四国タイムズ  
ライフさん
即・真鍋武紀氏に香川県知事をやめてもらいましょう
真鍋武紀氏に暴力追放センター会長をやめてもらいましょう
木村義雄氏に衆議院議員ををやめてもらいましょう
小川和彦氏に県人事委員をやめてもらいましょう
水本勝規氏に県会議員をやめてもらいましょう
石原収氏に三木町長をやめてもらいましょう
財団法人 日本武道振興会
青少年育成活動・更生保護事業・難民救済活動
もう一度その芽をのばすやさしい目
ふれあいと対話が築く明るい社会
協同組合香川県健全企業振興会
株式会社 郷水工業
もうひとつふるさと見つけた森と湖
地球環境の保全をみんなで考えよう

待ち望むXデー 真鍋知事の逮捕は近いのか!

すべての分野で職務権限を有している知事。
オリーブ・オペレーションは、まず、知事を照準に。
踏み込んだ捜査は近く仕上げ、そして、ある日突然、天地がひっくり返る!

本紙がこれまで数度に渡って報じてきた、真鍋武紀知事への疑惑。もちろんそれは、すでに疑惑の域を通り越して、事実へと定着し始めている。誰がどう見ても知事という絶対権力者の職務権限があってこそなしえた特定業者らの利権の貪り。

「これはどのような観点から照らし合わせてみても、サンズイ、と判断されるものですな…」。

こう言うのは、司直幹部である。

サンズイ、というのは、周知のことかもしれないが、汚職(事件)のことである。汚職の汚の字は、さんずい篇、故に、サンズイ。これが偽造(事件)であれば、ニンベン(偽)ということになるわけである。

円藤・徳島県元知事 真鍋・香川見知事「知事職というのは、ご存じの通り、一国の殿様なんですね。例えば大臣というのは、いかにも大きな権限を有しているように思える。確かにそれはもちろんのことです。しかし、そこに関わる領域、例えば、国土交通大臣であれば、運輸、あるいは建設に関わる領域にしか職務権限は生じない。国交相が、どんなに頑張って、厚生労働省の領域である労働問題に過剰なる便宜を図り、あるいは図られようとも、そこには職務権限によるサンズイは起こりようもないのです。

知事と大臣を比べると、いかにも大臣の方が、大きな職責というか権力を握っているように見えますが、実際は少々違う。知事というのは、その都道府県においては、一大臣などとは違って、すべての分野において職務権限を有するのです。そこには議会というフィルターというかチェック機関があるではないか、という意見もあるでしょう。しかし、議会というのは、つまるところ知事の地盤が主を占める。当然のことです。議会における野党が知事になるケースというのは、市町村レベルではありますが、知事レベルともなればほとんどありません。

つまり、最初に戻りますが、知事というのは、一国の殿様、まあ、極端に言えば、その国(都道府県)は、その知事の思惑でどうとでもなる、といっても過言ではない。換言すればですね、すべての分野において職務権限が発生するわけですから、そのすべての分野において、サンズイが発生するわけですね…」。

この幹部の示唆は、誠に興味深い。要するに、知事は、その国においてすべての分野において職務権限を有するという絶大なる権力を持っている。一般的に首長などといわれる由縁であろう。しかし、一大臣と違って、どの分野においても、そこにサンズイに発展する要素がある、ということなのだ。

本紙は、これまで少なくとも、真鍋知事に対して、数点の疑惑を曝いてきた。そのどれもが、知事による職務権限から派生する利権誘導である。
@三木町における集落排水・公共下水道に関わる疑惑
A坂出市府中の産廃処理法に関する疑惑
B香川県立中央病院の移転問題における疑惑
Cりんかい日産・カナック企業体に関わる不法契約疑惑
D香川県国保連における一連の疑惑
E香川県内における農水利権全般に関わる疑惑

すくなくともこれだけの疑惑について、本紙は追及してきた。

そして、

「その四国タイムズにおいて曝かれてきた疑惑のすべてにおいて、現知事の職務権限が絡んでいるわけです。それはイコール知事によるサンズイを示唆しているということになります。

この数々の疑惑は、四国タイムズ社主川上氏の懸命の発掘と調査によって実に地に足がついた情報として定着しています。それは我々も脱帽するところであります。これまで川上氏との無言の共同歩調が我々にはあったと自負していますが、その中でこの知事への疑惑追及はオペレーションとしても看過することの出来ないファクタなんですね。これ以上はこれからの我々の手腕をとくとご覧頂きたいのですが…」。

円藤元徳島県知事、電撃逮捕劇との類似点 本紙主導の調査が今、陽を見る!

こういうのは、警察庁の首脳である。本紙読者においてはおなじみと言っていいであろう。
首脳は、ここで、過去のテキストを引き合いに出してきた。

「これですね。これはやはり、ひとつの轍を造った、というべきか、現状として参考にしなければなりませんね…」。

そのテキストにはこんなタイトルが踊っていた。

円藤徳島知事を逮捕/800万円収賄容疑

徳島県発注の公共工事をめぐり、コンサルタント会社「業際都市開発研究所」(東京)側から800万円のわいろを受け取ったとして、東京地検特捜部は(2002年3月)4日、収賄容疑で知事の円藤寿穂容疑者(58)ら2人を、贈賄容疑で地元の中堅建設会社「市場西村建設」専務の西村和平容疑者(46)をそれぞれ逮捕した。円藤容疑者ら収賄側はいずれも否認。西村容疑者と業際研取締役の尾崎光郎容疑者(56)=下妻市長への贈賄容疑で逮捕=は円藤容疑者への資金提供を全面的に認めている。特捜部は5日にも贈賄容疑で尾崎容疑者を再逮捕、徳島県の関係先を家宅捜索する。

(02年3月5日付四国新聞。当時のママを引用)

いわずとしれた徳島県知事の逮捕劇である。現職の知事が逮捕された。電光石火の逮捕劇に巷間が大騒ぎとなったことは記憶に新しい。円藤元知事が逮捕される前は、93年に発生したゼネコン汚職の時の宮城県知事逮捕まで溯らなければならないから、その間、実に9年経過しているのだ。

さらに言及すれば、円藤元知事の逮捕から4年後に福島県知事が逮捕された。首長の逮捕はその都度、世間を騒がせてきたが、やはり、円藤元知事の逮捕劇がもっとも衝撃だったことに異論を差し挟むことは出来ないであろう。

というのは、

「それは、なんの前触れもなく、突然、という観点からでしょう」

こう前出の首脳は言うのだ。たしかにそれ、なのである。

「円藤元知事の事件を挟んで前の場合は、ゼネコン汚職の嵐が吹き荒れ、その最後の大捕物として、木村元宮城県知事の逮捕となった。いわば事件の最終章というところでそれまでの章を国民はみんな見てきていました。元知事の逮捕は誰もが最終章として、感じ取っていた。元知事を逮捕しなければ、ゼネコン汚職という大きな社会現象は終わりを迎えられなかったともいえました。

故に、逮捕そのものは衝撃度がなかったわけです。

一方の佐藤元福島県知事の方はどうか。あの事件は、もう二年も前から東京地検特捜部と東京国税庁がタッグを組んでジワジワと詰めてきた事件でした。その過程で情報はポタポタと漏れてくる。これは必然ですね。当局は当局でわざと情報を小出しにしてそれをマスコミに表に出させて当事者達の陽動を図ります。マスコミだってやはり特ダネと感じ取って、小出しの情報とても詳細に描き込んでいく。国民は敏感ですから、そういう情報の漏れ出しにその先に行き着くターゲットを正確に読んでいきます。当局の狙いはそれです。国民による疑惑の目が、やがてある一点に集中していく。そして、一気に逮捕していく。そのタイミングが非常に大事なわけですが、福島県知事の場合はそれが功を奏しました。ただ、そこにはやはり円藤元知事の時のような目を剥くような意外性はなかった。

円藤元知事の場合は、当局主導で、電光石火の逮捕で、その間にいつものような情報の漏れもほとんどなかった。このようなケースはほとんどなかったのです。だから、この事件はいまだに驚きの文句と共に巷間の声を聞くのですね」。

本紙の調査を発展継承、注目される農水利権とは?
川上社主の農水本省直撃訪問が、大きな動揺を生んでいた

そして、目下、オペレーションが血道を上げている真鍋知事へのアプローチについて、この異例ともいえる、円藤元知事の逮捕劇を示唆してきたのである。

「これはあくまでインスピレーションと捉えられることかもしれません。円藤元知事の時は、捜査当局が独自の路線を強いて電撃的逮捕となったわけです。

池田土地改良連合会長そして今起きている香川県の複数の疑惑についてはどうなのでしょう。これだけは明確にしておかなければなりません。

円藤元知事の場合、その主導は逮捕まで捜査当局だったことは先ほども言ってきました。今回は、ズバリ、川上氏の地を這うような調査が主導と言い切って差し支えないでしょう。これはやはり強調しておかなければなりません。だから、事件化はいわばタイムズの発行時期とも微妙にリンケージしてくるわけです。

そして我々はタイムズ紙が、懸命に調査報道してきたところから、さらに発展継承していくという形を取っています。そのキーワードはやはり、農水利権。それは現知事のこれまでの経歴を見ても十分に理解してもらえると思います」。

この首脳の談話は実に興味深い。そしていまや、緊迫感すら伴ってきているのだ。

「ここで非常に重要なのは、香川県は今や中央の利権が集中し始めているということなんです。川上氏の瞠目すべき調査を土台に洗い出した結論がこれです。香川県の農水利権はすでに県レベルを超えて中央から漁りに来るほど肥大化してしまっているのです。そのパイプ役が誰であるかはもうお判りだと思います。ですから先に挙げた、数点の具体的な県内事案はすべて中央が漁る利権に直結しているということを認識していて欲しい。これは実に大事件といっても差し支えないところまで来ています。

そして前号において川上氏は、いくつかの事案の解答を求めて、本省、つまり農水省本省を訪れて、担当部署の長に会っていることを記事にしていらっしゃいます。(※前号4面、『三木町は高松市と合併を 公共下水道に巣くうハイエナ』という記事参照)

石原収・三木町長これは実に大変有効な動きだった。この一件は、実のところ、有形無形の影響が出てきているのです。その影響も大きい。これこそ、農水省は、馬脚を現したと言ってもいいのです。農水本省は、この川上氏の満を持した訪問で揺れています。そして、その事態は、これまで川上氏が調査してきたことが、正鵠を得ていることを証明し、尚かつ、これから我々が踏み込む領域、そして行動が確実なる線を踏んでいくことを示唆しているのです」。

すると、我が香川県においては近く大きな変革が起きるということなのである。

「関係者は軒並み…、といったところ」。

さて、これからのオペレーションはどのように進展していくのか。香川変革の時期がひたひたと近づき、もう明日にでもまるで天地がひっくり返るような事態が発生するようなところまで来ているのだ。

大きな山場が目の前に迫ってきている。ただし本紙は追及の爪をいつでも研いでいる。

真鍋知事が不法な産廃の許可

「ブルージャパン」から「新光開発」に

日本では今、虚偽・偽装・隠蔽などの事件ニュースが報じられない日がない。問題が表に出ないのが問題で、いままさに時代が移り変わる潮目であるのは間違いなかろう。

ならば、香川にくすぶる大いなる問題を表に出し、来る新しい香川を迎えようではないか。

本紙が、西川県議の「新光開発」を最初に取り上げたのは平成19年3月号の「真鍋知事が条例違反に目こぼし 西川県議の不法投棄は許されるのか」である。

その後、4月、10月と家宅捜索が入り、現在、ボウリング調査中である。期待したい。

池田純一氏 池田長義元県議 真鍋・香川県知事さて、本紙の平成17年1月号から。
《「真鍋知事の退任を求める
虚偽表示は、香川県の専売特許か」…平成12年7月、中四国農政局が香川県にカワイの虚偽表示の通報を指導したが県は通報内容をそのままカワイに知らせた。その1年後の7月、カワイの虚偽表示が高松三越で発覚した。

香川県イコール虚偽表示という、香川県と虚偽表示は切っても切れない因縁がこのカワイの虚偽表示から始まった。

真鍋武紀氏が香川県知事になってから、香川の先人たちが築き上げてきた香川ブランドが、音を立てて崩れ去るような状況下ではあるまいか。

原因は、真鍋知事の取り巻きという一握りのグループが、県民不在の行政を推し進めているからである。…》

虚偽・偽装・隠蔽、これらワンパックの事件を紹介する。

西川県議は池田元県議の後継 法律を無視したカラクリ許認可

まず、「新光開発」の進入路口にある表示板を示そう。

二代目若林組篠原組長 西川昭吾県議[迯田西の谷地区土地改良事業 産業廃棄物最終処分場]
[迯田西の谷地区土地改良事業・共同施工 新光開発梶n

ここの産廃処分場は、農家のための土地改良事業の一環であるから誰にも文句は言わせませんよ、という大義名分を掲げて悪事を働いているのが透けて見える。

要はこうだ。

農業に従事する人達のために、谷を埋め平らな地表を確保し農業の振興を図ろう。農家が農作業しやすいように、水路や農道を整然と区画できるよう換地を進めよう。これらを受け持つ法律は、土地改良法でいわゆる圃場整備。

4月17日、新光開発の捜査現場まずここで、香川県知事の土地改良事業の認可を取得するための構想を立ち上げる。
そして、次の理屈付けはこうだ。

この圃場整備を進めるためには、どうしても谷を埋める必要がある。

ここからが、土地改良事業を食い物にする池田長義の真骨頂である。

谷を埋める作業工程で、埋まった後に平らな状態になった表面を皮(カワ)、そして、谷に埋め込む土の部分をアンコに例えて説明するとこうなる。

すなわち、カワの部分は土地改良事業の認可、アンコの部分には安定型産業廃棄物最終処分の許可を得るために構想を各担当課に説明、そしてブルージャパンが、平成5年9月に香川県知事から許認可を得た。カワ部分の担当は、土地改良課、アンコ部分の担当が産業廃棄物対策課である。

許可さえ取得すれば池田長義・純一親子のこと、アンコ部分に県外から持ち込んだ許可外の管理型産廃を不法に投棄したのは言うまでもない。

ブルージャパンと新光開発の産廃処分場池田親子からすれば、当初からアンコの甘味を目論んで、土地改良事業を悪用したことは明白だ。土地改良団体連合会会長の辞任は免れない。

香川県知事から産廃許可を取得した池田親子の「ブルージャパン」は、しっかり暴力団若林組に資金提供して平成14年1月に倒産した。

ところが、である。このブルージャパンの倒産に伴い、当時、市会議員をしていた西川省吾氏が「新光開発」を設立したのは、わずか4ヵ月後の5月である。その上、池田県議の後を引き継ぎ、平成15年4月の統一選挙では坂出市議から香川県会議員となったのである。

そして平成16年8月、西川県議が実質オーナーの「新光開発」に真鍋知事は産業廃棄物最終処分業務の許可をだした。会社の代表取締役は、現役暴力団の末永忠利氏。

真鍋知事の責任は重い。

香川県警の捜査放棄と冤罪捜査(その67)

腐敗警官が使用者責任逃れに加担

本紙が、二代目若林組や山口組トップの使用者責任を求めてから4年余りが経った。その間、時代は確実に移り変わってきているのである。

最近、東京の住吉会では、使用者責任を認めて遺族と和解したというニュースも見た。

そして、11月17日付週刊ポストにこんな記事も見つけた。

《…直系組長たちはそれぞれ自分の組を率いている。直系組長が処分された場合、その組の残された幹部や組員たちは山口組の他の直系組の「預かり」になり、時期を見て執行部が彼らの中から新直系組長を選び、直参に引き上げる。

黒川・元刑事部長 川元・元刑事部長 真鍋武紀知事すなわち山口組では直系組長は直系組長の所有物ではなく、あくまで山口組本家、中でも司忍六代目組長や高山清司若頭の支配下にある。直系組長たちは苦労して自分の組を育てたあげく、本人が処分されれば、組そのものも本家に召し上げられる。…》

この記事を見る限り、本紙川上が襲撃された川原豪の平成9年発砲事件、山中敏勝の平成12年鉄パイプ襲撃事件、森裕之の平成18年発砲事件は、六代目山口組の使用者責任は免れられないようだ。

川上は被害妄想病のウソ 腐敗警官のシナリオは破綻

平成16年9月、本紙川上が山口組の五代目組長と、二代目若林組篠原組長らを神戸地裁に提訴した。その後、五代目山口組岸本総本部長の交渉役として盛力健児会長が登場した。盛力会長の誠意ある交渉で、本紙川上は、五代目組長だけを裁判から取り下げた。

11月17日付週間ポストこれが平成9年に発生した川原豪拳銃発砲事件、平成12年に発生した山中敏勝鉄パイプ襲撃事件への、本紙川上が対応した経緯である。

要は、二代目若林組長が岸本総本部長に説明した内容が事実か、本紙川上が裁判の公判で明らかにする内容が事実かを見極めようということである。

もちろん裁判中は、本紙川上には危害を加えないという約束の下であったことは言うまでもない。そして、その後、山口組の内部事情によって組長も六代目に代わった。

今現在は、六代目山口組組長をも含む高松地裁の10人訴訟が進み、9月22日に篠原組長の口頭弁論も終え、12月3日には結審である。

さて、篠原組長が岸本総本部長に説明した「香川県警が言うには、川上は被害妄想病で自作自演である」という嘘のシナリオを、まず喝破してみよう。

まず、4ヵ月前の7月9日付四国新聞「かがわ 事故・事件簿」を引用する。
《窃盗容疑で男逮捕 さぬき署は7日夜、窃盗の疑いで、三木町内の無職の男(22)=犯行当時(19)=を逮捕した。調べでは、男は2005(平成17)年8月31日午後1時55分ごろ、さぬき市内のたばこ店に入り、女性経営者=当時(67)=が店の奥にいるすきを見て、現金14万5000円が入った手提げ金庫を盗んだ疑い。2日昼、同市内の雑貨店で発生した強盗事件を捜査する同署が…》

森裕之の破門状次に二代目若林組篠原組長が、高松地裁でウソをつかないと宣誓した後に証言した内容を本人調書から紹介しよう。(原告代理人は生田弁護士)

生田「現在、息子さんはどうされていますか」

篠原「逮捕拘禁中だと思います」

生田「どういう事件名ですか」

篠原「住居侵入、住居不法侵入だったと思います」

生田「それだけですか。住居侵入だけですか」

篠原「逮捕理由はそうでした」

生田「刑事裁判にはなってませんか」

篠原「ですから、そこまでは私も知りません。それも一雄は事件を起こして逮捕された翌日、組から絶縁処分にしておりますので、その後は分かりません」

生田「破門と絶縁処分とは、どう違うわけですか」

篠原「絶縁とは、もう二度と戻れないということです」

生田「破門の場合は戻れる可能性があるということですか」

篠原「そうですね。そのときの起こしたことによって処分を決めますので」

生田「一雄さんは強盗で逮捕されたのと違いますか」

篠原「いえ、住居不法侵入で、逮捕状はなっていたということです」

生田「住居不法侵入ぐらいで絶縁処分にするんですか」

篠原「いえ、ですから、その後中身を聞くと、まあ窃盗に加わっていたということを聞きましたので、それですぐ絶縁処分にしました」

生田「住居侵入、窃盗ぐらいで絶縁になりますか」

篠原「はい。窃盗事件を起こすこと自体、やくざとしてしてはならないことなので、十分、絶縁処分になります」

平成18年襲撃の回転式拳銃原告代理人の生田弁護士が、引用した四国新聞の三木町内の男について質問をした。
この無職の男こそが篠原組長の長男、篠原一雄なのである。もっとも、逮捕時には森一雄名で逮捕していたのが気に掛かるところだ。

というのも、腐敗警官が、篠原組長の長男であることを世間に隠すために、あえて森一雄の姓で逮捕。森一雄の養父が、本紙川上を殺害するために平成18年3月7日に拳銃を発射した森裕之であることも隠したがっていたことは、腐敗警官が描いたシナリオから透けて見えるではないか。

ここで本紙が言いたいのは、なぜ、窃盗団に所属した長男が窃盗ぐらいで絶縁になるのか、なぜ、本紙川上を殺害するのに拳銃を発砲した森裕之が破門で済ませているのか、ということである。

本紙川上がその質問に答えよう。

それは、川上の殺害を果たした森裕之が、服役後、三代目若林組の組長を約束されていたからである。

被害者の気持ちを察する人

大景警部補「おめでとう」

先月25日の産経新聞に、こんな記事を見つけた。

《第46回「香川県民の警察官」の選考委員会が香川県警本部で開かれ、さぬき署地域課小田駐在所の大景秀明警部補(56)を選んだ。…

大景秀明警部補厳正な審査の上、大景警部補が満場一致で選ばれた…》

本紙川上も「おめでとう」と言いたい。

というのは、8年前の平成12年の鉄パイプ襲撃事件を思い出したからである。

本紙川上の運転する家族同乗の車が、目出し帽で覆面した男に鉄パイプで襲撃された。
この事件は、志度署管内で発生した事件であるが県警本部の扱いで対処した。

調書を作成したのが篠原政純巡査長。被害者の川上が、襲撃犯は一人で、家族も一人しか目撃していないと言うものの、篠原巡査長は、いや襲撃犯は二人やと言い張り、被害者を無視した調書を作成したのである。

この時、志度署の河村刑事課長の配慮で、大景氏が本紙川上の調書をそっと作成してくれたのである。

篠原組長の長男逮捕で偽装工作

窃盗は絶縁、殺人未遂が破門の謎

実行犯・森裕之 二代目若林組篠原組長ここにきて、若林組と腐敗警官の新たな癒着が明らかになってきた。二代目若林組篠原重則組長の陳述書や、高松地裁で証言した裁判記録、そして、先に記した7月9日付四国新聞から、腐敗警官の偽装工作が露呈してきたのである。やっぱり、悪いことはできないものだ。

そもそも、篠原組長の長男である一雄が、なぜ、本紙川上を拳銃で殺害しようとした森裕之の養子になったのか、を説明しよう。

まず(篠原一雄・森裕之)の事件を時系列で示す。

@平成16年?月?日 篠原一雄が窃盗

A平成16年12月13日 篠原一雄は森裕之と養子縁組。森一雄の姓に

B平成16年12月14日 窃盗容疑で森一雄を高松南署が逮捕

C平成17年4月4日 森一雄を高知刑務所に収監

D平成17年8月31日午後1時55分、森一雄が窃盗

高知刑務所の証明書【森裕之の関連】

E平成18年2月6日 二代目若林組篠原重則組長が、森裕之に破門状

F平成18年3月7日 森裕之が川上に拳銃を発射

G平成18年3月7日 森裕之はさぬき署庵治駐在所に出頭・逮捕

H平成19年8月30日 森一雄が高知刑務所から出所

I平成19年9月18日 森一雄は、森裕之と離縁して篠原一雄に(篠原重則組長の陳述書)

J平成20年7月7日夜 森一雄を窃盗容疑でさぬき署が逮捕

K平成20年7月8日 二代目若林組篠原重則組長が、篠原一雄に絶縁状(陳述書)

さてここで、不審な点を三つ指摘しよう。

▼一つ目は、逮捕Bの前日A、篠原組長の長男を、なぜ森裕之の養子にしなければならなかったのか?

▼二つ目は、森一雄が高知刑務所に収監中C、なぜ森一雄が窃盗Dできたのか?

▼三つ目は、篠原組長の長男一雄が窃盗で絶縁Kなのに、なぜ森裕之の殺人未遂Fを破門Eですませたのか?

これら不審点を紐解けば、必ず腐敗警官にたどり着くはずである。

とにかく、本紙川上が六代目山口組司忍組長や、二代目若林組篠原重則組長らを使用者責任で訴えている裁判に、腐敗警官が介入していることだけはまず間違いなかろう。

三木町は高松市と合併をM

町長選挙の資金提供は賄賂か

本紙が、三木町の不審な動きを最初に報道したのが、平成19年10月号の「文化交流プラザの外壁が落下」である。

豊島問題で謝罪 円藤元知事と真鍋知事その連載は、11月号「石原町長の野望、真鍋知事と共に」、12月号「石原町長の夢、幻と消えた泉副知事」、そして平成20年1月号「晩節を汚す石原町長の公私混同」、さらに2月号「一族への便宜供与は許されるのか」へと続き、
今月号で14回目を数えるに至った。

三木町政のチェック機能を果たすべき三木町議の全員協議会が、その機能を失い石原町長の独断を許していること自体、まことに憂慮すべき事態である。

さいわい、地元住民も立ち上がり、先月24日には毎日新聞のこんな記事も見つけた。
《三木町の農業集落排水処理場建設問題で、建設に反対する住民団体「ウォーキングセンターを守る会」の北内穣代表ら住民4人が23日、センターでの建設は地方財政法などに違反するとして、建設をはじめ、設計や調査など建設にかかわる一切の公金支出の差し止めを求める住民監査請求を町監査委員に行った》

石原町長が司直を意識 高松東部処理か大型処理か模索

ここに来て、石原町長へのボディブローが効いてきたのか、あの強気一辺倒であった町長の口から弱気な一面も覗き始めた。

裏金問題で謝罪「ウォーキングセンターに汚水処理場を建設するのは断念する。高松市の東部下水道に繋ぐか、それとも数の多い小型から、一括で処理できる大型に町の方針を変更したい」

これは最近、一部の関係者に石原町長が漏らした、本音ともとれる発言である。

さて、三木町の問題は三木町だけの問題ではない。香川県、いや、日本の問題でもあるわけだ。

カワイ問題で謝罪以前は、「吠えない犬」と揶揄されていた国の会計検査院が、俄然吠え始めた。
《…検査院は今年、12道府県の不正経理を指摘した。また昨年も06年度決算検査報告書で▽香川約9億1188万円(96年4月〜02年2月)▽高知約2541万円(96〜01年度)など4県でも計約14億6912万円の預けがあったと指摘。》

これら会計検査院が国の補助金などに関して不正経理があると指摘した問題で、わが香川の真鍋知事はこんなコメントを出した。

「いま、県では問題ない」

ところが、過去の裏金プール金の問題に触れると、
「二度と残念な問題が起こらないよう、帳簿点検のシステムをつくったり、通告なしの経理検査をしているので、不正はないと信じている」と強調した。

一方、埼玉県の上田知事は、
「ないことを望んでいるが、あると思わざるを得ない。会計検査院が調査に入り問題が見つかったら、県の信頼がなくなるので、徹底的に調査し、調査で問題が見つかった場合、国に返還する」と強い姿勢を強調した。

真鍋・香川県知事と、上田・埼玉県知事の同じ強調した内容でも中身が全く違うことが、明白である。

溝渕・三木町元議長 石井・三木前議長 石原・三木町長本題の三木町に戻ろう。

いや、三木町の問題解決には、香川県や日本の問題を関連付けなければ、本当の解決にはならないということだ。

なにしろ、鶴岡俊彦・元農水事務次官亡き後の今、真鍋香川県知事は、農水利権を牛耳る全国区の一人である。

さて、真鍋知事の出身地は三木町下高岡、また、石原三木町長も三木町下高岡である。農村整備事業の補助金詐取という農水利権を貪る構図は、この二人の絶対的な協力関係なくして成り立たない。

今、三木町の石原町長が、集落排水事業で引くに引けない状況に陥った岐路は、平成18年夏の町長選挙であると本紙はみた。それは、選挙資金を「毛管浄化システム」から捻出した疑いが濃厚だからだ。

真鍋知事は7千万円を返還せよ

青葉工業とカナックに警察OBの姿

大西・カナック会長 大林・青葉工業会長先月、県土木部の泉川雅俊次長に「りんかい日産」の倒産について質問をしてみた。

泉川次長曰く、
「あれは倒産ではありません。民事再生法を申請しているだけです」という答えが返ってきた。

なるほど、本紙川上に真鍋知事が追及されるのを恐れて、平常を装うものの困り果てている様子は一目瞭然であった。

本紙川上は言った。
「どうして7千万円も安く入札した『ピーエス三菱・真部組』と請負契約しなかったのですか。これは、青葉工業が指名停止であったから、カナックを替え玉に青葉の大林会長が仕組んだことは明らかですよ。真鍋知事をかばい立てすると、あなたの人生も困ることに…」

その後、こうも言った。
「破綻するような会社に7千万円も上乗せして契約した真鍋知事には、7千万円の返還請求をしますからね」

困ったものである。

真鍋知事は3期目で、後、2年近くも任期を残している。

ここまで大胆に、疑惑プンプンの悪臭をまきちらしながらも真鍋知事がリスクを担うのはなぜなのだろう。いや、リスクがないから大胆に不正にも手を染められると言った方が分かりやすいようだ。

もったいぶらずに、ハッキリ言う。それは元捜査関係者の後押し、すなわち、青葉工業には三ア武氏、カナックには松村学氏が控えているではないか。共に丸亀署の署長を経験した香川県警OBである。

県立中央病院の利権で木村県議の影

JTの解体工事に竹中工務店

平成11年11月本紙緊急報道県は先月、高松市朝日町のJT跡地に移転整備する県立中病院の設計業者に佐藤総合計画関西事務所と契約した。真鍋知事が後押ししていた「日建設計」は今度も外れた。

それにしても、木村嘉巳県議はさすがに老獪である。

本紙が記事化し始めるやいなや、煩わしい病院建物の設計については手を引き、JT工場や社員アパートの取り壊し、それに、地味ではあるが一番甘味のある土木工事の利権に鞍替えをした。

ところがである。

鞍替えしたように見せかけて、白井県議に横河設計を参加させ、佐藤・横河連合で、日建を断念させたとなれば、役者は真鍋知事より木村県議が一枚上ということか。

もっとも、真鍋知事にしてみれば、本紙に見透かされたように記事化されたので、ひょっとしたら、司直の目という捜査を意識して諦めたのではないかという節もある。

どちらにしても、真鍋知事が抱えた日建設計が、本紙の追及でサンポートも中央病院も審査という傘の陰に隠れた政治力学的な力均衡に破れたというのは事実のようだ。

まぁ、木村義雄代議士や木村嘉巳県議、それに三笠高松市同志会会長などの作戦勝ちというところだろう。

それにしても、県民をそっちのけで利権を貪るとは許せない。もはや老害としかいいようのない、守銭奴・木村嘉巳県議について的を絞ってみよう。

今年初め、高校時代から連れ添った夫人が海に身を投げて亡くなった。木村県議が高松一校、夫人が明善学園の時代から本屋の2階で逢引していたのだから、長年連れ添った夫人からすればよっぽどのことがあったのだろう。

さて話を、JT跡地の新しい県立中央病院建設に戻そう。
そもそも、あの酷い土地(たばこ産業)に、県立中央病院を誘致したのは木村嘉巳だ。

250億からの事業で、JT工場跡地の土地取得費20億円に加え、高潮や地震などの災害対策などで6億もある。

この跡地が津波や高潮の被害が予測されるのを承知で誘致し、敷地を1メートルもかさ上げせよと明記もさせたようだ。

さらに、海岸部に位置するために液状化の危険が高いので、後々、利権をあされるように周辺道路の対策費は盛り込ませなかったようだ。







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