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夏の特集・パートA 鹿島の危機回避は創業時の精神で!

国交省の隠蔽目溢し許されず!幻の取材記事を公表
羽田国際空港D滑走路は暴力団絡みの不法工事

ゼネコンは羽田空港・D滑走路拡幅工事の受注合戦で、鹿島建設の代表取締役「金子 宏」が談合を仕切りJV企業体のチャンピオンの座に鹿島建設が君臨したと言われている。

公かな、独占禁止法違反であり、今日まで公正取引委員会が静観しているのも重大な疑惑が存在している証左であろう。或いは国土交通省の当時の事務次官「岩村 敬」の一言(談合の事実はないと判断した)で、公取は動けない・動かないのであろうか、せっかく密告奨励制度を導入されているのに。

峰尾隆二専務 田代民治副社長 中村満義社長平成19年3月にブラックジャーナリスト「草野 洋」は当時の鹿島建設専務取締役・現フジランド取締役「網倉和仁」との間で、鹿島建設相談役「鹿島昭一」が神楽坂の芸者に産ませた子供の情報を交換材料に、「佐藤 信」(広域指定暴力団山口組直参益田組元組員・同和右翼の名称をよく使う・信企画・たいよう建設業協同組合)を参入させる密約を交わしたのである。
本件事件を招いた張本人は鹿島建設の「網倉和仁」と「鹿島昭一」であると言える。
天皇「鹿島昭一」の触れられたくない極秘情報から付け入れられ、鹿島建設と反社会的組織及び下請け業者はたまた運送業者・海運業者・有象無象らのD滑走路工事規格外資材投入へと進展していく組織的な不法行為が起きるべくして起きたのである。

平成21年10月24日付 産経新聞その結果同年6月に、「佐藤 信」は建設企業体に5000万円を納め預証が交付され協力工事業者の一員として平然と工事に参加していくのである。
その内容は、鹿島建設の当時常務取締役羽田再拡張接続部工事事務所長「峯尾隆二」とE接合部護岸桟橋主任「淡島雅男」の指示を得た業務であったと言われている、当然「淡島雅男」と「佐藤 信」の間で、美食家「淡島雅男」がインターコンチネンタルホテル(横浜)の麺麺しか食べないのを見透かし或いは要求されたのか定かではないが、「佐藤 信」はホテルの麺麺の中に数百万円を忍ばせて工事事務所の美食家「淡路雅男」に数回に渡り賄賂を届けていたが、ある時麺麺に忍ばせた数百万円の現金を事務所の従業員らに発見される失態を犯すのである。

この賄賂が「淡島雅男」から何処に渡ったか不明であるが、数回にわたる現金の合計金額は2000万円を遥かに超える額と言われている、鹿島建設本社もこの事実は承知のうえ隠蔽していたと理解できるのである。

鹿島建設横浜支店所長「永田」は横浜市中区山下町のNHK「かなざわドームシアター」跡地に建設するビル工事から出た残土・砂礫・ガラの処分に多大な費用が係るため苦慮していた。

後に(平成21年3月)、NHK報道部社会部記者「池島弘樹」が規定外資材の砂礫・ガラがD滑走路埋立てに投入された事実を掴み「佐藤 信・信企画」に『ご質問と取材依頼について』御社のコンプライアンスの面からも取材に対して誠実に対応しろ等と、詳細な事実関係を記載して取材するが、NHK「かなざわドームシアター」がNHK関連である事実が判明するとNHK上層部はこの記者に取材を辞めるように指示を出したと言われているのである、報道機関としての中止は何を意味するものであろうか。

むしろ、NHKは第三被害者的立場でありながら当然報道機関として追及していくのが使命であるのにである。

佐藤信の請求書NHKは鹿島建設や国土交通省に配慮したのか、其れとも何らかな圧力が入ったのであろうか。何れにしても報道機関としての使命も倫理観もない疑惑を実感させるNHKの身勝手な取材中止である。

鹿島建設横浜支店所長「永田」は、山下町から金沢区島浜の港まで砂礫・ガラの運送を請負う予定の「大沢運送・国崎・大沢光弘社長」を通じて「佐藤 信」に羽田D滑走路に砂礫・ガラを投入出来ないか鹿島建設の羽田再拡張接続部工事事務所「淡路雅男」に打診してくれと依頼するのである。

同じ、会社内で「佐藤 信」を通じて規定外資材投入を持ちかけている。この事実は一体何を意味しているのか。
「佐藤 信」はそれだけ、鹿島建設にとって重要な極秘情報を持った立場に存在していた証左なのか。「永田」と「淡島雅男」或いは鹿島建設の策略に「佐藤 信」が陥れられたのか。

佐藤信の請求書NHK「かなざわドームシアター」跡地から出た、砂礫・ガラ・残土等を処理する捨場代・運送費等の費用数億円の捻出に苦慮していた横浜支店所長「永田」は組織的に羽田拡張工事現場に投入し、双方の利益追求を図ったのではないだろうか。ゼネコンが近距離に現場を有すると何でもできると言うことではないのか。この様な手法は日常的に行われていると世間は考えるのである。
「佐藤 信・信企画」の事務所は、横浜の中区末広町3丁目の木造2階建の1階焼肉屋の2階部分に存在していたが、この2階部分を紹介或いは手配したのは鹿島建設元常務取締役「生井敬一郎」なのである、建物所有者は鹿島建設の関連業者である。

この事務所内には、麻袋に入れられた、問題の規定外資材のサンプルが置いてあったが現在その存在が確認されていない、証拠で押収されたのか証拠隠滅を図ったのであろうか。

鹿島建設の現場責任者複数は、第4工区内に投入されたものは技術的に取除くことはできないと述べている。
と、いうことは現在も少なくとも第4工区には、規定外資材が使われていることになる、さる報道機関は「あの工区だけじゃない、組織的に行われている」と、組織ぐるみと報道しているのだ。

此れだけ世間が騒いでいたのに、空港拡張工事計画の段階で「多摩川の環境を守る」という団体は何処に行ってしまったのであろうか。

問題ガラ混り平成21年3月付で、たいよう建設業協同組合・顧問「佐藤 信」が鹿島建設東京土木支店に請求した合計額2、813、100、000円となっており、請求内容によると、全てが「淡島雅男」の了承済みとなっているが鹿島建設は支払いを渋っている、その中にはNHKの横浜ホール搬出建設残土・船積岸壁使用料・礫処分費などの請求が81、100、000円も含まれているのだが。

昨年10月「産経新聞」がスクープしてから、各マスコミは殆どが国土交通省・鹿島建設に傾いた、意を受けた同社の主張を、報道しているが鹿島建設のマスコミを使った誘導操作が見受けられているのに、各報道機関は「言論の自由・表現の自由」などを強調しながら本当に社会的使命と責務を果たしているのであろうか。

鹿島建設の発表内容の矛盾点が各所に存在していることを、各報道機関は「検証」したのであろうか。本事件を精査すればするほど矛盾が沸き出てくるのだが、これで報道機関としての使命と責務を果たせると言うのか、報道各社は国民に対して猛省を求められるところではないか。NHKは国民に説明責任がある。

事件はまだ終了していない。

本事件が発生してから鹿島建設本社の特別仕様(知る人ぞ知る)の二階部分には、司法関係の高級官僚の出入りが度々見受けられていた。
捜査があったのか、謀議があったのかは図りしれないが、本件事件の公表被害金額は4百万円程にしては鹿島建設は大げさ過ぎな、慌て振りな、意味深な、過剰な、反応ではないのか。

当局の昨年の7か所に係る「ガサ入れ」は何だったのか。先日の6名の書類送検は尻尾切りで済ませようとしている、当局と国土交通省と鹿島建設とは矢張り謀議が存在していたことが思慮できる。

今年の鹿島を占う!A

ピンチをチャンスに、機会を逃がすな…渥美

鹿島建設は監査役に「浜 邦久」元東京高検検事長の就任と、専務取締役「田代民治」の副社長昇格が公表された。

同「田代民治」と同「峯尾隆二」は土木部門の上下関係にあり、羽田の事件は容認されたご褒美なのであろうか。はたまた「浜 邦久」の就任は、鹿島建設と司法行政の国民に対する本事件の回答なのであろうか。

その後、砂礫・ガラ合計30、000m3を社内基準の5〜20規定に選別し一部を見本で「淡島雅男」に持ち込む、平成20年10月「淡島雅男」の指示で約980m3を、「佐藤 信・信企画」(と、ステップマリーン・南隆裕)の傭船「第3さだ丸」の船底に見かけの悪いガラ・瓦礫を先に積込み見てくれの良い資材で表面を覆うように船積をするのである。

淡島雅男 金子宏副社長鹿島建設の下請け「日榮興業」の指示で「第三十八さだ丸」は羽田第4工区に投入のため島浜を出発した。その際、「日榮協業」は企業体専用のGPSを切るよう指示しているのである。そして「第三十八さだ丸・船長竹中基」は袖ヶ浦に向かい同沖合でGPSを入れると、再度、羽田の第4工区に向かうのである。

島浜の砂礫・ガラは、袖が浜から羽田に運ばれた様に見せかけるためであり、それを鹿島建設と日榮建設が小まめに指示を出している。
「第三十八さだ丸」は深夜第4工区のトリミー船(台船)に約980m3を積降ろしコンベアーで第4工区に投入したが、トレミー船の作業員らに規定外資材を見抜かれ騒ぎとなったため「淡島雅男」の指示で「日榮興業・阿部社長」は翌日からの投入を中止させたと言われている。

作業員らに見抜かれなければ、残りの29、000m3も投入する組織的計画だったのである。
「第三十八さだ丸・竹中基船長」の日報とテープ・経過写真・依頼書・計画書等が証拠として存在しているとも噂されている。

東京国際空港D滑走路平成21年6月国土交通省関東整備局羽田事務所に於いて、同省「副所長大塚浩次」・「同館野」・「課長大沼」と「佐藤 信」・「高橋真」・弁護士「村田恒夫」が会見する。内容は、鹿島建設は国土交通省に投入した規定外資材を全て取除く、また投入場所は第4工区ではない、外枠護岸の投入で取除き易いと申入れをしていると言うものである。

東京空港整備事務所「副所長大塚浩次」は、平成21年7月に鹿島建設と「日榮興業」に厳重注意処分とし今後このような事案が発生しないよう厳しく対応した。尚、空港の安全性についても、問題のないことを確認していると言うのである。

ここにも、国土交通省と鹿島建設の重大な疑惑と隠蔽工作があったのである。

第三十八さだ丸前記、NHKの取材中止のように、今度は国土交通省と鹿島建設の隠蔽工作なのである。
各証拠証人が存在している中で、強引にしかも強圧的に社会を無視した隠蔽工作ができるのは何故なのか。投入をした場所は証拠から第4工区内でありまた、社内基準5〜20規定サンプルをブレンドし船積みし第4工区内に深夜規定外砂礫ガラを投入したのも事実であり、「臨機応変に処理しろ」と指示したのも「淡島雅男」なのである。

威信を賭けた羽田空港・D滑走路拡張工事計画は、談合と反社会的組織との合作と癒着の中、賄賂と砂礫・ガラ塵の塊と化した事実を隠蔽し、本年10月に開空されようとしている。(※平成21年)

本事件と鹿島建設に鎮座した黒幕的な御仁(暴力団・裏社会・当局と太いパイプと影響力を持つ)が表舞台に現れず、悠然と君臨していると言われている。

さらに、さる報道機関によると昨年11月29日と本年3月7日清水建設の八千代銀行本店立替工事現場において拳銃発砲事件が発生したとのことだが、当局とゼネコンと各報道機関は此れを正確に報道せず、隠蔽していると言うのである。

此のほかにも隠蔽された、工事現場への発砲事件が多発していると噂では聞こえてくるのだが、国民には八千代銀行工事現場での拳銃発砲と拳銃放棄事件だけを公表した情報操作が伺えるのである。全く羽田空港と同じ事例ではないか。

これが我が国のゼネコンの実態なのであろう、反社会的組織と切磋琢磨しながら組織に資金を提供している現状を、当局・官僚は、ゼネコンは、国民に知らぬ存ぜぬを決め込むのであろうか。

鹿島の暴対法違反を問え

ヤクザの忠告を無視した金子副社長

金子宏副社長「金子さん、長年の仲だからこの際、遠慮なく、老婆心ながら言わせてもらうが、
“羽田”の件は、この先大きくならないうちに納めておかなければ、大変なことになるよ。今起きていることを甘く見てはいけないな」

これに金子は、対して反応を見せなかった。大竹はそんな金子が歯痒かった。この件は拗れたら大きくなるに違いない。それこそ一定期間の指名停止や業務停止などのようなところで納まる話ではない。大竹次郎はそのことを心配していた。

大竹次郎氏これは、先月号本紙の「蜜月終えた忠告は他人事 鹿島の危機管理はヤクザに劣る」から引用したものである。

今となっては、大竹次郎氏が鹿島建設の金子副社長にした忠告は、まさに的を射ていたのである。

ここに、大竹次郎氏が鹿島建設との20年にも及ぶトラブル処理役の出来事(仕事)を語る録画のCDがある。「もちろん、刑務所に務めている期間も20年の中に入っていますよ」、と断わるあたりは、誇張もなく真相を語る大竹氏の人柄さえも窺える真実に足る内容だ。
(聞き手は、フリージャーナリストのS氏)。

11月5日付産経新聞要するに、大竹氏が社会不在の刑期中に鹿島建設が「信企画」の佐藤信氏を、羽田D滑走路再拡張工事に下請け業者として、すでに参加させていたということ。

参入に至った背景や、佐藤氏が同じ裏社会の立場にも触れている。

なんの事はない。鹿島建設は、本紙川上の地元では指定暴力団親和会を、東京では住吉会を神奈川県では山口組を利用していたということか。
「危機管理というものがまったくできていないようですね。そうそういつもセーフ、なんてことはありはしないのですよ」。この大竹氏の問いかけに、鹿島建設の金子宏副社長は今、どう答えるのか。

鹿島一族に大政奉還の潮時

中村社長の権力への依頼心が危機を招く

本紙川上は先月19日の朝10時30分、東京霞が関の国土交通省に入った。

羽田国際空港D滑走路の不法工事について、鹿島建設の事件処理に不信感を持ったので主管である航空局や大臣官房広報課情報公開室長を訪ねるためである。

信企画の事務所「鹿島が昔から抱える問題(新幹線=神戸の土地)を、この機会に仕舞してもらいたくてここに来ました。羽田国際空港D滑走路の不法工事を正式に情報公開させるかどうかは鹿島さん次第です。兎に角、時代は移り変わってます。鹿島が次の時代に受け入れられるかどうかは鹿島の危機管理意識に係ってます。国交省の官僚が事件をウヤムヤにしたり、捜査(検察)機関が事件潰しに手を貸したりする時代は終わりました。

私も、正式に情報公開をしないですむよう、鹿島建設さんが目を覚ます(覚醒)よう話しを進めてきます。ご協力下さい…」

「それでは、今日は、情報公開しないのですね」と、国土交通省大臣官房広報課・河村浩二情報公開室長が、本紙川上の意図するところを正しく理解したように答えた。

本紙川上も、こう答えた。
「要は、鹿島建設がポケモンのように進化して、日本の根幹をなす建設業界のリーダーとして脱皮して成長して欲しいのです」

その後、航空局総務課・三輪田優子企画官と、池光崇自動車情報課長(前航空局企画官)の席に行き同趣旨の想いを伝えたのである。

鹿島建設も、日本の将来を担う国交省の関係官僚に暴力団絡みの問題ある不法工事などの目溢しを、癒着させて頼むべきではないはずだ。

国交省を出た本紙川上は、赤坂東急ホテルで昼食を済ませ、13時10分に元赤坂の鹿島建設本店を訪ねたのである。

2階の応接会議室に通された本紙川上には、岩本豊広報室長と原田健担当部長の2人が応対した。

本紙川上はまず、午前中に行った国交省での情報公開の動きをそのまま伝え、この場に、正しい判断が下せる警察や検察のOBの方も同席してもらえるようにお願いをした。

岩本豊広報室長はこう言うのだ。
「四国タイムズほどの新聞が(佐藤を)扱う内容ではない。
鹿島の下請けが、玉砂利の置き場を提供しただけの問題で、鹿島は暴力団や佐藤などは一切知らない。しかも、それは、警察が1カ月ほど調べて問題ないということで、すでに終わった話です」

さらに岩本豊室長は、
「神戸の土地云々(中曽根氏の新幹線疑獄)となれば、強要罪で…」

鹿島には反省の色なし。
権力を笠に着て本紙川上を脅そうとは以ての外だ。

香川県警の捜査放棄と冤罪捜査(その125)

山口組の解体作戦は直参若林組から着手か

まずは、先(8)月27日付朝日新聞から。
《四国管区警察局長に22日付で就任した安村隆司警視監(56)が26日、高松市中野町で会見した。安村局長は「各県警の広域連携が円滑に出来るように指導、調整していきたい」と語った。

安村局長は1981年に警察庁に入り、富山や静岡の県警本部長、内閣官房内閣参事官などを歴任。前任は公安調査庁調査第一部長だった。

東京都出身で、四国勤務は初めての安村局長は「新鮮な気持ちで一から四国のことを勉強していきたい」と話した》

山本警務部長 筋県警本部長 安村隆司局長安村局長の着任第一声は、
「円滑な連携調整したい」とあり、「新鮮な気持ちで一から四国のことを勉強していきたい」とある。

今年の2月には、香川県警本部長に内閣官房内閣衛星情報センター運用情報管理課長の筋伊知朗氏が就任し、同年7月25日付には、佐賀県警組織犯罪対策課長などを経た警察庁人事課課長補佐の山本哲也氏が香川県警警務部長に就任した。

香川県警も、警察庁直轄の本部長と警務部長が陣頭指揮という布陣が整った。それに、
内閣官房内閣参事官などを歴任した安村局長が、捜査を円滑に調整するというので本紙川上も期待感でいっぱいだ。

慶弔委員の篠原組長が元凶 泣いて馬謖を切れない六代目の事情

「泣(な)いて馬謖(ばしょく)を斬(き)る」
《中国の三国時代、蜀(しょく)の諸葛孔明(しょかつこうめい)は、日ごろ重用していた臣下の馬謖が命に従わず魏に大敗したために、泣いて斬罪に処したという「蜀志」馬謖伝の故事から》大辞泉。

なるほど、組織の規律を保つためには、たとえ愛する者であっても、違反者は厳しく処分することのたとえなのか。
それは当然、六代目山口組司忍組長にも当てはまるはずだ。

9月12日号週刊実話それでは、山口組の現状を知るために週刊実話の9月5日号「山口組『真夏の墓参』で示した司イズム」から。
《一方、志半ばで一和会系ヒットマンの凶弾に倒れた竹中正久四代目が眠る竹中家の墓所は、…午前9時11分には宮下和美・二代目西脇組組長が訪れ、同13分に慶弔委員の篠原重則・二代目若林組組長》

注目して欲しい。9月5日号の週刊実話に「慶弔委員の篠原重則」とあるではないか。

平成18年3月7日の夜、この二代目若林組篠原重則組長が、六代目山口組を巻き込んで本紙川上を殺害するために組長秘書の森裕之組員に回転式拳銃で襲撃させたのだ。

もちろん、司忍六代目が収監される前に、綿密な殺害計画を香川県警腐敗警官と共に打合せをし、司忍六代目が使用者責任を問われない社会不在中に実行させたのだ。

9月5日号週刊実話 実行犯の森浩之しかし、本紙川上の殺害に失敗した六代目山口組は、共謀共同正犯を逃れるために篠原組長を優遇せざるを得なくなったのである。

それはそうであろう。篠原を慶弔委員で優遇しなければ司忍六代目が本紙川上の殺害計画に加わっていたことが捜査機関に漏れるではないか。

司忍六代目は今となっては、篠原組長を慶弔委員として再任を繰り返し共謀共同正犯の事実を闇に葬るしか打つ手はなかったということだ。

なにしろ、指定暴力団親和会への報復で逮捕され徳島刑務所に収監されていた篠原組長の性格は、徳島の尾崎心腹会会長などにも広くヤクザ界には知れ渡っていたからである。

週刊実話への取り上げ方も異常で、他の親分さんを出し抜いて二代目若林組篠原組長が頻繁に掲載されるのも不思議な話であることだけは間違いない。

そうでしょう。本紙川上への襲撃を繰り返した篠原組長が元凶で、オリーブオペレーションが練りに練って暴力団排除条例が誕生したのだから。

ヤクザ界の追い詰められた状況を、今まとめれば、こうなる。

本紙川上が五代目の使用者責任取り下げ交渉時に言った、「篠原組長は山口組の直参には相応しくありませんよ。その篠原を直参にすれば、先では本家の首が絞まり、他の親分さんにも迷惑がかかりますよ」が、現実になったということではあるまいか。

さて次には、9月12日号の週刊実話、「警察当局がひそかに狙う“山口組解体作戦”発動のXデー」
《「…注意せなあかんのは、当局がひそかに狙うてる“第二次山口組解体作戦”や。六代目体制も永遠ではない。まだまだ先のことやろうけど、七代目への移行期を見据えて、水面下でどんな工作を仕掛けてくるか分からんからな」(山口組OB)

暴排条例で社会から孤立させ、暴対法の「使用者責任」で経済的な打撃を与え続けた上で、“第二次解体作戦”まで用意しているとされる警察当局。作戦開始のXデーに向け、山口組との緊張が高まっている。》

いよいよ、始まるのかな。

六代目誕生の陰の立役者

滝沢孝氏の根回しが功を奏したのか

平成17年7月26日は、弘道会を中心とした執行部メンバーによるクーデターが発生し、29日には五代目渡辺組長の引退と六代目山口組司忍組長の就任が決定したという。

よくよく考えると、本紙川上も全く関係がないこともない。

というのも、本紙川上は三井環元大阪高検公安部長の冤罪逮捕に深く関わっていたからだ。その絡みで、空席になっていた五代目山口組若頭のポストを得るために三代目山健組桑田組長の保釈を求めて、山健組の幹部が画策していた。その時期、三井環氏と新神戸オリエンタルホテルの最上階「特別室」で山健組元関係者とあったことがある。

また平成16年9月には、二代目若林組篠原組長らと一緒に五代目山口組渡辺組長も神戸地裁に提訴したことがあった。その五代目の提訴取り下げの交渉で盛力健児会長と本紙川上は初めて出会ったのである。

盛力健児会長の熱心な交渉と人柄に触れ、「山口組は本紙川上に危害を加えない」という約束の下に五代目渡辺組長の訴訟だけを取り下げた。

五代目山口組若頭補佐だった司忍弘道会会長は、ここを突いた。「五代目渡辺組長だけの訴訟を、我がの保身だけで取り下げさせるとはヤクザの風上にもおけんが。盃を交わした篠原を庇うんが親だろが」という口実である。

この口実を基に当時の滝沢孝若頭補佐が、六代目司忍組長の誕生を目指して露払いの根回しを始めたのが真相ではあるまいか。

その山口組元最高幹部の滝沢孝氏は先月30日、大阪高裁(森岡安広裁判長)から、無罪とした差し戻し後の1審・大阪地裁判決は破棄され、同地裁に審理を差し戻された。

やはり篠原組長は厄病神か。

「嵐を呼ぶ男」のドラムが響く

盛力健児の自叙伝で任侠道の原点に目覚めよ

少林寺グループの平川徳盛会長から先月、宝島社から「鎮魂 さらば愛しの山口組」が出版されると聞かされた。初版に10万刷とは驚きである。

9/13フライデー 鎮魂 さらば愛しの山口組早速、地元の宮脇書店に5冊を予約。すると30日発行前の29日には盛力健児の自叙伝「鎮魂」が入荷したと連絡があるではないか。

書店の前列には「鎮魂 さらば愛しの山口組」の平積された山が二つ並んでいた。本の表紙は、盛力健児会長の迫力ある顔写真だ。

平成21年2月3日、盛力健児会長は六代目山口組執行部から理由なき除籍処分を受けた。そのヤクザ界を去った盛力健児の自叙伝が、世間にこれだけ受け入れられるとは本紙川上とすれば嬉しい悲鳴だ。

司忍組長作成の貼り絵読み始めて気付いたのは、この自叙伝は任侠道で男を磨くというヤクザ界だけでなく堅気の本紙川上の胸にもジーンとくるものがある。

このシーンなどもそうだ。
《司と俺は、年は俺のほうが一つ上やけども同じ学年でね。司は昔から腰が低い男で、俺も腰高のほうやないから、すぐに打ち解けた。そりゃ、当時はもちろん俺のほうが座布団(組織内の地位や立場)は上やったけど、俺はもともと座布団の高い低いで人を見る人間やないから。

そうやって刑務所の中で何回か顔合わせるうちに仲ようなってね。貼り絵をつくってもらったことがあるんよ。俺の。司が出所(昭和58年)する1、2年前かなぁ……。彼は手先が器用でね、俺がつくってくれ言うたんよ。そしたら「1カ月ぐらい待ってほしい」言うんで待っていたら、それは見事な貼り絵をつくってくれた。それは今でも大事においてある》

どうであろう。本紙川上には、ここらあたりの話になると胸がジーンとしてくるのだ。30年余り前の、盛力健児と司忍の二人の姿が、任侠道で男を磨こうとした男の姿が目の前に浮かぶではないか。

それにしても、「鎮魂」はすごい反響だ。

本紙川上の話も「五代目の『使用者責任』訴訟を阻止」の小見出しで、5ページにまたがって載った。

次々と本を読んだと言う人から連絡が入るが、中には「盛力さん言うたら、石原裕次郎の『嵐を呼ぶ男』やね、という人まで出てきた。

なるほと『嵐を呼ぶ男』か。

そういえば、そうかもしれない。「嵐の前の静けさ」が今なら、いよいよ始まるオリーブ・オペレーションの前触れか。任侠道の原点回帰を!

甲子園に5回導く功労者

香川西高野球部・岩上監督の辞任を惜しむ声

「香川西高校 現校長大浦氏の独裁体制について」
《はじめまして。

どうしたらよいのか分からなくこちらに投書させて頂きます。
私は香川西高校の野球部OBです。

表題についてですが、僕たちの恩師岩上先生は監督就任後10年で5回も甲子園出場を果たし、香川西高校の諸問題がありながらでも、学校を盛り上げてくれた先生だと思っています。

大浦恭敬校長 横山三豊市長その岩上先生が現校長の大浦氏との利権関係から、今年8月で退職する事になったと聞き、野球部OBとしては、居ても立ってもおれなくなり、御社に投書させて頂きました。
私は、同校三年時に大浦氏が担任だった事もあり、ある程度の人物像は把握しています。
大浦氏から岩上先生は良く思われていなく、岩上先生はストレートに意見をぶつける方なので、よく職員室でも揉めていたと聞きます。

そして、大浦氏が校長となり自身の息子や教え子を周りに固め、同校をサッカー部人事で固め独裁的な体制を作り、岩上先生が疎外されていったと聞きます。

私が第一にお伝えしたいのは、大浦氏をどうこうしてほしいのではなく、スポーツの指導者として、利権争いを将来のある高校生の部活動にまで持ち込む精神が堪らなく許せません。

どうか、御社のお力添えで、この事実関係を公にし、岩上先生の辞職だけは止める事が出来ないでしょうか?

何卒、宜しくお願い致します。》

横山市長の「まやかしの声」香川西高の学生を人質に破綻回避

本紙川上は確かに聞いた、横山市長の「まやかしの声」を。 「いろいろ(横領疑惑)あっても、子供たちのためには、瀬戸内学院を破綻さすわけにはいかんでしょう。学生が可哀想や」

瀬戸内学院香川西高校横山市長は、今の香川西高校の現状を、学生の視点で直視すべきである。

夏の高校野球県大会での初戦敗退後、香川西高校に衝撃が走った。岩上昌由監督の8月末付退職が決まったという。

岩上監督はこれまで10年で5回甲子園に香川西高校を出場させた。惜しいかな、既に行き先が決まっていてあとは辞めるだけであったという。

数年前にも他校から監督着任の話があり、退職が噂されたが、このときは北井前校長に説得され、また自分で募集して連れきた部員がいるということを考え辞職を断念した。

ワンマンだった北井前校長に対してストレートにものが言える存在で、本紙平成23年5月号の「どうせこんな学校に来てくれる先生はいないんだろう?」と言い放ったのも岩上監督だ。野球部員100人近くを擁し、収入面では無視できない存在だったのだ。後任を手当てできなければ野球部の維持ができないことを意味し、おそらく来年度は1学級分の生徒減になる。経営再建中の同校にとって少なからぬ打撃となるのは間違いない。

今回の退職の背景には以前より大浦現校長との間に部活動をはじめ、学校運営をめぐる軋轢があったと言われる。サッカー部部長であった草薙教諭が教頭となり、あのケツ穴ドライバー事件で寮監の職を去った校長の息子が、曖昧な扱いのまま職員に戻り、今では教員となっているなど、校長周辺はサッカー部関係者で固められた。軋轢に加えて大浦校長の学校運営に対する反感も相当あったようだ。

一方、岩上監督に対しても授業時間中、生徒にレクをさせて放置する等批判も少なからずあったようだ。ただし監督間の軋轢が野球・サッカーの部員間の対立につながっていたという訳でもない。年末年始のサッカーの全国大会では野球部員がまとまって応援に参加していたし、野球の県大会でもサッカー部員が大声援を送って戦いを後押ししたこともあった。

さて話を元に戻そう。突然の監督の退職だけに影響は少なくなかった。進学のために監督推薦が必要な生徒もおり、緊急の野球部保護者会(注:大半は関西)も開かれるなど、職員も保護者も振り回された。甲子園出場を目指して香川西高校に入学させ、大型バスなども寄付で購入されてきたことから、監督の突然の退職には保護者も納得してはいないだろう。学校には責任ある対応をとってもらいたい。生徒を監督間の軋轢の被害者にしてはならないのだ。

高松市役所の選挙管理委員の集計の謎

木村義雄の当選のシステムに問題あり

先月21日に行われた参議院議員選挙の開票作業において、高松市選挙管理委員会では、比例代表の開票所で、信じられない不正が行われた。

木村義雄参議員 衛藤晟一参議員予定通り開票作業が進み、終了間際の午前1時ごろ、投票者数と得票の総数を照合している職員の顔が蒼白になり、300票以上合わないと相談しあったのだ。

パソコンの集計や集積代の票をあわてて確認しているようだったが、原因が分からず、とうとう白紙票の束を2回立会人に回すという暴挙に出た。

いくら比例代表で全国区への影響が少ないといえ、このようなことがまかり通っていいわけがなく、民主主義に対する裏切り以外の何物でもないのでないか。

さてここで、先(8)月31日付四国新部に目を通そう。
《7月の参院選比例代表で当選した自民党の衛藤晟一氏の得票が、高松市選挙管理委員会の集計で0票だったことに納得できないとして、市内の有権者4人が30日、投票用紙の再確認を求める抗議文を市選管に提出した。4人は「間違いなく衛藤さんに投票した。ゼロはありえない。民主主義の根幹を揺るがす問題だ」と指摘している》

本紙川上は、香川県遺族会の真鍋賢二会長にも取材したのであるが、何やら裏でカラクリがありそうだ。

本来、落選しなければならないはずの、本紙が追及していた木村義雄が参院選比例代表で今回には当選した。

一方、前回には高松市で432票を獲得した自民党の衛藤晟一・首相補佐官の得票が、今回は高松市で「0票」。

木村義雄の票を洗えだ。

生田弁護士・業務停止の意味

袋小路か香川弁護士会の今を探る

『事件の依頼放置業務停止1カ月高松の弁護士、懲戒』《依頼人から着手金を受け取ったのに事件を処理せず消滅時効期間を経過させたとして、県弁護士会(小早川龍司会長)は30日付で、高松市内に事務所がある生田暉雄弁護士(71)を業務停止1カ月の懲戒処分にしたと発表した。》

これは先月31日付の朝日。

「アッ、またもやったか」

本紙川上は、記事を読んだ瞬間、7年ほど前の光景が甦った。

松本修二弁護士平成18年3月7日夜、六代目山口組二代目若林組からのヒットマンに襲撃されたが一命を取り留めた本紙川上は、生田弁護士を代理人として暴力団と法廷闘争の真っ最中だったからだ。

その時期、本紙から追及されていた弁護士グループらが、生田弁護士の懲戒処分として業務停止3カ月の議決を推し進めたのだ。

常識ある弁護士は、渡辺光夫弁護士らの偏った言動にも不信感が募っているようだ。

生田弁護士が、香川県弁護士会から業務停止を議決されたのは3回目だ。どうも、香川県腐敗構造の一角をなす弁護士グループが追い詰められた挙句に生田弁護士の懲戒を悪用したのではあるまいか。

懲戒委員会の議決書当時の本紙・平成19年6月号を見てみよう。県弁護士会の懲戒議決を日弁連が一蹴「日弁連の裁決」県弁護士会の懲戒議決を取り消す

先月15日、日本弁護士会の平山正剛会長名で裁決書が出された。

主文
1、香川県弁護士会が平成18年10月12日付でなした審査請求人に対する懲戒処分(業務停止3月)を取り消す。

2、審査請求人を懲戒しない。

こう議決したのは、日本弁護士連合会の懲戒委員会14人の弁護士。であるなら、香川県弁護士会の懲戒委員7人の恣意的な悪意を持った判断が窺い知れるではないか。

特に本紙が気になったのはこの部分。

【適正手続き違反】

原議決書には、委員として田代健の署名押印があるが、審査請求人(生田)と田代健とは激しく利害が対立する立場で多種の訴訟を遂行している関係にあり、このような関係にある弁護士は、委員として回避するべきである。同人が加わった懲戒議決は違法で無効である。

今回の香川県弁護士会懲戒委員会の委員長は、香川銀行の代理人で本紙川上と法廷闘争した松本修二弁護士だ。






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