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オペレーションの最終節 本紙追及が真鍋知事の引退表明に!

ついに迎えた、オリーブ・オペレーションの最終節。
『新年を迎え、オペレーションの最終節を迎える。ただし、節目はあってもわれわれにゴールはありません、節目を越えたら、また新たなるスタートとなるのです』。
この言葉の力強さが、オペレーションの勢いを表す!

新年を迎えた。我がオリーブ・オペレーションの勢いは、初日の出の如く、とどまるところを知らず、且つ輝きに満ちている。

さて、まずは、このことから語り始めなければなるまい。
去る昨年十二月十五日の真鍋武紀県知事の今期限りの引退表明である。

引退表明した翌日の新聞全紙はこぞって大きく取り上げた。例えばこうである。

〜前略〜正午前の本会議。真鍋知事は議案採決が終わるのを待って議長に発言を求めて登壇し「大きな変革期にあり、とりわけ地方自治体は本格的な地方分権時代を迎える転換期にあたる。熟慮を重ねた結果、新しい方に次の時代を担っていただきたいという思いに至った」と一言一言、かみしめるように述べた。その上で「残された任期いっぱい、重責を果たして参りたい。ありがとうございました」と頭を下げた。議場では拍手が起きた。

引退表明した真鍋知事終了後、記者会見に臨んだ真鍋知事は「(21世紀の最初の10年が対象)県新世紀基本構想が来年度に終期を迎える。新しい人が新しいことを考えた方がいいんじゃないかと考えた」「来年4月に70歳になる。身を引いて新しい人に」などと引退の理由を述べた。

この日の表明について、真鍋知事は「2、3期目(の立候補)も12月に態度表明した。『またやるのでは』と思われてもいけない。次を担っていただけるような優秀な立派な方に手を挙げていただくため、早めに表明した」とし、「今は大変難しい時代の変革期。地方自治をしっかりと進め、活気のある、希望や夢の持てるような県を作っていただける方にやっていただきたい」などと注文を付けた。〜後略〜09・12・16付朝日から)

知事本人は、いかにも冷静さを保っているように装っていたが、これはもうドタバタ劇そのものであった。

引退表明の背中を押した、事実からの追及

実際、「突然で、しかも初めての表明」(県関係者)だっただけに、しばらくはその動揺の波紋は続いていた。むろん、余波は今でも続いている。周囲は、知事の真意を測りかねて訝しく思う者、驚きを隠さない者、戸惑う者、頭を抱え込んでしまう者、様々な光景があちこちで見受けられている。

「はてさて、あれはあまりに突然でしたね。任期を全うするという割には、あの発言時期はいかにも早すぎますね。まだ一年の半分以上たっぷりとあるわけですからね。その真意?さて、そういうのは私にも判りかねますがね…」。

こう語るのは、オペレーションの指揮官、すなわち、捜査当局の首脳である。本紙ではもうおなじみになった首脳である。その首脳も、この言葉にあるように、『確かに驚いた』、としている。が、オペレーションのひとつの目的に、この当の県知事があったのではなかったか。

「捜査上の秘密事項ですからね(笑)、そういうことは。ただ、(四国)タイムズの読者の方々は、そのあたりのことを最も感知なさっていらっしゃるのではないですか?皆まで語らず、これが華というものですね(再び、微笑)。まあまあ、そういうことは別にしても、昨年十二月のど真ん中の日の、県知事の突然の引退宣言には確かにビックリさせられましたね。意地でも四期目に踏み込む、というが大方の見方でしたしね。状況がそれを許したか否かは、さあ、判らないですがね(微笑)。まったく予断を許さない状態にあったことは確かでしたが、それにしてもまるでなにかを感じたかのように突然の引退表明でしたね。

私たちの立場から不確かなことは言えませんが、ひとつだけ言えることがあります。それはですね、あの引退表明は、やはり、タイムズのあくなき正義を貫く報道姿勢、事実を追及するという報道姿勢、これがあったから、だということです。すなわち、タイムズが知事の引退表明への後押しをした、ということです。これがどういうことかやはりタイムズ読者の方々にはお判りだと思います。これ以上、私の方からは言うべきことはありませんが、このお通しのことだけは強調しておかなければならないと思っています。

というのはですね、これもこれまでに何回もお話ししてきたことですが、われわれオペレーションは、いわゆる『川上事案』に始まり、タイムズとは常に意志の同一があったということがある、ということなんです。この点は何回強調してもし過ぎることはありません。知事の引退表明という重大事の背景に、川上(道大・四国)タイムズ(社主)にあるということは、その意味でわれわれにとっても極めて重要なことなんですね。

それはそうでしょう。先ほども言ったように、常に意志の同一があるのですから。これはなにも計らってそのようにしているわけではありません。すべて、自然体です。

さらに、オペレーションの発祥が、いわゆる『川上事案』にある。故に、オペレーションと(四国タイムズ)社主川上氏の無音の連携が成り立つのです。川上氏は事実、オペレーションの一角を大いに担ってくれているわけです。

その川上氏率いるタイムズが、この重大事の発端となっている。これがわれわれにとってもいかに重要かお判りかと思います」。

世直し棒≠ニなる!『あの侍と共に歩け!』

首脳の力説は続く。

確かに、未曾有の捜査態勢、オリーブ・オペレーションの生みの親は、首脳曰く『川上事案』であり、その後の無音の連携こそ、実は分かちがたい紐帯を育んでいるものである。

「言論を暴力で踏みにじる暴挙を野放しにしていては絶対にいけない。撃たれても立ち上がる川上氏を放っておいては、もはやこの国はダメになる。その強い意志が、オペレーションという体制を築き上げた。われわれと川上氏との意志の同一はここに構築された。

タイムズの前号でも出ていましたが、われわれは、この『川上事案』に向けて、公訴時効の壁をも乗り越えよう(!)とせん、としているのですよ。

そして、相互に励まし合ってきた活動の果てに、今回の知事の重大なる決意が飛び出した。

若林組組員が使用した同型拳銃これについてわれわれが実態を(知事の発言の背景を)把握することをしないわけはありません。そうしたら、やはり、発言の背景に、タイムズの一貫した報道姿勢というものが出てきた。このタイムズの報道姿勢というのは、いわば、世直し棒≠ナすね。ホラ、ずっと昔、
精神注入棒≠ネるものがあったでしょう?(記者に向かって)あなたは、まだ若いから(決して若いわけではないのだが)、そういうものは知らないかもしれませんね。見識あるタイムズ読者は、ご存じでしょう。タイムズの存在はまさしく精神注入棒%I存在といえましょう。私はかねがねそのようなことを考えていました。

しかしね、軍隊のようなスパルタではなく、川上氏率いるタイムズの場合は、世直し棒≠ネんですね。行政も司法もそして立法も、天下国家も、みな、こうあるべきだ、というところで紙上で苦言も呈していく。事実の面から、その立場にない人を追及していく。

臼杵が虚偽調書作成の盗難車つまり、それが例えば首長であったら、事実を摘示し、そのうえで、その立場にないではないか、と言い渡し、引導を渡す。転じて、それは例えば、警察でも同じです。不良警察官がそこにおれば直ちに事実を突きつけ、市民のためにはならない、と指摘していく。まさしく、世直し棒≠サのものではありませんか?私はいつもそう思っています。タイムズが、とても大きなバットのような棒に譬えて見えてくるのです。なにを隠そう、われわれも、そのことをいつも見習っているのですがね(苦笑)。

しかし、これは誰もが出来るわけではありません。危険が伴うこともあろう。実際、川上氏は、命の危機に数度さらされているわけです(※いわゆる『川上事案』がそのことである)。誰もがそのような危機に晒されると、もうやめよう≠ニ思うでしょう。それも無理はない。

しかし、川上氏は、これまでやめなかった。われわれが、常に無音の意志の同一、を図っている真意は、そこなんです。われわれのなかの指揮官の一人がこう言いました。

『あの侍ならば、決してここらでやめよう≠ネどとは言うまい。だから、こちらもあの侍と共同歩調を歩まなければなるまい』、と。

これは、至言だと思っています。われわれオペレーションに携わるもの皆が持つ、共通意志です。あの侍と共に歩け!≠ナすよ。

われわれも川上氏ばかりにリスクを背負わせては名折れです。故に、日本最大の広域暴力団の本部への捜索もいとわずにやった。あれも、元を質せば、『川上事案』が発祥なのです。『川上事案』なしに、あの捜索はありえません。あの方向はさらに進行していきます。やはり、そこには、川上氏との無音の連携があるのです」。

無音≠フ連携は、今日も続く

オペレーションの方向性は今や非常に明確になってきたようである。首長、我が国最大の広域暴力団、そして、警察組織。その総べての事案が、『川上事案』に収斂されていく。これこそ非常に重大なことと言うべきであろう。そして、その連携は常に、無音≠ナ行われていく。

「まあ、武士の、本物の武士だけに相通ずる示し合わせ、といったところでしょうね、この無音、というのは。お互いに気心は通じている。目的はハッキリしている。それ故に、煩雑な連絡など取る必要はないのです。お互いに無干渉で、進むべき道を歩いて行く。われわれの踏みしめている道は、決して平行ではありません。遠くにある目的に向かって、まったく別々の方向から、まっすぐに伸びてきているものなんですね。そこに、無用な打ち合わせというような細かい行為は必要なし。それ故に、無音≠ナ連携を図っていけるのです。小賢しい作戦など立ててその道を進んでいるのではないのです。あくまで無音=Bそこに、侍の間合いというものがあるのです」。

この緊迫した空気はまさしく無音≠ェもたらせているものなのである。

それにしても、無音≠ナ、相互に進むべき道を踏みしめていけるものだろうか。

「ご覧の通り、ですよ(笑)。すべては、ひとつの方向に向かっているではないですか?もうこの勢いは誰にも止められません。

新年を迎え、オペレーションの最終節を迎える。ただし、節目はあってもわれわれにゴールはありません、節目を越えたら、また新たなるスタートとなるのです!」。

この力強い言葉で、首脳は昨年を締め、新年を迎えた。

新たなるスタートはもう切られたのだ。本紙は、本年も、これまで通り、姿勢≠貫いていく。

四国タイムズ連載の追及

真鍋知事と池田会長の辞任に発展

平成21年から22年を迎え、新年、明けまして真におめでとうございます!

今年こそ、香川県民にとって最善の年であるように願って、本紙も手抜きなく力を注ぐ決意です。

さて、先月の本紙12月号を発刊した後、1週間も経たない内に真鍋知事が引退表明したのには本紙川上も驚いた。

15日の議会最終日に真鍋知事が引退を表明した後、自民党県議の重鎮がこう言った。「2、3日前に、真鍋知事が突然に辞めると言い出し慰留したが頑としてきかない」

さらに驚いたのは、香川県土地改良団体連合会の池田長義会長が先月21日の理事会で辞任したということだ。それも、任期を残して、「一身上の都合」という理由で。

西川昭吾県議 池田・土地改連会長 真鍋・香川県知事真鍋武紀知事と池田長義会長の突然の同時期辞任表明は、偶然の一致ではあるまい。本紙の記事内容からすれば必然の結果とみるべきであろう。

興味のある読者は、是非、四国タイムズのホームページ12月号をご覧いただきたい。

新光開発社長らの逮捕から波及する一連の現象と捉えれば、二人の同時期辞任はうなずけるはずだ。となれば、香川の大変革がすでに始まっているということなのか。

なお、本紙の同紙面に登場した、山口組の侠友会寺岡修会長が別の事件で11月16日に逮捕されたというのも、やはり関心を払う必要があるのではなかろうか。

繰り返される産廃行政の闇 豊島産廃不法投棄を忘れるな!

平成22年を新しい年として迎えるためには、旧21年12月を節目として捉えるべきだ。

堅い竹の節とするために、本紙12月号の見出しを再度ここで確認する。

「主役は県土改連の池田長義会長『新光開発』の逮捕劇はブルージャパンが初幕」

「香川県が新光開発に便宜産廃許可に県警暴力団対策課が関与」

「管理型産廃を安定型処分場にブルージャパンと鹿庭産商の仕業」

新光開発の安定型最終処分場これら三つの見出しを、じっくりと、まず頭に入れてほしい。

というのは、香川県の産廃行政は豊島産廃不法投棄の教訓をまったく活かせてないということだ。

12月号本紙から。

《綾川町に管理型最終処分場「拠部クリーンセンター」がある。代表取締役は2名。

一人は、香川県産廃協会副会長の塵芥センター平尾冨義会長。もう一人は、鹿庭産商の鹿庭礼子社長である。

ここで、中部クリーンセンターの問題点を指摘する。

鹿庭の中部クリーンセンター処分場それは、県からの許可容量の鹿庭産商分枠が満杯になったので、すでに処分済みの管理型産廃を掘り起こして、新光開発の安定型最終処分場に不法投棄したということ。その量が2億円分であれば、ブルージャパン時代の不法投棄と合わせれば「残り2300d」も頷けるのではないか》

どうであろう。

香川県・真鍋武紀知事の産廃行政が、豊島産廃の不法投棄を活かせてないと本紙が決め付けるのも無理はないはずだ。香川県警ではなく、兵庫県警からの捜査着手で始まった豊島産廃不法投棄事件を、今一度、香川県民は思い起こすべきである。

さて、本題に入る。

香川県警本部捜査一課の手が新光開発に入る前には、こんなことがあった。

平成16年8月、新光開発は池田元県議(県土改連会長)の協力を得て真鍋武紀知事から安定型最終処分場の許可を取得した。当然に安定型の産廃を最終処分するために、産廃を受け入れなければ新光開発の商売は成り立たない。産廃の確保が至上命令だ。

中国銀行東支店一方、鹿庭産商の当時は、中部クリーンセンター(代表取締役は鹿庭礼子と平尾冨義の2名)の管理型最終処分場の現場は、県からの許可容量がすでに満杯に達し、本来なら許可権者の県に完了届を提出しなければならない状況であったようだ。

ここで、新光開発と鹿庭産商の双方の利害関係が、見事に一致したのだ。

鹿庭産商(中部クリーンセンター分)の満杯になった管理型産廃を、安定型産廃と称して新光開発の最終処分場に持ち込めば、お互いに万歳三唱となるではないか。

ただし、新光開発の西川昭吾県議からすれば、あくまでも、鹿庭産商から持ち込まれたマニフェストに安定型と記された産廃しか受け入れなかったのは言うまでもない。

要するに、鹿庭産商の中部クリーンセンターの管理型産廃が、鹿庭産商の中間処理場(高松市成合町)を経過したことにして安定型マニフェストを発行していたということ。

なぜ、これらの不法投棄が可能なのか?についても答えよう。香川県の産廃行政の歪みを是正するためにもここが肝心だ。

鹿庭産商には、中部クリーンセンター(綾川町)の枠で、安定型最終処分場と管理型最終処分場の許可がある。

また、それとは別に、鹿庭産商には成合町の本社に中間処理場の許可もある。

ここがカラクリのミソ。

すなわち鹿庭産商は、安定型最終処分場も管理型最終処分場のマニフェストも使えるし、中間処理のマニフェストも使えるということだ。

また本紙は、中国銀行がこの鹿庭産商を組織ぐるみで支援する姿は異常な銀行、と決め付けたいのだが、さてどうだろう。

真鍋知事の引退はタイムズから ならば本紙が次期知事候補を占う!

12月県議会最終日の先月15日、真鍋知事が今年9月の任期満了に伴う知事選挙には不出馬と表明したのを受け、9日後の24日に渡辺智子(55)県議が香川県知事候補に手を挙げた。

現在渡辺氏は、県議会では「みどり香川」の一人会派。政党についても、推薦は未定であるが公認は受けずに知事選挙を戦うということらしい。

田中壮一朗氏経歴などは、愛媛県出身、京都大文学部卒、高校講師などを経て92年に社会党(当時)公認で参院選香川選挙区から立候補して落選。95年の県議選に無所属で出馬し初当選し現在4期目。

これだけの戦歴があるとは頭が下がる。脱帽だ。

ただ、香川県民からすれば、議員活動と知事(首長)の職務とは明らかに違う、と本紙川上は言いたい。渡辺県議の議会での質問も議会人としては評価できるが、知事として務まるかとなれば、また別だ。

さて、本紙が真鍋知事に辞任の引導を渡したのであるから、口幅ったいが本紙の目にかなう次期知事候補を探す。

とにかく、本紙川上の耳に届いた知事候補者の名をまず挙げてみよう。

木村義雄前代議士が推薦する、厚労省出身の塩田幸雄氏。

真鍋武紀知事が推薦する、国交省の事務次官を務めた峰久幸義氏。

現在高松市長の大西秀人氏。

現在参議員の山内俊夫氏。

「恐るべきさぬきうどん」の著者で四国学院の教授の田尾和俊氏。

自治省から香川県の総務部長に出向していた有岡氏。現在は広島県の副知事で、祖父は綾川町(旧綾南)出身の北海道開拓団の成功者。

それに、香川県の教育長を3年務めた田中壮一郎(60)氏。

本紙川上が、真剣に消去法で絞り込んでみると最終的に田中壮一郎氏が残った。

高松市出身で高松高校から東大法学部に。卒業後、旧文部省に進み最終ポストは文部科学省の審議官。生涯学習政策局長時には「教育基本法」を担当し「早寝、早起き、朝ご飯」運動を提唱した。

さぁー、口説いて担ぎ出すのは皆さんで。本紙川上の役目は、あくまでも人物評までとわきまえているつもりだ。

鬼の川上という虚像はここらで終わりにしてもらいたい。

香川県警の捜査放棄と冤罪捜査(その81)

直系若林組の事件は山口組組長にも責任

改正暴力団対策法が施行され、昨年から山口組トップへの使用者責任を問う損害賠償請求が目に付きだした。3次団体構成員の事件から、4次団体にまでその責任を求める提訴は拡大している。平成21年12月9日付産経新聞にもその記事だ。
《兵庫県朝米市で指定暴力団山口組傘下の組員らが運転代行会社を脅迫したり、事務所にダンプカーで突っ込むなどして従業員らにけがをさせた事件をめぐり、…6代目山口組組長、篠原建市(通称・司忍)受刑者(67)や高山清司若頭(62)らに損害賠償を求める訴訟を神戸地裁豊岡支部に起こした。…原告代理人によると、組員は山口組系の4次団体の構成員で、…》

六代目山口組司忍組長 二代目若林組篠原組長 池田町議元県議長本紙川上の山口組使用者責任を問う訴訟は、2次団体である二代目若林組組員らが引き起こした事件。これらの3次団体や4次団体への訴訟は、間違いなく、本紙川上への追い風となるはずだ。

まして、本紙の先月号にも掲載した、《…通常の血縁関係では子の子は黙っていても孫となるが、ヤクザ社会は盃がすべてであり、子の子は盃を交わしていないので血縁関係はない。

つまり、司六代目と兄弟盃を交わした直系組長のみが六代目山口組の組員であり、司六代目の責任が及ぶのは、この範囲内としているのだ。》

(11月12日付アサヒ芸能)

「川上を始末してやる!」池田元県会議長と臼杵警部が結託

六代目山口組の代理人弁護士が、2次団体までの直系組長のみは使用者責任を認めると、具体的な範囲を表明した。山口組の使用者責任についての基本方針が決まれば、本紙川上との訴訟はゴールが見えたようなものだ。

平成16年秋、五代目山口組組長に伝えたセリフをもう一度ここで六代目山口組組長にも伝えたい。

「若林組組員の襲撃実行犯に、速やかに腐敗警官を抱いて自首させてほしい」と。

さて、それでは最終のゴールを目指そう。

平成15年6月11日に高松南警察署で作成された被疑者・木村重利の供述調書がここにある。

山口組組長責任の記事作成者の欄には、香川県警本部刑事部捜査第二課、司法警察員警部補「臼杵純一」と署名捺印が確認できる。この人物は、現在の香川県警本部刑事部暴力団対策課の臼杵純一課長補佐ということだ。

事件は、平成12年1月19日の夜8時頃、屋島カントリー横の自宅に帰る途中で発生。本紙川上が運転する家族同乗の車を、目出し帽で覆面した若林組の山中敏勝が鉄パイプで襲撃した殺人未遂事件ということである。

事件発生から、なぜ、3年5カ月も経ったのか?

その理由はこうだ。

香川県警本部暴力団対策課長補佐臼杵純一の虚偽供述調書山中敏勝が、本紙川上の殺害に失敗した襲撃を、腐敗警官らがうやむやに捜査を終わらそうとしたが、本紙川上が事件の解決にこだわって諦めそうになかったので、本紙川上を断念させるために一計を講じたということだ。

襲撃直後の捜査では、腐敗警官がこの事件を3年時効の「器物損壊」で処理し、時効が成立した後、5年時効の襲撃用車輌の窃盗事件として平成15年6月に処理したということである。

また、実行犯の山中敏勝の養父・木村重利が、替え玉として一役買わされたのにもなにか深い事情がありそうだ。

新年を迎えたこの本紙1月号は、若林組幹部・山中敏勝の襲撃から丁度10年。
満を持して今日を迎えたということだから、ここらで弓から矢を射ようではないか。

鉄パイプの襲撃は、山中敏勝が実行犯であったことは、若林ワ組長の実弟や舎弟からの証言でもすでに判明した。

ところが、事件から10年が経過した今でも事実解明ができていない。

なぜか?

それは、若林組と癒着した腐敗警官が、犯人隠避の工作で事実を闇に葬ろうとしていたからなのである。いや、襲撃当初から関与した共同正犯と捉えるべきであろう。

なにしろこの鉄パイプ襲撃事件は、池田長義・元県会議長が若林ワ組長に殺害の実行を催促し、池田の手先である臼杵純一課長補佐(当時は警部補)が加勢していたのだから。

なにくそ、負けてなるものか!

腐敗警官が事実を闇に葬ろうとしたのであれば、被害者の本紙川上が逆に葬られた事実を掘り起こして真相解明に加勢するしかない。

それでは、臼杵純一・暴力団対策課長補佐の「替え玉」でっちあげ工作に悪用した当時の供述調書を記してみる。
【木村重利の供述調書】
(前略)
6、…私は運転席の後ろに座っておりました。
その内下から普通車が登って来て、西岡さんが車をぶつけて相手の車を止めました。

私はすぐに車から降り、鉄パイプを持って相手の車の助手席側から車の後部に行って車のボディやガラスを叩きました。
何度も叩いているとガラスが割れボディがへこみました。
又、西岡さんも車から降りて鉄パイプで車を叩いておりました。

7、その内相手の車はバックで逃げ出しましたので、西岡さんが又車に乗り、追い掛けて車をぶつけて止めようとしましたが、止まらず、追っていた車の車輪を溝に落として車が動かなくなり、結局は逃げられてしまいました。(後略)

この替え玉である木村重利のデタラメ調書を作成したのが、何度も記すが香川県警本部の腐敗警官・臼杵純一課長補佐(当時は警部補)。

なぜ実行犯の山中敏勝から襲撃の状況を詳しく教えてもらわなかったのか?

それは、山中敏勝が襲撃後の平成14年10月20日に別事件である拳銃暴発死亡事件を引き起こして熊本刑務所に収監されていたからなのである。

我々被害者家族が目にした実際の襲撃実行犯は、目出し帽で覆面をした男、唯一人。

そして、臼杵警部補が作成した木村重利の供述調書には、

「何度も叩いているとガラスが割れボディがへこみました」

とあるが、ボディには鉄パイプは一撃もなく、へこみはまったく見当たらない。

これらからも、いかに臼杵警部補らが事実と異なった供述調書を作成していたのかが確認できるというものだ。

なぜ、臼杵警部補らがここまで大胆に事実を捻じ曲げてまで供述調書を作成できたのか?そこに踏み込んで触れてみよう。

香川県警の組織上、事件を捻じ曲げるには上部、階級のお偉方が必ずいるはずだ。

やはりいた。平成12年1月19日の襲撃当日の高松北警察署の署長は川元純一で、2ヵ月後の3月からは黒川俊雄に。川元純一は3月から県警本部刑事部長のポストに着任だ。

新井哲二・丸亀市長の暴走J

競艇場建設、大成から清水建設に肩代わり

本紙の「新井哲二・丸亀市長の暴走」シリーズが功を奏し始めた。平成21年2月号から連載をスタートさせ、今回で11ラウンドを数える。おまけに議会での追及や捜査機関への刑事告発を受け、それが相乗効果として効き始めたのではなかろうか。

清水の小早川の名刺 新井・丸亀市長新井市長へのボデェブローの効果は、こんな形で現れた。
それは、大成建設四国支店・小橋副支店長の突然の辞任である。さぁーそれでは、突然の辞任に迫ってみよう。

まず、本紙の平成21年6月号を押さえてほしい。

《新井哲二市長が2期目の当選を決めた4日後の4月23日、丸亀市は「丸亀競艇場施設改善基本・実施設計業務委託」の入札を行った。

落札業者は滑剴c建築設計(東京)で7千6百70万円が落札金額。これは、異常な超低価格といわざるをえない。

ちなみに予定価格は、2億5千万円。入札参加業者は9社で、応札金額は、高いのが日建設計の2億2千7百万円、低い方が石本建築設計で1億1千百万円と幅があった。入札のルールからすれば、鎌田建築設計はダンピングで失格、石本建築設計が落札ということだろう。

本紙がズバリ言う。

100億円を超す競艇場観覧席の工事は、新井市長と建設業者との癒着で進められている出来レースであると。

元請業者は大成建設、新井市長の裏の取り仕切り役が村上組の村上博社長であると本紙川上なら容易に察しがつく。

なぜなら、丸亀市には「夢タウン」が誕生したではないか。新井市長と村上社長との癒着は、すでにこの「夢タウン」から始まって…》

12月18日付の建通速報によると、鎌田建築設計は丸亀競艇場の実施設計を平成21年度中に完了させ、22年度の11月ごろから解体工事に着手する予定とある。

新井市長がパニックに陥ったのも無理はない。

というのも、新井市長が鎌田建築設計と超低価格で契約した設計業務は、実際には大成建設の設計部が作業に当たっていたのだから。

カラクリは、大成建設が設計業務を担当したとなれば、建築工事の入札では大成建設が予定価格の予算を満額で落札するということだ。

このカラクリを本紙にスッパ抜かれて、大成建設の小橋副支店長は辞めざるを得なくなり、清水建設の小早川芳信営業部長にバトンタッチしたということである。

小早川営業部長は、新井市長にこう言ったという。

「四国タイムズの川上なら任せてください。あの男なら私ならどうにでもなる…」

瀬戸内学院の迷走H

北井校長が新型インフルで虚偽報告

本紙「四国タイムズ」は、18年前の平成4年1月に「郷土香川を愛するが故に敢えて苦言を呈す」を掲げて創刊した。今月で満18歳である。

また、報道の姿勢は「我がペンはひるまずおくせずまっすぐに」と心に決めて取り組んだつもりだ。

公的な組織のリーダーに、真っ向から切り込む無礼をどうかご容赦願いたい。

清水理事長、四国学院の山下理事長 北井秀忠校長さて、昨年の10大ニュースの中には新型インフルの大流行がある。この国内で100人からの感染死亡を記録した新型インフルに対して、サッカーに勝利するために虚偽報告をした香川西高校の北井秀忠校長を容認するわけにはいかないし、瀬戸内学院の存続のためにも許せない。

本紙先月号、「サッカー優先・校長が新型インフルで関与」に関して、

「大浦監督は、新型インフルに感染した認識はなく大会に参加した」

と北井校長が行政関係者に虚偽の報告をするとは、香川西高校の校長には失格、と本紙川上は決め付けたい。

北井校長は先月、県の薬務感染症対策課・西原課長や学事文書課・佐伯課長にも虚偽報告をするとは以ての外だ。

四国タイムズを読んだ県の細松英正教育長は、本紙川上にこう言った。

「教育の原点は感動。ましてスポーツではルールを守ってこそ、この感動が体感できる。虚偽となればスポーズ以前の問題…論外ですよ」

北井氏の偽装は校長失格 サッカーの勝利にタブーはなしか?

さてそれでは、本紙が健全な瀬戸内学院の存続を願って、香川西高校の現状を少々詳し過ぎるほどに記してみよう。

四国学院大の大浦監督かなにしろ、北井秀忠校長から本紙川上が虚偽(ウソ)の報告をされたのでは、今後の四国タイムズの信用にもかかわる問題ではないか。

本紙の記事で、速やかに対応してくれた香川県の薬務感染症対策課・西原課長(新型インフル担当)や、学事文書課・佐伯課長(私学校補助金担当)らが正しい判断を下せず、今後、本紙の記事の信ぴょう性を疑わられれば、人命や公金という血税の配分にも影響を及ぼしかねない。

報道の使命を達成するには、あくまでも本質をついた信ぴょう性のある情報を行政や市民に届けなければ成り立たないはずだ。

【新型インフルエンザ感染の大浦教諭・監督に関して】

香川西高校教諭である大浦氏からは、10月23日より以前に半日年休の届が提出されていた。そのため、前日までに10月23日の時間割は、大浦氏が担当する授業が午後に入るよう変更がされていた。しかし、当日の午前中に大浦氏から午後も休むとの連絡があり、既に変更されていた午後の時間割について対応が可能なようにさらに変更せざるを得なかったようだ。

したがって、大浦氏は10月23日には登校していない。それはそうだ。新型インフルに感染したとなれば、教諭としても授業に出席できるはずもない。

学校日誌には、

「特別休暇8:30〜16:30」と丸岡教諭によって記入され、その日は、大浦氏が1日特別休暇であったことが記載されている。すなわち大浦氏は、10月23日には学校に新型インフル感染を理由に出席していなかったということだ。

12月7日付朝日新聞この学校日誌に、安藤事務部長をはじめ、筒井教務課長、石井教務部長、藤田教頭や北井校長らが押印をしていたということは、当時の状況からして大浦氏が新型インフルに感染していたということに他ならない。「特別休暇」扱いとは、まさに学校が新型インフルに感染した大浦氏に特別な休暇を認めたということだ。

これが事実である。

しかしながら、出勤簿上では、10月23日について4/8年休となっており大浦氏の押印がある。これは、午前中年休で午後から出勤したという記録である。事実が示しているとおり、4/8年休という記載は前日以前に届が出されていたため、出勤簿上も事前に記入されていた。大浦氏はその後、10月30日まで特別休暇により登校しておらず、10月23日の押印は、11月2日以降に押印されたものであることは間違いないなかろう。

それでは、北井秀忠校長が県の職員(薬務感染症対策課、学事文書課)に虚偽報告をした当時の香川西高校の状況に触れてみよう。

香川西高校では、10月19日に初めてインフルエンザによる学級閉鎖という事態に陥った。その後、10月23日には8クラスが同時に学級閉鎖になるなど、確認できただけでも少なくとも12クラスが学級閉鎖となっている。こうした状況の中、教職員の多くから学校閉鎖をすべきとの声が上がった。運動部員の多くが寮での生活をともにしており、感染した大浦氏の寮への出入りもあったことから、そこでのインフルエンザの広がりが既に起こっており、さらに感染が広がることが心配されたこともその理由とされた。しかしながら、全国高等学校サッカー選手権大会の予選を控えた大浦氏が、北井秀忠校長に「学校閉鎖になると練習ができなくなる。学級閉鎖で対応してもらわないと困る」との直談判を行い、北井校長もこれに応じ、学校閉鎖にすることはなかった。

また、大浦氏はインフルエンザ感染が確認された状態で10月24日の対坂出商業戦に監督としてベンチ入りしており、また他チームの対戦の審判を行ったことは北井校長も確認している。さらには、校内での練習について、インフルエンザ感染による特別休暇中にも練習に参加していたことは、職員の多くが目にしているのである。

第88回全国高校サッカー選手権大会の2回戦で、優勝候補の前橋育英高校(群馬)を抑え3対2で香川西高校が競い勝った。本紙川上も、香川西高校のサッカー部がなんとか優勝してもらいたい気持ちでいっぱいだ。

しかし、香川西高校に優勝してもらいたい期待と、大浦監督を本紙が追及する問題とは別次元。まして大浦氏が国際大会に出場する日本高校選抜の監督就任が決まったとなれば、なおさら高いハードルが用意されなければならないはずだ。(1月3日了)

女子バレー部寮に四国学院の野球部が

清水理事長・多田市議が瀬戸内学院を売る

平岡・前副市長 多田治市議本紙が最初に瀬戸内学院を記事化したのは、ちょうど1年前の平成21年1月号からである。破たんに陥った瀬戸内学院の再生を願って連載を始めた本紙は、ここらでもう一度原点を確認して今後の瀬戸内学院を見守っていこう。

《「巧妙な手口で教育費を詐取 学校に巣喰う石川実本部長の姿」

学校法人瀬戸内学院は昨年12月、退職金の不正流用が6月に発覚し経営難に陥ったことから、平成21年末で短大を廃止すると発表した。

香川西校のバレー部女子寮国の将来を担う子供もたちの教育界にあって、退職金の不正流用とは、一体、どういうことなのか。本紙川上は平成7年、高瀬町の町長選挙にも立候補した者として、瀬戸内学院が三豊市高瀬町の学校であることからしても看過できない。瀬戸内学院が経営難に陥った原因を調査し、子供たちの教育現場が再生できるよう微力ながらも力を注いでいこう。…(平成21年1月号本紙)》

さてその後、三豊市の副市長であった清水邦夫氏が瀬戸内学院の理事長に座り、四国学院から総額9億円の貸し付けと人事支援である理事2名の派遣を受けることとなった。

本来なら、本紙川上も素直な気持ちで喜びたい気持ちだ。

ところが、そうもいかない事情があるのではと疑える節が出てきた。それに気付いたのは、昨年10月20日に行われた四国学院と瀬戸内学院が基本協定を締結した時の祝賀会。瀬戸内学院の健全な存続を願っていた本紙川上を記者会見から四国学院が排除したからだ。怪しい、なにかある!

なぜ、四国学院が瀬戸内学院に総額9億円もの貸付と人事支援をするのか?という素朴な疑念が生じてきた。

瀬戸内学院の清水理事長と三豊市の多田治市議、多田市議と善通寺市の平岡政典前副市長、平岡前副市長と四国学院の山下慶親理事長。

これらの相関図が、おぼろげながら見えてきた。丸亀高校からの縁で結び付いた多田市議と平岡前副市長が、四国学院の山下理事長を引き込んで瀬戸内学院の清水理事長と手を組ました。

昨年の暮、四国学院は瀬戸内学院のバレー部女子寮を四国学院の野球部に明け渡せと迫った。本性を現したのか?







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