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世界各地の難民に物心両面の愛の手を
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高松刑務所の移転を進めよう

 収容者の生活を良くし、教育
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かな環境の良い土地へ移転し
、近代的な建物を新築してくだ
さい。
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きます。

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平成17年2月5日 (土曜日)  第4850号 第3種郵便物認可 (昭和22年8月22日)
発行所  四国タイムズ社
〒761-0104 香川県高松市高松町944-4
電話087-845-6141
編集発行人 川上道大(みちお)
郵便振替 01650-6-25335  

News Index    News Index    News Index    News Index
香川銀行・愛媛銀行・阿南信金
         一刀両断、幕は切って落とされた
金融庁が始動 不正の山を突き崩す
最高裁判決まで影響する
        香川銀行不正融資解明の行き着く先
一課長の死を無駄にしてはいけない
         愛媛銀行の不法行為を一気に暴け
もはや金融機関の長としての資格を失った
       阿南信金理事長はじめ首脳陣らの惨状
大きな山に迫れ
         四国財務局への追及開始
金融庁、銀行改革への決意を四国で示すのか
銀行内の声なき声に耳を澄まそう
香川銀行内の不倫・暴力
             告発は、改革意欲のメッセージ
阿南信金と徳島県警の不思議な仲
愛媛銀行の対応が疑惑を深める
横領自殺の裏側でなにがあったのか

香川県警の捜査放棄と冤罪捜査(その23)
鉄パイプ襲撃の事件潰し・腐敗警官の尻尾をつかむ
広沢と癒着している警官が、
         時効用に作った供述調書
鉄パイプ襲撃直後、
         本紙が掲載した襲撃状況
若林組・川井則之の供述調書、
使用者責任で五代目組長を巻き込むのか
本紙への拳銃発砲、
     実行犯に川原豪容疑者が浮上
官製談合で巧妙なカラクリ
指名入札に、土木部が法解釈も歪める
福祉法人「さぬき」の補助金詐取
    京都の「莫設計」と野口園長が結託
福祉法人の「吉祥」と「さぬき」
補助金詐取の手口に、井竿助役の影
高松地検・立石特刑部長の捜査中止
裁判官の逮捕状に不備、どう違うのか


香川銀行・愛媛銀行・阿南信金
                     一刀両断、幕は切って落とされた

    金融庁が始動 不正の山を突き崩す
       
 
これまで本紙が追及してきた香川銀行はじめ、四国の有力銀行に対するけじめ≠フ時期がついにやってくる。

 香川銀行の反社会的勢力、即ち山口組系若林組に対する不正融資疑惑にはじまって、愛媛県の県内第二位行である愛媛銀行における支店幹部自殺によって明るみに出た横領事件、さらには徳島県の有力信金、阿南信用金庫の理事長をはじめとする理事連中の間で行われた不法行為が、文字通り五月雨の如く金融当局によって摘出される準備が固まったのだ。

 「これらの金融機関による不法行為はいずれも、地元紙四国タイムズが真っ先に報じてきたものです。この事実は非常に重く、私たちは四国タイムズの記事を追っかけ、追及する形で各金融機関を調査内偵してきました。そしてほぼ同紙記事にあるような不法行為が存在することを確認しました。目下、密かに関係者を事情聴取しながら最後の固め≠行っているところです」。

 こう言うのは、敢えて記すが本紙愛読者の金融庁関係者である。

 「それぞれの金融機関へのメスはこれから波状的に行っていく予定です。すでに証拠の隠滅など姑息な手段が執れないように外堀を埋めてきました。準備は万端、といったところです」(同)。

 実に頼もしい証言である。



  最高裁判決まで影響する 香川銀行不正融資解明の行き着く先

 第一に香川銀行においては、本紙社主川上氏に対しての『殺人未遂事件』に対する示唆というとんでもない疑惑がある。いうまでもなく若林組と香川県警幹部連中、〜もうお判りかと思われるが、この幹部連中こそ津島警視の一派である〜、との癒着のなかから飛び出してきたこの事件、金融庁のメスが入ると共に、香川銀行による示唆をはじめとする疑惑が一気に解明へと繋がることは必至なのだ。

 「そうです。川上氏に対する例の血腥い事件が、まさしく香川銀行に根元があることはすでに判っています。もちろん職掌柄、私共がこの事件の捜査等々を手掛けるわけではありませんが、事件のキッカケとなった香川銀行による不正融資をキッチリ摘発することによって、この事件そのものが解明されるのは自明の理でしょう。そういう意味でも今、手掛けているこの事案は、私共にとっても初めてといってもいい特殊なものなのです」(同)。

 確かに金融庁が『殺人未遂事件』の解明に直接乗り出すようなことはないだろう。ただ、この金融当局による銀行の不正融資を摘出することは、直ちにこの事件の解明にそのまま繋がっていくのである。そういう意味では、ここでいわれているように、金融庁の調査がこのような事件解明の決定的裏付けになるような事態は、これまでにない、『初めてといってもいい特殊な』ケースといっていい。

 「それだけ私共も力が入っている事案なのです」。

 この問題は、さらに川上社主に対する最高裁の判決にも関連してくる。香川銀行への金融当局のメスが速やかに入り、さらにその資料を要して、『殺人未遂事件』の一気解明に到れば、判決そのものに影響する。全ては、川上社主がこれまで報じてきた内容は、事実、ということになり、確定された判決こそ正反対であったということになるのだ。これこそ前代未聞の一大事というべきであろう。その一大事が現実になる日は近いはずだ。



  一課長の死を無駄にしてはいけない 愛媛銀行の不法行為を一気に暴け

 一方、これも本紙がいち早く報じた愛媛銀行において発生していた不正流用、横領事件である。

 これは本紙既報通り、同行湯築支店課長の自殺に始まった。この自殺さえ愛媛銀行は3ヶ月余りに渡って隠蔽していたが、本紙スクープによって渋々認めたのだ。

 「この自殺すら四国タイムズの報道がなければ、沙汰闇にされていたでしょう。恐らくその課長は心不全というような曖昧な形でその死を処理されていたはずです。それに併せて同行の不正流用が、全てこの課長に押しつけられた疑惑についても解明しなければなりません。すでにその調査にもわれわれは着手しているのですが、この疑惑も実に奥深いのです」(同)。

 発表の度に同課長が着服したとする金額が変動する、余りにも杜撰なディスクローズに金融庁も呆れ気味なのである。

 「四国タイムズ前号でも、『死人に口なし、で済ますのか』、というような恐ろしい文言がありましたが、私たちは、まさしくそれを追及しているのです。四国財務局の誰が見ても甘い業務改善命令や頭取や会長などの監督者処分も驚くほど甘い。しかし、真実は死者に押しつけられて藪の中、という金融機関にあるまじき蛮行です。同行は一応禊ぎを済ませた、というようなことを公然と言っているようですが、そうは問屋が卸さない。課長の死を無駄にしないためにも、イヤ、死者を汚さないためにも私たちは不正にメスを入れます」(同)。

 香川銀行にしても愛媛銀行にしても、第二地銀、いずれも県内第二行という強いポジションに立っている。これはイコール県民の信頼をそのまま背負っている、ということである。それらが金融機関にあるまじき不正や隠蔽などを重ねているのである。金融庁のこれら不正に対する排斥の思いには鬼気迫るものがある。愛媛銀行の不正が明るみに出る日もこれまた近い、といえよう。



  もはや金融機関の長としての資格を失った 阿南信金理事長はじめ首脳陣らの惨状

 徳島県の有力信金、阿南信金の場合もまた深刻である。それは換言すれば金融当局からのメスが今や病巣を切開するところまで来ている、ということである。

 「阿南信金の場合も四国タイムズのエビデンスを元にした記事が重点調査の契機になりました。理事長はじめ全ての理事がここを先途と不正を行い、あまつさえそれを封印するというようなことをしていることが調査によってハッキリしました。こうなると海外の例ですが、かつて悪徳銀行といわれたBCCI(’72年にパキスタン人によって開設された銀行。’91年に大がかりな粉飾決算が明るみになり業務停止命令が各先進国で発令され、そのまま消滅した)に勝るとも劣らない状態といっても決して過言ではありません。ほとんどの預金者、つまり同信金の債権者を裏切ったことになります。これを看過することはもちろん出来ません」(同)。

 同信金の不正については、これまでも本紙が追及しているのでここに詳細は記さないが、特に問題なのは、理事長自ら、不正の隠蔽などはいくらでも出来ると、言い放った件である。

 「確かに、同信金理事長は、周囲に、旧大蔵省の有力職員や地検検察官に知り合いがいるので、絶対に(不正が)明るみに出るようなことはない、などと言っていたようです。この発言は私たちにも聞こえてきましたが、われわれはそんなつまらない不正隠しなど意に介しません。こういう不穏当な発言が、むしろ私たち金融当局を刺激するとは感じないのか、それが不思議ですらあります」(同)。

 こういう輩が、堂々と一金融機関の長として預金者の大事な資産を預かっているのだから、この事実は文字通り背筋が寒くなる。もちろん同信金の不正解明も間近に迫っている。

 これら三つの金融機関で発生していた大がかりで、驚くべき不正、不法行為は、これまで繰り返してきたように、この先、続々と明るみにされ、諸悪は一掃されることになるはずだ。



  大きな山に迫れ 四国財務局への追及開始

 しかし、ここにもうひとつ、予断を許さないとんでもない事態が浮かび上がっているのだ。

 「それはズバリ、四国財務局が抱える問題です。今、徹底的に洗っている香川銀行、愛媛銀行、それに阿南信金、いずれも四国財務局の管掌となるわけですが、実は、当方が調査すればするほど、この財務局はこれまで何をしていたんだ? という疑問が出てくるのです。これだけの不正があって、そのうえ地元紙四国タイムズが勇気を奮ってこれら疑惑を指摘しているのに財務局はほとんど動いていません。先の愛媛銀行に対する業務改善命令も実は四国財務局が司ったのですが、その監査は余りにも柔らかい。一体どうなっているのか、この点は掘り下げていかなければならない重点事案なんです」。

 これはまさしく驚くべき事態に突入しているといっていい。四国財務局に地元金融機関に対するなにがしかの癒着であるとか、監査に瑕疵があったとすれば、四国の均治上に重大な汚点を残すことになる。

 さる金融通がいう。

 「地元紙四国タイムズが指摘し、さらに金融庁が目を付けた四国財務局については、前あるいは元局長に不可解ともいうべき疑惑があるのです。それは、一言でいって地元有力金融機関との悪しき癒着です。これはそのまま事件に発展するはずだ」。

 この金融通の言葉を受けて金融庁も、

 「各地方財務局と地元有力金融機関との癒着は実は発生し易いのです。退官後の天下りのポストであるとか、あるいは検査や監査の情実を加えてもらうとか、官と財の不正の温床とも言えるような状況が形作られていることは否定出来ません。特に今回の三つに金融機関に対する四国財務局の行動には注目せざるを得ないのです…」。

 示唆に富んだ証言であるが、これは実に重大なことである。

 「この財務局へのメスが、四国の金融機関の正常化を図る最後の段階になるはずだ」(前出・金融通)。

 今、香川を中心とした四国の金融事情は風雲急を告げている。もちろんこれからも本紙はこの先を驀進しながら、ビシャスサークル(悪の連環)≠容赦なく追及していく。



■ 金融庁、銀行改革への決意を四国で示すのか
    銀行内の声なき声に耳を澄まそう

 
 振り返れば、本紙は平成六年九月号から十年以上も、香川銀行大林一友会長の追及を続けていることになる。今ここに、愛媛銀行一色会長と阿南信金の佐竹義治理事長が加わった。

会長や理事長という地位にしがみつく三人の姿は、面白いほど共通していることが分かってきた。

権力が腐敗すれば犯罪が発生する。発生させた犯罪を隠蔽するために、新たな隠蔽という罪を犯す。

また、保身のための手口は、暴力団、同和、警察官、検察官、…などの名前を拝借することや、中には現実に不正融資先の暴力団からの発砲、それに名誉毀損という公訴権まで含まれる。

何はともあれ、金融庁の意気込みに期待したい。



  香川銀行内の不倫・暴力 告発は、改革意欲のメッセージ

香川銀行の香川雅俊経営改善室長は、一体なんの仕事をしているのだろうか。

本紙川上は、香川銀行の株主として愚痴の一つも言いたくなる。株主総会では発言を大幅に制限され、四国タイムズでの指摘にも「受け取り拒絶」となればどんな方法で改善を促せばいいのだろうか。

ここにきて、徐々にではあるが、香川銀行の内部も改革を望んでいることが分かってきた。

というのも香川雅俊経営改善室長と銀行内女子行員との不倫についての内部告発に続けて、今度は香川銀行内の「暴力沙汰」の投書があったからである。

ここで、まず他県の具体例を挙げてから、香川銀行について紹介する。

◇ ◇ ◇

キレる上司の社内暴力続発、警察に被害届も

 「態度が悪い」「仕事ができない」と、上司が部下をしかりつけるうちに、手を出してしまう社内暴力事件が相次いでいる。

 侮辱的な言葉によるしっ責など「パワーハラスメント」(職権による人権侵害)が社会問題化する中、直接的な暴力にエスカレートする(キレる上司)。

専門家は「刑事事件になれば、企業イメージへの影響はより甚大」と警告を発している。

 大阪府警によると、大阪市中央区の電話サービス会社で昨年12月13日、30歳代の営業課長が男性社員(28)の顔を手で殴り、1週間のけがを負わせた。社員はその後、出社せず、府警東署に傷害容疑で被害届を出した。

 暴力を含む「職場でのいじめ」について相談を受け付けている大阪府総合労働事務所は「泣き寝入りしていた部下が声を上げるようになった。警察に被害を訴えるケースは増え続けるだろう」と指摘している。

本紙への内部告発

◆投書本文 :

 私は現在、香川銀行本店に勤務している者です。この度、当行善通寺支店内にて発生した行員の暴力事件隠滅について告発致します。

 発生は、平成十六年七月初旬の夕方四時頃です。渉外チーフである××支店長代理が、当時、融資担当役席であった○○支店長代理に対して、業務上のミスを理由として胸倉を掴み、殴る蹴るの暴力を振るいました。
当時、支店長も次長も不在。窓口は営業時間外であったため取引先のお客様の目に触れる事は無かったものの、支店内の行員は全員目撃しているということです。女子行員の中には、余りの恐怖に泣出す行員もいたということです。

 支店長が帰店後、暴力事件発生についての報告と本部への報告必要性について確認するも、「詳細確認するまで一切報告してはならない」とのことであったようです。

後日、朝礼にて渉外チーフの謝罪はあったものの本店、警察にも報告せず。女子行員の中には恐怖から出社拒否を仄めかす行員もあったようです。

 人事部より、支店長を通じて関係者の事情聴取の報告が求められたものの、結果的には何の処分もなし。八月の異動にて被害者の○○融資担当役席は善通寺支店から他店に異動となりました。

 内部での不祥事について隠匿する体質は依然として全く変わらず、それも、組織的に隠匿することは決して許されない事です。ましてや暴力事件であり、二度目の業務改善命令を恐れるあまりの所業であることは間違いありません。

 香川銀行の行員として、今後も同じ体質が続く事に危機感を覚え告発しました。

「金融という特殊な職種柄、何事も白黒をはっきりさせるべき」と私は考えます。 

実名での告発も考えましたが、貴社で追求して頂くことにより、香川銀行に厳正な処分があり改革できることに期待して匿名としました。

 匿名では、信憑性が低いと思われますが全て事実です。貴社の正義の追及を期待しています。



  阿南信金と徳島県警の不思議な仲

ここに漫画のような話が二つあるので紹介する。

本紙が一月号で、

「佐竹理事長は、藤坂理事の替え玉

阿南信金は、藤坂銀行に成り下がったのか」を報じたところ、北寛47士の一人である多田・徳島北署元署長が、夜の飲屋街で、

「阿南信金を追及している四国タイムズの件は、もみ消すから徳島県警は相手にしない…」、「四国タイムズのナンバー2は、俺がよく知っているからなんとか押さえてやる」と豪語していたという。

なお、多田氏は警察を退職後、北野寛一氏の後釜で大塚美術館の警備主任を務めていたこともある。

もう一つは、阿南信金の藤坂菊市非常勤理事について。

阿南交通安全協会の会長、事務長のポストは、長らく藤坂氏と警察OBである武田氏の指定席である。この長期ポスト確保の種明かし。

阿南警察署に新任の署長が着任すると、交通安全協会の藤坂会長と武田事務長が二人そろって挨拶に行き、

「長い間、会長と事務長を務めているから、今期限りで辞めます」と申し出るという。

 新任の署長は、二人がポストにふさわしくないと思っていても、先に自ら辞めると言いだしたので、一応安心する。そして、その署長は異動し、新たに次の署長が着任する。

また、二人そろって…。

これを繰り返し、今に至っているというからお目出度い。




■ 愛媛銀行の対応が疑惑を深める
     横領自殺の裏側でなにがあったのか
 
 
昨年の十二月号、
「愛媛銀行湯築支店の横領自殺事件 本紙のスクープを見て投書」の情報提供者である磯部浅一氏から、その後の状況を投書してくれたのでここに紹介する。

 昨年十一月、自殺した福井の横領事件発覚で朝日新聞やテレビ等でも報道され、今までの社史にも先例の無いような汚辱もろともせず、時が過ぎれば皆忘れる方式で、頭取、会長ら幹部は誰一人として責任を取らず、現場の支店長と同僚課長を更迭、降格したのみであり、言い訳のようにした担当役員の処分が、役員報酬の20lの2ヵ月減俸とは、行員を馬鹿にしているのみでなく、何も知らず突然夫を父を失った福井家族の怒りと嘆きは察するに余りある。

福井が私利私欲のみで、あの大事件を起こしたとは小生には思えない。彼が全てを着服使用したのなら彼一人に責任があり、死もやむを得ない。

しかし、朝日の報道の通り、数社に横領の資金を貸し付けており、内、一社は資金を受け取ったことを認めているが、他は、認めていない。

横領全額を福井が使用したことも証明できない、他へ転貸したとか、転貸先も確認できない。これで家族に弁償を請求したり、行内で償却したりできようか。

当事者死亡、調査不能、解明不可能では済まされない。司直の手による解明が当たり前でないのか。それとも、触れたくない事でもあるのか。

人格高潔、人徳厚きコンプライアンスの具現者である頭取の指示でなく、君側の奸が速やかに適当に処理、幕引きをしたいが故なのか。

組織の引き締め、箝口令、支店長による行員の家庭訪問、人事部による行員個人預金口座移動の監視、内部情報を漏らさないという誓約書の全員提出、行員借入の保証人(親と妻)規定化、極め付きは頭取自身による社内ビデオでパート以下全員に不祥事を起こした者、内部情報を漏らした者は自ら直々に処分すると堂々と訓辞を行ったのである。

貴紙ごときは、当行からすれば何を書こうと、コンプライアンスマニュアルにある「エセ右翼」であり、相手にするべき存在ではない…。

銀行に解明の意思無き状況において、小生は貴紙の情報網による解明を期待するものなり。

◇ ◇ ◇

驚くほど、香川銀行・愛媛銀行・阿南信金の三社に符合したことがある。

それは本紙を「エセ右翼新聞」として扱ったこと。



■ 香川県警の捜査放棄と冤罪捜査(その23)
    鉄パイプ襲撃の事件潰し・腐敗警官の尻尾をつかむ
 
 
先日、神戸地裁に申請していた、鉄パイプ襲撃事件に関する、警察官作成の供述調書が本紙に届いた。

主犯・川井則之の担当は、香川県警察本部刑事部捜査二課の巡査部長・土草俊二。

襲撃実行犯・主役の西岡誠二には、同じく捜査二課の巡査部長・栗田武男。襲撃実行犯・脇役の木村重利には、同じく捜査二課警部補の臼杵純一が担当した。

この紙面で扱っている、香川県警腐敗組のしでかした巧妙なカラクリもここに来て、やっと全貌が見えてくるのではないだろうか。発砲と鉄パイプ襲撃事件を、時効という名の捜査打ち切りで終わらしてはならない。

さいわい、腐敗警官が検察に送致したこの事件は、「嫌疑不十分の不起訴」である。



  広沢と癒着している警官が、時効用に作った供述調書

 鉄パイプ襲撃犯・山中敏勝の替え玉である西岡誠二を取り調べた、県警本部捜査二課・栗田武男巡査部長が作成した供述調書から抜粋してみる。

覆面についての供述

…その後、私は自宅の部屋で、木村と二人で、川上の車を襲撃する相談を始めたのです。

最初は私が木村に対して、

「顔を見られないようにするには、目出し帽がいる」

と言いますと、木村は、

「自分は持っている」

と言いますので、私は、

「俺はないが、目出し帽を買うと足が付くかも判らんので、何かないか」

と聞くと、木村が自分の車まで行って、戻ってきて

「これで作ったらどうな」

と言って、木村は私に、

腹巻か、ちじんだセーター用のもの(色不明)を持ってきて、私に渡してくれたのです。

そこで、私はそれを手にすると、

「上下に伸びちじみするもので、上部を一ヶ所括り、目の部分だけ切り抜けば目出し帽になる」

と思いましたので、それを使用することにしたのです。…

襲撃現場の供述

…すると、30分位その場所でライトを消して待っていると、川上の車が専用道路を登ってきましたので、私は川上の側面に、自分が運転していた車の前部をぶつけて停車させて、車からおり、川上の車のボデーや窓ガラスをボコボコに鉄パイプで叩き壊したのです。

その後、私と木村はスターレットに乗り込んで逃げようとしたところ、川上は自分の車を急にバックさせて、ジグザグ運転で坂を下っていきましたので、私も車を発進させて、その川上の車の左横を擦り抜けて、逃げようとしたのですが、川上の車と衝突してしまい、そのまま私達が乗っている車はその衝動で道路の左端に飛ばされ、車輪が横の溝に落ちて動かなくなり、木村と私は車をその場に放置して、走ってもう一つの木村の車に乗り込み逃げ帰ったのであります。…



  鉄パイプ襲撃直後、本紙が掲載した襲撃状況

一月十九日の午後八時半頃、

川上・本紙社長がクルマに妻と長男を乗せて帰宅途中、県道から幅員の狭い山道に入って、南へ約三百bぐらい上った時、道路の西側で待ち伏せしたらしい白っぽいクルマが、急に飛び出し、右側のドアをいっぱいあけたまま突っかかってきた。

そのドアが、社長のクルマに引っかかってガンガンと、ものすごい音をたてたので、社長も、あわててクルマをとめた。

その瞬間、相手のクルマから飛び出した茶色の目出し帽で覆面した男が素早く、社長のクルマの後から回りながら左側の後部座席の窓ガラス、助手席の窓ガラスを鉄パイプで叩き割って前部に回り、フロントガラスをメチャクチャに叩き割った。

 一たん、外に出た社長は、危ない。殺されるかも分からぬ。我が身と家族の危険をひしと感じ、相手の魔手から逃げるべく、必死になってクルマをバックで下っていった。犯人のクルマは、突っかけながら、執拗に追ってくる。

約百b下れば通行止めチェーンが設置されている。

その手前四,五bぐらいのところで思わぬ異変が起こった。

 社長のクルマの前部の端がぶつけられたので激しくスピンし、なんと、九十度回転し、前方に向いた。

天の助けか。

社長は、通行止めチェーンの半分あいているところをうまく通り抜けて突っ走った。

犯人のクルマは、ぶつけたはずみで、西側の側溝に突っ込んで脱輪したようだ。

◇ ◇ ◇

まさか腐敗警官は、本紙川上が時効前に供述調書を手に入れるとは夢にも思わなかったことであろう。



  若林組・川井則之の供述調書、使用者責任で五代目組長を巻き込むのか

 発砲と鉄パイプ襲撃の現場指揮者である五代目山口組・二代目若林組川井則之本部長を取り調べた、県警本部捜査二課・土草俊二巡査部長が作成した供述調書から抜粋する。

…尚、3年以上前のことであり、覚えていないこともたくさんあり、西岡や木村さんとの供述と食い違うところもあるかもしれません。

しかし、否認しようとか自分の犯した罪を少しでも逃れたい等という気持ちからではなく、本当に覚えていないことを判ってください。…

私は、私の身上調書を作成してもらった時にお話ししたとおり、現在 五代目山口組二代目若林組 本部長

という肩書きを持った極道者であり、■歳の頃から、若林組傘下組織に入り現在に至っているのです。

そして、今回の窃盗事件を起こした 平成12年1月19日の時点での私の肩書きは、若林組が二代目体制となる前の五代目山口組若林組 若中(若林組直参組員)でした。

まず、今回の窃盗事件を起こした動機を話す上で、極道とはどういうものかを理解して貰う必要がありますので、先に極道組織等のことについて説明します。

私が所属しています山口組若林組について説明しますと

五代目山口組というのは、

神戸市灘区に総本部事務所を構え、全国にその傘下組織を抱えている、日本最大の極道組織

若林組というのは、今説明した五代目山口組の下部組織(二次団体)で、高松市東浜に本部事務所を構え、香川県下に傘下組織を抱えている、香川県下最大の極道組織…

◇ ◇ ◇

あの時、盛力健児会長との出会いがなく、もし五代目の使用者責任の訴状を取り下げていなければ、…。

想像すれば、ゾッとする。



■ 本紙への拳銃発砲、実行犯に川原豪容疑者が浮上
 
正月明けの九日朝、香川大学横の歩道で、衰弱して飛べなくなっていた「メジロ」を捕まえた。助けるためである。「キジ」は喜び事でめでたい、それなら「メジロ」は目出度い事そのものであるから、今年はなにか良いことがあるぞと家族が話していた矢先、電話が鳴った。

「川上さん、どうして鉄パイプ襲撃の山中については書くが、拳銃を発砲した川原の名前は書かないの、なにか事情があるの、…」と東京訛りの早口で電話があってすぐ切れた。

川原…、若林組の川原豪の事ではないのか。

川原豪となれば本紙川上も心当たりがある。二代目若林組森組の川井や山中、それに市田らの弟分で、先代若林組長夫人の専属運転手ではないか。

それに、平成十五年二月五日、本紙川上は川原を恐喝容疑で高松北署に告発したこともある。次に「告発の事実」を記述してみる。

…平成十五年一月十五日午後九時三十分頃被告発人川原は、高松市瓦町の料理屋「とき」に宇都義行を呼び出した。川原は二代目若林組川原豪の名刺を宇都に渡し、

「あんたが関係するゲーム喫茶を摘発することが決定し、今ならもみ消せるのでカネを用意しなさい、警察の方針では、平成十四年の十月頃摘発の準備が整っていたが、事情により遅れていて、今、摘発の方針で県警は準備が完了した。

情報によると、間近に実行するとのことである」。

宇都は、関係者や自分の営業(風俗)に影響があることを極度に恐れ、且つ暴力団の名刺を渡された事から、「解りました。いくら用意すれば良いですか」と言ったところ指を四本立てた。…

◇ ◇ ◇

平成十四年十月二十日、鉄パイプ襲撃犯の山中敏勝は、予期しない拳銃暴発事故で逮捕された (替え玉依頼後)。

「発砲犯は川原豪」という情報、メジロが目出度い話を運んでくれたのだろうか。



■ 官製談合で巧妙なカラクリ
    指名入札に、土木部が法解釈も歪める

 
井竿助役が本紙川上に、

「いつでも、降ろしてくれたらいいのに、…」(助役を辞めさせられるものなら、辞めさせてみたらいい、できないだろう)と宣戦布告したのを受けて、先月、高松市特報を出した。

「高松市職労組合の元委員長 裏市長・井竿助役の仮面を剥ぐ」がそれである。

市民や市職員からの反響が凄い。捜査機関からの励ましや評価もあった。

巧妙な井竿助役の悪知恵に対抗するには、健全な市職員の協力を得て、すべての機関が連携して取り組む必要があるのではないか。

さいわい、国や地方自治体の職員が入札予定価格を業者に漏らすなどの「官製談合」を防止するため、03年1月に「官製談合防止法」が施行された。すでに適用実績も、北海道岩見沢市と新潟市の二例ある。

高松市の改革には事件化という「大ナタ」しかない。



  福祉法人「さぬき」の補助金詐取 京都の「莫設計」と野口園長が結託

 昨年、新潟市の官製談合で市職員幹部らが逮捕され、談合などの手口による公金詐取事件が、にわかにクローズアップされてきた。

時代の流れを汲み取る意味で事件を扱った新聞を引用する。

「公取委、抑止へ新手法」

 独占禁止法で刑事告発できなかった新潟市の官製談合が、ついに刑事事件に発展…。

 任意検査しか認められていない公取委にとって、独禁法に基づく刑事告発は、証拠収集などで極めてハードルが高く、今回の事件では業者間での談合自体を告発できるまでの証拠や供述を集められない。

 しかし、市役所幹部の関与には明確な証拠があった。公取委は6月、刑事訴訟法239条「(公務員が職務で)犯罪があると思料するときは、告発をしなければならない」(告発義務)により公取委幹部個人がゼネコンと市の関係者を告発することも検討した。

 刑事事件の立件に向けて強い意欲を持つ公取委は7月、改善措置要求書に幹部名などを明記。同法の適用は北海道岩見沢市の事件(03年)以来2例目だが、前回は市側の個人の名は記されていなかった。検察側は、公取委の意向をくみ取って調べを進めていたとみられる。

 今回の手法は官製談合への大きな抑止力になる可能性がある。(04年10月18日付毎日新聞)

◇ ◇ ◇

さて、高松市の官製談合に話を戻す。

発注者は、社会福祉法人「さぬき」の野口尚義園長。野口氏は高松市社会福祉部長を平成四年に退職して、同福祉法人に再就職。

設計業者は、京都に事務所がある「莫設計」の松村正希社長。

社会福祉法人が国庫負担(補助)で施設を整備する場合には、補助金扱いの条例で厳格に規定されている。

(交付の条件)5・(カ)、法人等が事業を行うために締結する契約については、一般競争入札に付するなど都道府県又は指定都市若しくは中核市が行う契約手続きの取り扱いに準拠しなければならない、とある。

「さぬき」の場合、この条件を満たさなければならず、公共事業と同じように扱う必要があるのである。

工事名:特別養護老人ホーム玉藻荘新築工事・実施設計・工事監理業務委託。

入札日時:平成十六年六月二十九日。

入札指名業者は、

@共同設計(大阪)

A斎賀建築設計(観音寺)

Bタカネ設計(高松市)

C地域計画建築(京都)

D莫設計(京都)

E真鍋令建築設計(丸亀)

F三島建築設計(高松)。

基本設計については、補助金導入前であるため、随意契約でもなんら差し支えない。

ただし、補助金導入後は、公共工事扱いに準じて厳正に入札手続きを進めなければならない。国民の税金を受け入れるとなれば当然なこと。

問題はここである。

入札当日、タカネ設計の山上社長が、

「発注者の方で、落札業者はすでに決めているので、協力をお願いします」と指名参加業者に入札金額まで指定したと言うではないか。

結果、京都の「莫設計」が、

二千九百四十万円で落札した。

その後、問題を抱えながら、昨年暮れの二十八日、市役所の仕事も終えた御用納めに新築工事の入札が行われ、異常な事態の中、予定価格満額の十億六千九百万円で大成建設が見積もり徴収によって応札したのである。もちろん複雑にカムフラージュしたことは言うまでもない。

井竿助役の高松市政に幕を閉じるためには、官製談合の事件化しかないのである。



■ 福祉法人の「吉祥」と「さぬき」
    補助金詐取の手口に、井竿助役の影

 
井竿助役の特報を出して、次々と電話が鳴った。

その内容は、本紙が三月号に掲載した

「ケァハウス『吉祥』に補助金水増し疑惑 口利きは、木村義雄代議士か(元厚生副大臣)」の件である。

「四国タイムズの記事では、高松地検特刑部が扱っている四国労働金庫の横領・詐欺事件が起訴されたら、
すぐにでも『吉祥』が事件化するのでないかととれるが、どうなっているのか…」というものであった。

念のため、もう一度検証してみる。

昨年七月の本紙記事。

四国労働金庫は、昨年の二月からの裏金プール問題に続いて、新たに男性職員(黒川)がオンライン端末を不正に操作して同労金から二億近いカネを横領していたことが分かった。不正に送金した先は、知人の昭和工業(市内西宝町)・新池省三社長で、横領した金は事業資金に使われたようだ。労働金庫の元職員は、新池社長が借りた約三千万円の連帯保証になっていて「知人の会社が倒産すれば自分が債務を背負うことになるから」と動機を語った。…

政治力を金の捻出に悪用する国会議員といえば、木村義雄代議士。木村嘉巳県議といえば、…平賀博文副支部長がいた。…なぜか、同年八月一日、社会福祉法人「吉祥」の認可申請を増田高松市長に申請、約二ヵ月後の十月十九日に福祉法人の認可が決定。

法人の認可が決定されると同時に、平成十三年度高松市社会福祉施設等施設整備費等補助金を平成十四年一月三十日に申請している。二ヵ月後の三月二十九日に補助金交付が決定。

 今回の、福祉法人「さぬき」・野口園長の補助金詐取は、「吉祥」・平賀理事長とは同根で、井竿助役で結ばれていることは間違いない。



■ 高松地検・立石特刑部長の捜査中止
    裁判官の逮捕状に不備、どう違うのか

 
「裁判官、逮捕状に不備 
押印忘れ逮捕状2件執行」

…検察庁が気付き、大阪地裁に連絡して発覚した。

逮捕状に効力はなく、逮捕自体が無効となる。同地裁はミスの経緯について調査を急いでいる。…

裁判官2人は裁判所書記官の出身で、いずれも60代のベテランだった。同地裁では事実関係を調査した上で、2人の処分について厳正に対処するとしている。

逮捕状は警察や検察からの請求を受けた裁判官が、捜査当局から提出された資料に基づき、容疑者が罪を犯したと疑われると判断した場合に発付する。

刑事訴訟法200条では、逮捕状には容疑者の名前や住所、罪名、被疑事実などを記載するほか、逮捕状を許可した裁判官が記名、押印することが定められている。押印漏れのある逮捕状は同条違反にあたる。

執行した場合も効力がなく逮捕自体が無効になる。

「地裁所長『遺憾』」

大阪地裁の鳥越健治所長は「被疑者の人権に関わる過ちを引き続いて2度も起こしてしまったことは極めて遺憾である。被疑者を始め、関係者にはおわび申し上げたい。今後このようなあやまりを起こすことのないよう、裁判官を含め職員を厳しく指導する」との談話を出した。六日付朝日新聞。

法手続による「不備」という重大性を、改めて考えさせられた記事である。

裁判官の不備が女性の覚せい剤取締法違反や、男性の窃盗容疑ぐらいで問題にされるのであれば、殺人未遂事件での検察官の不備はどう考えたらいいのであろうか。

ここに殺人未遂罪で、平成16年8月16日に告訴、告発したのに対して、同年12月15日付の処分通知書がある。

発付者は、高松地方検察庁の検察官で、「記名なし」、押印は「立石」と思われる。

処分区分は「中止」、被害者である告訴人から一度の聴き取りもなく中止であった。

告訴人は安西邦治、告発人は本紙の川上道大で、同じ若林組関係者から鉄パイプで襲撃された被害者でもある





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