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理事長 川上道大


高松刑務所の移転を進めよう

 収容者の生活を良くし、教育
効果を高めるため、高松市内
にある高松刑務所を、自然豊
かな環境の良い土地へ移転し
、近代的な建物を新築してくだ
さい。
 跡地は、高松市勢の活性化
を図るために活用させていただ
きます。

 高松刑務所の移転推進会
 事務所・四国タイムズ社内




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〒760-0017
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    電話087-822-3336
     FAX087-845-6090

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協同組合
香川県健全企業振興会

 不透明時代の水先案内人
 をつとめさせていただきます。
 当社が提供するノウハウを
 ご活用ください。




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香 川 興 産 (株)

丸亀・土器
TEL(代)0877-25-5551













平成17年6月5日 (日曜日)  第4854号 第3種郵便物認可 (昭和22年8月22日)
発行所  四国タイムズ社
〒761-0104 香川県高松市高松町944-4
電話087-845-6141
編集発行人 川上道大(みちお)
郵便振替 01650-6-25335  

News Index    News Index    News Index    News Index
オリーブ・オペレーション 
          ここに実態が明らかになった!
 香川銀行への着手 
  複雑に絡まった糸がほぐれる!
 「醜悪なる権力の悪用は許さない」
  燃える使命感が強い連帯を実現
 ターゲットは、香川銀行、そして香川県警
  〜解体から、大刷新への道程〜
 香川県トップにまで切り込むのか?
   オペレーションのメス!
 「検事総長の首を取った男」と米国に追いやられた
   原田氏の現状
メジロ=目事朗
 目出度い事が何か起きる!
香川銀行11年目の追及
 すでに始まっていた、大林体制の崩壊
 犯罪の陰に女あり 
  不倫と暴力は香川銀行の伝統か
四国タイムズの告発
 全国初の業務停止命令に発展か
「誹謗中傷の四国タイムズは相手にしない」
 遠山頭取の答弁から、今後の銀行を占う

香川県警の捜査放棄と冤罪捜査(その26)
 不作為という捜査放棄は犯罪である
 腐敗した横田刑事二課長
       暴追センターの事務長に再就職
 若林組の広沢こと黄津一 
       香川銀行の石丸専務と共謀して不正
本紙宅に拳銃発射の川原
 功労人事で若林組の副本部長に
11年前のテープ
 香川県警と香川銀行の癒着、ここに再現
井竿助役と木村代議士がキーマンか
 「さんさん荘」と「一宮の里」の認可順位
 井竿助役がNHKの女性記者に語る 
       2年前の賄賂、捜査の気配で返還か
高松市と合併前の国分寺町
 官製談合の指南役は、小島会長か
橋梁談合の捜査の波
 東かがわ・中條市長の危険な綱渡り



■ オリーブ・オペレーション ここに実態が明らかになった!
    香川銀行への着手 複雑に絡まった糸がほぐれる!

 
検察庁、警察庁、それに金融庁、彼らいわゆる、当局≠ェスクラム組んで、大きなうねりを形作っている。それは、本紙川上社主への余りに無法、無謀なる暴力事件などを絡めて、一時は解読不可能である複雑怪奇な様相を呈していたが、今や、この難問は、ほとんど解かれ、段階的に名回答を出してきている。

 「全ては、四国タイムズへの原始的な暴力事件に始まった。タイムズは、それまでにも、銀行や検察、法曹界、警察、それに暴力団から政界まで、まさにタブーなしのまっすぐな告発をしてきた。この進撃を恐れるものが、どの世界にもいたのだが、一番怯えたのが、他ならぬ、香川銀行だった。そして、香川銀行は、タイムズ潰しの策謀を次々に打ち出してくることになる。その最初が、川上氏への襲撃事件だった…」。

 こう語るのは、警察庁の現役幹部。すでに本紙には、いくたびも情報コメントを提起している人物である。

 「しかし、こんな言わずもがなのことを、ここであえて引っ張り出すのにはわけがある。今私が言ったのは、ある意味でお浚い。このお浚いを何度も噛みしめることによって、次の手、それも何手先も打っていけるわけですよ、ハハハ…」。

 こう言って、意味ありげに笑う。『次に、何を言ってくるのか?』。記者としての醍醐味を体感できる一瞬である。その期待をこの幹部はいつも裏切らない。

 「私達は、この大きな枠組みの問題に取り組むことを決定したが、その時、幾つかの分野に跨る問題点を、それぞれの、当局≠ェ過不足なく担当できるようなシステム作りをしなければならないと思った。そこで、検察庁、金融庁という別分野を担当する、当局≠ニひとつの大きなチームを組むことにしたのです。それは、言論を暴力で蹂躙しようとした勢力に対しては、絶対に必要な体制作りだった。



   「醜悪なる権力の悪用は許さない」 燃える使命感が強い連帯を実現

 最初はギクシャクしていた。しかし、それが今では、同じ省庁にいる別のチームよりももっと強い連帯感を得られるまでになった。これは、とりもなおさず、醜悪なる権力構造を憎む気持ちが我々にあったからだと自負しています。

 それと、ひとり文字通り、孤軍奮闘している最大の被害者である、川上社主に対してエールを送らなければならない、そういう思いが我々を初めて、イヤ、史上初の組織横断という他チームとの構成を成し遂げた。

 この枠組みを超えたチーム構成という事実は、我々だって手の内を易々と明かしたくないから、積極的にその状態などを開示してきませんでした。本当は、これを大々的に開示することによって、体制の大いなる変動を知ってもらいたい、というのが本音ですが(笑)、相手に手の内を見せてはさすがに拙い。だから、こちらもジッと我慢の子(笑)。

 それでもここに来て、タイムズの紙面を通して、この史上初の体制作りを開示できるまでになった。それはひとえに、我々が水面下でやって来たことが、ひとつの結果を見せてきているからです。

 特に、この醜悪極まる、悪しき関係(ビシャス・サークル)の中心点を占めている香川銀行は、この先ビックリするような展開が控えています。それと…」。

 ここでこの幹部はもう一度ニヤッと笑った。ゾクゾクするような一瞬である。

 「それと、ズバリ、警察、です。私達のお膝元ですよ。ハッキリ言って暴力団の片棒担ぎ、或いは用心棒をやっているような者は、全てこれから糾弾され、警察から放出されます」。

 この動きはすでに始まっている、と言うのだ。

 川上社主の事件から、すでに多くの歳月が流れているが、それはまんざら無意味な時間の流れではなかったのである。



   ターゲットは、香川銀行、そして香川県警 〜解体から、大刷新への道程〜

 この警察庁幹部の言葉を引き取って、今度登場願うのは、金融庁の首脳である。

 「ズバリ言って、香川銀行への対処はこれからですが、大変、厳しいものになります。さて、どのくらいの厳しさか、というと…」。

 ここでも記者魂を揺さぶるような証言を聞くことになりそうである。

 「反社会的勢力との連携がハッキリした今、この事実をまず全部明るみに出し、その後、銀行として、ひとつのけじめを取ってもらわなくてはならなくなります。善良な預金者から受けた虎の子を、こともあろうに暴力団や、或いは、その暴力団と癒着した警察官に、横流し≠オていたのですから、その信頼失墜は、単なる業務上横領や不正融資、或いは、浮き貸し、オンライン不正取引なんかとは比較にならないほど大きい。そのけじめですから、それは、単なる早期是正措置の発動であるとか、当庁からの戒告であるとか、そういう性質のものではないことはもう判ってもらわなければなりません。

 考えられるのは、例えば、解体、合併、再編成、そういうことにならざるを得ませんね。もちろんその際には、現経営陣は、大林会長(同氏は遂に5月24日の取締役会で退任が内定)はじめ、同会長の係累も含めて皆、その職を退いてもらうことになります」。

 まさしく愕くべき台詞が飛び出した!

 「当然!」、金融庁首脳の話をひたすら黙って聞いていた警察庁の幹部は、ここで思わず口を挟んだ。

 「それでも、まだ生やさしい、という人もいるかもしれないが、とにかくここまで醜悪な構図を構成した、その元凶である香川銀行への処置の第一歩はこれでしょう」。

 この両者の掛け合いは、まさしく前代未聞の驚愕すべき内容を持っている。

 「その際には、香川銀行幹部は、これも当然ですが、刑事訴追を免れられないでしょう」。 ここで発言したのは、検察庁(最高検察庁)中枢である。



   香川県トップにまで切り込むのか? オペレーションのメス!

 「すでに香川銀行幹部だけでなく、公務員への贈賄を図った暴力団や、この収賄側である警察に対しては、刑事訴追を次々に打っていく手筈が整ってきました。その最後のターゲットは、(香川)県トップとだけ、いっておきましょうか。

 私達のオリーブ・オペレーションは、すでに、後は号砲を待つばかりになっているのです。その最初として、香川銀行にその照準を定めているわけです。それは自明の理、の話です。全ての根源は香川銀行の不正追及から始まったのですから。不正を追及して何故、命を狙われるような理不尽な対処を受けなければならないのですか? エエ、もちろんそれは川上氏のことですが、これは言うまでもなくこの単独事件だけではない。全ての、悪徳≠ェ複雑に繋がって構成されたものです。だから私達はオリーブ・オペレーションを立ち上げて、史上初の摘発に乗り出しているのです」。

 この瞠目すべき発言が出た時点で、ひとつの結論と今後の方向性が見えてきた。

 そう、この密やかなる話は、前号でも詳しくお知らせした、オリーブ・オペレーションの担当者による鼎談なのである。 これはまさしく画期的鼎談である。

 この鼎談を構成している皆が口を揃えて、こう言う。

 「川上氏は、我々の動きを牽引するかのように、どんどん法的手続きをしてくれています。この、良心的行動≠無にしてはいけません。我々はこのオペレーションを通じて、いつでも川上氏に連動しているつもりです」。

 この力強い言葉が、現実になる日は近い。



   「検事総長の首を取った男」と米国に追いやられた原田氏の現状

 話は変わって、本紙記者は、この五月、川上社主が追及してその職を追いやった原田前検事総長の現状を米国に追ってみた。原田氏は、米国でいわゆる充電、研究に勤しむ、という触れ込みであったが、実際は、ほとんど隠居同然の生活を強いられていた。現役検察幹部も、「すでに過去の人」、として原田氏への訣別を口にする。

 これをこの先読者には記憶に刻んでおいてもらいたい。もちろん、この原田氏に対する飽くなき追及も、川上社主のライフワークのひとつで、殊更大事なのは、これも今始動しているオリーブ・オペレーションの一環である、ということである。

 まさしく時代は大きな変動期を迎えているのだ。



■ メジロ=目事朗
    目出度い事が何か起きる!

 
今年に入った一月九日、香川大学近くの路上で飛べずに衰弱していたメジロを保護した。さっそく家族で名前を出し合ったところ、結局、妻が考えた「ハッピー君」に決まった。

新しく購入した鳥かごに入れ、輪切りにした蜜柑や、水と煉り餌を与えると元気になったのか、ピーピーとよく鳴いてくれた。春になると、庭のモチの木に吊るしてやると、二羽のメジロがハッピー君のかごにやって来て、しばらく帰らない。

五月の愛鳥週間最後の日、メジロの仲間がいる屋島カントリー横の山に放してやった。

「目出度い話を持って来てネ…、発砲も鉄パイプ襲撃も解決し…元気でネ…」。



■ 香川銀行11年目の追及
      すでに始まっていた、大林体制の崩壊
 
 
先月27日、香川銀行の系列会社である香川コンピューターサービスがNHKニュースに取上げられた。

それは、顧客から預かっていた個人情報が入った2枚のフロッピーディスクを紛失したというもので、中には8人分の口座番号や振り替え金額が入力されていたという。

ところが本紙川上がそれよりもっと注目したのは、画面に深々と頭を下げる武田宏樹社長の姿が映し出されていたことの方である。

本紙が追及している香川銀行大林一友元頭取の一族である武田宏樹氏の謝罪記者会見、これは何を意味するものであるのだろうか。



   犯罪の陰に女あり 不倫と暴力は香川銀行の伝統か

本紙に最近、手紙・電話・メールを使って投書がたくさん寄せられるようになった。

香川銀行の改革を切望していた故・浜谷博美氏の熱い思いが本紙への投書という形で現れているに違いない。

香川銀行の改革を確かなものにするため、なぜ改革が進まないのかを押さえる意味で、大林一友元頭取、小川和彦専務の笑って済まないエピソードに触れてみる。



【香川銀行の不倫の下地】

大林一友元頭取は職場不倫の元祖的な存在。

昭和四十八年の人事部長当時、可愛らしい女の子を入行させて人事部に配属し、すぐに手をつけたらしい。

その後、このこは良縁を得て結婚し、神戸市に移ったが大林氏は岡山支店長となり(次長は現小川専務)、新幹線で、神戸に通って、執拗に関係を迫ったという。

たまりかねた女の子は、当時の山田常務に打ち明けて関係を断ち切ってもらったらしい。自分の地位を利用して不倫を迫るなど、人間として許せることではない。


【香川銀行の暴力の下地】

小川和彦専務は職場暴力の元祖的な存在。

小川氏が香川大学剣道部の主将であった頃、スナックで深酔いして、店内のウイスキーや灰皿を投げて大暴れ、それを大学に知られて退学処分になるところであった。

しかし、当時の前川忠夫学長に目こぼしされて退学は免れたようだ。この学長は、後に香川県知事になった前川忠夫氏である。

またこんな話も、やはり香川大学時代に飲み屋街を歩いていたとき、すれ違いざまに肩が当たったことに因縁をつけ相手をボコボコに叩いて、高松北署に逮捕されたこともあったという。

被害者は、香川県知事選で前川忠夫氏と一戦交えた前田敬二氏の甥であったと、小川氏本人から話しを聞いたことがある。

さらに、本紙が初めて香川銀行大林頭取を追及する前、ホワイトホテルの図子社長が、香川銀行側との食事会を用意してくれた時、酔った小川専務が本紙川上に、

「香川銀行の行員や家族数千人を相手に、四国タイムズは喧嘩をする気か…」

と凄んだことがある。


さて、以上のような香川銀行の背景で、四国財務局の職員と思われる人からの話しを基に整理してみる。


【善通寺支店の暴力事件】

O渉外チーフが、K融資役席に暴力を起こしたので、T預金役席は支店長の指示を無視して本店に報告した。

本店の人事部長が善通寺支店に足を運び調査をしたところ、被害者であるK融資役席は警察に告訴する姿勢を崩さなかった。ところが、O渉外チーフは、暴力は振るっていないと否定する。

さらにT預金役席は、暴力を起こしたO渉外チーフを懲戒解雇すべきと主張し、それを聞き入れてもらえないのであれば、自分自身を転勤させて欲しい、それもダメなら、被害者のK融資役席に代わって告発する、と言い出す始末である。

困り果てた人事部長は、

被害者のK融資役席は郡家支店、加害者のO渉外チーフは倉敷小溝支店に異動させた。

そして、肝心のT預金役席は岡山支店に栄転させる交換条件として、厳重な緘口を約束させ事件を隠匿してしまったのである。

ところが、このT預金役席が転勤した後、不倫相手の女子行員と結託して業務上横領していた事件が、新たに発覚したのである。

しかも未だに被害額は不明で、それも、T預金役席の妻が本店の人事部に押しかけて不倫が発覚したというから、

香川銀行の不倫・暴力・横領・隠蔽という組織の体質は、ここまで来れば半端でないと、妙に感心させられた。



■ 四国タイムズの告発
    全国初の業務停止命令に発展か
 
前述の財務局の職員と思われる人から、さらに追加投書があった。よっぽど香川銀行には手を焼いているようなので、役割を分担して紙面協力することにした。

【空港口支店の横領事件】

それは、空港口支店の預金役席(支店長代理)がどうも横領したのでないかというものであった。 

四国財務局とすれば、香川銀行が事件を小出しに報告するので困り果てているらしい。

内容を整理すると、

@、本紙の前号が香川銀行に与えた影響は大きく、5月13日には「緊急支店長会議」まで設けたようだ。

A、この3月に1億1千万円の横領事件を新聞発表したが、別に、未発表である数百万の横領事件がある。

B、更に今回、空港口支店でも横領事件があったことが判った。

「銀行としての危機感をもった業務管理が、全く機能していない。このまま、今回の横領事件に対する改善報告書をすんなり受理するわけにはいかない。全行員に対し、不正の有無を確認した後、改善報告書を提出せよ」と、伝えたのが精一杯であったという。

最後に、「銀行に対して全国初の業務停止命令も視野にいれて対応する」とも付け加えたというから本気のようだ。

一方、香川銀行は、

A、四国財務局の指導に従い、本店や全営業店の部長それに支店長による各行員の個別面談を実施。

B、併せて、業務監査部による全営業店の過去3年間の伝票を精査し不正の有無を調査。

C、その結果、少額も含めた不正事件が多数発覚したが、四国財務局に未だ報告せず。

D、5月20日、空港口支店で発生した横領事件について対策会議を実施したが、新聞発表については、6月29日の「株主総会」後まで隠匿するという方針になったようだ。

明らかに銀行法違反である。



■ 「誹謗中傷の四国タイムズは相手にしない」
    遠山頭取の答弁から、今後の銀行を占う
 
 
一昨年の6月27日、香川銀行の株主総会で、本紙川上が一株主として遠山頭取に質問した。

「情報として、四国タイムズの記事を香川銀行に活かすということは考えないのですか」

議長であった遠山頭取の答弁は、

「誹謗中傷の四国タイムズは相手にしません」

であった。残念でならない。

なぜなら、本紙への投書の内容が香川銀行の改革にはなくてはならない、貴重な情報だからである。

遠山頭取が改革を切望する株主や行員の声を無視するので、本紙は、不本意ながら刑事告発を最終的に次のようにした。 

告発状

告発人・四国タイムズ川上道大

被告発人・小玉泉(元香川銀行八幡浜支店長代理)

罪名及び罰条・業務上横領(刑法253条)

【告発事実】小玉泉は香川銀行の従業員であるが、

@、岡山県今村支店勤務中の平成15年2月下旬、顧客2名に「高利回りの商品がある」などと持ちかけ、合計金3000万円を預金させて、そのころこれを着服して横領し、

A、香川県観音寺支店勤務中の平成16年3月から10月の間に、4名等から前同様の方法で、500万円ないし3000万円を預金させて、その頃これを着服して横領した。

【告発事実の周辺事情】

…大手新聞記事だけでも、総額1億1千万円もの被害が、それも客の指摘で発覚しているのであって、同行の管理のずさんさが明らかであり、同行の自浄作用が働いた結果ではないのに、同行の都合だけで、刑事罰を免れるとするなら、刑事責任と民事責任の混同も甚だしく、日本は法治国家では無い…(中略)

…正確な弁済の事実も、同行の調査が未だ曖昧であるにもかかわらず、小玉泉を平成17年3月23日懲戒解雇としただけで、刑事告訴はあえて行わず、実質上犯人を隠避し、証拠を隠滅するに等しい行為をした、これら大林、遠山、小川の、少なくとも経営責任は重大である。

なお、本紙川上は今月末の株主総会で、昨年末に依願退職を装って解雇させた香川経営改善室長も含め、退職金の有無について質問する。

故・浜谷博美さんが伊達病院で「香川銀行の改革をよろしく頼む」と言っていた姿が目に浮かぶ。



■ 香川県警の捜査放棄と冤罪捜査(その26)
    不作為という捜査放棄は犯罪である

 
佐賀県北方町の山中で89年、3女性の遺体が同じ場所で見つかった「北方事件」で、時効直前に殺人罪で起訴された松江輝彦被告(42)に対し、先月10日、佐賀地裁は無罪(求刑死刑)を言い渡した。

その2日後の12日、漆間巌警察庁長官は、佐賀地裁が無罪判決を出した「北方事件」について、一般論として「罪を犯したと疑うに足りる相当の理由があれば逮捕できる」とした上で「逮捕の判断に誤りはなく、私が本部長でも逮捕したと思う」との考えを示した。

漆間長官は「(判決が)確定しておらずコメントするのは適当でない」と述べたが、基本的な考え方として

「真相解明には逮捕して(捜査を)進めなければならないこともある。

(相当な理由があれば)逮捕しない方が与えられた権限を行使していないことになる」

と定例記者会見で指摘した。

被害者や遺族からすれば、実に頼りになるコメントではないか。

香川県警の健全な警官もこの使命感を真摯に受け取り、時効が迫っている本紙への発砲と鉄パイプ襲撃事件を解決してほしいものである。



   腐敗した横田刑事二課長 暴追センターの事務長に再就職

「香川県の常識は、他県では非常識」ということを、またも実感させられた。

というのは、本紙が再三追及してきた香川県の真鍋武紀知事が会長を務める県暴力追放運動推進対センターに、高松北署の横田武刑事二課長が、四月から事務長として再就職したからである。

県暴力追放運動推進センターの二〇〇五年度定例理事会(会長・真鍋武紀知事)が先月十七日、県警本部であった。

 高松市内の暴力団同士の抗争が相次ぐなど暴力団の行動が目立つことから、住民大会を積極開催するなどの〇五年度事業計画を決め、暴力追放の徹底を目指すことを申し合わせた。

真鍋知事が「暴力団根絶には、企業や県民が『暴力を許さない』という気持ちを持つことが重要。皆さんの支援をお願いしたい」とあいさつした。(5月18日付四国新聞)

親和会への報復の刑務所から出所した二代目若林組組長が、先代組長の金の紛失トラブルで組員の久保に拳銃を発射して脅した事件があった。

これをもみ消して収賄したのが横田武事務長である。



   若林組の広沢こと黄津一 香川銀行の石丸専務と共謀して不正

「失敗を繰り返さない為に歴史を学ぶ」

真相を浮かばらせる為に、本紙の平成六年十月号・香川銀行追及第二弾を見てみよう。

「民主主義の敵か香川銀行」

「カネをちらつかせ暴力団も使う」

本紙九月五日号のトップに「香川銀行は金融界の伏魔殿か」と特太見出しで報道したところ、さまざまな波紋が県内全域に広がった。

新聞の配布が九月三日、翌四日には香川銀行の小川重役が仲介人を立てて「カネで取引したい。どうだろうか。」と申し入れてきた。

カネさえ出せば、なんとかなるというのが金融業界の体質か。それにしても、本紙を甘く見たものだ。

本紙川上社長は憤然としてはねつけた。

あとの情報によると、この話に乗ると、即刻、警察に通報する手筈を整えていたという。本紙をワナにはめようとしていたのだ。卑劣きわまる。

その次には暴力団を差し向けてきた。暴力団の力を借りて本紙を押さえようとしたのである。

カネと暴力団、悪評高い企業がよく使う手口といえよう。

また、九月七日には大阪市内に本部を置く政治団体興風社の幹部が調査、追及のために高松入り。これに対し、香川銀行は山田一郎なる人物と植田総務部次長を出して応対させた。

興風社幹部の質問に山田氏が答える形式で話し合いが進んだが、植田次長は黙ったまま。(中略)

「頭取が頭取なら専務も専務」香川銀行の石丸専務が、丸亀支店長時代にあくどいことをやっていたといううわさがある。例を挙げてみよう。

讃岐造船に貸付できる限度額を例えば一億円とする。

ところが、石丸支店長は五千万円を上乗せし、そのリベートを取って一億五千万円を貸し付ける。

この手口で過剰融資を受けた企業も多いという。リベートは支店長個人のふところにはいったようだ。

そのうち、石丸支店長が本店へ転勤することになったが、その直前、過剰融資をしている企業に、

「この際、サラ金の融資でも受けて全額を返済してほしい。その代わり、私が本店に移ってから全額融資できるように手配する。」と約束して各企業に全額返済させたらしい。

この石丸専務と、若林組の広沢が手を結んでいたことは言うまでもない。



■ 本紙宅に拳銃発射の川原
      功労人事で若林組の副本部長に
 
先月号を見たという香川県警の隠れ共鳴者から電話があった、

「川上さん、知ってる?

あんた所に弾いた川原が、若林組の副本部長になってるという話。
あれは、城東町で本番させて月に三百万は稼いでるらしいよ…」。

平成九年十一月二十九日夜十時半、若林組の川原豪組員が、本紙宅に向け拳銃を五発発射した。その内、最後の弾は暴発した。

本紙が手探りで始めた真相解明も十年近くになれば、ほぼ全容が見えつつあるのではないだろうか。最近そういうことも関係してか、常識派の警官からも情報提供がある。

実にありがたいことではないか。

山口組若林組の副長であった近藤氏は、昨年の七月二十二日、本紙川上に「さっさっと身を清めてくる」と言い残して収監された。

その五ヵ月前の二月七日朝八時、近藤氏と、上福岡町の「ジョイフル」で最高裁への

裁判上の対応で打ち合わせをしていた時があった。

「あそこにおるのが川原や」と、近藤氏が教えてくれた。

川原が同伴の女性と支払いのためレジーにいたところを、本紙川上が声を掛けた。

「あんたが川原さん」。

「………どうして僕の顔を知っとんですか」。

本紙川上は、この川原の顔に見覚えがある。

発砲事件前、当時の住居が屋島カントリー横にあった時、番犬用の犬を女性がしゃがみ込んで撫でていたので、「犬が馴れたら番犬にならなくなるので、触らないでくれますか」と本紙川上が申し出たことがあった。

その時、女性と一緒にいたのが川原豪であったのだ。

車は濃紺のトヨタ・マジェスタ、後部左右の三面のガラスはスモークフイルムで中は見えない。

川原の功労人事が気にかかる。



■ 11年前のテープ
    香川県警と香川銀行の癒着、ここに再現

 
平成6年9月号の四国タイムズで初めて香川銀行を追及した直後、大阪の政治結社興風社が、この新聞内容を確かめに来たことがある。
その時のテープを紹介する。興風社に対応した人物は、香川県警のOB山田一郎氏。

【テープ内容】…

山 田:えっと、実はそのへんは私、ここの嘱託になる前に、香川県警察に世話になっておりまして…。

山 田:それで上司に報告せんといかん都合もございますので録音を取らせていただきますが。

興風社:うん。うちも録音さしてもらうは一応な。

山 田:事実無根でございます。

興風社:事実無根ですか。ではこれに対して色々と後の対処は考えておられますか。裁判をするなり、何なりを。

山 田:はい。

興風社:ああそうですか。全部事実無根ですか。そやったら無茶苦茶ですな内容が。どういう対応を取られるおつもりですか。

山 田:まず第一点は名誉毀損罪。第二点は恐喝罪。第三点はこの記事を書かれました四国タイムズに対して当銀行と致しまして反論致したいと、かように思っております。

興風社:香川銀行としてはちゃんとした処置を取るということですか。

山 田:はい。明日からは県警の特捜もこちらの方へ被害者並びに参考人調書作成の捜査員が出向かれる予定になっております。



■ 井竿助役と木村代議士がキーマンか
    「さんさん荘」と「一宮の里」の認可順位

 
今月に入って、高松市の議長に再度就任したばかりの三笠議員が周辺の関係者に、

「どうも『さんさん荘』の事件は、高松地検が捜査を県警の方に投げ出したらしい。

検察が手を離すということは、もう、捜査は終息したのとちがうか…」

と言い出した。

高松市になにがあったのか?

それは、先月、NHKの放映や、本紙の紙面から、「高松さんさん荘」の特別養護老人ホームに絡んで、市の井竿助役や宮武市議、それに宮本市議が逮捕されるかも、という噂が流れたのに原因があるようだ。

本来であれば、先月13日の議員総会で、宮武登司雄議長、宮本和人副議長が誕生するはずであったのを、その事情から急遽、三笠市議が代役として議長に再就任したばかり。

三笠議長が、宮武市議らの逮捕もなく捜査が終息したので、余計な取り越し苦労をしてしまった、と解釈したからである。

それにしても香川県警はなめられてしまったものだ。



   井竿助役がNHKの女性記者に語る 2年前の賄賂、捜査の気配で返還か

井竿助役が本紙川上に、

「いつでも、降ろしてくれたらいいのに、…」

(助役を辞めさせられるものなら、辞めさせてみたらいい、できないだろう。俺には、右翼の小島葵会長がついている。

会長は、山口組宅見組の西岡組舎弟でもあるから、あんたは怖くないよ。先だっても、俺の痛いところを街宣した、「日本玄洋社」という右翼を、小島会長に頼んで止めさせた、どうだ。)

と宣戦布告したので、報道という職種の立場からして手抜きは許されないではないか。

さて、事件となれば動機があるはず、それを丹念に洗ってみよう。

中核都市になった高松市の補助金交付に注目しながら、14年度と15年度の「一宮の里」と「高松さんさん荘」を精査してみる。

まず本紙が高松市に情報公開して手に入れた入札状況調書を見てみると、

◇平成14年度の設計関係入札

「一宮の里」 平成15年1月22日

「高松さんさん荘」 平成15年3月13日


◇平成15年度の建築工事入札

「一宮の里」 平成15年5月21日

「高松さんさん荘」 平成15年7月11日

であった。

 さらに、高松市が中核都市になる前、補助金交付などの認可申請を担当していた県に取材したところ、「高松さんさん荘」が14年度、「一宮の里」は15年度であるという。

そして、オープンについては、「高松さんさん荘」が平成16年4月で、「一宮の里」は5月であったという。

もう一度、ポイントを抜き出してみる。

先月20日18時15分NHK地方ニュースによれば、二年前の当時、「高松さんさん荘」側が宮本市議、翌日には宮武市議と一緒に井竿助役の自宅を訪れ、数十万円入っているような封筒を差し出したが、返還などして受け取らなかったという。=実名は本紙記入

本紙の取材によれば、井竿助役は五百万円を最近になって返還したと聞く。

また、国の交付認可については、宮武登司雄市議が東京で、木村義雄代議士に一千万円を渡したと聞く。

動機は、補助金交付の年度内認可の競合での賄賂。

さて真相はどういうことになるのだろうか。どちらにしても捜査を進めて全容解明をしてもらいたいものである。



■ 高松市と合併前の国分寺町
    官製談合の指南役は、小島会長か

 
先月29日、奈良県警は、消防署員の採用試験で受験生の得点を改ざんし、虚偽の合格者名簿を作成したとして、消防組合消防長の中村隆之、消防署長の井邑雅則両容疑者を虚偽有印公文書作成、同行使の疑いで逮捕した。(読売新聞5月29日付)

また、先月20日、衆院事務局の汚職事件で、受託収賄罪に問われた元電気施設課長鈴木雅暎被告ら3人に対する論告求刑公判が、東京地裁(栃木力裁判長)で開かれた。

検察側は鈴木被告に懲役2年、追徴金100万円、贈賄罪に問われた電気施設工事会社「エムティック」社長水上豊富美ら2被告に懲役1年6月を求刑した。

 論告で検察側は、

「国民の利益を害する不適切な行為。鈴木被告は、もはや業者の水上被告と一心同体で、公務員の自覚がまったくない」と指摘した。

この二つの記事を目にして、本紙川上は、今追及している高松市の井竿助役(裏市長)と小島会長(裏助役)のイメージが重複してならない。

なぜなら、高松市の消防組織の採用や人事は、井竿辰夫助役・小島葵会長・宮武登司雄市議が牛耳っているからである。

検察側の論告に、

「井竿助役は、もはや業者の小島会長と一心同体で、公務員の自覚がまったくない」と置き換えたら、本紙の読者に理解してもらえるだろうか。

さて、今年に入った2月24日、国分寺町発注で、高松市西消防署国分寺出張所増改築工事の入札があった。

16社の指名業者で入札が行われ、土木業者の「つぼみ建設」(川西徹社長)が、1億4千2百50万円で落札した。

まさに官製談合である。
というのも、「つぼみ」以外の15社は、すべて建築大手で、ランクはA。ところが、同じ国分寺町の建築業者で「つぼみ」よりランクが上の「馬場工務」は指名にも入っていない。

国分寺町の宮崎直議長や小島会長が後押ししていることは一目瞭然である。




■ 橋梁談合の捜査の波
    東かがわ・中條市長の危険な綱渡り

 
先月二十一日の朝九時、熊谷組が巧妙なカラクリ談合で落札した「東かがわ市給食センタ整備事業」の起工式があった。

本紙川上も、もちろん駆けつけたが、会場について驚いた。

なんと、ここは、四国タイムズ創刊二ヵ月目の平成四年三月号で白鳥町の田中豊一町長を出馬断念に追い込んだ因縁のある土地ではないか。(紙面の写真・川上撮影)

実に懐かしい。

というのは、四国タイムズが、今も継続して新聞を発行できるのは、ある意味でこの土地絡みの疑惑を扱ったからである。引用してみる。

「白鳥町長の職権乱用」 土地売買に疑惑?

大川町白鳥町において、平成元年の十一月下旬から平成二年の一月にかけて二つの土地売買が行われた。

一つは、平成元年の十一月三十日、同町に住む三好幸雄氏から白鳥町へ葬儀場用地として、(中略)

これは、潟iイガイの実質的経営者である町長が、自分が所有する土地と、三好氏所有の土地を切り替えて、公金を支出するという絵をかいて三好氏をのせたものと推測される。明らかに町長職権の不法行為である。(中略)

町長、手袋業、不動産屋の三つを手がける田中豊一さん、いったい、何を本職にしているのだろうか。

この記事は、次々に当時の白鳥町長の疑惑情報を得、平成五年四月、高松地検に着任した三井環次席検事によって「白鳥談合事件」に発展して行ったのである。いわゆる、「中小検察の独自捜査」と呼ばれるに至った源流ともいえる土地である。

起工式の会場で、合併後の東かがわ中條市長、熊谷組の藤原支店長・高野営業部長に、この経緯を聞いてみた。

中條市長、桑島教育長、元請けの熊谷組の答えは、

「知りません」であった。

今、橋梁談合事件のうねりが広がっている。税金の喰い逃げは許されない。





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