◇青少年育成活動
武道を通じて青少年の
心身をたくましく
◇更生保護事業
保護観察対象者を心正しき社会人に
◇難民救済運動
世界各地の難民に物心両面の愛の手を
財団法人
   日本武道振興会
理事長 川上道大


高松刑務所の移転を進めよう

 収容者の生活を良くし、教育
効果を高めるため、高松市内
にある高松刑務所を、自然豊
かな環境の良い土地へ移転し
、近代的な建物を新築してくだ
さい。
 跡地は、高松市勢の活性化
を図るために活用させていただ
きます。

 高松刑務所の移転推進会
 事務所・四国タイムズ社内




プロポリスをのみましょう

協同組合
香川県健全企業振興会

〒760-0017
   高松市番町1−9−8
    電話087-822-3336
     FAX087-845-6090

財団法人日本武道振興会



協同組合
香川県健全企業振興会

 不透明時代の水先案内人
 をつとめさせていただきます。
 当社が提供するノウハウを
 ご活用ください。




不動産のことなら・・・

 
香 川 興 産 (株)

丸亀・土器
TEL(代)0877-25-5551













平成16年9月5日 (日曜日)  第4845号 第3種郵便物認可 (昭和22年8月22日)
発行所  四国タイムズ社
〒761-0104 香川県高松市高松町944-4
電話087-845-6141
編集発行人 川上道大(みちお)
郵便振替 01650-6-25335  




■ 讃岐の捜査事案≠ヘ最終局面に
    真鍋県知事が遅らせていた JFE利益供与事件

 
JFEホールディングスによる地元対策費という名目に隠された、暴力団への利益供与疑惑は捜査当局の労力かけての捜査にも拘わらず、進展性が見えてきていない。それは捜査当局にとってはむしろ折り込み済みのことだったのかも知れない。それは何故か。

 実はこの疑惑の裏側には、香川県知事の関与があったからなのだ。

 「事件の現場は徳島だが、動いた関係者(つまり事件の当事者としての立場にあるもの)達は皆、ここ高松にいるんだからね。つまり、事件の発生地点がたまたま徳島、ということだけでこの事件は全て香川県から起きたものということ。なかでもこの香川県の首長は、この事件において、ほぼ中心的な役割を担っている。捜査当局に対する目に見えない圧力にしてもこの首長から発している。捜査当局が二の足も三の足も踏んでいるのは、実はこういう行政のトップからの圧力があるからなんです」。

 こう語るのは中央の検察関係者。

 JFEによる徳島県吉野川流域に建設中の大規模ゴミ処理場に絡む疑惑は、既に本紙が再三に渡って報じてきた。依ってその内容はここには詳述しないが、この事件では、建設現場となった徳島の司直だけでなく、中央の警察、検察が捜査の一翼を担うという大布陣が敷かれていた。




     忽然と表れた精鋭チーム

 さらに、この事件においては、先の証言にもあるように、我が香川県が大元となる人脈を擁している。これは歴然としており、その意味でも、同事件は香川が発祥の地、という言い方が出来るのであるが、当然のことながらそうなると香川県警が捜査に加わることとなる。この香川県警に対する県知事(つまり首長)からのアプローチが、そのまま捜査の遅れを促進させているというのだ。

     

 「香川県警の捜査チームは少数精鋭で組まれています。そしてある使命を帯びてこのチームは組まれています。その使命とは、実は若林組壊滅、というものです。

 いいですか、この意味はお判りですか?」。

 ここでこの証言の語り部である警察庁幹部は、一呼吸置いた。ゴクリと喉を鳴らしたのだ。

 「若林組壊滅班というのは、つまりは香川県警のなかでも、ズバリ、良識派なんです。もっと言うならば、今後大手術が行われる香川県警に送り込まれた精鋭達ということなんです。彼らが今後中心となって県警内の大掃除を始めることになる…」。

 これが第一段落。そして話は佳境に突き進んでいく。

 「さて、その彼ら、つまり精鋭チームがなぜこのJFE捜査チームとして出張ってくることになったのか。これはこれまで十年近く讃岐の諸問題を追及してきた四国タイムズだけに話せることだと認識して欲しい。しかも四国タイムズの川上社主は、数々の讃岐案件においては大いなる被害者です。だから聞ける実態だと認識して欲しい。

 この精鋭チームの最終目標は、若林組の壊滅と数々の讃岐案件の一気解決、それに香川県警内部の浄化作戦にあるのです。いわばこれら重要案件のラストウエポン(最終兵器)達なんですよ…」。

 まさしく驚きの証言である。本紙川上を取り巻く数々の事件、さらには、地元である香川銀行の問題案件、県警の若林組との癒着など、これらは全て同根に位置する、ということはこれまで本紙で何度も喝破してきたことだった。その数々の事案を文字通りラストウエポンと名付けられた精鋭達が解決をすべく密かに香川県警に送られてきていた! さらに既に最初の事件、つまりJFE事件に投入され、動き始めていた、というのだ!




     知事から出されていた至上命令

 「JFE事件には、実は、若林組や香川県警の腐敗組から、挙げ句は真鍋知事まで表から裏から皆がそれぞれの役割を担いながら、うまい汁を吸うために動きまくっていました(※この動きは既に本紙で既報済み。バックナンバーからその具体的状況を拾って欲しい)。この人脈は実は腐敗してしまった香川県警を取り巻く人脈そのものなんです。もっと言えばこれまで四国タイムズが追及してきた数々の事案の主役達でもあるのです。だからこそ、この事件をキッカケにして、密かに送り込んだ精鋭達の、デビュー≠フ場にしたのです。案の定、まずは、県警内部からいわゆる捜査妨害が起きました。いま水面下では腐敗組と精鋭チームとで、捜査上のしのぎ合いが演じられています。そして今度は、知事からの圧力が入ってきました。この八月下旬に、着任したばかりの本部長宛に知事から密かにJFE案件から手を引け、との密令が下ったのです」。

 知事にとっては、JFE事件において、自ら犯した口利きが明るみに出される危険が迫ってきたことを感じたのであろう。ヒタヒタと押し寄せる捜査の足音に耐えきれなくなって、ついに先月後半、県警に対して至上命令≠出したものと見られる。

「そういうことなんです。実に、知事は、本部長宛に、『四国タイムズが利するような動きは慎重にせよ』、との密令を下していたのですから! 讃岐の腐った鎖は今ここで断ち切らなくてはいけません」。

 まさしくそうである。

司直の手は表向き遅々として進まずの形を取っているが、実はもっと先を見据えてその手を知事まで伸ばしているのだ。捜査の早急な進展を望むばかりである。




     驚くべき金融事件の実態、香川と愛媛、重なる不正!

 密かに構成されていた精鋭チームは、実は地元香川銀行の腐敗部の摘出も視野に入れているが、我が香川のお隣、愛媛県においても同様の金融事件が勃発していた。ところがこの金融事件、掘り下げればなんとやはり香川発だったのである。

 いや、香川発というだけでなく、数々の川上事件を暗幕で構成していた人脈が全面関与していたことが判ったのである。この驚くべき事態をまずは時系列で開陳する。

 この事件について金融庁幹部が語る。

 「愛媛銀行という香川銀行と同じ第二地銀があります。ここで起きた事件が最終的には四国財務局のサンズイ(汚職)に繋がるものとして目下、調査しています。物事がハッキリし次第、東京地検に告発します。これは愛媛銀行の会長、頭取に直結する事件だからです。銀行のトップ案件は東京(地検)で処理します」。 その事件とはどういうことか?

 「大まかに言うとふたつあります。ひとつはこの度、四国財務局が愛媛銀行に発動した業務改善命令です。これはいくつかの主要支店で起きた横領や不正融資を合算させて発動したと言われています。  表向きの不正金額は、七千二十万円、ということですが、実はこの金額は実際と大いにかけ離れています。実際は、この三倍額です。

ところが愛媛銀行はこの事案の全体が発覚するのを怖れて、四国財務局の幹部数人と組んで事件の矮小化を図りました。

実はこの財務局の担当者というのは、そっくり、昔から香川銀行の担当者達なんです。もっと言うならば、(香川)銀行との癒着から、それを追及する四国タイムズ川上社主への、名誉毀損、刑事告発を後押ししたのもこの一部筋なんです。

これはまさしく大変な事態です。

 
この事件の内容が判ったのは、うち(金融庁)を通さずに財務局が一方的に業務改善命令をしていたことからです。この四国財務局の跳ねっ返り行動が事件発覚の端緒となりました。そして、愛媛銀行との癒着、さらには改めて香川銀行との癒着が判ってきたのです」。

 この愛媛銀行事件では、同行の湯築支店の幹部が急死している。さらには、同行の関連会社を使った不正融資の実態も明るみに出てきた。

 驚くべきことに、この不正融資は、かつて香川銀行が行ってきたことを継承する形で行われてきたことも徐々にだが判ってきている。つまり、不正融資先が同じ反社会的組織の幹部、ということである。ズバリ、若林組の幹部がこの不正融資に関わっているというのだ! さらにそこに取り巻いていたのが香川県警腐敗組、そして四国財務局の幹部官僚という構図になっている。

 「この事件は現在緊急調査を行っています。時間をおかずに明るみに出るでしょう」(同)。

 同行に関わる詳報については、次号に譲るが、いずれにしてもこの事件がこれまでの讃岐事件人脈の中枢に入り込んでいたとは、驚きを通り越して、呆然とせざるを得ない。本紙はこの追及の矛先をさらに磨いていくこととする。



■ 愛媛銀行に何があったのか
    四国財務局、業務改善命令に目こぼしの疑い


 
八月一日、地域金融機関の経営健全化を進めるため、公的資金を積極的に投入し、合併・統合や経営改革を促す金融機能強化法が施行された。

来年四月には、ペイオフが全面解禁され、地域金融の勢力図が塗り替えられる可能性があり、地方銀行や第二地方銀行などの経営者にとって経営改革決断が迫られている。

 地銀、第二地銀では今年三月期の自己資本比率が国内行の健全基準である4%を割り込んだ過小資本行はないが、5、6%程度にとどまっている銀行がある。本紙が平成六年から追及している大林一友氏が会長を務めている香川銀行もその一つである。

経営が健全とされる銀行でも、人口減少に伴う地場経済の衰退や国債価格の下落リスクを抱えているケースもあるから、中途半端な取り組み方では生き残れないのではないか。

ましてや本紙の批判記事を、

参考にするどころか、捻じ曲げて解釈し、敵対する姿勢を貫いてきた香川銀行の場合、なおさらである。

ペイオフ解禁まで、あと半年。最後の力を振り絞って改革に取り組んでもらいたい。




     
愛媛銀行への業務改善命令本紙へ調査の依頼

先月中ごろ、香川銀行のOBですがと前置きして、本紙に次のような電話があった。

「ウチは金融庁から改善命令があったのに、愛媛銀行の業務改善命令は、なぜ四国財務局から出されたのか。…

改善命令が出された十日ほど前、湯築支店で六,七千万円の不祥事があり、福井課長が自殺した。…それにパートナーなんとかという、愛媛銀行の系列会社の檜垣社長も不祥事を起こしていると聞く、どうしてこれら二件の不祥事が改善命令の対象にならないのか。それに香川銀行の場合は末沢頭取が責任を取って辞めたのに、愛媛銀行は会長も頭取も居座ったままである。四国タイムズさんは香川銀行を追及しているからこのあたりは調査できるでしょう」。

     

 
本紙は扱っている事案でスペースを割く余裕も無いので、一瞬、戸惑った。しかしすぐに、愛媛銀行宛に送付していた四国タイムズが「受け取り拒絶」で送り返されていたのを思い出した。今までの経験から、送付した四国タイムズが執拗に受け取り拒絶するこだわりが、「愛媛銀行になにかある」と直感した。

香川銀行への金融庁からの業務改善命令。愛媛銀行への四国財務局からの業務改善命令。この違いはなにか。

金融庁からの返事、

「業務改善命令は、金融庁からでも、四国財務局からでも出せます」。

愛媛銀行湯築支店に電話、

「福井課長お願いします」

女性受付嬢が、

「いません」

「いませんと言っても、七月中旬ごろ、福井課長から電話を下さいと連絡があったのですが」

すこし待ってください、と言って電話を保留。しばらく待たされた後、

「福井課長は、心不全で七月二十七日に亡くなりました」。

もう一つのパートナー何とか。

インターネットで調べると、愛媛銀行の系列会社で保険業務を扱っている。

正式には活、媛パートナーエージェント、事務所は松山市勝山町…。

早速、パートナーの社長に電話を入れたが留守。何度か電話したが留守なので、受付嬢に社長の名前を聞いたところ、

愛媛パートナーエージェント、社長は、難しい字の方の檜垣です。

受付嬢の対応から、会社内で緘口令が敷かれていると感じた本紙は、以前、香川銀行の件で何度か応対してくれた、財務省四国財務局理財部金融監督第一課・上席調査官永田浩氏に電話を入れた。異動して不在ということで、一緒に対応していた美馬雄吉・上席調査官が電話に出た。

「愛媛銀行の業務改善命令の件ですが、湯築支店の七千万横領と福井課長のこと、それにパートナーエージェントの檜垣社長のことですが…」

「四国財務局としては個別の件についてはお答えできません。業務改善命令の件でしたらホームページに載って…」





     不正容疑その一 財務局が扱った五件の不祥事

四国財務局が八月六日に業務改善命令を出した愛媛銀行の不祥事について、(八月十日付日本経済新聞)を引用する。

 四国財務局は6日、愛媛銀行に対し業務改善命令を出した。同行では過去1年間に支店で行員や元行員による横領・詐欺事件が5件発生、同財務局は事実関係、発生原因などの報告を求めたところ、6月14日に報告があったが「管理体制に重大な問題があると認められた」(松山財務事務所)として、行政処分となった。

 同行では2003年11月から今年7月にかけて5支店で4件の横領(被害額2300万円)と元行員による1件の詐欺事件(同4540万円)が発生している。このうち、新居浜支店の元行員が顧客の預金通帳を担保に現金をだまし取ったとして詐欺で、逮捕・起訴された。

裁判中の詐欺事件を除き、横領にかかわった4人を懲戒解雇処分とした。行内でも社内規定に従い昨年暮れから今年にかけて役員、部長、支店長などに対し減給、けん責などの処分をした。




     不正容疑その二 財務局が除外した二件の不祥事

愛媛パートナーエージェント檜垣社長の不祥事との思い込みのため、本紙の調査は行き詰っていた。そこえ、締め切り前の土曜日、愛媛銀行の情報を教えてくれた香川銀行の匿名OBから電話があった。

     

「四国タイムズが真剣に取り組んでいるのが分かりました。

新しい情報を整理して言います。パートナーの前社長は高塚という人です。高塚社長はパートナーに就任する前、ひめぎん総合リース鰍フ役員でした。パートナーの社長に就任して四,五ヵ月して前職場であった総合リースの役員時代に六,七百万円の使い込みをしていたことが発覚したようです。懲戒解雇でなく依願退職という理由でパートナーの社長を引いたようです。当然退職金も取っていると思う。

なぜ特別扱いされるのか。

理由はどうも、高塚元社長の妻と愛媛銀行一色会長の妻が姉妹ということらしい。

パートナーという系列会社へは普通、愛媛銀行の常務クラスが就任するポストらしい。

それが支店長クラスを経験した高塚が就任するのは、一色会長の肩入れがあったから。

もう一つの湯築支店福井課長の件は、六,七千万の横領がバレ、左遷か解雇の辞令が出て、首を吊って死んだらしい。


この二件の不祥事は四国財務局も知っているそうですよ。

 四国財務局OBの森田という人が愛媛銀行の監査役をしているから、金融庁にも手を回したのと違いますか。

ところで川上さん、あなたが追及していた井坪建設には、若林組長本人が三億円ぐらい融資していたのを知っていますか。香川銀行の大林会長らが井坪建設に不正融資、そこに若林組長が三億融資、もちろん高い金利を取るでしょうね。四国タイムズのホームページ見ましたけど、会長一族が銀行の改革に悪い影響を及ぼしているのは、愛媛銀行も香川銀行と一緒ですね…」

本紙川上は黙って香川銀行OBという人の話を聞いていた。

残念なことに電話が非通知設定とあり、こちらから連絡が取れないのが残念でならない。




     香川銀行、改善命令の端緒

二月七日、香川銀行が高松市役所において重大な記者会見を行った。末沢光男頭取が、同行坂出支店で千五百万円の行金横領事件があったことと、同行岡山支店で三百五十万円の小切手紛失事故があったことを発表し、…

これは本紙・平成十五年三月号の「金融庁、香川銀行に業務改善命令 大林会長、責任逃れを図ったのか」と見出した冒頭の一節である。

四国で初めてという金融庁の業務改善命令は、意外にも本紙が端緒になったようだ。

それは、平成十四年九月号で「香川銀行の『あってはならぬ不祥事』が発覚 銀行は秘密のうちに決着させたつもりか」香川銀行の坂出支店において、とんでもない事件が起こっていた。井上という外回りの行員が、お得意先のA社から融資を依頼され、…自分勝手に、同じ坂出支店に預金していたB社から約二千万円も引き出してA社に渡したという、…の記事である。

悪質さは愛媛銀行の方。



■ 香川県警の捜査放棄と冤罪捜査(その18)
      殺人と殺人未遂、捜査の優先順位に異議

 
本年四月、暴力団の犯罪を担当する組織犯罪対策課が誕生して五ヵ月が過ぎた。新しく沖田県警本部長も迎え、いよいよという態勢が整った。

「死んだ人はかえらない」

「殺人未遂は、今後も殺される可能性がある」

ならば捜査の優先順位も考える時期に来ているのではないか。人の命を大切にするという意味からすれば、殺人未遂事件こそ最優先に据えるべきではないだろうか。そうすれば結果、殺人の件数も減る。

組織犯罪対策課が誕生する前の香川県警の捜査手法と、誕生後の取り組みを比較して、暴力団への正しい捜査に役立てて欲しい。




     積極捜査、頼もしい香川県警

@、若林組の広沢・関係なし

(新組織の基で捜査)

今まで捜査二課に所属していた暴力団対策課が、四月から新しく再編され、県民の安全を担う組織犯罪対策課として誕生した。六月、丸亀港岸壁で、元暴力団組員の横尾博光さん(43)が刺殺された。

丸亀署、県警本部組織犯罪対策課が夏休みを返上し、総動員で捜査に当たり先月十六日、善通寺町の暴力団組員・浅香直二(35)と豊中町本山の同組員・藤田良治(23)を逮捕した。組織犯罪対策課のデビュー戦として相応しいスタートを切った。それも山口組直参という奥浦組の龍司会組員による殺人事件であったからなおさらだ。

藤田良治組員の地元関係者の話によれば、殺された横尾さんは所属していた龍司会(山口勇一会長)を脱会しようとしたが、脱会のためのカネを上納しなかったため殺されたのでないかと言う。

A、若林組の広沢・関係なし

(旧組織の基で捜査)

再編前の平成十五年七月七日、七夕の夜、新英工業鈴木文雄社長の帰宅を待って拳銃を発射し、殺人未遂で逮捕された暴力団親和会の滝川組員への熱心な捜査。もっとも滝川組員は警察の手を煩わすことなく、さっさと自首し、犯行に使った拳銃の在り処も警察に素直に述べている。

父親が、ヤクザのメンツを潰されたという大義も供述し、犯行の動機を明確に語っている。

@、Aの事件とも、もともと仲間内、持ちつ持たれつの関係から発生した事件といえる。

ここで注視しなければならないのは若林組の広沢が関係していないということ。

広沢から毒饅頭を喰らわされた警官は、広沢との癒着が表ざたになるから、若林組広沢が仕組んだ事件は手をつけるにも手をつけられないという事情を抱えているのである。
新組織、旧組織とも広沢が関係していない事件には積極捜査を展開している。





     消極捜査、捜査放棄の犠牲

B、若林組の広沢関係あり

(旧組織の基で捜査)

ところが、本紙への銃撃、鉄パイプ襲撃は、「言論の自由」を封殺する暴挙でないか。犯人グループが若林組広沢こと黄津一を中心に進められた詳細は、本紙既報の通り明らかである。

平成九年十一月二十九日、家族に向け自宅へ銃弾四発を発射される。

平成十二年一月十九日、自宅へ帰る途中、目出し帽で覆面した若林組森組の山中敏勝に鉄パイプで襲撃される。

C、若林組の広沢関係あり

(旧組織の基で捜査)

やはり若林組広沢が立案、企画、計画、腐敗警官との交渉、報酬の提供、をすべて担当し、平成十年八月二十七日、若林組の近藤秀三郎副長を香川県警の津島利夫警視、横田武警部に冤罪操作で逮捕させた。

D、若林組の広沢関係あり

(旧組織の基で捜査)

▽平成十五年六月四日、元若林関係者で日本士道会の会長をしていた安西邦治氏が、目出し帽で覆面をした若林組森組のグループに鉄パイプで襲撃された。

同年十月七日、香川県警本部長に殺人未遂で告訴。

▼平成十五年十月二十日、若林組市田稔裕元組員が、目出し帽で覆面をした若林組森組のグループに鉄パイプで襲撃された。

同年十二月十九日、香川県警本部長に殺人未遂で、本紙川上が告発。

     




     捜査放棄のいま、未解決

Bの発砲は七年近くになるが捜査放棄、鉄パイプ襲撃は四年半になるが、犯人の替え玉で捜査妨害され、いまだに捜査放棄されたままである。

Cの冤罪逮捕は、最高裁に上告していたが棄却され、犠牲者の近藤秀三郎氏は現在、高松刑務所に、三年四ヵ月の刑で服役している。

D▽の鉄パイプ襲撃の被害者安西氏は、香川県警から捜査放棄されたままなので、本年七月、高松地検検事正宛に追加告訴した。

D▼の鉄パイプ襲撃の市田被害者については、本紙川上の告発にもかかわらず、香川県警が捜査放棄しているので、本年七月、高松地検検事正宛に追加告発した。

シリーズのテーマである、警察権力のハンドル(方向)を握る警察官が、積極捜査というアクセルを「冤罪捜査」に悪用したり、慎重にという便利な合法捜査でブレーキを「捜査放棄」として悪用すれば若林組広沢の思う壺。

本紙は健全な警察官活躍のためにも若林組広沢を許さない。さいわい、徐々にではあるが、若林組広沢と腐敗警官の存在、それに一部の県警OBが外部から遠隔操作している香川明宏警備事件係長の存在が浮かび上がってきた。本紙は健全な香川県警を取り戻すには、広沢グループが逮捕されることで実現すると確信している。




     日本興亜に虚偽報告、腐敗警官の影

本紙川上は、以前、金融庁に足を運び、監督局保険課の西岡課長補佐に、直接このように訴えた。

  
 日本興亜損保の代理店・岡根正則は、山口組若林組幹部の松下浩文が会長をしている日本士道会の相談役も兼ね、右翼新聞「新生同士連合」の編集責任者を務めている。

平成九年十一月二十九日、若林組の関係者が、本紙川上の家族が団欒している部屋に向け四発の銃弾を発射した。この事件の直前、岡根の新聞で、家族を襲撃する予告記事を掲載している。平成十二年には車に同乗していた家族をも巻き込んで、覆面をした若林組の山中敏勝幹部に鉄パイプで襲撃された。

金融庁の安居保健企画室長は、日本興亜に注意を喚起すると約束してくれた。

先月末、金融庁からの返事は、「日本興亜の言い分は、香川県警OBの調査結果は、指摘している岡根は暴力団リストに登録されていません」。

この返事は本紙にとって織り込み済みである。

香川県警が、岡根を暴力団登録しない。

それは即、腐敗警官の影響がまだ残っているということだ。

次号は、香川新聞(大竹代表)について。




■ 五代目山口組渡辺組長にお願い
 
権力の乱用。

最近異常に感じるほど、冤罪捜査と捜査放棄が恣意的に悪用されているようでなりません。これは警察権力者側に都合の悪いことが多くなってきているからだと思います。

公務員が公務員の肩書きのまま、裏社会に首を突っ込むから、そこに衝突が起き、公務員である警官が権力を悪用して裏社会に生きるヤクザを、冤罪という手法で強引に逮捕しているケースが数多く見受けられます。

この傾向は国民として捉えた場合、このまま許すわけにはいきません。

私の座右の銘に、

「国滅ぶとも、正義は行わるべし」

というのがあります。

公務員が腐れば、日本の国が滅びます。

山口組の二代目梶原組若頭を元務め、若林組副長であった近藤秀三郎氏が、七月二十三日、高松刑務所に収監されました。冤罪です。

冤罪を仕組んだのが、若林組の(黄こと)広沢津一です。

広沢は、かねてから癒着していた香川県警の津島警視や横田警部らに金で冤罪逮捕を請け負わせました。

その結果、本紙の真相解明報道にも、力及ばず、最高裁で上告を棄却されました。

私は報道という棲み分けの中で生きています。

しかし、広沢津一は、私を殺害するため若林組組員に発砲、鉄パイプ襲撃を命じました。

日本のヤクザが権力から追いやられると、喜ぶのは外国から来るアウトローです。

渡辺組長の善処、お願いいたします。




■ 増田市長の助役選択は、自身の今後も占う
    高松市助役のポスト、商品券一万円の値打
 
 
先月三十日午後十一時、高松市という瀬戸内海の運河のような特殊な地形条件のうえ、大潮、台風の目(中心部)の低気圧による水位高、台風16号による暴風雨、波浪警報、そのうえ満潮時。これだけの悪条件が、そうめったにそろうものでもない。テレビや新聞などでは、台風16号発生時から刻々と予測報道していた。

気象庁などの予測どおり、最悪の被害を被り、高松市では二人の尊い命を失った。

明けた三十一日夕方のNHKテレビニュースに、高松市井竿辰夫助役の顔が大写しになって、

「…高松市としては、こんなに被害が出るとは、想像もできなかった…」

とふんぞり返ってインタビューに応じた。

本紙川上も、この映像を見たが、開いた口がふさがらないとはこのことで、「ふざけるな」と思わず口走ってしまった。気象庁が予測していたのを、想像できないとなれば、危機管理能力がないとなる。




   この機会に、両助役の資質を点検する

   


     井竿辰夫・助役について

▼井竿辰夫(昭和九年十月二十日生)70歳

学歴・昭和二十八年三月、高松商業高等学校卒業

職歴・昭和三十五年七月、高松市役所就職

高松市の自治労委員長も歴任している。自治労が母体である故脇高松市長を選挙方面から支え、頭角を現した。脇高松市長の疑惑を本紙が追及した時、市長の後継者として増田氏を選び、新規に文化部長職を設け、十三段飛びして今の市長が誕生したのは有名な話である。そういう経緯からして、増田市長は井竿助役に気使いしているのではないだろうか。市長が、助役の選択に迷いがあってはいけないので一つの話をあげてみる。

高松市と塩江町の合併協議の最中、塩江町が臨時職員五人を正規職員として採用したことで、増田高松市長が「合併を見越した駆け込み採用ではないか」と激怒した。

この話を聞いて、本紙川上は増田市長に同情した。

というのは、増田市長が激怒するのは当然であるが、その前に井竿助役が息子、兄弟、親戚、ヤクザ、右翼などの関係者を臨時職員に、それから正規職員にとの方法で不正採用していたからである。選挙で選ばれた市長は呪縛があってはならない。




     廣瀬年久・助役について

▼廣瀬年久(昭和十三年二月二十一日生)66歳

学歴・昭和三十一年三月十日、高松第一高等学校卒業

職歴・昭和三十二年十一月、高松市役所就職

昭和五十八年、福祉保健部の母子児童課長を歴任して平成七年、福祉保健部長を最後に平成八年九月二十六日から高松市の助役になった。

市会議員全員に一万円の商品券を配る

「日歯会長選で商品券などを受領、新潟県会長が役員引責辞任」。日本歯科医師会で03年3月に行われた会長選で、新潟県選出の代議員だった同県歯科医師会の今井博会長ら3人が、日歯前会長の臼田貞夫被告から金券などを受け取っていたという。今井氏は責任をとり、日歯と日歯の政治団体「日本歯科医師連盟」の役職を辞任した。金券などを受領したのは、当時、県歯科医師会の専務理事だった今井会長と当時の幹部3人。いずれも代議員として投票権があった。会長選直前の03年1,2月ごろ臼田被告から、商品券10万円から30万円分とスカーフをそれぞれ宅配便で配った。商品券は返却されず、一部を使用していたという。

この問題で都道府県の歯科医師会の幹部が買収工作を受けたことを認めた。=大手新聞

平成八年、高松市議会が助役に廣瀬年久氏を承認したのを受けて、廣瀬助役が一万円の商品券を全市議会議員に配ったことを思い出した。自民党同志会はもちろん、フォーラム21、公明党、共産党にまで配っていたから開いた口がふさがらない。高松市も中核都市に格上げされたのであるから買収工作があったかどうか、廣瀬助役自身が真相の説明をするのが責務である。

酒飲んで、人格変わる廣瀬助役

酒を飲めば、真鍋知事から怖がられる存在というのであれば、いっそ、香川県への高松市の要望は、酒を飲んだ廣瀬助役に頼んだらうまく行くかも知れない。強面(こわもて)の交渉術というのもあるではないか。

「酒飲んで、人格変わり、知事ポカリ」

「高松市、酒飲み助役、知事怖い」

「酒飲んで、助役が追っかけ、知事逃げる」

廣瀬氏を助役に三度、選任するかどうかは増田市長である。

「吉祥」の補助金疑惑、

廣瀬助役の責任は

老人福祉の法人化や、補助事業などの担当は廣瀬助役である。「吉祥」の補助金詐取疑惑を許した廣瀬助役の責任を問う。なお本紙へは、「吉祥」の不正な水増し請求や、無資格運営などの内部告発がいまだに後を絶たない。

香川県の部長級幹部が言うには、「全国の中核都市で、いくら能力主義の時代といえども、助役が二人とも、70歳代の高卒というのは他県に例が無いと思いますよ。高松市には若い人材がいないととられても仕方が無い」

こんな話を香川県の幹部から聞くとは…、本紙川上も黙ってうなずいた。

こんなお粗末な廣瀬助役を九月議会で再任するとなれば、平成八年の商品券一万円が買収工作であったことを裏付けるではないか。

■ 沖田県警本部長が着任
 
先月二十三日、沖田芳樹・県警本部長が、

「犯罪は増加し、悪質化している。『信頼と活力の警察』を目指して、治安の回復に努めたい」と着任の記者会見を行った。

また「県警内外の意見を取り入れ、自身の目で実態を確認しながら、事件・事故の少ない『治安先進県』を目指したいとも述べた。

ここで、香川県警組織に籍をおく、多くの健全な警察官の胸のうちを代弁したい。

「早く改革して欲しい」

本紙川上の意見も取り入れてほしい。

■ 豊中町・藤田繁町長、予定外の躓き
      次男が殺人で逮捕される
 
六月に丸亀港の岸壁で、多度津町の横尾博光さん(43)が刺殺された事件で、すでに逮捕されていた暴力団龍司会幹部細川健一郎被告(36)とは別に、先月十六日、丸亀署が善通寺の暴力団組員・浅香直二(35)、豊中町本山の同暴力団組員・藤田良治(23)を逮捕した。

藤田良治被告は、豊中町・藤田繁町長の次男である。

起きるべきして起きた事件と言えるのではないだろうか。

藤田町長は、次男の殺人事件で辞表を豊中町議会に提出しているが、五町の合併が間近いので、町長が辞めれば豊中町民が困るから議会が辞表を預かっている、と噂を流しているようだ。

しかし実際には議会に町長の辞表は提出されていないと森町議会議長は断言する。


藤田町長一族の詐術は今に始まったことではない、祖父の藤田公平氏が町長をしていたときにも同じように詐術で泣かされた町民もいる。

それは、昔、藤田公平町長に町営病院の建設協力にと要請を受けた町民が、町のためであるならと、しかたなく大事な農地を一反七十万円で売却。

ところが隣の農地は、一反百万円で買収していた。ばれたら祖父さんである藤田町長が十万円分をあわてて持ってきたという。

しかし建設されたのは、なんと、寿電子の工場。

町長という肩書きの詐欺師でないか。

いまも合併に絡んで町長はこの寿電子跡を新市役所の庁舎にと計画を進めている。

町長・右翼・暴力団・共産党などの肩書きを悪用して、利益追求を計る守銭奴か。



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