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香 川 興 産 (株)

丸亀・土器
TEL(代)0877-25-5551













平成18年1月5日 (木曜日)  第4861号 第3種郵便物認可 (昭和22年8月22日)
発行所  四国タイムズ社
〒761-0104 香川県高松市高松町944-4
電話087-845-6141
編集発行人 川上道大(みちお)
郵便振替 01650-6-25335  

News Index    News Index    News Index    News Index
改革を「阻む力の存在」と挑む力
 世紀のオリーブ・オペレーション
    新年早々、佳境を迎える
 井竿前助役の電撃辞任
    ある重大なる疑惑が潜む
 疑惑の黒点
    踏んでいたのかブレーキを
 検察と行政の接合点は浅くが基本
    しかし、現実は? 深まる疑惑
いかされぬ2回の業務改善命令
 隠蔽では済まされぬ香川銀行の現状
 本紙告発の横領事件
    捜査の行方に期待が募る
  香川銀行の投資信託販売 
     「日産生命」の保険販売に酷似

総研が勧めた『免震工法』
 被害者なのか、川六ホテル
『エイズ』の放置は刑事事件の対象
 性交のあった大林元頭取らは至急に検査を



改革を「阻む力の存在」と挑む力
    世紀のオリーブ・オペレーション 新年早々、佳境を迎える

 
 本紙が、香川県に対する戦後初の一大改革、いわゆる『オリーブ・オペレーション』について報じて以来、実に十数回、その内容について、都度、過不足なく紙面を通じてお知らせしてきた。

 「このオペレーションこそ、瀕死の際に来ている我が国を立て直すその橋頭堡にするつもりだ。だから、何があってもオペレーションの進行に渋滞があってはならないし、(渋滞を)させはしない。つまり、国家の威信を以て、このオペレーションに臨んでいるのだ、携わる誰もが、である。例外は、一切ない」。

 警察庁の枢密部に属す司令官はこういって憚らない。この意気込みは、本紙でもことあるごとに報じてきた。そして、このオペレーションが、実際、この司令官の言うような形で着々と進行していることも報じてきた。事実、この進行は、少々の暗礁などものともせずに、今現在も続行されている。

 「核となる事件の被害者となった四国タイムズ社主、川上氏の精神は、聞き及んでいるところに依ると、『不撓不屈』だそうだ。暴力団から始まって、銀行、そして、警察この誰の手を以てしても突き破りがたい厚き壁に川上社主は以上の精神で臨んだのだそうだ。私達はまず、その精神と同様であれ、と了解しあっている。

 確かに、このオペレーションは、前代未聞、先達がないだけに最終的な成就にまでもっていくだけでも、イヤイヤ、行き着くだけでも難しいことである。しかし、このオペレーションの実行の契機となった川上氏襲撃事件のその当の被害者が、先の精神を突貫して、今でもゴーイングマイウエイ、つまり我が道を驀進している。これは大きなインスピレーションであり、且つ我々は積極的にインスパイアされなければいけないことなのだ」。

 そこで、川上社主同様、オペレーションという未踏の線路を驀進し続けている警察庁をトップとした警察機構。司直の要として、この中央の司令官の精神を大いに継承しながら現場のオペレーションを行う警察機構においては、確かに、『不撓不屈』の精神が求められるはずである。その発露はマックス(MAX=最大)とは言えないが、第三者的に観てもかなりのレベルで行われているようである。

 ここまでは、実に順調で、頼もしい限りであるが、この状況は、このオペレーションに携わる機構全て(機構という括りではなく、個人という括りで考えてもいいのであるが…)、同じくしているのではないようなのだ



   井竿前助役の電撃辞任 ある重大なる疑惑が潜む

 目下、オリーブ・オペレーションのひとつの峠として黙されている行政上の、事件≠ェある。言うまでもなく、先日、突然(本紙読者からしてみれば、突然などという表現は片腹痛いかもしれぬ。しかし、行政面から観るとあの一幕は、やはり突然、というものだったのだ。ここに行政という三文芝居の様子が垣間見える。この件については、別の項に譲るとする)、辞意を表明、その直後に、実際辞任してしまった、井竿辰夫前高松市助役の一件である。

  井竿前助役についてのかかる疑惑、つまり、辞任への事由については本紙がすでに書き尽くしているので、敢えてここには記さない。賢明なる読者諸兄はすでにお判りだと思うが、この井竿絡みのいくつかの事案は、大きく拡がりを見せ、香川の中核に対する大胆な切り込みの役割を為している。オリーブ・オペレーション成就のために実に重要なる事案なのである。

  「特に特養ホーム『高松さんさん荘』設置に関わる贈収賄疑惑について、井竿前助役のポジションは大きな意味を持っている。その点は、(四国)タイムズさんが、最も得意とするところでしょう? だからここであれこれいうのは時間の無駄? 釈迦に説法ですね(笑)。その井竿前助役が結局ああした形で辞めて、大きな転換期を迎えることとなったわけだ。つまり、私達オペレーションを運営する者にとっては、最高のチャンスが訪れてきた。疑惑の渦中にある、助役といういわば準主役が、ほとんど疑惑を認めるようなかたちで、職を放り出してしまったわけだからね。ここは一気呵成にオペレーションを進行させていかなければいけないわけだが…」。

 オペレーションの実行地、香川にしばらく常駐していた(もちろん極秘事項であるが)警察庁の別の最高幹部(もちろんキャリア)が、声を潜めてこういう。

 それまで、能弁を振りまいていた同氏がここで突如として言葉を切ってしばしの沈黙を見せた。こういう状況は一般的なる取材ではありがちだが、この人の場合はこういうことは珍しい。そもそも極秘を前提とした取材である。にもかかわらずここで言葉を切る、というのは、大きな枠組みの中で話しづらい事項があるからに違いないのだ。



   疑惑の黒点  踏んでいたのかブレーキを

 「その指摘は、間違いない。このことに気付いているのは、オペレーションに実際に携わっている者でもそう多くはない。ホンの小さい、僅かばかりの疑惑の黒点だからだ。オペレーションの執行者以外のところで気付いているとしたら、それは、四国タイムズの(川上)社主しかいまい」。 この幹部は、しばらく高松にいたことから川上社主の実際の、実力≠ニいうものを、『肌で感じてきた』、というのである。故に、この曰く、疑惑の黒点=Aに朧気ながらでも気が付いている可能性のある人物を、川上社主、と挙げたのかもしれない。

  その予感とも呼ぶべき意識は、その後、実際に当たっていた。

  しかし、それはそうと、ここでいわれる、小さな疑惑の黒点、とは何であろうか?

  「それはね、実際のオペレーション執行者の中に、壁となってしまっている人物がいるのではないか? というとんでもない疑惑なんだ。

  余りにとんでもないことから、この疑惑については、未だ関係者の口の端にすら上っていない。しかし、しかし、どう考えても、実際に疑惑を否定できない、ある、事実があるのだ」。

  まさに驚天動地の証言である。

  この警察庁キャリアは、香川から一旦戻って、この疑惑を含めて中枢部に逐一報告したという。そして、何とその報告は、法務省に間髪を入れず、伝達され、今、別働隊が厳密なる調査をしているところだという。「何故、法務省が噛んできたか。これが答えの全てである。これ以上は、まだ言えない」。そういって、一旦、口を結んでしまった。

  警察庁の事案と思われているが、現場の極秘部隊が本庁、つまり警察庁本庁に戻ってまで報告しなければならなかった、疑惑。そしてその疑惑は、愕くべきことに法務省にほぼ同時に転送されたという。

  そればかりではない。転送された直後、今度は法務省で別道の調査が始まった、というのだ。

  これだけが(Only)頼りの重大情報である。

  しかし、警察庁と法務省というのは、実際のところ、犬猿と言い切って構わないほどの間柄なのである。その間柄で、疑惑を供用する、ということがあり得るのだろうか?

  「あり得るよ。よく考えて欲しい。このオペレーションを実行するのは、誰か?

  そう、警察、金融庁、そして、検察である。法務省の関わりはいうまでもない、検察庁だ。ウチ(警察庁)が、どうして、余り仲がよくないといわれる、実際そうなんだが(笑)、法務省にこの疑惑を伝達したか。これだけいえば、もう判るでしょう」。

  つまりは、オペレーション執行者の中の、検察に当たるところに、疑惑がある、ということか?

  「そう。それ以上はまだ厳然たる調査の結果が出ていないので言えない」。

  全く愕くしかないビッグニュースである。疑惑は、検察にあるということなのか?

  この情報の信憑を確認するために本紙取材班は、文字通り、奔走した。そしてひとつの結論を得るに至った。

  この証言を聞いて欲しい。

  「検察官の中でも行政に酷く、くっつく者がいる。いわゆる癒着。実は、現在、高松の場合は、この癒着=Aが見られる。その癒着の元凶は、前の赴任地においても同様の有り体だった。この最も重要な時期に、何と、その当の高松から、癒着の疑惑が出るとは…。私達としてもまさしく痛恨の極みなんだ」。



   検察と行政の接合点は浅くが基本 しかし、現実は? 深まる疑惑

 絶対の特命条件に基づく証言故に、その出所さえ詮索できないようにしなければなるまいが、ただひとつ、この証言こそ、目下進行しているオペレーションにおける最大の関係者の一人ということまでは言い添えておこう。

  となると、この癒着の疑惑とは、それが何か、そして肝心の誰か、ということになってくる。

  別の関係者の証言。

  「いつまで経っても、贈収賄が事件として立てられない。ここまで(立件の)構成要件が揃っているにも拘わらず、いまだに事件化していないのです。事件を実際、法律上立てられるのは誰か? 癒着、つまり行政の癒着疑惑の中心人物は、この事態の中心人物他なりません。これ以上は、いまには言えない…」。

  この事態が尋常であるはずがない。しかし、しかしながら本紙は、懸命なる且つ文字通り地を這うような取材によってこの疑惑の人物と疑惑の内容をほとんど掴むに至った。

  その片鱗だけを以下に記し、その核心は次号に続行させる。 「司直、特に検察と、行政の接合点は浅く、が望ましい。しかし、今浮かび上がっている状況はその正反対である。司直が硬直し、そこにある事件が立てられない。しかもその疑惑は、不偏不党の名の下に行われている」。

 腐敗された行政の事件化、それが香川刷新の援軍である。



■ いかされぬ2回の業務改善命令
    隠蔽では済まされぬ香川銀行の現状

 
 香川銀行を愛した男、故・浜谷博美さんからのメッセージが、続々と本紙川上に寄せられるようになった。

 浜谷さんが切望していた、香川銀行の解体的改革は、極近くまで来たのでないかと感じてならない。本紙川上が、遺志を受け継いだ当時を改めて確認する意味で平成6年11月号の本紙を抜粋する。

 浜谷氏はベットに身を起し、
「四国タイムズが、事件を取り上げてくれてありがとう。
どうぞ香川銀行の刷新ができるまで追及の手をゆるめずに書き続けてください」と本紙川上の手を握り締めて、静かに頭を下げたのである。

 今、伊達病院の情景が蘇る。



   本紙告発の横領事件 捜査の行方に期待が募る


 香川銀行の足元で何が起きているのだろう。人事部長から、丸亀支店長に異動になったばかりの森渉取締役が、突然、株屋根明氏に支店長のポストを明け渡し辞任してしまった。わずか4ヵ月の丸亀支店長ということになる。

 さて、昨年の4月20日、本紙川上が香川銀行の元行員小玉泉を業務上横領で高松地検に告発していた捜査はどうなったのだろう。森氏の辞任はどうもこの捜査と関係があるのでは…。

 それは、観音寺支店で横領事件を起こしていた小玉泉が、弁天町支店勤務であった過去にも不祥事を起こしていたということである。それが、内部告発によって発覚した。

 ところが、当時の支店長であった森氏が、保身のため、その事件をもみ消し闇に葬っていた。さらに悪いことに、
人事部長という肩書きの時、上層部にバレたにも関わらず何もなかったような態度をしていたことが、致命傷になったようだ。

 さて、小玉泉容疑者は、大林元頭取らを見習ったのか、かなりの女関係もあったようだ。転勤の都度、不倫相手と横領というウルトラシーをこなしたようだ



   香川銀行の投資信託販売 「日産生命」の保険販売に酷似

 金融庁は、銀行の改革を促すために業務改善命令を出す。

 香川銀行への業務改善命令はすでに、2回出された。

 はたして、その効果は?

 さて、本紙が平成9年6月号に掲載した、香川銀行が違反した日産生命の保険販売と、最近扱っているグローバル・ソブリンオープンの投資信託とを比較・検討してみる。


【日産生命の保険販売】

 (前略)銀行が保険を販売する。これは明らかに銀行の他業禁止に違反する。日産生命は、バブル期、様々な特約を付けた高利を保証する保険商品を売り捌いた。それが結局、業績を圧迫して破綻したのであるが、その片棒を担いだのが、香川銀行であった。


【グローバル・ソブリンオープンの投資信託】

 平成17年9月期の中間決算において、四国内の地銀・第二地銀の中で唯一赤字決算であったのが、香川銀行だった。

 相次ぐ不祥事のため17年上期は業務推進を完全にストップしてまで内部管理体制の充実を図った。ところが、改善どころか不詳事件は後を立たず、ついに2回目の「業務改善命令」を金融庁から受けることにあいなった。

 銀行首脳は、不祥事の余りの多さに改善を諦め、大林頭取当時の隠蔽体制に逆戻りしてしまったようだ。18年3月期の本決算にはなにがなんでも黒字決算にすると、営業店に利益確保の過酷なノルマを課したのが現状のようだ。

  営業店の渉外行員の気持ちも無視したノルマの至上命令で、それは、数字さえ確保すれば、何でもありという非常に危険な営業方針ではないか。

 これでは、何のための半年間(平成17年上期)だったのか、ただ、ほとぼりを冷ますだけのポーズだったのかと疑いたくもなる。

  現在、営業店に対するノルマの中で最も求められているのが、「融資量の確保」と「手数料確保」。
融資量については相当厳しく、かつ低金利でないと貸出出来ないという悪循環に陥っている。表面上の目標融資量を達成したとしても金利が低いため、目標利益には程遠いのが現状のようだ。

  そこで目を付けたのが投資信託の販売手数料なのか。

 仮に100万円販売すれば手数料は約3万円。言い換えれば、100万円を年利3%で貸し付けたのと同じ利益になる。投資信託の種類は多いが、現在営業店では「グローバル・ソブリンオープン」という名の投資信託一本に絞っている。目標を掲げて営業推進するのは結構であるが、ここ数年、この商品を販売したので各営業店の年間平均販売額は5億円以上にもなってしまった。

 ところがこれは、銀行の得意とする「定期預金」と違い、「元本保証は無く、リスク商品」。今までが、厳しいノルマであった上に、今期は前期の赤字もカバーしなくてはならないという、真面目な者ほどジレンマに陥るという状況になってしまった。

 ここで問題なのは「販売する見込先がもうほとんど無い」ということである。

 しかし、ノルマは達成しなくてはならず、結局、小金を持った高齢者にリスクを十分説明せずに、あたかも定期預金であるかのように錯覚させて販売するという不本意な勧誘にならざるを得ない状況。

 客からは、既に苦情が殺到、ところが首脳部は見て見ぬふりと決め込んでいる。

 事件は忘れた頃にやって来る。「日産生命」を思い出せ



■ 総研が勧めた『免震工法』
      被害者なのか、川六ホテル

 
 新年を迎え、耐震強度偽装事件で、総合経営研究所・内河健所長や木村建設、平成設計らが、いよいよ本格的に刑事捜査の追及を受けることになってきた。今のところ、四国では一件も被害にあったという情報は、大手マスコミによって報道されていない。


 本紙は、「問題が、表に出ないことが問題」という考えの下、「川六ホテル」を検証する。


 まず、12月31日付読売新聞に目を通して欲しい。


 耐震強度偽装事件で、コンサルタント会社「総合経営研究所(総研)」(東京都千代田区)が専門知識のない大学非常勤講師の名義を借りて、自社の勧める短期工法への推薦状を作り、建設業者らに示していたという。

 推薦状には、総研が勧める短期工法について「法的にも十分な安全性と強度性能を有する」などとして推薦する旨が数行記されていたほか、当時、土木学会コンクリート委員会委員と都内の有名私大講師を務めていた男性の肩書と氏名が印字され、印鑑が押してあったようだ。

 関係者によると、この推薦状は2002年2月ごろ、京王電鉄が総研の指導で1号店の「東銀座」を開業する際、短期工法の安全性を確認するために要求…。

 ビジネスホテル「京王プレッソイン」の建築主である京王電鉄は、総研・内河健所長の被害者ではないか。

 一方、「川六ホテル」の建築確認は、最終的に高松市の増田昌三市長が認可をした。
 申請者は、鷺谷智弘・平成設計。施工は、木村建設。

 ホテル経営の総合指導は、詐欺罪で告発された内河健所長である。時期は、ビジネスホテル「京王プレッソイン」の建築主である京王電鉄が騙された、まさに2002年2月ごろにあたる。

 『短期工法』と『免震工法』のカラクリは、意外と簡単に解けるかもしれない。




■ 『エイズ』の放置は刑事事件の対象
    性交のあった大林元頭取らは至急に検査を

 1月から金融庁は、金融機関の経営課題への取り組みについて、「A(優良)」「B(可)」「C(不可)」「D(落第)」の4段階で評価する検査評定制度をスタートさせた。この金融機関の「通信簿」を基にして、金融庁が検査の頻度や範囲などに差をつけていくとなれば、いったい香川銀行はどうなるのだろう。


 亡くなった浜谷氏の遺言が、「川上さんに会わなかったら、死んでも死に切れなかった。香川銀行の改革について後はよろしく頼む」であったから、金融庁の動向が気になって仕方がない。

 さて、香川銀行では、今、何が起きているのだろう。本紙も、思わず絶句するような深刻な事態に陥っているのではないかと容易に想像がつく。

 問題は、『エイズ』。


 このエイズ問題を、最初に本紙が扱うことに躊躇はしたが、もはや被害の拡散を考えれば一刻の猶予も無いと報道に踏み切った。個人情報とかプライバシーの問題とかと議論する問題ではないからだ。

 ----問題の女子行員は、不倫とか、ただ単に男性遍歴とかではなく本人の自暴自棄による動機が濃厚のようです。

 このエイズ問題は、すでに支店長は把握しており、本店首脳部にも報告されているのではないでしょうか。

 娘の話によりますと、昨年の「健康診断」で、その女性はHIV(エイズ)と判断されましたが、診断結果は個人情報の観点から本人宅に郵送で通知されたようです。ところが、健康診断を行った個人開業医が、感染の可能性が高いと事態を重くみ、極秘裏に香川銀行の支店長に伝えたようです。支店長が、本人に確認したところ、認めたとのこと。

 問題は、香川銀行が顧客をはじめとする性交渉をもった被害者と、今後の交渉をどうするかに焦点が絞られているとのことです。----


検査を勧める女性は、徳島支店のHM、丸亀支店のSH、
宇多津支店のST、詫間支店のNM、善通寺支店のKK、
三本松支店…大阪、岡山、愛媛ら。

もちろん本店でも不倫の心当たりがある
大林・元頭取、小川・元専務、香川・元経営改善室長、森・元人事部長、岩本克美・部長、今捜査が進行している小玉泉・元支店長代理らの男性も、もちろんエイズ検査をすべきである。


 『冗談では済まされぬ隠蔽』



■ 香川県警の捜査放棄と冤罪捜査(その33)
    腐敗警官の排除が、香川県警を蘇らす


 警察庁の漆間巌長官は昨年22日の会見で、1〜11月の刑法犯認知件数が昨年同期比11%減となったことについて「治安指数は改善が方向付けられたが、(国民の)体感治安は不十分。住民が治安回復を実感できるよう取り組む」と述べた。

 具体的には、来年度予算の閣僚折衝で、警察庁が求めていた警察官の3千5百人増員が認められ、深刻な治安情勢に陥っている全国の都道府県警に振り分けられる。増員の結果、警察官1人当たりの負担人口は現在の5百20人から5百13人に軽減される。ちなみに香川県警には30人の警察官が増員されることになる。

 警察庁の取り組みも、着々と改善の陣を敷いていることが数字の上からでも分るではないか。

 ただ本紙が心配するのは、増員された警察官が、腐敗された警察官の指導を受けないかということである。具体的には、丸亀署の津島利夫副署長や、すでに香川県警を退職している香川県暴力追放センターの横田武事務長らの影響を指す。

 香川県警が、県民の信頼を取り戻すためには、せめて本紙がシリーズ化した「捜査放棄と冤罪捜査」に形ある終止符を打ってもらいたいものである。成熟する民主化には失敗を活かすことに尽きる。



   若林組本部長の証言 保身のために山口組六代目を売る

 日本のヤクザは、世界のマフィアやギャングからも、一目置かれ恐れられているという話は本当だろうか。本紙川上は、最近信じられないようになって来た。

 というのは、山口組の代紋に守られて「スリ、万引き、クスリ、恐喝、売春、詐欺…高利貸し」などに手を染めてきた広沢こと黄津一を庇うために、六代目山口組司忍組長を売るという証言を、堂々と山口組直参幹部がしたからだ。

 それは、六代目山口組二代目若林組本部長の川井則之が、12月13日に神戸地裁の証言に立った時のことであった。
日本の任侠道ヤクザに、ある意味で畏敬の念を持っていた本紙川上にとって、この川井の証言には失望したと言うしかない。いや、それよりも、この川井の証言を無視している山口組組織に対して、果たして危機管理意識というものを持ち合わせているのだろうかと疑いたくもなる。


 その証言を追ってみる。


 川井則之の供述調書は、平成15年7月6日に高松北警察署で作成され、「あらかじめ自己の意思に反して供述する必要はない」旨を告げられて取り調べを受けた。

 まず、川井則之が本紙川上家族を襲撃した車の窃盗事件の、この供述調書を押さえて、「六代目山口組司忍組長の使用者責任」があるかないかを判断して欲しい。

 なお、原告側の質問に、「はい、間違いありません」と、二代目若林組・川井則之本部長が、神戸地裁で証言した内容をまとめてみる。

 いま川井は、六代目山口組二代目若林組の本部長という肩書きである。


 【極道組織の形態は、一般の会社組織と同じで、縦社会であり、組長を頂点にして、若頭、本部長、事務局長、若頭補佐、幹部組員、というようにピラミッド型になっており、一般の会社と違うのは、組長の兄弟分として舎弟(弟分)という立場がいるところです】と川井が供述していた。

 鉄パイプ襲撃当時(平成12年1月19日)、若林組の若頭は、今の二代目若林組組長の篠原重則で、本部長は、現在の二代目若林組若頭の森隆で、若林ワ組長(故人)の舎弟であった組長秘書は、広沢こと黄津一であった。

 また、【組員の立場は、私の組で例えるなら、枝組組員でも、大きくは「山口組組員」、そして「若林組組員」であり、正確には「枝組(森組等)組員」となるのです】と川井が供述していた。

 さらに、鉄パイプ襲撃を起こした当時の川井の極道組織内での立場は、初代若林組の亡若林組長から直に親子盃を受けた「若林組直参組員」。

 そして、【極道でいう親子関係は、今もお話したとおり、盃一つで決まってしまう関係です。しかし、この盃は非常に重く厳しいもので、実際の血縁関係といった親子関係よりも、絆が固く、親(親分)の言うこと(命令)は絶対であり、親が黒いものを白と言えば、それは黒でも白であるというようなもので、親の言うこと(命令)に背けば、「破門、絶縁等」の厳しい処分を受け、その先、極道の世界では生きていけないのです】と供述していたことについて質問したところ、すべて、川井は認めたのである。

 それも、本紙川上家族を鉄パイプで襲撃させたのは、川井自身が、西岡と木村に指示したのであるから、絶対に間違いないと、念には念を押して証言していた。それはあたかも、六代目の使用者責任を決定付けるかのようにである。

 山口組の直参という重みは、若林組に限ってどこに行ったのか。本紙川上も、ある意味で尊敬していた、三代目山口組田岡組長も、どこかで、さぞかし嘆いているに違いない。



■ ヤクザの上前を撥ねる
    若林組川原豪のしたたかさ

 

若林組の敵対暴力団の一人から、こんな話を聞いた。

 「川上さん、若林組の川原という若いの、あれはヤクザでない。代紋を重宝に悪用する寄生虫みたいな者や。ウチの若い者にも金貸し付けて稼せいどる、それも若林組の親分には内緒にやで…」。

 さて、本紙の昨年10月号にも目を通してみよう。

 8月24日、金融庁の特別監査が香川銀行に入ると同時に、若林組川原豪副本部長の関連グループにも税務署が入った。

本紙がかねてから追及していた、高松市城東町のK2ビルに出店していたチャンネルイレブンはもちろん、このビルで営業していた名古屋の風俗店グループ・AYUAYU倶楽部にも調査が入った……。

 この記事からすれば、若林組川原豪副本部長が実質経営している企業に、査察(マル査)が入ってから4ヵ月余りが経ったことになる。どうなったのだろう、気にかかる。

 またこんな話も。

 「あんたがあんまり川原を追い込むもんやから、『グローバルファイナンス』や『グローバルメディア』を分散化してカムフラージュしよるよ」。

 さらに、こんな話も。

 「あんたとこに発砲した川原、あの当時に付き合ってたオンナは、いま川原と別れてるから、一度、会ってみたら」。

 なるほど、そう言えば、発砲事件が起きる前、アベックで下見に来ていた川原の彼女がいたことを思い出した。

 川原をパクれば、吐く。






■ 津島利夫警視を高検検事長に告発
      丸亀副署長が、少年の自白強要で暴言に傷害


 横浜地検は昨年28日、佐賀地検在籍時に、背任事件で逮捕された元佐賀市農協組合長(76)の取り調べで、「ふざけるなこの野郎。ぶっ殺すぞ」などの暴言を吐いた横浜地検小田原支部の市川寛検事(40)を厳重注意処分とした。

  (中略)この自白調書は公判では証拠不採用となり、1審で無罪。今年9月の控訴審判決も1審判決を支持し、検察側の控訴を棄却し、無罪が確定した。

 記者会見した佐賀地検の壬生(みぶ)隆明次席検事は「検察官として極めて不適切な行為で、国民の信頼を失墜させた」と述べた。

 この「ぶっ殺す」で市川検事は同日付で辞職したというではないか。
ならば、香川県警の丸亀警察署・津島利夫副署長の「不適切過ぎる行為」は、どう扱えばいいのであろう。

 本紙川上は、佐賀地検の壬生次席検事が、暴言を不適切な行為と捉えた検察の判断に期待して、昨年の12月30日、丸亀警察署の津島利夫副署長を高松高検検事長に告発した。

 罪名罰条は、「傷害」「公務員職権乱用罪」「特別公務員暴行陵辱罪」である。

 告発事実は、少年非行事件として平成17年8月23日、少年Kが逮捕された3百17枚のガラス割り事件に始まる。

 これは5人の少年が犯行に及んでいた事件で、その後、3つの別事件でも少年Kが犯人であるとの前提で被告発人は取調べを進めていた。

 坂出警察署の取調室において、少年Kの髪を引っ張ったり、右腕の肘と手首の間あたりをつねったりして、同少年の加療約14日間を要する傷害を与えながら自白を迫るという被告発人津島の独特な卑劣極まりない取調べ手法であったが、その際、

「お前の母親は、なぜお前を産んだのか分からん、…お前は人間のクズだ」

「お前は生きとる価値もないので、はよ死ね」

「お前の母ちゃんと弁護士がいくら頑張っても、俺たち警察に勝てるとは思うなよ、お前を長いこと少年院に行かせてやるけんの、覚悟しとけよ」らの暴言を吐いた。

 腕がはれ痛かった少年Kが「病院に連れて行ってよ」と訴えると、「そんなのは怪我でない、唾でもつけとれ」が被告人津島の返事だった。



■ 増田・高松市政の崩壊
    井竿裏市長という助役の辞任で始まる

 
「いつでも、降ろしてくれたらいいのに、…」(助役を辞めさせられるものなら、辞めさせてみたらいい、できないだろう)

 平成17年1月の新年早々、役所の仕事始めに、井竿助役が本紙川上に宣戦布告したセリフである。

 高松市の助役から挑発を受けて黙っていたのでは、四国タイムズの名が廃(すた)る。

そこで、その挑戦を受けて特別に発行したのが、1月27日付の『高松市特報』で、

「高松市職労組合の元委員長 裏市長・井竿助役の仮面を剥ぐ」がそれである。

 振り返ってみると、四国タイムズが、高松市助役の首を取ったのは、平成4年の鎌田忠氏、平成16年の廣瀬年久氏、そして、昨年末の井竿辰夫氏で3人にもなった。

 もちろん、脇信男・高松市長の首も本紙が取ったといっても過言ではないので、「いったい高松市政はどうなっているの、なんとかしてよ」と思わず言いたくもなる。

 もうそろそろ、市民のための政治を取り戻してもいいのではないだろうか。その意味を込めて、本紙はより踏み込んだ報道を試みてみたい



   市政の裏取引に終止符 井竿裏市長の呪縛から覚醒を

 つい2、3週間前の年も押し迫った12月15日、本紙が追及し続けていた、高松市の井竿辰夫助役が増田高松市長に退職願を提出した。

 井竿助役のギブアップか。

井竿助役(裏市長)の宣戦布告から、約1年ほどで決着が付いたようにも見える。

 「川上さん、おめでとう。井竿助役が辞任しましたね」

 本紙は、何人もの人から、こんな言葉を頂いた。

 「助役が辞任しただけでは済みませんよ。高松市のためには、事件化して止めを刺さなければ…。井竿体制の仕組みを解体しなければ、インベーダーのように姿を変えて生き延びますからね」

 本紙川上は、楽観視している人に、こう返事をしてきた。

 というのは、井竿助役が表面上、辞任しても、システムそのものの機能を温存さすために、役割とか、仕組みを変えて利権にしがみつくからである。

 さいわい、宮本和人市議が逃亡したことから、捜査機関は、かえって時間をかけ、このシステムそのものの巧妙さを把握したのではないだろうか。

 30年以上も高松市政を牛耳っていた井竿裏市長から決別するためには、この際、へたな温情を示さず、捜査機関に頼って膿を出し切る覚悟が必要であることは間違いない。

 健全な高松市政を取り戻すためにも、「確かな節」を迎えようではないか。

 さて、確かな改革を進めるためにも手抜きをせずに検証を重ねてみよう。

 まず、昨年12月16日付産経新聞から、


 「井竿・高松市助役が辞任」

 市役所に衝撃走る
特養ホーム贈収賄事件、市政混乱の引責か
…井竿助役は、贈賄罪で起訴された失踪中の宮本和人市議(55)と社会福祉法人の小比賀剛一理事長(73)からわいろの申し込みを受けたとして6月から県警による事情聴取を受けていた。

 一方。関係者によると九月末に胆石の手術を受けるなど体調がすぐれず、今月二日には再入院。事件発覚後は十一月末の臨時議会に出席した。

 井竿助役は捜査当局に対し「わいろと思って現金の入った封筒を返した」と説明。十一月三日に市役所が県警の家宅捜査を受けた。

 退職願を受理した増田市長は「健康状態が悪化しやむを得ないものと判断して退職を承認した。

 事件と退職とは直接的関係はないが、誠に残念。助役としての思い判断を尊重した」…とある。

 この産経新聞から何が読み取れるか。

 本紙の調べでは、井竿助役の高松市民病院での入院は、九月十一日から十月二十四日である。

 一方、井竿助役とコンビであった右翼の小島会長はどうなっていたのだろう。国分寺町の下水道工事絡みで坂出署に逮捕・起訴され、病気を理由に保釈されたのが丁度、井竿助役が入院した日に符合し、二人が今後の打ち合わせをしたとも取れるではないか。

 また、増田市長が井竿助役の収賄を庇うということ自体、もはや市長という資格はない。



■ 院政を敷くのか井竿裏市長
    ダミー役に中村栄治助役を据える

 「したたかな井竿助役、辞任して院政を敷くため、金庫番の中村収入役を助役に据えた」

 クリスマス前の議会で行われた茶番劇は、簡単に言えばこういうことになる。

 それを裏付けるために、助役に選ばれた中村栄治氏についてまとめてみよう。


 本紙の平成17年7月号、「収入役も腹心で固める」から。


 平成15年9月、高松市の収入役には中村栄治氏が就任している。

 この中村収入役が飲み屋で、

「井竿助役の身内に頼んで収入役にしてもろた…」というのを聞いた女の子がいた。

 井竿助役が高松市の重要ポストに、高松商業の紫雲会員、職員労働組合員を優先することは有名な話。その上、賄賂で昇任…採用、試験なしの身内採用、昇任等など…。

 収入役の退庁時、迎えのハイヤーに乗り込む様子は、まるでヤクザ映画そっくり。

 図らずも、助役就任の5ヵ月前、本紙に掲載した中村栄治収入役の人物像である。

 「優柔不断」「決断力の欠如」「責任逃れに終始」「昇任に賄賂」「強い権力志向」

 本紙以外にも、この中村助役の性格をいち早く見抜いた男がいた。それが井竿辰夫前助役、すなわち裏市長である。

 これだけの性格を中村栄治助役が持ち合わせていれば、井竿氏は、院政を敷いて高松市政を意のままに操れる。
井竿裏市長からすれば、中村助役ほど打って付けの適任者は他にいないということだ。

 ただ、高松市民からすれば、これほど悲しい助役の人事もないということでもある。

 後は、捜査に頼るしかない。



■ 「井竿前助役と木村代議士」の収賄
     宮本市議は恐喝捜査を恐れて逃亡か

 

 13年度の補助金交付は、まず、西植田で申請していた「高松さんさん荘」に認可することを、自民党同志会は申し合わせ決定していた。


 ところが、一旦決まっていたこの「高松さんさん荘」の認可を、引っ繰り返して、「一宮の里」に認可を優先させたのが、何を隠そう井竿辰夫助役と、木村義雄代議士の働きである。


 一旦決まっていた認可を引っ繰り返すのであるから、もちろん、カネが動いた。

 国の補助金交付認可については木村代議士、高松市については井竿助役がその任に付いた。仕事は完璧で、みごとにその任を果たした。収賄金額は井竿助役が5百万、木村代議士については秘書の西村共にで2千万は下らない。カネを運んだのは木村代議士には三笠市議、井竿助役には岡下市議と本紙は見ている。

 さて、引っ繰り返された「高松さんさん荘」はどうなったのだろう。

 自民党同志会の諏訪会長のメンツもあったものではない。当然巻き返しが始まった。

 すでに「一宮の里」には補助金交付の認可があった。後は、「高松さんさん荘」に追加認可という道しか残されてないではないか。

 諏訪会長としては、意地でも14年度中に「高松さんさん荘」の認可を勝ち取るしか
ない。カネの力で引っ繰り返されたのであれば、カネの力で認可をもぎ取るしかない。

 さいわい、木村代議士も井竿助役もカネで動くことは先刻承知である。

 カネが動いた。

 木村義雄代議士には、宮武登志雄市議がカネを運び、井竿辰夫助役には、宮本和人市議と宮武登志雄市議が持参したのである。

 ただ、「高松さんさん荘」の追加認可については15年4月に統一選挙があったため、何度も現金が動いたのである。
高松地検が、贈賄の申し込み(平成14年11月27日)で起訴したのは、何度も動いたカネの一部でしかない






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