むようにとも指示を出した。それを塚本理事長と石川本部長が言われるままに動いているだけである」、「市長はそれに対応するために、市長の友人である月岡氏に依頼し、弁護士を紹介してもらう。そのために、市の政務調査費3百75万円を支出する予定である」

と周囲に吹聴し、当時の清水副市長自身が主導権を取るため県の批判を繰り返した。

渡辺光夫弁護士E今年2月、過去の問題隠しに協力してくれる弁護士が必要となり、月岡氏が紹介した塩谷弁護士を東京より招聘した。そして、県がこれに協力するならば、三豊市は3千5百万円を出すと提案し、県に渡辺(光夫)弁護士とエデュースを解任させる。

また、長谷川前校長と交友のある多田前議長を使い、裁判の情報を探らせ石川元本部長と共謀し、疑惑のある書類の隠蔽を開始した。他の議員に対しては、「真実は全て石川本部長の頭の中にあり、彼に聞かなければ何もわからない」と伝えている。

F今年3月、長谷川前校長に対し、「新しいスポンサー(四国学院)は、前校長が裁判で勝っても校長を辞めなければ、スポンサーにはならないと言っている。学校が破綻してしまえば8百70名の学生が路頭に迷う。スポンサーの意向に従って辞任して欲しい」と伝え、前校長に日付のない辞表を出させた。

さすがに県の職員組合の委員長を務めただけあって、清水邦夫理事長は策士であることだけは間違いない。

新井哲二・丸亀市長の暴走

司直への告発で歯止めをかけろ!

新井・丸亀市長丸亀市の市民や職員の不満が今もくすぶり続けている。 本紙に寄せられた投書から二つを紹介する。

◇7月17日、丸亀市民 《限りなく黒〜多くの疑惑がありながら大きな態度で丸亀市を牛耳る新井丸亀市長を四国タイムズさん刑事告発で白黒を!》

◇8月28日、丸亀市職員 《丸亀競艇の新築工事にからみ、裏ではゼネコン〜市長〜一部市会議員の裏工作がヒートアツプです。議員は岡田賢吾!アイエン工業!タイムズさんよく監視して下さい》

社会正義の実現を使命とする本紙とすれば、反省なき新井市長に対しては丸亀市民のご要望に応えざるを得ないではないか。

さて、四国タイムズの改革を促す警鐘乱打の指摘記事を新井市長が無視と決め付けるのなら次なる手を繰り出そう。

それは司直への告発である。

《告発状 平成21年8月24日 告発人行財政改革推進会 代表川上道大 被告発人丸亀市 市長新井哲二

第1告発の趣旨

被告発人とその関係者の後記各所為は、政治資金規正法9条、政治資金規正法12条、政治資金規正法第22条の3(寄付の質的制限)、に違反し、また、贈収賄、ならびにあっせん利得等の疑いがあると考えられるので、捜査の上、被告発人とその関係者の厳重な処罰を求めるため告発いたします。…》

政治資金規正法の網目を潜って汚職するとは言語道断だ。







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