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オペレーションの努力 捜査対象の全容がいま姿を現す

『キッカケは…』本紙。
その結果は今出る、オリーブ・オペレーションとのコラボレーション!

川元・元刑事部長 池田・土地改連会長 真鍋・香川県知事バラバラに散っていた、細かなピースが、まるで強力な磁力に引き寄せられるように集まってきて、やがて、収まるべきところに収まり、巨大なモニュメントが天をつく。

こんな、情緒たっぷりな表現が、誠にしっくりくるような状況となってきている。

そう、開始してからゆうに5年余りは経過している、『オリーブ・オペレーション』のことを表現したものである。どこかのテレビ局のキャッチフレーズではないが、その前代未聞の捜査網のキッカケは、川上道大本紙社主に対する、民主主義を無視した卑劣極まりない蛮行の数々であることは、本紙読者の方々に対して、説明の要はなかろう。

そして、始まった、大オペレーション。警察、検察、国税、あるいは、各告発権を有する政府機関の数々…。これら、みなが横断的にスクラム組んで、始められたオペレーションである。もとより、縦割りの構造だった国家機関のなかで、捜査関係というのは、その度合いがもっとも色濃く出ていた部門であった。警察機構ひとつを見てもそれはよくわかる。各都道府県警同士、捜査の協力などしないばかりか、情報の交換すらしなかった部門が、捜査に関与する機構の在り方なのである。

それがどうか。この『オリーブ・オペレーション』では、そのような無意味で、いかにもつまらない縦割りの構造など、全部壊したところで初めて繰り広げられた、まさに歴史的オペレーションである。この点は、繰り返し、本紙だけが、独走的に報じてきたことで、すべての読者の方々は、十分に首肯して戴けると思う。

そのオペレーションは、川上本紙社主に対する数度の襲撃事件をキッカケに始められたわけだが、当初は、どのような取っ掛かりで捜査が進められ、そしてそれがどのような進行状況なのか、皆目わからなかった。文字通り、すべてベールに覆われた、ブラックボックスだったといって差し支えないであろう。

ところが、時を経るにつれて、同時に、オペレーションの核である、川上本紙社主との無言の呼吸が合ってくるにつれて、それまでバラバラにちりばめられていた、ピースが、強い磁力、もっといえば、誰にも遮ることのできない信じられないパワーの求心力によって、核に吸い寄せられ、なにやら形を成してきたのだ。

これこそ、オペレーションが形づくる、一大モニュメント、そのものなのである。

瀬戸内学院再建の道のりは象徴的事案 本紙の記事が役立ち実を結んだ瞬間!

その端的な事が、つい最近もいきなり姿を現している。

この3月20日の四国新聞一面トップを飾る記事などは、その典型であろう。

ホンのさわりだけ、その一面トップを飾った記事を引用しておこう。

四国学院が再生法申請の瀬戸内学院への支援表明

四国学院大学(香川県善通寺市文京町)を経営する学校法人四国学院は19日、経営難に陥っている学校法人瀬戸内学院(香川県三豊市高瀬町)の支援に乗り出すと発表した。今後、瀬戸内学院を資金面で支えるほか、経営計画の見直しを図る。香川県や三豊市が異例の支援姿勢をみせていた瀬戸内学院の再建問題は、四国学院の経営支援表明で新たな展望が開けた。

同日、四国学院が理事会と評議員会を開き、支援を正式に決定。これに合わせ、瀬戸内学院は、塚本和博理事長と理事4人が全員辞任したほか、暫定的な理事7人を選任し、清水邦夫三豊市副市長が新理事長に就任。民事再生法の適用を東京地裁に申請し、保全命令を受けた。負債総額は約23億円。〜中略〜

指導助言に努めたい

真鍋知事の話学生の就学の場がなくなる事態が回避され、再生への方向性も示された。瀬戸内学院には早期に再生計画をスタートさせ、学生が安心して学べる環境づくりに取り組んでほしい。県としても国や三豊市と連携し、指導助言に努めていきたい。

この一件については、オペレーションの総監督ともいうべき、ある首脳が、こんな言葉を言っている。

「われわれ、オペレーションが目指しているところ、そう、つまり、その方向性だとか、あるいは追及することというようないわば究極についてですが、その点は四国タイムズ川上(道大)氏とまったく同じなんですね。この学院再建の一件は、まさしく、これぞ、川上氏、ここにあり!≠ニでもいいたくなるような事案です。この件は、実は私たちも、以前からその行方を注視していたのですが、誠に理想的な結果となりました。ホッと、胸をなで下ろしているところなんです(微笑)。まあ、この件は、川上氏の面目躍如と行ったところですね。その経緯については、四国タイムズ本紙でもかなり詳しく報じられるでしょうから、まあ、ここでは詳しくお話しすることは控えましょう(微笑)。ただ、ある、好ましからざる人材があり、それが弊害となって、再建できるはずの学院が思うように再建できずにいました。その癌的存在の人物に鈴をかける、あるいは引導を渡すというのは、これは非常に困難を強いられた。これが今ある香川のよくない方に実態なのです。古くから弊害がデンと残っていてそのしがらみから抜けきれない。抜けきろうとしない。温厚な県民性が悪い方向に偏ったのですね。それを、革命児、川上氏が、いつもいつも変えていく。抵抗も多いわけです(微笑)。今回の一件も同じです。古くからのしがらみを変えられなかった。だから、学院の再建が遅れに遅れた。

そこで、川上氏が、立ち上がる。ただ、いつも最初は、孤軍奮闘です。そればかりか、敵方からの襲撃が待っている。それでも立ち上がる。なんと言うか、こういう喩えをするとなにやら文学的で蒼い、などという誹りを受けそうですが、武蔵坊弁慶の仁王立ちのような映像が頭の中を去来するんですよね…。

まあ、そういう感じで今回の学院の件も進行していました。敵も多かった。しかし、川上氏はやり遂げた。ある不都合な人物を排斥し、これは県の利益を考えても極めて正当的な排斥行為でした。また、ここで古い因習を打ち破ったのです。そして、見事、学院の再建に漕ぎ着けた。

私は、こういう件すべてが、実はオペレーションとのメンタルな部分での融合だと確信しているのです。いいですか、この点は非常に重要です。われわれの姿勢は、確かに川上氏からほだされたところから発進しているところがある。しかし、お互いに干渉せずに、我が道を歩んでいった。結局、目指している到達点は同じなのですからね。

この学院再建の件などは、お互いの目指すとところへの到達という点では非常に象徴的な一件なんです。つまり、それこそ、バラバラに見えていた、欠片のうちのひとつが、見事に本体である巨大なオブジェに吸い寄せられて、最終的な形成の一歩となった。

まあ、いってみれば私たちと、川上氏との無言の協調が、巨大なオブジェをここ香川に創っている、と思って戴ければいいのです」。

無言の連携というのは、誠に言い得て妙であるが、まさしくその連携は、巨大なオブジェを今まさに形づくっているのであろう。

そして、オブジェに必要不可欠な散らばってしまった欠片たちを、その強い求心力でつなぎ合わせている、これまでにない大オブジェがここに出現していく、という構図なのだ。

巨大なオブジェが、いま姿を現す
行政に切り込め!トップ検挙で、ホップ、ステップ、ジャンプ!

「今、まさに、そのオブジェの最終的な仕上げにかかっています。全体像はすでに見えて来ています。だから、このところ毎日のように散らばった欠片が動くのが見えるわけですよ。今回の学園再建というのは、そのほんの一例、ということです。しかし、これはズバリ、川上氏の丹念ある行動の蓄積ということで、それだけの求心力が発揮された好例と思って下さい」。

力強くこのように強調するこの首脳なのである。

確かに、このところの状況の推移はかなりめまぐるしい。日々、何かが起きているような状況である。同首脳が言うように、日を追って求心力が増大していくようなイメージである。

「香川県警だけではありませんよ。例えば、暴力団関係にしても、地元だけでなく、全国的な動きも、ここ讃岐が発震源となって大いに動いている、というような状態です。暴力団に関しては、やはり、われわれの専門分野ですからね、大袈裟でなくデイウオッチどころか、タイムウオッチ(一時間毎に状況を眺める)をしていますからね。(暴力団の)なかの状況がどのようになっているのか、文字通り、一時間単位でウオッチすることができるのです。その意味で、ここ一ヵ月間の動きは実にめまぐるしい。毎日、何かが起きています。本家にしても、それこそ、一時間単位で、構成員の怒号が飛び交うような、毎日毎日が緊急事態のような状態になっているのです。その震源地が香川にあるわけです(微笑)。まあ、それもなにか運命的な要素を感じますね」(同)。

なるほど、確かに、このところ、状況の変化は非常に激しい。オペレーションの仕掛けということを感じさせることなく、その状況の変化は肌で感じられるのだ。

「オペレーションの仕掛けなどというのは、いかにも平板な言い方と、ちょっとここで反駁しておきます(笑)。今の状況のめまぐるしい変化は、さっきも申したように、オペレーション発動のきっかけを作ってくれた川上氏の日頃の行動から得た、証拠(エビデンス)≠フ蓄積に大いに左右されているのです。これは、一朝一夕で培えるものではありません。振り返ってご覧なさい。この十年は、その蓄積に費やされているはずですよ。そのうえで、今の状況の大きな転換が行われているのです。古い因習などはそのような長い年月の努力を経なければ、まず、壊しようもありません。まあ、われわれオペレーションは、そのような年月の積み重ねに、最後のところをちょっとばかり同乗させてもらっているだけですよ(笑)」。

そのような理解がもっとも適切なのかもしれない。

しかし、この状況変化は、今後どのように動いていくのか。今回のトピックスとなった学院の再建に関しての一連の状況は、繰り返すように、すなわち、巨大なオブジェを構成するためのひとつの重要なパーツというわけなのである。

「そう、これはもう繰り返しになるかもしれません。われわれは、やはり行政における不正をまず徹底的に追及して行かなくてはいけません。警察や暴力団という、得意のフィールドだけでなく、どこにでも切り込んでいかなければいけない。特に、市民とは密着している行政にメスを入れなければいけないのです。もう総入れ替えを想定して、オペレーションをしていきます」。

やはり、その対象は、最高トップクラスということになろうか。

ターゲットは中央官庁に及ぶ 農水利権に注目せよ!

「むろん、です。そのための証拠固めもほぼ終えました。さらに、香川における農水利権を貪ってきた中央の官僚やあるいは、地元選出の代議士、国会議員まで、その範疇は大きいですよ」。

本紙が追及してきた事案の数々はすでにみな、捜査完了、あとは、検挙のタイミングを計っているだけだ、という。

ただでさえ、めまぐるしく動いている昨今の讃岐事情。今後はさらにそれが加速されそうである。今回の瀬戸内学院再建までの過程が、象徴している通り、本紙が蓄積してきたエビデンスと経験が今こそ生かされる時が来たのだ。

本紙、四国タイムズは、オリーブ・オペレーションとともに、今まで以上の邁進をしていく。

「西松建設」の献金疑惑

東北と四国の裏ガネ工作は同根

西松建設の政治家への巨額裏金献金は、東京地検特捜部によって小沢一郎・民主党代表の資金管理団体「陸山会」の政治資金規正法の違反事件として表に噴き出した。

続けて、西松建設の献金疑惑は、自民党の二階経済産業相にまで類焼しそうである。

日本を取り巻く世界の流れを考えると、この際、徹底的に膿を出し切る必要がある。それも今この時期に、徹底的にである。

梅枝副支店長の名刺 国沢・前社長 石橋直・社長さて、東北で展開していた西松建設の裏金ばら撒きの構図は、何を隠そう、ここ四国がルーツなのだ。それも、香川県高松市が。

今回逮捕された西松建設の国沢幹雄前社長を挟んで、金山良治元社長も、そして、現在の石橋直社長も四国支店長の地位にあったのだ。

すなわち、今回の事件を深く読み解くためには、西松建設の営業戦略の本流である、金山・元支店長、石橋・前支店長の営業路線を解明しなければならないのである。

ここで、本紙の四国タイムズでなければ知りえない、西松建設の闇の営業戦略にも触れてみよう。

それは一口に言えば、指定広域暴力団・山口組の闇勢力を営業戦略に取り込む、ということ。山口組若頭補佐の寺岡修・侠友会会長が、西松建設の梅枝世司氏の身内ということになれば、それは頷ける。

東北でも四国でも、他に裏社会に絡まる地域があれば、梅枝氏が西松建設の各支店次長の名刺を使えば済む話だ。

要するに、西松建設は、自民党も民主党もヤクザも利用していたということだ。

西松建設とイオンの深い仲 寺岡会長の配下に二代目若林組が

西松建設の献金疑惑は、平成16年の公共工事、及び民間イオン(ジャスコ)の建設受注の営業合戦にスポットを当てて、西松建設の動きを分析すれば理解が深まる。

概要は、民間企業の発注がイオン(社長は岡田元也氏、民主党代表代行の岡田克也は弟)。受注合戦で交戦した業者は、東北地区では大本組と西松建設、そして、香川県高松市香西地区では大成建設と西松建設という組み合わせだ。
ただ、香西地区のイオン建設については、名古屋イオンの工事を終えたばかりの大成建設が、土地絡みで先行していたので大成建設が有利という事情であった。

徳島吉野市JFEの現場西松建設の営業戦略はこうだ。

梅枝世司氏が、ここで登場。肩書は、東北地区なら西松建設東北支店次長、香西地区なら四国支店次長ということ。

すなわち、西松建設が営業展開で窮した場合、梅枝氏がそれぞれの地区の支店次長という肩書で登場して交渉を逆転させるということだ。
もちろん、梅枝氏の身内である寺岡会長の威力を利用しようとしたことは容易に察しがつく。

西松建設疑惑のイオン香西「イオン香西」の逆転劇ではこんなことまでやってのけたのだ。

平静16年初め、すでに大成建設が、下請けの村上組を使って造成工事に着手していた。

そこに突然、六代目山口組二代目若林組の松下浩文・舎弟頭補佐が会長を務める右翼団体「日本士道会」が登場したのである。

連日、香西地区のイオン建設地区の周辺で街宣活動を展開した。明らかに大成建設を排除する意図がありありだ。

また、イオンの四国担当である村尾道夫氏までも抱き込んで、巨額な裏ガネまでも引っ張り出したのであるからお見事と言うしかない。

西松建設の裏金攻勢は、政治家や暴力団をも悪用していた実態がここでも浮かび上がってきた。

一方、これらの状況と並行して、平成16年3月1日午前1時45分頃、当時、麻生総務大臣秘書官の松村一郎氏宅に4発の銃弾が撃ち込まれた。

本紙が、直後に発行した、平成16年4月号「麻生大臣秘書官と本紙への相似な銃撃」を引用する。
《「JFEの地元対策費を巡るトラブルか香川県警・津島警視らの関与に注目川上社主襲撃事件と麻生総務相秘書官宅銃撃事件は繋がっていた!」(中略)

確かにこの村松秘書官宅銃撃事件は、川上銃撃事件と全てが類似している。川上事件は、すでに犯人が特定され、後は検挙を待つばかりなのだが、そこに村松事件解明への手掛かりがあるはずである。そして、この足跡を追っていくうちに驚くべき情報にぶつかった。

村松秘書官は、昨年来、本紙が初報道したJFEによるゴミ処理場建設問題に密かに首を突っ込んでいた。これは、全く知られていないことであるが、この問題のさる関係者がソッと証す。

「村松秘書官には、在京のある元代議士を通じて、事態の収拾を依頼しました。事態の収拾というのは、裏金を運んだ人物がその後のケア(※裏金を運ぶ見返りにJFE側からもたらされる表向きの仕事のこと)を実行されなかったために、JFE側を告発する動きを見せたため、それを押さえるために私たちは動いたのです。それの一翼を村松秘書官に担ってもらうために要請に動いたのです。それが結局、遠因となって今回の村松秘書官銃撃事件になったのです」。

裏金をもらって地元の調整を図ったのは、前号でも記したように地元有力暴力団だった。この暴力団が今回の村松秘書官銃撃事件に関与している可能性は大いにあるのだ。この点でも、川上銃撃事件との繋がり、あるいは相似性は見られる。それだけではない。この二つの銃撃事件は、その底辺部では繋がっていたことが判ってきたのだ。
「二つの銃撃事件の下手人は、いずれも広域暴力団の直参団体が行ったものです。ひとつは香川銀行という金融機関をバックに、ひとつは、JFEという日本を代表する製鉄会社をバックにその潤沢な資金を以てことに及んだことはほぼ判っている。ただ、誰にも知られていないのは、この事件の下手人同士が情報交換をしながらコトを起こした、ということです!つまり、川上事件を起こした暴力団は村松事件の下手人に対して、ある種の示唆を施したのです》

記事中の地元有力暴力団とは、西松建設四国支店・梅枝世司副支店長の身内、寺岡・六代目山口組執行幹部のこと。この当時、二代目若林組篠原組長が、寺岡会長の指揮下にあったことは歴然たる事実。

そして、2年後の平成18年3月7日には、本紙川上もまた若林組の森裕之幹部に、松村秘書官と同じ型の回転式拳銃で襲撃されたのだ。それも、本紙川上が提訴していた、六代目山口組司忍組長への使用者責任を断ち切るために、実行犯・森裕之幹部の偽装破門を工作してまでも、である。

捜査関係者に、西松建設の裏金献金の解明を期待する。

西川昭吾・県議が無免許運転 香川県警に「もみ消し」を強要

西川昭吾県議3月6日の午前10時前のことである。

西川県議は、10時から始まる文教厚生委員会に出席するために五色台の有料トンネル経由で県庁に向っていた。

ところが、携帯電話で話しながら運転していたところを警察官に呼び止められ、免許証の提示を求められた。

「・・・?」「・・・!」

運が悪いというか、必然というか、西川県議は免許更新切れの無免許運転であったのだ。おまけに、ウソの身上供述までしたので機動隊庁舎まで連行された。

さて問題はここから。

西川県議は、自分が県会議員であることを明かし、香川県警(川口議会担当)に議員という立場を悪用して「もみ消し」を強要したのである。

【無免許運転の逮捕要件】

無免許、即逮捕ということではない。言い争いで抵抗したり、証拠隠滅を図る供述などの場合は逮捕要件になる。

香川県警の捜査放棄と冤罪捜査(その72)

裏切り組長を重宝がる山口組の愚

今回で72回目を向かえたこのシリーズ「香川県警の捜査放棄と冤罪捜査」を、本紙が掲載することとなった動機について振り返ってみる。

1回目は、平成15年4月号。

《平成9年11月29日、本紙川上社長宅に拳銃発砲から5年5ヵ月。平成12年1月19日の鉄パイプ襲撃事件から3年がすでに過ぎた。犯人はいまだに逮捕されていない。
(中略)一方、近藤秀三郎元若林組副組長は平成10年6月7日に起きた富田文男建設業協会会長宅に3発の拳銃発砲事件で犯人に仕立てられ、入札妨害罪で10ヵ月、恐喝罪で2年6ヵ月、高裁で合計懲役3年4ヵ月の有罪判決。現在、最高裁に上告中。

六代目山口組司忍組長 寺岡修侠友会会長 二代目若林組篠原組長検察・警察の捜査機関は正義という使命感と事実に基づく捜査を展開すべきで、恣意的な取調べが許されるはずはない。香川県警に期待する者として、一部の腐敗した警察官を浮びあがらせ、県民の負託に応える健全な警察官と区別することによって、組織の改革に着手してもらいたい》

6年の歳月を経た今、この記事を読み返しながら当時の気持ちがよみがえってきた。

はっきり言う。連載の動機は五代目山口組若林組の近藤秀三郎副組長を救うためであった。二代目若林組の篠原重則組長(当時は若頭)や広沢が、腐敗警官と仕組んだ冤罪捜査から近藤秀三郎氏を助けるためであったのだ。

三代目山口組への原点回帰 味方を襲い敵を庇うのが直参か

六代目山口組司忍組長や、二代目若林組篠原組長ら外8名への使用者責任を問う訴訟は、現在、高松高裁に控訴中である。すでに提訴から4年以上も経過した。天下の山口組が、いまだに係争中であることが、本紙川上にはどうしても理解できない。

五代目山口組渡辺組長 原田紀敏弁護士 近藤秀三郎氏まして、六代目山口組司忍組長の方針が、田岡一雄組長の三代目山口組への原点回帰であればなおさらだ。

山口組の綱領には、「侠道精神に則り国家社会の興隆に貢献せんことを期す」とある。

平成16年秋、神戸地裁に五代目山口組渡辺組長や、二代目若林組篠原組長らを使用者責任で提訴していたとき、この山口組の綱領の精神に則り、本紙川上は五代目組長の部分だけを取り下げた。

実行犯・森裕之 森の偽装破門状もちろん、この取り下げの経緯については、山口組本家の代理人「浦功・谷池洋・谷野哲夫・原田紀敏」弁護士は知っているはずだ。知らなければ、山口組本家の代理人など務まるはずがないではないか。

「義理を重んじる男の世界で、約束を守らない者がヤクザと言えるのか」と本紙川上は言いたい。

「川上襲撃事件の事実解明に取り組む川上」には、山口組は危害をくわえない。

これが、五代目山口組組長の取り下げ時に交わした約束である。

確かにこの約束は、山口組の中四国ブロック長が大石誉夫組長の時には守られた。

ところがである。

平成17年夏、山口組の当代が六代目になり、中四国ブロック長が淡路の寺岡修会長に代わったころから雲行きが怪しくなってきた。

そして、平成18年3月7日、二代目若林組の森裕之が本紙川上に拳銃を3発も発射した。どう考えても、これは約束違反である。

それはそうであろう。

森が使用した回転式拳銃山口組本家の代理人の一人である原田紀敏弁護士は、近藤秀三郎氏の代理人弁護士ではなかったのか。近藤秀三郎氏が、二代目若林組篠原組長や広沢らの仕掛けられた罠に陥り、腐敗警官に逮捕させられたことは誰よりも知っているはずだ。本紙川上が、近藤秀三郎氏を腐敗警官の冤罪捜査から救うために尽力したことは、もう一人の代理人であった大錦義昭弁護士と共に原田紀敏弁護士は知っているはずだ。大阪で共に飲食した時、本紙川上が近藤氏を救うために話した「篠原組長の実態」を思い出してほしいものだ。

まだ言いたい。

それは、本紙川上が平成18年3月に発砲されたときの六代目山口組の中四国ブロック長であった侠友会の寺岡会長にである。近藤氏の判決が最高裁から下りる前、本紙川上は近藤氏と、山田組の片神幹部を大阪に訪ねたことがあった。いろいろ雑談する中で、近藤氏と兄弟分の片神氏も、寺岡会長とは親しい仲だと知った。ここで、本紙川上が山口組と敵対する男であるかないかを確認してもらいたい。

三代目山口組の原点回帰も、是非、確認すべきだ。

「受精卵取り違え」の医師

香川県国保連の審査委員には不適格

2月20日付読売新聞香川県の真鍋県政は、迷走飛行どころか死に体飛行である。豊島産廃不法投棄、飛斗希ちゃんの虐待死亡事件、国保連の改革放棄、そして中央病院の受精卵取り違え中絶と、問題は延々と続く。

失敗を繰り返す香川県の体質は、真鍋県政の構造的な欠陥であると、本紙は断言する。

さて、投書を紹介する。

《今、毎日報道されている受精卵取り違え中絶ニュースの、香川県立中央病院の産婦人科・川田清弥医師ですが、恥ずかしながら、連合会の審査委員です。長く審査委員をして、かなりの古株。

真鍋・香川県知事また、謝罪会見を行った中央病院・松本祐蔵院長も、連合会の審査委員長です。こちらも古株で専門は脳外科。

医師会推薦で香川県知事が任命するのだから、もっと良い人を推薦しろよと言いたい。

香川県が被害者女性にスムーズに対応していたら、裁判までいかなかったのではないかと思うと、被害者が気の毒。

腐った物のの近くに置いた物も腐っていくように、腐れ連合会のばい菌が川田医師に移ったのか、医師から連合会に移ったのか…》

国保連の改革を断行せよ!

国保連・改革放棄の裏事情

公益通報者保護法で対抗

国保連の改革を望む職員の通報者から内部告発を受け、本紙は掲載した。

吉田肇裁判長 佐長彰一弁護士
それから2年余りが経つが、改革は遅々として進んではいない。
それどころか、香川県や国保連は頑なに改革を妨害している姿が浮かび上がってきたのだ。

その妨害の意図とは、富士通との癒着から捻出される裏金疑惑を隠蔽するため、と本紙はみた。

岡谷一子氏 渡辺光夫弁護士
香川県国保連における、職員多数が公益通報(公益通報者保護法3条)をする行為を代弁しただけである。
もしくは、職員多数からマスコミに対する公益通報を受けて、本紙川上らがマスコミとして対応したものであるに過ぎない。

要するに、職員多数が仕事に専念できる職場環境を取り戻すために本紙川上が協力したということだ。

【公益通報者保護法】

国保連の職員が、外部に通報しても法律が保護する場合を記す。
@、不正の目的でないこと。
A、信じたことに相当の理由があること。

さらに、この上に、
A,内部や行政に通報すると不利益な取り扱いを受けるおそれがある。
B,内部通報では証拠隠滅のおそれがある。
C,事業者から内部や行政に通報しないことを正当な理由がなく求められた。
D,書面での内部通報後、20日以内に調査を行う旨の通知がない、または事業者が正当な理由が無く調査を行わない。
E,人の生命、身体への危害発生する急迫した危険がある。

これら5項目の内、いずれかに該当すれば通報者は法律で保護されるのである。

本紙川上は改めて確信した。

国保連の改革を願う職員は、公益通報者保護法によって保護されるのだと。

新井哲二・丸亀市長の暴走

逮捕された阪上市長の処理委託が相似

本紙の3月号「政治資金規正法の違反か、賄賂か」の反響が凄い。

名指しした、新井哲二市長、怪人・松永八雄氏、岡田健悟市議、アドバンス鰍フ田邊経善社長などには、相当なインパクトがあったようだ。

新井・丸亀市長新井市長が主催した、オークラホテルでの経済界の集いは、1000人の予定者が2、3割しか出席しなかったとも聞く。それも投票権の無い、丸亀市外からのゼネコン業者などのお付き合いの関係者がほとんどだったと言うではないか。

また、松永八雄氏には、県警の捜査二課が接触したとも耳にした。

さらにこんな話も。
「平成17年4月にあった丸亀市長選挙前の平成16年秋頃、アドバンスの田邊社長から新井市長に300万円のカネが渡った。市長当選後にも当選祝いが渡っているはずだ」
「田邊社長の依頼で、誰かが100万円を持参して川上さんに会いに行くはずだ。そのカネを川上さんに受け取らせ、新井市長と田邊社長の汚職をもみ消そうという作戦らしいですよ…」

本紙川上も安く見られたものだ。そういえば、3月13日の夕方にこんな電話があった。
「タイムズの記事に感銘を受けました。松永八雄の連絡先を教えてください」
川上「満濃町の『東の里』ですから自分で調べてください。どちらさんですか」
「岡田健悟のブレーンの青木です…」

本紙川上は、話の途中で電話を切った。それ以後4回も、岡田健悟市議が自身で電話を掛けてきたのでカネの話もまんざら作り話ではなさそうだ。

もちろん、電話には出ない。

落札率99・9%の真相 市長主導の官製談合が疑惑を呼ぶ

冗談ではなく、なにやら「きな臭い」悪臭がしてきた。

さて、丸亀市の現状を把握するため、他市の同じような状況を探してみよう。

あった、見つけた。3月12日付読売新聞を紹介する。

宝塚市長逮捕の記事《兵庫県宝塚市のごみリサイクル事業を巡る贈収賄事件で、前市長・阪上善秀容疑者(61)が、当初の落札業者を失格させるため、自ら県の担当課に出向いて法令違反を指摘していたことがわかった。

県警は、阪上容疑者が、贈賄容疑で逮捕された廃棄物処理会社「リ・テック」社長の田中克典容疑者(68)らに事業を受注させるため、積極的に便宜を図ったとみて追及する。

丸亀新消防庁舎捜査関係者によると、07年1月のプラスチック類選別処理事業の指名競争入札では、リ・テック社が阪上容疑者から事前に非公表の予定価格(1トン当たり4万4300円)を教えてもらっていたにもかかわらず、同県尼崎市の別の業者が1トン当たり3万6600円で入札し、落札した。

このため、阪上容疑者は同年2月、市環境部長に「(落札業者は)一般廃棄物の知事許可を持っていないと言われているが、大丈夫なのか」と忠告。市の調査で、この業者が事業を下請けに出すことがわかると、3月上旬、県環境整備課に出向き、法令違反であることを指摘したという。

また、市の幹部が再入札の実施を提案したが、阪上容疑者は「早く決めないと仕事が進まなくなる」などとして退けていた。

市関係者によると、市長が県の担当課にまで出向くのは異例。市議会でも「不自然」と指摘されたが、阪上容疑者は「市に法律違反をさせるのか」などと反論していた。》

本紙の3月号と見比べて欲しい。

兵庫県宝塚市は、香川県丸亀市。阪上善秀容疑者は、新井哲二市長。廃棄物処理会社の「リ・テック」は、し尿処理会社の「アドバンス」。 「リー・テック」社長の田中克典容疑者は、「アドバンス」の田邊経善社長ということになるのか。

見事というか、驚くように両市はピタリと相似しているではないか。

07年1月のプラスチック類選別処理事業の指名競争入札を、平成19年と置き換えると、なんと、時期までもがアドバンスの不正時期にピッタリだ。

今後、新井市長はどうなるのだろう。

さらに、本紙が調べれば調べるほど、新井市長の関与と思しき官製談合が続々と出てきた。

▼丸亀市新消防庁舎の落札金額は予定価格の99・9%で、穴吹工務店&光建設が12億2千535万円。

▼丸亀市給食センターは、坂出土建工業が97・1%の8億500万円。

▼丸亀競艇場照明灯基礎は、96・63%の19億4千476万円でアイエン工業が落札した。

新井市政誕生からの4年間で発注された公共工事は、今後、再調査が必要のようだ。

岡田健悟市議とアイエン工業の仲

息子・真悟氏への市議席禅譲が頓挫

昨年初め、丸亀市を中心にこんな話が駆け巡った。 「岡田市議が、山内代議士の後釜で参議員に出馬…。市議会の席は、息子の真悟に禅譲するらしい…」

岡田市議とは、現役の丸亀市会議員の岡田健悟氏のことで、真悟とは、長男の真悟氏のことである。

岡田健悟市議部落解放同盟香川県連合会の委員長である岡田氏の構想はこうであった。 「自分には解放同盟の組織票があるから、参議員には当選できる。今の市議席は、息子の真悟に禅譲すれば、この構想は一石二鳥だ…」

なぜ、この構想が頓挫したのかについて触れてみよう。

岡田市議の禅譲の話が丸亀市役所の職員にも噂されだした春ごろ、肝心の真悟氏が傷害事件を起こしたようだ。酒を飲むと人格が変わるのか、女性に脊髄損傷の暴力を振るい入院沙汰になったというからただ事ではない。

ただ不可解なのは、坂出警察署が一向に立件しないという現実だ。

アイエンの岡田選挙事務所民主主義の成熟を深めるためには、警察は事実を事実として扱い、市民・県民にも事実を事実として伝えよ、と言いたい。いや、事実を伝えるのは警察ではなく、本紙の役割であったのか。

さて、岡田健悟市議の公共工事への不当な関与が透けて見える疑惑を二つ記す。

本紙3月号でも掲載した、「アドバンス」への関与。

そして、先述した「アイエン工業」が予定価格の96・63%の19億4千476万で落札した競艇場照明灯基礎の工事。真悟氏の立場は、アドバンスやアイエン工業でもある。

瀬戸内学院は事件化で再生

香川西高の親・四国学院にババ引かすな

先月、本紙川上は三豊市の幹部と話しをする機会があった。

幹部「やっと、四国学院が引き受けてくれることになった。子供たちのことを考えて、必死で努力した甲斐があり、ホッとしている。ところが、肝心の先生側の方の士気が揚がらないので困っている。

3月20日付四国新聞まぁ、運営については四国学院さんにおまかせ…」

川上「それは、少しずれている。学校を四国学院に引き継いでもらうなら、子供達のためにも、なによりも先生達が燃える状態で引き継いでもらうべきである。野球、サッカー、ゴルフで全国的に有名になった、元気な香川西高校として四国学院に引き受けてもらうべきでは。引き継いだ後、四国学院がどう運営するかはお任せではないのですか。

四国学院にババを掴ます訳にはいかないのでは…」

さて、本紙が以前より取材していた瀬戸内学院が3月19日、東京地裁に民事再生法の適用を申請し、保全命令を受けた。これに合わせ同日付で、塚本和博理事長を含む5人の理事を選任した。しかし、何故か、裁判で完全勝訴した長谷川前校長は即日校長職を辞職し、この臨時理事会も3月31日までの暫定的な理事会であるという。

本当にこれで大丈夫なのだろうか。引き受けてくれる四国学院に対して、問題の要因を抱えたままで瀬戸内学院を引き渡すのは絶対に避けるべきである。

本紙が指摘していたように、問題の原因者である瀬戸内学院全般の経理を一手に引き受けていた石川実本部長、それを容認してきた塚本理事長、及び彼らに追随してきた幹部職員らの一掃を終えた後、堂々と四国学院が引き継ぐというのが筋ではないのか。

特に教育業界にあっては、ドサクサに紛れて瀬戸内学院を救うために四国学院にババを掴ますということは厳に慎むべきであるはずだ。

まして県民の血税である公金が、昨年10月には県から補助金として4540万円、12月には1億円が交付され、その内の2300万円もの大金が渡辺光夫弁護士に即日振り込まれた経緯がある。結局、昨年度だけでも県は約2億円、市も3500万円もの税金が瀬戸内学院につぎ込まれているのだ。

三豊市も、清水邦夫氏が副市長を辞職してまでも瀬戸内学院の再生を誓った。

ならば本紙川上も、微力ながらも全面的に応援する覚悟であることを宣言しておこう。







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